ネタバレ・感想ありおしえて僕の神様【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】のレビュー

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ネタバレ
2025年2月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ とっても良かった。優しいお話。
かみさまって出てきたとき、もっと怖い話になるかと思ったけど、お母さんがちゃんとした人で良かった。
酷くしてって言われても、ふたりですることだからって言えるケイはかっこいいなと思いました。
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着地点が素晴らしい
ネタバレ
2024年11月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ *ずっと読みたかった作品、ようやく読めました〜良かった!すごく良かった。
実はすごくシリアスで深い問題なのに、ほんのりコメディタッチを交えながら、でも軽くはし過ぎず、絶妙な塩梅で描き切ってくださった。ジワっとくる作品、ありがとうございます。
うん、神様の仕事は神様に任せたら良いんだよね。生身の人間が、しかもこんな青春真っ盛りの男の子くんがやることじゃない。おかーさんもちゃんと気づいてくれて良かった(若干遅い気がしなくもないけど)。
まこくん慧くんと一緒に真人間として自分の人生を謳歌して欲しいな。慧くんもまこくんと一緒に幸せになれ!!!
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面白さと切なさが共存していて良かった
2024年11月7日
初読み作者様。神様っていうからファンタジーかと思いきや違ったのも予想外だったし、結構切ない部分もあって最後まで楽しめました。幸せになって欲しいです。
初読み作家さん
2024年8月11日
初読みの作家さんです。ストーリーがユニークな雰囲気が思います。展開がおもしろかったです。絵が好きです。
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人の心を救えても。。。
ネタバレ
2024年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 真心はすごく優しくて自分が救うことができる人たちがいるなら、自らを犠牲にしても良いと思っていたようだけど・・・慧と気持ちが通じたことで自分が幸せになること、慧を幸せにすることが一番大事なことだと気づいたんだろうね。慧と別れてまでかみさまを続けようとしてたけど、慧のおかげでかみさま、救われたね。よかったよ。
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思いがけず素敵な話でした!
2024年5月6日
初読み作家さん。
あまり見たことがない切り口の物語面白かったです。

中学から仲良しの親友DK二人、慧と真心の話。

一話目から面白くて、メンヘラホイホイで'天使で悪魔'を地で行く真心に翻弄される慧との話は、クライマックスに向かう展開が見事◎
野原で寝転ぶシーンが印象的でした。泣かない真心が涙する時はいつも慧がいてくれるイイ関係で、しっかりオトナになろうとする慧の心意気も好印象。ナチュラルな台詞もイイ!!

このまま二人で幸せになれ〜と願っていたら…別冊で番外編同人誌「なめらかなせいかつ vol.1」の配信がありました←これもイイんです
スパダリに成長していく攻め
2024年4月24日
高校生同士、ケイとマコの話。瀧本羊子さん初めてで、レビューの良さに惹かれて買いました。重そうかなって思ってたけど、読んだらコミカルで可愛くて楽しくてびっくり。そして絵が良い。大好きな絵。終盤は重い話にもなっていくんだけど、マコのぶっ飛び具合とケイの男前っぷりに重い気持ちも吹き飛ぶな。マコの苦しみ、読んでてキツかったな。ケイがさ、大学生になって、大人になったら自分がどうしたいかを言う責任があるって悟って、「俺たちのことだ!俺たちの!」ってマコの元に向かうところ、あそこ痺れた。ケイはマコと一緒にいてどんどん成長してて、そしてこれからももっと成長していくんだろうな…世界一のスパダリになるな…超有望株だ。
生半可でない神さまのモダモダ
2024年1月24日
いやぁー、面白かったです。
付き合いたてから愛が問われているようで、
一方で何が自分の幸せなのかも問われていて、
慧と真心がどんな答を見つけるのか
興味深く読みました。
慧なら分かってくれるからと
神さまを選んだ時点で
真心は本心ではない方を選択したワケで
誰かに求められることは幸せなことでもあるけど
そこに自分の心がないと
どこかで歪みが出てきてしまうのでは…と
内心ハラハラしたのですが
慧の救世主ぶりに大きく安堵しました。
個人的には真心のお母さんを
ヒールな目では見られなかったです。
自身の拠り所、神さま、だけど息子としての幸福
お母さん自身も葛藤していたように見え、
何より営利に走ってないし
慧くんを受け容れてるところで
息子の逃げ道を作ってあげてたのでは?…と。
その後、お母さんも幸せになれたらいいなぁ。
それにしてもJK天使!
いいねを連打したくなりました(笑)
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誰の気持ちを優先するか
2024年1月17日
可愛くておしゃれな表紙に惹かれて、試し読み。からの、結末が気になって購入です。初めての作家さま。慧くんの真心が大好きな気持ちと、真心が果たそうとしているお約束と全部含めて男気ある決断、行動がもうっ!素敵っ!こんな高校生いる? 真心の誰に対しても、何に対しても誠実な接し方の理由もよくわかる。けど、自分の気持ちにも誠実になってーと、応援してました。「見殺し」という言葉を使って、信者さんたちのことを悩んでいた真心。でも「見殺し」という言葉で、慧くんと向き合うことができた真心。これから、人間としての真心の時間を楽しんでほしいー!同人番外編があるようなので、そちらもチェックします‼︎
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しみじみよかった、攻めが本当にいい男
ネタバレ
2024年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一番言いたいことを先に言いますと「攻め、人格者すぎる……!!!!!!!!」です。

かみさまなんて薄暗いカルトなのかな〜とハラハラしましたがお母さんが「真心が嫌がることはしない」と言い切ってくれて、かつ、スピリチュアルではなかったのでそこは安心しました。でもやっぱり、ただただ人の話を聞いて寄り添って親身になってあげることで様付けで呼ばれて祭り上げられるのは異様ですよ。
人の寂しさ、ぽっかり開いた穴を話を聞いて、欲しい言葉をあげて埋めてあげている真心なんですけどやっぱりそれって本当に穴が埋まるわけではなくて誤魔化してるだけなんだと思います。寂しさも苦しさも抱えて生きていくのが人間なんだから……。

もともと真心は優しい子ではあるけど、根っからの博愛主義者というわけではないんですよね。だから彗を好きになって彗だけが特別になった結果、多くの人に親身になってたそれが出来もしない約束で、期待させただけということに気づくのがつらくて、でもその責任を一緒に背負おうって言ってくれる彗がいて……。本当にいい男だよ彗は〜〜〜!!! 宗教みたいなのとか引くよね?って言う真心に「引かねーよ」って普通に答えられる男、彗……すごすぎる。

彗とのやりとりで自分自身の「わがまま」に気づいていくのが「かみさま」ではない「人間」の真心を取り戻していく過程に見えて、よかったなぁ真心……とじんわりします。真心のほうがキスしたりエッチなことしたりしたい!っていう欲が強いのも良かったです。だからこそ、信者の人たちを見殺しにしてしまうと怖くなったんだと思います。でも!そこで!彗がそこを飛び越えてきてくれたのがすごく良くて……!俺たちのことだから俺たちで考えよう!って言ってくれるのが……!本当にいい男だ、彗……。攻め厨私、放心状態です。最後二人が楽しく暮らしてくれててよかった……めちゃくちゃ面白いのでみんな読んでくれ……!特に攻め厨……!
かみさまって…
ネタバレ
2023年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ “ラットハンター”が好きで作家買いです!ファンタジーの神様かと思いきや…お母さんの期待や願望が真心をかみさまにさせてしまったことがとても悲しかったです。自分の気持ち、慧との幸せを選んでいいのだと思えるまでの真心の葛藤や心理描写が丁寧でグッときちゃいました。書き下ろしも可愛らしくてよかったです!やっぱり好きな作者です。
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誰の心を見殺しにするか
ネタバレ
2023年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 深かった。。。
普通の学生×神様扱いをされる同級生。
可愛さの中にヤバさの有る表紙に惹かれジャケ買い。
ファンタジーな神様じゃない、人が人を救済する“業”の深さがリアルに描かれていた。
2人とも素直で良い子だからこそ、悩んでしまう所、すごく可愛くて切なかった。
大人でも「できる事」と「やりたい事」を天秤にかけるのは難しいと思うので。
泣いちゃう真心にキュンときます。
約束や救済より、一時でも救えたという“徳”で、気負わずに幸せになってほしい。
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なんか凄い
2023年1月27日
神さまって?!突拍子の無い展開に引き込まれた。ほのぼのした作風の中、終始、真心のこの子の幸せは?って、切なかった。自分自身の幸せを願って欲しかったから彼の決断が嬉しかった。彗のおかげ。
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神様とは
2022年12月9日
なんというかBLなんですが、完全にBLなんですが、BLな部分だけでもかなり大満足なんですが。カミサマて…しかもこんな感じ…新し過ぎです!そういう場合もあるのかとちょっと衝撃でした。個人的にあまり人間のカミサマには胡散臭さしかもってないのですが、こういうカミサマは多少居ても良いんじゃないかと思ってしまいます。もちろん最終的にカミサマに縋らず生きていけるようになるのが良いですがね。
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一人を選ぶかみんなを選ぶか愛の選択の物語
2022年9月6日
哲学的な深さで進んでいく物語なんだけど、
でも簡単にいうと、きっと誰しも一度は考える『一人を選ぶか、みんな(全体)を選ぶか』という愛の選択のお話です(^_^)
その選択の答えは…。
とても素晴らしいと思いました。
神様の選択
ネタバレ
2022年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前、単話で少し読んで結末が気になっていた作品。タイトル忘れてしまい探せなかったのですが、こちらの単行本をたまたま目にして試し読み、これだ!と確信、即購入しました。“神様”とかパワーワードで好みあるかもしれませんが、恋に人生に悩める真剣で可愛い男の子達のお話。数学が苦手だったり性欲もある、マコはしっかり普通の部分も持っている子であり、慧がそこをちゃんと見て好きでいる事が救いで、とても良かったなぁと。大きくなる慧の存在と“神様”でいることの両立に悩むマコに向けた慧の言葉が、ずっしり重たい。でもその重たさは、マコの全てを背負う覚悟を決めた重たさでもあり、何が言いたいかというと慧が本当に男前!!母親もマコ自身の幸せを願える人で良かった。巻末も良かった…天使ちゃん(美術系、納得!)に2人の可愛い年越し。普通にBがLしてると嬉しくなりました。
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んー、
2022年7月2日
なんか面白い漫画なのは間違い無いんだけど私的あんまりハマれなかったなって感じです。感想もあんまり出てこない
特別な人の特別とは…
2022年6月17日
BLの世界ではよくたった一人その人だけ特別な人がでてきますが、この話はその特別な人がありとあらゆる人達の特別だったらどうする?求められる人の辛さみたいなものが強い説得力でかかれていて読んでいてなんというか…(クソデカ感情)心が洗われるので邪気に溢れてるなってときにぜひ読んでほしい。
きっと何度も読み返す。
2022年6月14日
BLとしてだけでなく人間ドラマとしても面白く読めました。宗教というややシリアスなテーマもあって話の展開にドキドキするうえに、登場人物の心理描写に説得力があるので読みやすくページをめくる手がとまりません!
これからの2人の日常がもっと読みたくなりました。
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最後ちょっとだけ悲しくなった。
2022年6月13日
シロツメクサの花言葉には「約束」というのがあるそうです。作者様に意図があったかは分かりませんが、このお話に合った花言葉だと思いました。約束で心を縛り選択肢を奪っていく。信仰心も加熱すれば過激な依存症になり、約束は更に絶対的になってしまう。シロツメクサには「復讐」という花言葉もあるそうで、真心が約束を果たせなかった事に胸を痛め苦しむ様子がこの花言葉を表しているように見えます。真心が受けた心の痛みが復讐なのだとしたら、その痛みを感じる事で報いているのかもしれない。悲しい…。慧との約束を新たに2人へ幸福の訪れをを願っています。
人間が神を救うお話。優しさって何?
ネタバレ
2022年3月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ リアル神でなく新興宗教の教祖が博愛か偏愛で悩み、自分を犠牲にして他者を救う使命を捨てる事に葛藤する話。宗教ってなかなかな地雷持ってきたなぁと思います。他人を沢山救済してきた真心(このネーミングもね考えさせる)を慧がその世界から救い、自我を目覚めさせる話に思えました。これってマインドコントロールから抜けさせるのに似てるなぁと思った。私は常々強さと本当の優しさは共存してると思ってるんですが慧こそ真の優しさでは?慧の俺の事は見捨てるの?のセリフは納得だし、結局真心みたいに自分自身すら幸せに出来ない人は愛する慧どころか誰も救えないと私は思うから、歪な世界から抜け出せて良かったなぁ〜。責任を持たない優しさはエゴ。他人の優しさだけ貪るのはクズ。お互い無い物を補っていってこそ関係が発展するし救われるんでは?お話は独特で人を選びそうだけど読んで損はない。
単話でも
2022年2月15日
単話で買ってたので書き下ろしが読みたくて購入。日常の書き下ろしだったので物足りない。もっと二人のイチャイチャが読めると思ったのにー!!ただそれでもこの二人は可愛いので星5。攻めが特に好きでした。作者様にはまたぜひBLを描いて欲しいです。
なんかすごい
2022年2月10日
なんかすごい設定だと思いました!深いな〜なんか、世界観が凄くて、ただ単純にキュンキュンしました!みたいな感じではないずっしりした内容でした。2人は好きでした!
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良かった~!
ネタバレ
2022年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 神様、ってタイトルと表紙絵がちょっと怪しくてあんまり期待せずに読んだらすごく良かった!
BL色はあまり強くなく(軽く絡みはあるけど)結構あっさり両想いになってからの二人を中心とした人間模様メインだった。
BLとしてじゃなくてもオススメしたい!
慧と真心のゆるめなやり取りにいつの間にか引き込まれる。
独特なタッチの絵で、慧はかっこよく真心はかわいく周りの人も個性が出てて読み応えある。
前半はふわふわ幸せ、後半はハラハラするけど結果幸せ(ちょっと強引に)で、二度おいしい。
慧は真心をずっと離さないでいてあげてほしい!
天使ちゃんも好き!!もっと後日談とか見たくなったな。
表紙の毒々しさ
ネタバレ
2022年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作が面白かったのでこちらも楽しみでした!
神様だけどファンタジーではない。ではないからこそ神様の存在の異質さが際立ってただのラブストーリーにはさせない、というよりはならないんだろうな〜。
いい意味で気持ち悪い雰囲気が出てしまう作風がまた見れて嬉しかったです。

真心と慧だけ見ていると可愛いDKの恋のお話。
両想いになってエッチな事もしたくてキャッキャしてるのが可愛い!!!
それを見ているからこそ何でも受け入れて来た真心が背負った物の重さに気付いて行く過程が本当に苦しかった…。
しかし令和のスパダリ(先生談)慧が素晴らしい。
慧が真心に突きつけた選択。それはとても残酷だけど潔くて、決して1人にはしないという決意が見えた!上手くいかなくても考える事をやめない、大事な人を手放さないという真っ直ぐな気持ちがグッと来ました!
人の気持ちを背負うって簡単ではない、でも真心の気持ちも間違ってなかったと思う。
人間の弱くて脆い部分もしっかり描かれているけど、前向きなエンディングがとても良かった。
書き下ろしもめちゃくちゃいい!!!天使ちゃんの名言泣ける!!!
読後感はとても爽やか!面白かったです!
うーん、深いな。
ネタバレ
2022年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家様です。タイトルからファンタジーな神様の恋かと思っていたら、教祖様的な存在の神様でした。あぁ、しまった。そっちかぁ…と思いましたが、なかなか深くて良かったです。
心優しい真心は、人の心を癒す不思議な魅力を持っている。真心に恋をしている慧は、秘密を打ち明けられて…
仕事的なものとして『かみさま』のお務めをこなしている真心ですが、誰にでも平等で居られる事はとても難しい事。みんなの神様であることを使命としてその道を選ぶとするならば、一人の大切な人を傷つけたその人の心の穴は、誰が埋めるのだろう。一人を選ぶ事で、たくさんの人を悲しませる事に罪悪感があるように、その逆もまた同じだと思うのですが、真心の葛藤がよくわかります。どちらの手を選ぶのか…
真心を頼る人達に守れない約束をしたと自分を責めるけど、そもそもそんな約束は最初から出来ないよ。人間なんだもの…限界がある。人は神様にはなれないんだから…心に穴が開いた人を、自分の力で埋めきれるなんておこがましいかもしれない。少しでも力になれたらいい、ってぐらいでちょうどいいんです。良い方へ傾くのも、悪い方へ傾くのも、結局のところ自分次第なんだと思います。
真心自身、自分の気持ちを押し殺して。みんなの神様であろうとする姿が痛々しく感じます。じゃあ、真心の心は誰が埋めるのだろう…となるわけで、誰かのために犠牲になる事は美しい話ではあるけれど、それで自分の人生を生きてるって言えるのかい?
大切なものを見失ってしまいそうな真心の手を掴んだ慧がとても素敵でした。自分の人生は自分のもの。慧のお母さんの言葉が心強いなと思いました。
なかなか深いお話で、自分ならどうするだろうと考えて、答えは見つかってなくて、真心の葛藤が身にしみてわかりました。でもやっぱり、大切な人と一緒にいる幸せを選んでしまうんだろうと思います。

作品を選んで、知ってるお名前があるとなんだか嬉しくなりますね。
慧を推す
ネタバレ
2022年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物凄く面白いです。
DK2人が、真剣に考え、迷い、決断する、尊い恋のお話です。
新興宗教の神様をしている真心ちゃんと、そんな真心ちゃんを側で見守り、支え続けた慧。
ふたりの関係が変わろうとするとき、彼らがどんな決断をどう下すのか、是非沢山の人に読んでほしい!!
そして完全に、慧推しです…。
気の抜けた、でもとんでもないスパダリくんです。是非真心ちゃん共々彼に心を奪われましょう…。
信者になる!
2022年1月15日
これまでに無かった視点のお話ですごく面白かった!まず読んでみて下さい。
そして真心(もしくは瀧本先生)の信者になると、ここで長いレビュー書くことになります(笑)
私はレビュー短いですが信者です😍
買ってよかった!
ネタバレ
2022年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっとレトロな表紙に惹かれて読んだら想像してたのと違った。
自分自身の優しさに自縄自縛になる受の苦悩や優しい彼氏に徹することでジレンマを抱える攻。2人の優しすぎる言動一つ一つが切ない。
愛する1人のためにその人以外を切り捨てることはできるのか?という選択を迫られるのは可哀想だけど何かを得るために何かを失うという教訓めいたラストだと思いました。
恋愛の可愛さと人間のエゴの描写がすごく好きです。
どハッピーエンド
ネタバレ
2022年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず一言でいうと、、、最高でした!
納得して神様をやってるのかと思った真心。でも本当の気持ちに気付いてくれた慧によって真心は人間に戻れます。始めはコメディかと思ってたのですが、思いの外ヒューマンドラマでした。真心が意外にも積極的に交際のことを考えていたのが可愛くて人間味を出してます。ラスト辺りに盛大にイチャつきますが、とても優しい気持ちでいっぱいになります。本当に心の温まるお話でした。
人間は神様になり得るのか?
ネタバレ
2022年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他人の心の穴を埋めるために自分の特別を手放さなければならないなんてそんなのきつすぎる。使命感を持って人を救ってきた真心が守れない約束をしてしまったと泣く姿に胸が痛くなった。人間が神様になんてなれっこないのだから、慧が我儘を言って真心を連れ出してくれて本当によかったです。全体的に切ないトーンながらもお互い大好きなのが伝わってくるかわいい場面もたくさんあり満足しました。それっぽい雰囲気になると慧よりも積極的になっちゃう真心の破壊力よ!
みんなのかみさまの手を取る人間の恋人
ネタバレ
2022年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと真心を想ってきた親友・慧×熱狂的なファンが付く心優しい真心。心優しく正しく、人の話を聞くことで相手の気持ちを救うことができる不思議な友人・真心をずっと好きな慧。高校の卒業式に告白したらまさかの両想いで、しかし真心がかみさまだという秘密を打ち明けられる。ファンタジーかと思ったら神様は神様でも宗教の神様。小規模な新興宗教だけど、信者の思いの強さは変わらない。本人が適性を理解していて救われる人がいる以上、家族としても友人としてもこれは難しい問題…。かみさまを全うするには慧への想いは異分子だけど慧は特別。かみさまの自分と人間の自分の狭間で揺れ動く真心とそれを支える慧の葛藤が重かった。二人で考えて下した決断を全力で支持したい!母親同士はタイプが違うようでなんとなく気が合いそう。
最高
2022年1月8日
とても素敵なお話なので、全人類に読んでもらいたい。
BL好きじゃなくてもきっと楽しめる内容だと思う。最高です。
めっっっちゃ良かった
2022年1月8日
読んだというより読ませていただいた、と感じる素晴らしい作品でした!神様という着眼点がすごい!2人とも可愛すぎ、癒されましたー!
面白かった
2022年1月8日
面白かった。独得の感性がキラキラ光ってました。こういうBLもいいなぁ。もちろんエロも好きだけどさ笑
絵は決して上手くはないとは思うんだけど、癖になる感じです。
コメディかと思いきや
2022年1月8日
途中で結構シリアスになり若干戸惑いましたが、クスッと笑えるところもあり、最終的にハッピーエンドだし、なによりふたりがかわいい!
攻めの子フラットでかっこいい。押されてるときかわいい。受けはスキンシップのときにわりと男子を出してきて積極的でそれがまたかわいい。2回くらいこの子はもしや攻めなの…?と過ぎりましたが受けでした。
幸せになってね。
初作家さんでしたが絵も好きです。
世界感に引き込まれる✨
2022年1月8日
単話で1話を読んでから、ずっと単行本待っていました!!
かみさまな彼と僕が、自分と大切な人と他人と向き合い成長していく物語です。
書き下ろしも良かったです〜!!
瀧本先生の作品は今回が初めてだったのですが、これからも先生のペースでステキな作品を届けてほしいな…😊
番外編おすすめ
2025年5月20日
番外編を先に読み、本編を読んでみたくなり読んでみたのですが、正直番外編の方が好みでした。
これを読まれた方は番外編も読まれることをお勧めします。
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考えさせられる
ネタバレ
2025年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったです。恋愛かつヒューマンドラマとしてはとても良かったですが、信者さん?たちからしたら素直に良かったねとは言いづらいお話でした。2人の決断は素晴らしく、子どもから大人への成長物語でもありました。物悲しいけどいい作品でした。
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試し読みから
ネタバレ
2025年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ すぐ購入!宗教系ではありますが、その中では比較的ライトな感じかと。ドロドロ感はあまりないですね。読後感は爽やかでした!が、わたしにはそれが物足りなかったので、、、笑
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人外ではなかった
ネタバレ
2024年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 難しい…。同級生DK2人の可愛い恋が実ってよかったが、その後の展開がまぁ新しい感じ。
なんとも言えない気持ちで読んだけど、結局これから真心はどうやって生きていくのか。
進学?就職?そこが描かれてないのが残念。
攻めの家に住んでるようだけど、ただのヒモではダメだよ。
母親の責任だと思う。他人を救っても、子供の人生をダメにしてしまっている。
攻めのおかげで人間になれてよかったかな。
まぁ今は休息の時間で、これから未来の事を考えるのかもしれないけど。1年浪人して来年受験とかね。
テーマはともかくHはシーンは一応あります。挿入はないけど。
絵は結構好きです。★3.5
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素人が他者を救おうとすることの罪と罰
ネタバレ
2023年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLと思いきや、カルトっぽいドラマ要素が強く印象に残った。とはいえそこから抜け出せる契機が俗物的かつ即物的な「恋愛」という要素だったので、やはりいい意味で異色のBLなのかなとも思う。作者さんが何故このテーマで描きたくなったのかが気になった。人を助けたいという純粋な気持ちは、自分こそが助けなければという気持ちと結びつくと途端に肥大化したエゴになる。そのまま無責任に片足を突っ込んでしまうことの罪に対する罰を、最後までむき出しに描いているのがリアルだなぁと感心した。それに対して「君は悪くない」ではなく「共に背負う」と言ってくれたことも良かった。不特定の多くの他者をかりそめに救うより、そんなことを言ってくれる目の前の一人との幸せを選択をした「神様」が嬉しかった。
複雑
2023年1月3日
初読みの作者さん。
表紙とタイトルからとっつきにくい印象を受けましたが、ものは試しと読んでみました。
新興宗教というかなりナイーブな内容を扱っているので、感想をまとめるのは難しいですが、優しくて切ないお話しでした。
神様でいることの矛盾
2022年6月17日
【人の話を聞くだけでその人の心の穴を埋めてしまう真心と友だちとして付き合ってきたが、実は真心への恋心を隠し持っていた慧。高校卒業の日に慧が告白したことから真心も自分の秘密を打ち明けます。それは「自分も慧を好きなこと」と「自分は『かみさま』であること」】

突飛な設定に興味を惹かれました。神様とBL?ファンタジー?どうやら現実世界の話のようで、いわゆる新興宗教のような神様なのでした。

真心は思ったより俗的で、エッチなことにも興味がある、普通の十代男子。それがなぜか人の話を聞くだけで求心してしまうんですよね。本人が嫌なら問題ですが、自分しかできないことなら、と、神様を続けているわけです。そのギャップが奇妙で、コミカルなのに不穏さを感じました。

最後の選択は、良かったなって思います。真心がたくさんの人の心の穴を埋め続けている限り、慧と真心の心の穴は埋まらない。自分と大事な人の心に穴を空けてる神様なんて、本末転倒ですよね。二人のことは二人以外には救えないんだから。

BLとしての葛藤はあまりなく、人間ドラマのように感じました。シリアスだけど暗さはなく、テンポが良かったです。もっとどろどろしてても良かったかも。
今後は真心の特技を活かした別の仕事をして、お母さんと慧とで切り盛りしてくれたらいいなーという妄想をしてます。お幸せに!
おもしろかった
ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ コマの使い方とか見せ方がうまいなすごいなぁと思って読みました。絵柄も独特なあっさり感と瞳の描き方が綺麗で好きです。テンポがよくて、ギャグとシュールが混ざった感じで好きです。「かみさま」にどう収拾を付けるのか、不穏な感じもしつつ読みました。慧が言った「責任を一緒に背負う」が実際にどういうことなのかは描かれてませんでしたが、その後も2人が一緒に住んでいるということはどうにかなって幸せなのかな…?でもお母さんは?信者さんは?と不安に思う要素を残したのは作者さんの意図なんだろうなぁと。総じておもしろかったです。
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意外に
2022年1月10日
正直、こういう奇抜なカバーや癖のある絵柄は得意じゃなかったけど、試し読みで気になって購入したら思いの外よかった。
神様ファンタジーとは違う
ネタバレ
2025年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新興宗教とまではいっていないが既にそれっぽい。ボランティアで構成されているがこの親子の収入源は一体何なんだろうか?自分がいなければ空虚な穴が空いたまま、一度埋めてあげた穴に責任を感じる真心。カウンセラーの資格でも取るとよいのに。責任とは全く関係なく出会った慧と友人関係を経て卒業と同時にお互いの気持ちを知る。自分が埋めてきた穴は本来は別の形で其々が克服していくもの。母親自身が埋められた穴により子供の環境を変えてしまった経緯が怖く感じた。「あなたはこれから1人の大人」と子供の成長を喜ぶ慧の母親のあり方が好きだ。真心が慧と出会って良かった。
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幸せな宗教のお話。
2022年7月2日
人の話を聞く事によって周りに「かみさま」扱いされてきた真心(まこ)
そんな優しい真心に恋をしてしまった慧(けい)
試し読みの「かみさま」って本当の神様!?と思ったら新興宗教の「かみさま」でした。やっぱり人間なんだよな。
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表紙の印象より毒は無い
ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 211ページ。
宗教でサイケデリックな色使いの表紙、コイツはヤバそうだ!と思って購入。ヤバくはなかったです。やさしい話。
人に神の役割を負わせることについてよく考えられており、好感が持てました。ストーリーはあまり入り組んでおらず、二人の気持ちの交感が良かったです。
二人とも優しい良い子で、幸多かれと願います。
少々、大事な場面で作者の考えがそのまま出てるような説明的セリフがあり、そこには違和感がありました。
また、真心の母親の描き方が好みではありません。弱いのは構わないし、最後にギリギリ選択を誤らなかったのは評価しますが、作中の前半では割と「フラットな態度の良い母」風に描かれているのが気に喰わない。責任を負うべきはこの母親で、子供二人が責任を負わなくてもええんやで、と思います。
星4つと迷いましたが、真心の母にイラっとしてしまう分マイナス。
あと巻末の描き下ろし、あれは本編に絡めてほしかった。
個人的には、真心が慧と「かみさま」として相対する場面が欲しかったなと思います。宗教絡みはヤバめ展開してほしい民なもので。
期待を裏切られ、ファンタジーじゃ無かった
2023年4月15日
ファンタジーじゃ無いです。1話読み終わって、!?そこからは話が入ってこない。ギャグよりならアリだったかもしれないのに、ギャグでも無く、真面目に捉えるとうわぁってなる。そんな優しい世界じゃないぞと思いながら、コレ、最後に私が勧誘される奴かなと読みながら不安になる作品でした。
久しぶりに電話がかかってきた大学の知り合いに誘われてる感覚で、1話楽しく読んでいて、最後、一気に身の毛がよだってしまった。いきなり本題に入って金の話になる気分でした。
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作家名: 瀧本羊子
ジャンル: BLマンガ 同級生(BL)
出版社: リイド社
雑誌: mimosa