ネタバレ・感想あり君と運命についての話がしたいのレビュー

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番だけが運命じゃない
ネタバレ
2022年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヘタレなサラリーマン響としっかり者の花屋こうしのβ同士のCPのお話。オメガバースではαとΩの盛り盛りストーリーが多い中、現実世界と見間違う様な、どこにでもいる穏やかな2人の物語。
そもそも、自分の力の及ばない事象を、総じて「運命」と称して納得してるだけであって、何をもって「運命」とするかは、当人の心の持ち様次第なはず。相手のことを愛おしく大切に想い、ずっと一緒にいたいと思える相手と出会えることが「運命」でないはずがない!むしろ、あからさまに目に見えてわかる番より、決して目には見えないけれど、互いの想いのみで繋がり続けている響とこうしの方が、よっぽど「運命」を感じる。
強烈なインパクトのあるストーリーにはない、スーッと心に入ってきて、ほんのりと温かい灯りを灯す様な、優しいお話しでした。
運命って!
2022年4月30日
個人的にオメガバースのお話は好きな方です。でも運命の番と言う言葉に翻弄されてしまうβ同士!普通に一目惚れしてお互いが愛し合えてずっと一緒に居たいと思う2人も運命の出会いをしてると思います!ゆっくり泣けてきてしまうお話で凄く良かったです!
運命の番になれないβ×β
ネタバレ
2022年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースは色々なカップリングが楽しめて好きなんですが、β同士の恋愛ってどんなかなと思い購入。
本作の2人は既に同棲していて関係も安定しています。それなのに、漠然とした不安がこちらをずっと見ている……そんな気配。
オメガバはドラマチックで紆余曲折が激し目なところが、面白かったり切なかったりするのですが、
本作は至ってシンプル。
ただただ、想い合う2人のお話。
しかし、なかなかどうして切ない……
少し拗れて最後に2人が仲直りするっていう単純なストーリーの中に、オメガバの切なさはきちんとあるし、恋愛の難しさもあります。

特に、後半の2人の気持ちの吐露には、
もうググっと心掴まれます。
好きだから、あげたい…あげられない…
2人が出逢ったことは運命なのに、番になれないなんて…
淡々と物語が紡がれる中にも、何かじわぁ〜と感じさせるものがありました。
題名と表紙も大好き。
運命に翻弄されて大変そうなαとΩじゃなくて良かったやんって個人的には思って読み始めたんだけど、そんな所にスポットが当たってなくて…
β同士の幸せなのに、ままならない
リアルな恋愛が読めて凄い良かったです。
オメガバ読みまくって胃もたれ中の方や、淡々とした恋愛BLが読みたいと思う方に。
運命の意味が切ない
2022年4月14日
ふたりの佇まい、寄り添う姿、会話から滲み出る愛がすごくよくて、日常のなかに涙腺を刺激するような言葉たちが沁みる作品。運命だと思っていたふたりが運命ではなかった、普通の世界ならたとえ男同士だろうとこの出会いは運命だよって言えるようなふたりなのに、オメガバースの世界では運命はαとΩの関係にあるもの…というのがこんなにも切ないなんて。なんでもほしいし、なんでもあげたい。傍にαやΩというバース性があるからこそ、この言葉が指すものの含みが切なく、愛を感じました。
よかった
2022年4月13日
試し読みし、ずっと気になっていて購入。
性別関係なくお互い好きで、その先にある幸せや不安が描かれていて、その過程が切なくもあり、応援しながら読んでいました。最後はハッピーエンド。絵が綺麗で好きです。
β×β
2022年3月26日
表題作のみ202P。最初から付き合ってるお話。βにフォーカスした作品初めてでした。第二性に翻弄されるのはβも一緒。番なら男同士でも祝福されるのにβ同士だとただのゲイカップルで堂々と出来ない。お互い好き合ってるのに「確か」なものがない不安。ずっと切なくて、静かに歯車がズレていく様な感覚でした。最後は第二性なんかより、お互い好きという想いが勝ってくれて良かった。切ないけれど優しい、涙が溢れる素敵な作品で、定期的に読み返したいなと思いました。えちはほんの少しで局部はほぼ見えない構図
普通の人
2022年3月14日
オメガバースの世界にいる、大多数のβの人だって、恋するし、悩むし、喧嘩もすれば、仲直りもする。普通のゲイのカップルなのに、αだΩだって雑音が、β同士のカップルである事を、さらに後ろめたく感じさせる。
そんなの気にせずいられた高校生の頃より、大人になってからの方が、些細な事で傷付きやすく、癒すのにも時間がかかる。
オメガバースの世界のβって、「どーせ、普通ですよ」って、拗ねた感じでαやΩを見る人も多いだろうな。特別な存在に憧れながら。
この2人は、運命の番になりたかった、普通のゲイカップルで、βであるが故に、ゲイである罪悪感が増してしまっている、不憫な2人です。
めちゃくちゃ可愛いカップルなんだけど、心が繊細過ぎて、見ててツラい。
あと少し開き直れれば、多分凄く楽しく生きられそうな、仲良しカップルです。
面白かったです。続編あれば、読みたいな。
優しい気持ちで泣けます。。。
ネタバレ
2022年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 静かに始まり慎ましやかに閉じる、なのに切なさと温かさでで心がいっぱいになる良作です。
オメガバの世界で地味に真摯に生きる、男同士、β同士のカップルです。
もちろん番うことはできません。
それでも10年一緒にいます。

相思相愛でありながら感じる不安、幸せにしてあげたい尽きない欲求。
小さな揺らぎを丁寧に拾って表現するのに長けた作家さまです。
アンバランスに重ねた10年が本当に大切な宝物に見えます。
2人で居たいから、2人で居るために、傷ついては修復し一生懸命に生きてきたんだなあと涙ぐんでしまいます。

もし運命の番なら、皆に祝福してもらえたのに。
もしそうなら、子どもをもたせてあげられたのに。
詮ないことと理解しても諦めきれないくらいの愛が、哀しくて愛おしいのです。
ここまでの愛を10年以上持続させてるって、それは運命の番に匹敵する「運命」だったんだと思います。
フェロモンみたいに動物的ではなく、しっかりと相手を理解した上での人間的な運命です。
おたがいこの人だからこそ幸せなのだと噛み締める、読み終えた時に温かな涙が溢れてしまった、とても優しいお話でした。
β同士のオメガバース
2022年3月7日
オメガバースと言えばαとΩの話が多い中でこちらはβ同士男性同士のカップルのお話です。オメガバースではない同性同士のカップルに生じる悩みに加え、オメガバースだからこそ、男性同士でも許されるカップルが身近にいて、でも自分たちはそうではない…っていう重しが二人にちょっとづつ降り積もって溜まっていって…。切ないけど、これからも二人ならきっと大丈夫だと思わせてくれるお話でした。
よかったです!
2022年3月6日
β同士、男同士。
めちゃくちゃ感動しました。
αΩの運命もすごく素敵ですが、この2人はβ同士だけど、運命だと思います。
悩み苦しみ、それでもお互いが大事で好きで思い合って、羨ましいほど素敵なカップルでした!
すごく良かった!
2022年3月5日
10年同棲しているβの同性同士のお話。αとΩだったら堂々と結婚出産出来たのに…。切ない!けど愛情深くてすごーくすごーく良かったです!
これも又、運命。
2022年2月28日
うーん、これってαとΩよりも深いなぁ。どんなに愛し合っていても、「番」にはなれず、結婚も子供も作れない。世間からも認定されず、では、何をよすがに生きて行く?単に男二人が暮らしているだけ。
それでも「愛」は、やっぱり無敵。この二人は、すでに完璧な家族になっている。子はいなくとも響は子供のようだし、幸史郎は親の気分を味わっている。その反対もしかり。そして、熱い恋人であり、信頼し合う夫夫であり、「番」では無かろうが誰も侵すことなき聖域に到達しあった二人。
このまま、ずっと幸せに。ずっとずっと、今のままの二人でいてほしい。
斬新な
ネタバレ
2022年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで読んできたオメガバース作品とは、全く違ったところに焦点をあてて描かれており、とても斬新でしっかりおもしろくて感動しました。
β同士のお話です。
2022年2月18日
オメガバースストーリーですがβ同士の話です。
高校時代からの付き合いで10年になる2人。
Ωとαのような運命の番に憧れながらも2人でいる温かい日常が描かれています。
涙が…
ネタバレ
2022年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースと言えばα×Ωですが、でもこのお話はβが主役。しかもβ×βなんてどんなお話かと思えば…切なくて愛おしくてホントの愛を見せてもらいました。途中ウルウルくる所があり辛かったけどこの2人なら絶対に大丈夫。ただ一緒にいたいだけなのに性に翻弄される姿が切ない。「貴方にあげられるものが少しでも多ければいいのに」このフレーズはズシっときましたね。オメガバはたくさん読んだけどこの作品を読めて本当に良かったです。
ほろり
ネタバレ
2022年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ The王道のオメガバースも大好物ですがこの作品は『番』という確固たる繋がりに憧れるβ同士のはなしで、切なく愛おしい話でした。Ω、αが自分の性に悔いがあることがあるようにβの性に対する感覚が今までにありそうでなかったので面白かったです。最後まで本人たちの思う最高のハッピーエンド?にはならなかったのかもしれないけれど幸せそうで泣けました。
儘ならない思い。
2022年2月5日
オメガバース設定ならではのβ×βカップルに生じる儘ならない思い。Ω×αカップルの運命の番に焦点をあてた作品が溢れているなか、男同士のβカップルが抱える寂しさや生きづらさが描かれた作品。

お互いを大切に想い愛する気持ちは本当なのに、運命の番だと公にできないもどかしさ、子どもを授かれない苦しみは現実世界とも共通していて、儘ならない思いに涙が出ました。
「与えられるものが少しでも多ければいいのに」と思い合う2人が本当に素敵で、優しさと愛が溢れています。
青梅あお先生、素敵な作品をありがとうございます。
リアルに近いオメガバース
ネタバレ
2022年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースって、どうしてもα×Ωが中心で2人の王道的なストーリーに私は今まで心を揺さぶられていたけど、今作で初めてβ同士の作品をよみすごく胸がキュッと締め付けられました。運命の番に憧れ、運命の番だと思っていたのにβ同士だとわかり複雑な心境を抱いた2人。それでも自分たちなら大丈夫って信じていながらもその苦悩と不安が丁寧に描かれていてすごく切なかったです…でもこれがリアルなんだろうなとも感じました。
映画を見ているような、そんな錯覚になるオメガバースだと思いました…とっても素敵な作品です!出会えてよかった…!
良かったです。
2022年2月3日
初めての作者さんで、表紙の絵に惹かれて購入しました。
私が今まで読んできたオメガバースの話は、辛い人生を送ってきたΩが運命の番αと出会い幸せになる…と言うものでした。
この話は、αとΩのカップルなら祝福&容認されるオメガバースの世界で、β同士の「ただの」ゲイカップルの話。
何か大きな問題が起きる訳ではなく、嫌な人も出てこない。なので、物足りなく感じる人もいると思います。
その変わり、お互い大好きで、一緒にいられて幸せなのに…2人の心情が丁寧に描かれていて、私には何度も読み返すよぅな、お気に入りの1冊になりそうです。
涙が溢れて。
ネタバレ
2022年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『すんで、みつけて、きらめいて』に続く今年1月2冊目の新刊で、それぞれ異なるタイプの物語の感動に青梅先生にひたすら感謝の気持ちでいっぱいです。2作品とも本当に素晴らしくて、出会えた幸せに喜びが溢れ出る。DKのキュンキュンな恋も最高でしたが、今回は先生初のオメガバースでとっても新鮮な上に、β同士の恋は非常に珍しくて読み応えがありました。どうか、どうか…オメガバースが苦手な方にもぜひ読んで頂きたいと、強く願います。
元々が穏やかで優しい青梅作品。発情も番もなければドラマチックには遠いだろうし、一般の恋とさほど変わりないのでは?と、思った私が愚かでした。αやΩのバース性特有のそれぞれの悩みや苦しみがあるように、βにはβの哀しみや苦しみがある事を知る事になる私。読んでる間中、ずっと胸がツキンツキンと刺されて痛くなり、心の奥底から何かが湧き出してきそうに不安が生まれて来ました。『βであるが故に』
αとΩで運命の番であったなら、男同士でも堂々と祝福して貰えるだろうに…β同士の恋はままならない。心の中の重石が徐々に重くなっていくのが辛い。
ただ一緒にいたいだけなのに…二人でいれば、それで幸せなはずなのに…周囲の何気ない事が、幸せな二人に影を落とす事になるなんて…穏やかで静かな水面に、石を投げ込んだように水の波紋が何重にも生まれザワザワと心をざわつかせます。響の不安や焦り、幸史郎のショックと哀しみが痛いほど伝わってくる。ツキン。ツキン。
もう切なくて、哀しくて、胸が押し潰されるように痛くてたまらない。そして、ポロポロ、ポロポロと涙が溢れて止まらない。
ただ好きじゃダメなのか?と思う事は簡単で、運命の番になれば子供にも恵まれ、家族が出来る。そんな希望が断たれてしまう現状が辛いね。
それでもやっぱり何より大切な事は、二人でいる幸せです。二人には育んで来た確かな愛と、二人の歴史がある。お互いに離れられるはずもなく、それぞれの心に向き合う事が出来て良かった。また涙です。
惹かれあって付き合い出した当初は、バース性も関係ないし、それを知らずに恋の相手を選んだのだから、きっと二人の運命なんですよね。貴方だから好きになった。それが一番じゃないかと思います。ご両親の優しさも素敵でした。うるうる。
もう、めちゃくちゃ良かった!彼らの強くて一途な愛を見届けて欲しいと心から思います。激推ししたいですね。
優しい世界
2022年2月2日
オメガバースだけど、β同士のお話。オメガバ結構読んだけど、β同士ってあったかな?βとΩは割とあるかもだけど。β同士ってなるともう普通のゲイのカップルだから、公にもしにくいし、結婚も子供も出来ない。
β同士のCPに思いを馳せることはなかったけど、なるほどなぁ…ととても興味深く読めました。
そして、この作家様、描く作品がとても優しい…なんだかほっこりします
リアルに近い気がする
ネタバレ
2022年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ β×βは初めて読みました!同僚のΩは同性結婚を公表しているのに自分達は番でもないしまだ確かなものがなくて堂々と言えないもどかしさや辛さ、相手に心配をかけたくないから何も言わないけれど逆にそれが相手の不安を煽ってしまったり、家族や周囲へのカミングアウトで悩んだり、、Ωやαは二次元感がありますが、リアルな同性カップルもこんな感じなのかな?と現実味を帯びているように感じて、すごく感情移入して読んでいました。オススメします!
リアル
2022年2月2日
オメガバース設定であっても、ベータxベータの
子孫を残せない、という条件の恋愛。

でも今世の医学で、人工精子と人工卵子が完成しているのだから、
漫画のSF世界観のなかで、ベータ同士の試験管ベビーという展開があってもいいかな、と想ったり。。

今世の同棲恋愛にあるだろうと思う悩み。
法の婚姻制度で庇護されない微妙な、不安定要素が多い関係。

でも法の保護が無くても、二人の気持ちのつながりをこの作品のように常に
確かめあって、思いやりを深めていけば、戸籍制度が無い時代の通い婚のように
絆が強い二人でいることができると思う。

結婚以前の課題というか、
番に期待しないで気持ちを確かめ合う二人の努力は素晴らしいと思った。
ああって思う
ネタバレ
2022年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ βとβだとそうなんだと、αとΩだとわかりやすいけど、
わからない切なさが、ゆったりな流れの中で進んでいく。
形にできない愛を形にできたらと思ってしまうけれど、
不安定さに負けてしまう。

ピュアで切なくて愛しいのが、すごく伝わってきて
とてもいいお話だと思います。
優しい世界。
ネタバレ
2022年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースの世界線でβ同士の恋愛。
そっか、オメガバースでもβ同性同士はゲイなのか?!意外な視点。
でも、切ない中にもお互いを思い合う大切さや周りの優しさが沁みる作品です。
目から鱗のオメガバース作品でした👁
2022年2月1日
オメガバースといえばα×Ω、中でも運命の番同士かどうかに焦点を当てる作品が多いと思います。
この作品ではβ×βのカップルを題材に描かれていてそこに焦点を当てるんだ!と目から鱗でした。
良い感じで過去の2人が出会った高校生時代の話が盛り込まれていて感情移入がすごくできました。
今の時期に合うしっとりした作品で非常に満足しました。
切ない
2022年1月31日
オメガバースの運命の番のような劇的さはありませんが儘ならない人生に翻弄される2人が愛おしく切ないです。愛し合う2人なのに第二の性に囚われ葛藤する様は胸が苦しくなります。2人が穏やかに愛を育んでいく未来でありますように。
素敵なお話でした。
2022年1月31日
フォローしている方がおすすめされていたので、購入しました。本当に買って大正解でした。オメガバースではαとΩのお話が多くて、βのお話って珍しくて。。。でも、βにしかない悩みとか、そういうのが切なくて好きなんです。こちらもβならではの悩みとか描かれていて、それを2人なりに乗り越えていくお話で、すごく素敵でした。作者さんの他作品も購入したいと思います。
ただただ日常を描いた作品
2022年1月30日
作者さんの作品って、絵もストーリーもいつも優しくて。オメガバースにしても、その辺りは健在でした。オメガバースものを読んでいると「運命の番がそんなゴロゴロいるわけないだろっ」といつも思うので、β×βの「何もなさ」を敢えて描いていることに共感しました。
β×βは初めて!
2022年1月30日
読んでいて切なくなり、胸がぎゅーっとなりました。
お互いを思いやる気持ちとか、表紙からも伝わる二人の穏やかな生活が素敵でした!
オメガバの設定好きだけど、いつもβには光が当たらないので、新鮮です。
これがただのBLならつまらないけど、β同士だからこそのストーリーだなと思います。
ドキドキとかキュンキュンを求めてる人には向かないかなーと思います。
運命の番だと思っていたβ同士
ネタバレ
2022年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ β同士の同棲カップル、リーマンの響×花屋の幸史郎。一目で恋に落ち、運命の番だと思っていたのに互いにβだと分かり、それでも恋人として一緒に過ごして10年。β同士のオメガバースは切なすぎて苦手だけど、切ないけどそれ以上にただ純粋に相手を想う気持ちに満ちていて泣けた…。αとΩでなければ男同士でいることも不自然な窮屈な世界。αとΩになりたいわけじゃないけど、番のような明確な繋がりがないことが二人にとってはあまりにも不安定。大人になって気持ちだけじゃ乗り越えられない現実が徐々に迫ってきて、どうしたらこの不安が消せるのか互いに分からない。好きだからこそすれ違ってしまうのは切ないけど、これからも一緒にいるために考えて向き合える二人でよかった。噛み痕がなくても、β同士でも、運命の出会いだと思う。温かくてとっても素敵なオメガバースでした。
良かった
2022年1月30日
試し読みで良さそうだったので購入。オメガバースでβ同士のお話ってあんまり見かけないのでどうかなと思ったけど良かったです。
めちゃくちゃ良い
ネタバレ
2022年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ βカップルのおはなし。運命の番のような確かな関係ではなく、一般的な恋愛感情により成立している関係は、単純にゲイカップルとしてしかみなされない。そこの不安定さ、社会に受け入れられるかの不安感が描かれていて、グッときました。
オメガバースの世界だけれど
2022年1月30日
すぐ目の前の現実の世界で流れているような日常にすら感じるくらい、二人の想いが流れ込んで来ました。
愛し合っているからこそのやるせなさと不確かなものを手繰り寄せている不安で、読みながら喉の奥が詰まるような感覚でした。でも静かに優しい世界観なんですよね……。
最後の切なさから温かさへの移り変わりが涙がこぼれました。
β×βの恋♡
ネタバレ
2022年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ β同士の恋のお話♡
β同士ならではの不安とか葛藤てやっぱあるよね。運命の番じゃなくても運命の相手ているよ!( ˃ ˂ഃ )
β同士なのでΩ×αのような心痛むお話ではありませんが、そのぶん少しストーリーに元足りなさを感じちゃうかも
めっちゃ良くない?!
2022年1月29日
あらすじ読まずに立ち読みして、え?!これβ✖️βなの?!って大歓喜してます。オメバ設定の中でβ✖️βはかなり少ないのでかなり嬉しいです。β✖️βならオメバ設定する必要なくない?って前言われた事あるんですけど、違うんですよ!番えないこその!葛藤が!あるんですよ!
とりあえず買って読んでしっかりまたレビューします。嬉し過ぎて期待値かなり高めです。
オメガバース世界の愛おしい日常
2022年1月29日
初読み作者さんで新刊。表紙も雰囲気よいし、オメガバβ×βのお話珍しいなと思って読んでみました。そしたら、大発掘。作者さん好きだわ。全く派手じゃなくて、もしかしたら今まで読んだオメガバース話で一番地味かもしれない、特別になれなかったβどうしの静かな恋愛。もう10年も同棲しているふたりが互いを愛おしいと感じる心がほんと染みるんですよ。。オメガバースの世界でスポットライトが当たらない普通のβたちは、きっとこうやって温かく日々を過ごしているんだろうなと思わせる良作です。
いいなあ
2022年1月28日
言い方悪いかもですがどこにでもいそうな感じがいい。普通の人のよく見てないとわからないキラキラした瞬間を切り取ってくれる作者の方だと思ってます。
普通の人を普通じゃなく描いてくれる、日常がこんなにも不安定で尊いものだと気付かせてくれる。オメガバースという設定は関係ないと思ってしまうくらい素敵です。
枷になってしまうβ×βのオメガバ世界☂
ネタバレ
2022年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普通なら一目惚れから始まる恋は現実でも多々ありますが、それがオメガバースの世界(β×β)だと”枷”になってしまうという何とも切ないお話でした☂お互いβの二人の心情や台詞に毎話毎話泣かされました☂全体的に見ると波のあるお話ではないけど、二人の感情がとても丁寧に描かれていて私の感情移入も半端なかったです‼「この世界は俺たちにとっては少しだけ淋しい」という序盤に出てきた台詞が全てを物語っていてとても良かったし、それが布石だったのには鳥肌が立つぐらい感動しました‼
番に憧れるβ×β、切なくて愛おしい
ネタバレ
2022年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校の時、一瞬で恋した二人は運命の番ではなく、単なる一目惚れカップルだった。Ωバースの世界で、βの男とβの男のカップルは、ただのゲイカップルでした。法律の盾も無ければ理解も薄い、大っぴらにできにくい関係、そう言う発想がなかったので斬新で、番に憧れる普通の響と幸史郎に感情移入してしまいました。高校から交際し、同棲して10年のリーマン響と花屋店長の幸史郎。ヘタレだけど人当たりの良い響と、強気で素直になれないところがある幸史郎は、お互い一途に想いあって、穏やかで幸せな生活を送っています。でも、β同士のため、結婚も出産も出来ない、αとΩの運命の番が羨ましくて憧れます。世間的に肯定されない関係、αとΩだったら…。でも、βで、βとして、すれ違いや喧嘩があっても、ずっとお互いの気持ちや信頼をよすがに、二人で生きていく。そんな響と幸史郎が、じんわりと沁みます。Ωバース特有の、心が締め付けられるような話は一切無く、βが主役の優しいΩバースです。すごく好みでした。

「本日はお日柄もよく、」を読んでいて、こちらも購入したのですが。どちらもほぼ両想いの二人の世界、周囲も優しい人達の中で話が進むので、読みやすかったです。青梅先生の他の作品も読んでみたいです。
オメガバースは
ネタバレ
2022年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ あまり関係ない?ただ2人の愛の確証みたいなものが運命の番という形として欲しかった響。β同士だから、こうしろうもどこか不安な所もあって、少し拗れるカップルの話。エチはあっさり。面白かった。
もっと運命なんだよ!
ネタバレ
2024年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命がある世界で運命の輪に入れない人が運命じゃない選択をする方がよほど運命じゃん…!と咽び泣きました。悩みながら自分の人生を生きていく、β同士のカップル、幸史郎と響の物語です。

オメガバース物は、現実に蔓延る男尊女卑や身分格差、差別を補強している気がして避けてたのですが、絵が好み+高評価+皆様のレビューで読んでみようと思いました。

運命じゃなくても、ままならなくても、自分の選択を好きを幸せの方を信じるラストが素晴らしかったです。主人公二人が穏やかできちんとした性格なのも好感。
「貴方にあげられるものが少しでも多ければいいのに」←これ「月が綺麗ですね」「死んでもいいわ」に並びますよ!感動しました。

青梅先生のあとがきにもじーんとしました。少なくとも関係の不確かさや当てのなさに対する不安は解消される、βの男性同士でも結婚できるというニュースを聞く朝がくると良いなと思います。
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当たり前の日常
ネタバレ
2024年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ β同士の恋。
すごく考えさせられる内容になってます。同性同士の結婚という枠組みが無いなかでどのように生きていくのか。2人が行き着いた結末に涙があふれます。
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とてもよかった!
2024年10月22日
オメガとアルファの劇的な運命の隣にあるベータ同士ならではのこちらもままならない恋愛を上手いこと描いてくださったな〜という印象
ままならなくても日常は続いていくけどずっと幸せに過ごしてほしい!
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ひっそりと優しいお話
2024年6月18日
読んでいる間、ずっと少し痛いようなお話でした。β同士の恋のよるべなさが漂っていて、お互いが自分の不安を相手に見せられなくて距離を作ってしまう。それでも手を離さないでくれたこと、それまで二人で築いてきた過去を諦めないでくれたことが嬉しかったです。ひっそりと目立つことのないからカップルが、悩み惑いながら二人で生きていく、優しいお話がほんとうに素敵でした。
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オメガバース世界のBL
ネタバレ
2024年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ この世がオメガバースであったら、こんなこともあるんだろうなと思える不思議と現実的なお話でした。

【高校時代から付き合い始め、今は一緒に住んでいる響と幸史郎。2人ともベータであるが故の『運命』や『番』への憧れや諦めを抱えている。響は、過去にバース検査の誤診があったニュースをきっかけに再び感情が揺れ動くが…】

オメガバースに関しては作品によっていろいろな設定が存在しますが、こちらはベータ同士は妊娠しない設定のようです。今のところ同性ベータ同士の婚姻制度もないみたいです。その辺りが話の筋にも大きく関わってくるので、そこは序盤ではっきりしておいてほしかったですね。

アルファとオメガであれば、いわゆる『運命の番』だったり同性間でも妊娠可能であったりと、カップルが深い絆を結ぶことが可能です。しかし主人公2人はベータであり、男性同士であり、公的な繋がりも持てない状態。そこに様々なジレンマが生じるわけですね。

…つまりこれは、確かにオメガバース世界のBLなのです。男女間のカップルで認められていることがゲイカップルでは認められていない。そのギャップに悩む展開はオメガバースでなくとも良くあります。それが『男女』だけでなく『バース性』にも及んでいるのがこのお話のテーマかと思います。

アルファやオメガであれば番になれたのに、男女なら家族にすんなり紹介できるのに、ベータの男同士だからままならない。葛藤がつらいです。響が再検査したい気持ちも良く分かります。そこを幸史郎が妊娠問題へと繋げてしまうのは少し短絡的ではありますが、きっと幸史郎自身がそれを望んでいるのかもしれませんね。切ない。

どの世界観でもジェンダー問題というのは難しいものだなぁと、真面目に考えてしまいました。ええい、こうなったらみんな妊娠できる世界であれ!(笑)
しんみりじんわりくるお話
2023年9月10日
ドラマみたいな展開はないけど、長く付き合っているカップルの悩みとか葛藤とか、そういうのをしっかり読ませてくれます。お話は終始しんみり気味だけど、なんか心にじんわりくるものがありました。主人公カップルには幸せになってほしい、
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違う視点のオメガバース
ネタバレ
2023年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 心にジワッとしみる素敵なお話でした。オメガバースの定石といえば、発情あり、運命の番あり、カーストありと激動なストーリーを思い浮かべますが、こちらではベータの2人にスポットを当てていて、男性ベータ同士の葛藤がとても自然に描かれておりとても良かったです。番になれないことへの不安や、アルファとオメガではない自分へのどうしょうもない気持ちが切なく伝わってきました。最後には2人で共に生きていく幸せを、お互いに確認できてより絆が深まったのではないかな。読後感の良い素敵な作品でした。
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オメガバ作品として新しい感じでした
2023年9月3日
主役のベータ同士カップルの悩み、葛藤の中身が、『確かにそうかも』と思えて、出し尽くされた感のあるオメガバBLとして、切り口の新鮮さがありました。オメガバ世界観をうまく利用した作品だなと。だからこそ、モノローグが一体誰の心理なのか、どちらのキャラが考えていることなのか判りにくい時が割とあったのが惜しかったです。漫画に入り込んで読んでいる気持ちが、一旦止まってしまうので。
それを除けば、全体としてとても面白く読めた作品でした。
オメガバース
ネタバレ
2023年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ β同士のお話です。オメガバースの世界だから取り残された感じになるβ。何もない世界なら同性同士で終わるのに。どーしてαでは、Ωではないんだろう。となんだか切ない。そこが、このお話の読みどころです。
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やるせない…
ネタバレ
2023年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人生うまくいかないことだらけ。みんなそれぞれ自分たちの希望どおりに幸せになれたらいいのに。一番思ったのは響って優しいなぁってこと。2人の関係が続いてるのって響の優しさがあってこそな気もしました。幸史郎ももちろん響のこと好きで大切にしてるのはわかるけど、響の想いのほうが大きいような。幸史郎はちょっと自分勝手と言うか、めんどくさいところあるなって印象。序盤、2人の気持ちを思って涙が出たんですけど、個人的にだんだん幸史郎がイマイチな感じになってしまってうーん…。
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ちり紙がたりません
ネタバレ
2023年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ αやΩは、葛藤があって悩みがあって当たり前みたいな感じがあるけど、βはβで悩みがあるのを、こうしてストーリーにして訴えてきてるので、読んでいて涙が出ました。
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きっと、祝福されたかったんだね…
2023年2月11日
αとΩ、運命の番だったら同性カップルでも公に認められるのに、β同士の男性カップルだとただのゲイカッブルで、白い目で見られたり世間的にも認められないのが辛かったんだねぇ💦
そこまで気にしなくていいのに…と思うんだけど、まるで日陰者であるかのように必要以上に気にしすぎているのが、気の毒でならない💦😔

β同士の苦しい胸の内をテーマにしたお話は珍しいので、もう少し2人の心情を掘り下げて表現して欲しかったし、会話や心の声的な思いの部分など、どちらが発しているセリフなのか分からないところがあって、ちょっと残念だったかなぁ~😓🤪
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お互い
ネタバレ
2023年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 安定している仲良しカップルの葛藤。お互い同じことについて別の考え方で悩んでいるが、結局お互いのことが大事なんだね💗と安心して読めました
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オメガバースの世界だからこそ
2022年12月25日
アルファとオメガだと世間的に認められるし、男同士でも子供もできるし、さらに運命の番なら単なる好きより物凄い絆を客観的にも持っている事になるから、現実世界の男同士のカップルよりオメガバースの世界のアルファとオメガ以外の男同士のカップルは自分達と比較して不安になったり切なくなるのだろう。でもどちらかがアルファやオメガで、もう片方がベータといパターンよりはいつか現れるかもしれない運命の番に怯えなくていいのだから、はるかにマシだと思う。子供が出来ない男女のカップルにも通じるが、お互いを思う気持ちだけで繋がる2人も、出会えた事自体、そして両思いになれた事自体が奇跡なのだから、それはそれで運命の相手なのでは。
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ほっこりする
ネタバレ
2022年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ β同士のお話。
αΩの特別な絆に憧れ、翻弄しつつも自分たちの性を受け入れて生活する2人。この設定だからこそ生まれる葛藤だけど、現実的な葛藤ともリンクしていて、読み応えがありました!優しい素敵なストーリーでした。
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β同士の二人
ネタバレ
2022年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命を感じるほど惹かれ合ってるのに運命の番じゃなくβ同士だった二人。10年経った今もお互い好きなのに不安が募る…もどかしさがあって…複雑な気持ち…でも好きだから一緒にいたい気持ちは一緒。
このままずっと一緒にいてほしいな。
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静かであたたかい。
2022年10月5日
はじめての作家さん。オメガバース、β同士の恋のお話。運命の番が存在する世界で、自分たちには運命という印がないことに、年を重ね、どうしようもない不安やもどかしさを感じるふたり。絵から優しい雰囲気や誠実さが溢れていて、静かだけど確かに築いてきた日常が愛しい、そんなふうに思える物語でした。
新鮮なオメガバース
2022年10月5日
以前は苦手な分野だったオメガバースものですが、実際に読んでみると様々なパターンがあって、こちらの作品もとても新鮮でした。
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新鮮
2022年9月25日
なかなかないβ同士のお話です。αとΩと違って番になれない、運命の番だと思ってたけれど違ったなどの苦しさがあります。ただ、その人自身を好きになったから性別なんて関係ない、付き合う形は十人十色ですね。
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素敵なラブストーリー。
2022年9月1日
アルファ+オメガはよく読むけどベータ同士のはあまり読んだことがなくて…とても切なくて泣きそうになって、だけど心がが暖かくてまた泣きそうになりました。想い合ってるって見せつけられたような気分♡
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少しの苦味
2022年8月29日
お互いにお互いを幸せにしてあげたいのに、どうしようもないこともある。仕事で疲れ切ったときの甘味成分、というよりは、少しの苦味を求めるときに最適です。
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感動
2022年7月13日
まず絵柄が好みだなと思い購入しました。やはり絵柄が好きだなということと、これまでの私が読んできたオメガバースとはまた違った角度からのお話で切なく悲しい感情にもなったりはしたのですが、最後には暖かく優しい涙が出るような感情にもなりました。軽い気持ちで読み始めたら心に残るような漫画でした。
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好き
2022年5月19日
こうゆうお話しが好きです。設定はオメガバースの世界観だけど ただただ好き同士のゲイカップルの幸せの形を描いてて 優しくなれる作品でした。
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じわっとくるお話
2022年5月14日
β☓βのお話で新鮮でした!偉そうなαが出てこなくて良かったです。長く付き合ってきたカップルがすれ違い、またお互いの大切さを再認識する温かいお話。
オメガバースだからこその切なさ辛さ
ネタバレ
2022年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を読む前、ベータの男性同士の恋愛ならばオメガバースでなくてもいいのでは? と思っていた。でも、オメガバースの世界観だからこそ、二人の苦しさや悩みや葛藤が際立っていた。


ベータの響と幸史郎は高校時代から付き合って同棲も10年になるものの、周囲に二人の関係は秘密のまま。オメガバースでは男性も妊娠可能だから同性との付き合いを内緒にする必要などないと思っていたけれど、ベータ同士だとそう簡単なことではなかった。

現実の世界でもオメガバースの世界でも子を成さない関係に向けられる目は否定的で、オメガという男性でも子どもを産める性があることで現実世界よりベータであることの淋しさや悔しさが増すのだと思う。

性別検査の誤診があったと知って再検査をしたいと思ってしまう響の気持ちも、ベータでなければよかったのかと言ってしまう幸史郎の気持ちも、どちらも切なくて辛い。


アルファとオメガを中心に描かれることの多いオメガバースの作品でベータ同士の物語が読めて本当に良かったし、この題材を描いてくれた作者さんに感謝したい。
オメガバβ×βのお話です。
2022年5月6日
初読み作者様でした。
オメガバのβ×βのお話。
自分たち自身で「運命の番の呪い」をかけているようでした。
社会の中での生きづらさはあるのだろうけど、十年好きで一緒に生活をしていて、もっと自分たちを大事にしてあげましょうよ!と思いました。
周りにカムアウトしてないことも拗らせてる原因かなと。
ふたりはハピエンだけど、バッドエンドもありな話の内容だったな〜と思いました。
BLはファンタジーだけど、現実でも性差の別なく好きな人とパートナーとして堂々と過ごせる時代になったら良いなぁとしみじみ思います。
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普通の愛
2022年5月3日
α×Ω設定でありがちな身体から…抗えない運命とかのストーリーではなくて普通と云われるβ×βのはなし。…出逢った瞬間、幸史郎に曳かれた響。思春期から社会人として各々の周りとの関わりからβ同士の自分達の在り方に不安になる様子が細かく表現されている。αとΩのような激しさはなくても、穏やかな優しいβ同士の愛…偶々、好きになった人が同性だった…ただ傍にいたい、二人の家庭、生活が欲しかっただけ。異性でも同性同士でも…こんなお互いを思いやる温かい『普通の愛』を手に入れる、守ることが本当は難しくて大変で幸せなこと。
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グッとくる
2022年5月2日
大きなできごとがあるわけではないのですが、日常生活の中での2人の相手を想う気持ちや将来の不安などが伝わってきてグッときました。
オメガバース
2022年5月2日
β同士は珍しいかなと読んでみましたが、オメガバースをよく理解していないからなのか、なぜβ同士だとそんなに悲観するのかが分からなくて、ずっとハテナ?なままでした。両思いでラブラブなのになぜ??お話自体は恋人同士のあれやこれや楽しめました、絵柄も好きでした。ヘタレ攻めは苦手系ですが、響は大丈夫でした!
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よかったです
2022年5月1日
ベータ同士の恋愛…切なくて愛情たっぷりでよかったです。この作者さんの他の作品も読んでみようと思います。
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運命って…
2022年5月1日
β同士のカップルです。
そっか…同性同士でもΩとαだと番とか運命とか言うけど、(βとΩやβとαでも番とか言われるけど)同性β同士だとゲイカップルって言われるのか…
何だか切ない。
今まで同性β同士のカップルの話は読んだ事無かったのでハッとさせられました。
それでも、運命や相性ってあるからβ同士でも やっぱり2人は運命だったのでは。
憧れは憧れとして、運命で結ばれた2人なんだと思う。
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優しいお話
2022年2月28日
ベータ同士のカップル。
ベータ同士であるがゆえ、番と言えない二人。
お互いを想いながらも悩む二人が切なかった。
それでも、どちらかぎアルファやオメガじゃなくて良かったな…と思った。もっと苦しむことになるよね。
胸が苦しくなりながらも、読後感は良かったです。
羨ましさと不安感
2022年2月17日
オメガバ世界のβ&βカプの話で、「同じ男同士なのに番になって子供も作れるα&Ω」カプに対する羨ましさと、自分たちの絆に対する不安感がずっと二人の間にあります。雰囲気としては穏やかさ…を通り越して暗いような…でもお互いの思いを大切に、貫き通してまた一歩二人で前進します。
男女の区別なく、伴侶として一緒に生きていくことを改めて考えさせられました。こういうテイスト嫌いじゃないけど、もう少し明るい感じの方が私は好きかな。
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じんわり
ネタバレ
2022年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ お互い思い合うが故の、切ない葛藤のお話でした。
どうしてベータ同士だと婚姻が認められないんだー!
終始お互いへの愛情が感じられる、優しいお話でした。
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幸せに過ごせますように
2022年2月8日
読んで、切なくて、絶対大丈夫だと思いながら、ただただ2人が幸せにずっと一緒に過ごせますようにと思いました。派手さはないけれど心にくるお話でした。
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静寂
2022年2月2日
β同士のお話でちょっと新鮮な感じがして見てみた。オメガバ感はあまりなかった。と言うか、特に何もなくただただ静か〜に終わった感じ。切なさはわかるけど、もう少しでも何か欲しいな。優しくて良いお話なんだけど、平坦すぎたかなぁ。
βとβ
2022年1月31日
まるっと表題作。オメガバースが当たり前の世界観で。高校の時出会い付き合い始めたβ同士の社会人CP。一緒に暮らし もうずっと一緒にいて幸せなのに 番になれない事の辛さがお互いを徐々に蝕み。大切な存在だから言えない事や我慢してしまう事がだんだん増えていき。なお話し。オメガバースといえば 運命に振り回されるお話しが多いけど β同士の恋は 確証のない目に見えない気持ちが全てというのは 切ないです。が本来恋愛とはそういうものだから お互いを大切に想い お互いを幸せにしていくものなんだな。と実感。
ある意味、斬新。
2022年1月31日
オメガバースのβ同士のお話。これまでたくさんオメガバースものを読んだけど、確かにβは脇役ものでΩとα同士の壮絶とか幸せな物語ばかりだったので、ある意味、斬新な感じ。でも静かな流れで読み続けると切なさで胸を打つ。β同士のだと逆に生きにくいんだね。番いになりたい2人。悩みがリアルに感じた。世の同性カップルはこんなふうに悩んで支え合って生きてるんだと思いました。理解しよう。
それにしてもβの2人が別れなくて良かった。
こういうオメガバースもいい
2022年1月30日
何の情報もいれずに読んだので、とても新鮮でした。β同士のカップルならではの悩みや切なさが良かったです。β同士のカップルに慣れてないので、もうちょっと分かり易い説明があれば良かったです。
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少し切ない
ネタバレ
2022年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースといえばαとΩの物語だけど、β同士のお話。
βはβで悩んで、番に憧れてて、切ないお話でした。
面白いけどもう少しなにかインパクトほしかった!
想いあっているのが伝わる
2024年7月17日
絵★★★★☆/キャラクター★★★★☆/ストーリー★★★☆☆/エロ度★★★☆☆/αとΩだったら番になれたのに、β同士だからいろいろ考えて悩んじゃう2人のお話。
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まあわかるんだけど
ネタバレ
2024年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースの世界の中でのβ同士の恋愛のお話。
もしアルファとオメガなら番になれるし確かな絆が持てる。
しかしベータ同士では結婚も出来ない。
そのことへの拘りから抜け出せない二人が同棲10年目に行き詰まってしまうけれど、それでも愛情を確認し合って生きていこうというお話。
まあオメガバースの世界だから余計にというのはあるかもしれないけど、これって普通の世界のゲイカップルの悩みと同じなのでは?という感じ。
どちらかがアルファだったりオメガだったりすれば、オメガバース特有の難しい問題が発生するけど、むしろベータ同士なんだからフェロモンに影響されたり発情期の心配が無くてかえって安心なのでは?と。
ないものねだりをしても仕方ないのになんだか自分たちで勝手に拗らせてる感じもしていまひとつハマれませんでした。
うーん
2024年4月6日
なんだかモヤモヤとした切ない感じのお話で、私はあんまり好きなお話ではなかったです。
好きな人は好きかもです。
βカップル
ネタバレ
2024年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめて読む作者さんです。オメガバースには珍しくβ×βのお話でした。自分達は運命の番だと信じていただけにお互いβであることへの残念な気持ちを乗り越え付き合い続けた二人ですが、、、、Ω×αカップルをどうしてもうらやましく思い、そうでない自分達を悲観してしまう二人でしたが、最後はそんな気持ちを乗り越えて幸せになれて良かった!
優しいお話…
ネタバレ
2023年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●タイトル買いです。でも想像してたよりあっさりな読後感でした。あっという間に読み終わって、全部で200Pあった気がしない。コマ割りが大きい(1Pあたりのセリフや情報量が少ない)から?かもしれません。ちょっと淡々としてるかなぁ…(そこが良いところなのかもしれませんが…)4か3か結構悩んで★3にさせていただきました。
●オメガバース世界にあってあえてβの二人…という切り口は素敵だなぁと思いましたし、好きです。そのことが、このお話をとても優しいものにしてる。あらすじに「性別検査の誤診」とあったので、再検査してどちらか(あるいはどちらも)が…という展開か…?思っていましたが…いえ、この二人はただただ“β”なのです。
●二人とも、男同士でβ同士な自分たちの関係を、とても不安に感じてる。これはオメガバ世界ならではだと思うのです。αとΩなら、運命の番なら、誰もが祝福してくれる。確かなものと信じられる。子どもだって産める。だけど自分たちは…っていう。その不安からちょっとしたことに敏感になってしまって、二人の間に歪みを作ってしまう。
●その不安を言葉にしてしまうのも怖い…という感情はとてもよく分かる。(私たちもいろんな場面で抱く感情だと思う。)だけど、それでも、二人にはこの不安を言葉で分かち合ってほしいんですよね〜。相手の不安はお互い感じ取ってる。同じ不安を抱えてるって分かってる。なのに言葉にできない…うぅもどかしい…
●最後はちゃんと、「伝え合おうね」って。自信も取り戻したように見えましたし、少し前進…かな?こんな二人は意外と身近にいるのかもしれないな…なんて感じました。優しいお話でした。
今までにない目線
2023年4月6日
作者様買い。β同士、響×幸史郎のおはなし。ある意味普通のゲイカップルなんだけど、オメガバなのでα×Ωカプと自分達を比べてしまうもどかしさがありました。子を成せるか否かが大きな違いでもあるので彼らの葛藤は痛いくらい伝わってきました。ただ、最後の方にちょっと気になる台詞を響が言うのがなぁ…スゴく勿体なかった。この作者様の他作品もそうだったけど、物語は良いのにここぞと言う時の台詞がしっくり来ない。エチはさらっと描写です。
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物足りない
ネタバレ
2023年2月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ β同士という着眼は良いと思う。ただ所謂α×Ωは同性同士でも成り立つ世界観。この作品では同性同士は珍しいみたいな描写が一瞬あったが弱い。ゆえに読んでても人目を気にする2人にα×Ωだったら同性でも普通なんだしそこまで気にする必要はあるのか?という思いが最後まであった。もっとわかりやすく同性のα×Ωも奇異な目で見られてる描写があればα×Ωでさえああなのにβ同士の自分たちは…と共感できたかも?あとは定番の家族を作ってやれないに持っていくか…。運命の番だと思ったけどそうじゃなかった。何故ショックだったというのがキーだろうに弱い。色々惜しいなと思いました。
爽やかでした👕
ネタバレ
2023年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ぶっちゃけレビュー点数高かったから期待が大きすぎたようで、結構呆気ないというか、サラッと読み終えちゃった感じです。悪い人も出てこないし、優しく静かな一冊でした。
番じゃなくたって
2022年7月10日
αΩ、運命の番に焦点を当てず、あえてβ同士を描きたかったという作者さん。

運命の相手だと思っていたβ同士の彼らの物語。冷静な雰囲気の二人です。

バース性による運命性や特別な何かが欲しくて欲しくてたまらなかったのかな。葛藤や後ろめたさが伝わってきます。

人と比べたり、不安になったり、これはオメガバースではない通常の世界でも同じこと。
運命なんて目に見えないし心で感じたり、自分が決めるもんなんじゃないかな。
胸張って生きろよ!

ストーリー○暗め。オメガバースでも同性愛の悩みはつきないのかな。
画力○
キャラ○
エロ△白抜き。少し。

皆何か不確かなものがこわいのかな。
特別なひとがそばにいればそれでいいじゃん。

私が読み取れてないかもですが、読後モヤっとしたので星3です。
それぞれの悩み
ネタバレ
2022年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースのお話でβ同士の恋愛。この物語が珍しくて購入。もう少し切なさ、葛藤を掘ってほしかったかな。ありがちな検査ミスで本当は運命の番だった的な内容ではなかったけど、普通に同性同士の恋愛の悩みなんだけど、そこがオメガバだから同性同士のでも周りからみとめられてるカップルとの違いを感じで悩む、、、
オメガバースの世界観の中でのゲイカップルの悩みを描いていたところは面白かった。もっと受け目線の流れもあったら良かった。
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ちょっと思ったこと
2022年7月3日
皆さんのレビューを読んで興味をもって読みました。確かにとても良かったです。ただ、オメガバースの世界の「運命の番」を気にするなら、二人のうちどちらかがΩかαだった方がよりドラマチックだった気がします。Ωとαにはどこかに運命の番がいるわけなので。β同士なら男女でも運命の相手ではないかもしれない。いわば通常のカップルの不安と同じで、そこまで深刻にならなくても・・・と思ってしまいました。ただ、お互いを思い会う気持ちは伝わって来るので好きです。
作者買いだったけど...
2022年6月24日
いい話だったけど、もう少し盛り上がりも欲しかったかなぁ...切なさと寂しさと幸せとごちゃまぜになったような読後感でした。
静かなお話
ネタバレ
2022年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく静かなオメガバースの世界には珍しいβ同士のカップルの物語。わかっていたけど淡々としたお話でしたね。青梅先生の作風かな。先生らしい良いお話ですが切なくてうーん、、って感じ。自分達に自信がない2人。愛はあるけど好みは分かれそう。
β同志の恋
ネタバレ
2022年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命の番や、αとΩの恋はよく見かけますが、そこでは多数を占めるβはほとんどが脇役。この作品は珍しくβの恋で、とても新鮮でした。大きな出来事が起きるわけではなく、日々の生活でたまっていく不安が描かれていました。特に面白いというわけではないですが、穏やかさと、確かにわかるこの不安な気持ち、と共感したマンガでした。
説明が足りない?
ネタバレ
2022年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバ大好きで、ちょっとかわった話が好きです。こちらはβ同士カップルのお話。β同士の話はなかなかなくて興味があり購入。αΩの男同士なら子作りできるしみんなの理解もあるけど、β同士なら子作り無理だし男同士だと理解がないって言う設定だと思う。いい話なんだけど、オメガバにしたのなら何かしらオメガバ設定をいかす何かが欲しいかな。ただのゲイカップルの話みたいに感じてしまいました‥
ベータとベータ
2022年1月29日
β同士のオメガバース。キャラもお話も作家さんの好みがはっきりしてて、表現したいものが綺麗にまとまっているなー、と思いました。ファンタジーとギャグが好きな当方ですが、実際その辺にいそうなカプの雰囲気が意外と読みやすくて不思議でした。
物足りない・・・
2024年6月2日
好きな設定のはずなのに、最後にページ数を見返してしまうくらい、なんだか物足りないお話でした。二人のイチャイチャや葛藤がもっと見れたら良かったんでしょうか・・・?サブキャラも曖昧でした。
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普通の枠組みの中での恋愛
ネタバレ
2023年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバの世界ではあるけど、いわゆる一般的なゲイカップルの話。立ち読みしてた時は分からなかったけどちょっとあっさり目なストーリー展開と表情が気になりました。あといっさい挿入シーンはありません。上半身裸な背中が一瞬見えるくらい。だから余計にあっさり目に感じてしまったのかな。。私にはちょっと合いませんでした。。
ベータ
2024年9月29日
オメガバースが好きで割と色んな作品読んでるけどベータ×ベータ!?最高じゃん!って思って値引きされてたし購入!アルファ×オメガばっかな作品が多い中期待値かなり高い思いで読み始めました。ん…?んん…!?1ページ1ページのコマ割りは大きいしストーリーも淡々としてて特にトラブルやらあるわけでもなく 本当に内容がない作品だった。絵だけは綺麗で見やすかったです。まあリピート読みはないですね。
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作家名: 青梅あお
ジャンル: BLマンガ
出版社: 徳間書店