ネタバレ・感想あり君と運命についての話がしたいのレビュー

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せつない
2025年3月11日
オメガバースの世界で、βの男性同士カプのお話でした。
βの場合は異性婚がほとんどという設定が多いので、いろいろと考えさせられる作品でした。
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はぁ、、いい。
2025年1月2日
ヤバい泣いた。こーゆーオメガバも良いよね!好き!!めちゃくちゃ感情移入したし泣けたし、これからの幸せを願わずにはいられないって感じ。
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オメガバースの落とし物
2024年11月20日
オメガバースの世界で惹かれ合ったβ同士の二人。運命の番にはなれない彼らの葛藤と愛のお話。
αとΩなら男同士でも堂々と結婚できる世界で、βの男同士のカップルが抱える悩み。きちんとした絆があったり、関係性が認められる世界だからこそ、どこにも該当しない自分たちの不確かさに不安を覚える、という着眼点がとても素晴らしいと思いました。劇的なストーリーではないし、物語のモブとして埋もれてしまいそうな彼らにも、感情があって、悩みながら生きている。掬い上げたお話の中ではなく、こぼれ落ちた中にある普通の人たちのお話だからこそ、多くの人の心に響く作品なのだと思います。
運命の番の絆を期待してしまった過去があるからこそ、βである自分たちの繋がりに自信を持てずにいた二人ですが、その時の気持ちを清算することで、新たに絆が深くなります。一緒に過ごした長い時間が、彼らの繋がりを確かなものにしていってくれたらと願わずにはいられない作品です。
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β同士だからこそ
ネタバレ
2024年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大体Ωとαのオメガバースを読んできましたが、β同士のCPの悩み。
運命の番ではないからこその不安定さ。
周囲にカミングアウトもできていず、どこかちゅうぶらりんな二人。
それゆえに、確かなものにすがりたい気持ちもわかる。
でも、それじゃあ今まではなんだったのと思う気持ちもわかる気がする。
お互いを想う気持ちと時間の流れ・・・。刺さります。
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これも立派なオメガバ
ネタバレ
2024年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバといえば、大抵はアルファとオメガが主役で、ベータは脇役だった気がします。オメガのフェロモンに反応しないから介抱させられたり、ベータだから平和だなーとか、存在薄かったと思います。ベータ同士の話は初見でした。オメガバな世界が現実的にあり得ないんだけど…。オメガバの世界の中ではベータ同士の恋愛ってこんなしんどいんだなと…。でも二人の愛の深さがよく伝わる話でした。
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よかったです
ネタバレ
2024年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ きっとまた読み返したくなると思います。
よくあるアルファとオメガのお話の中にある、人口のほとんどをしめるベータのお話、いつも気になっていたけど、なかなか出会えなかった。
多くの人はみんな特別じゃないわけで、不安と手探りの中で相手と自分を信じて生きてる姿に涙しました。
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ウルッとする
ネタバレ
2024年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバース世界でのβ男性同士の恋愛のお話。
αとΩなら男性同士でも祝福されるのにそれ以外ではまだあまり受け入れられていないということ、こんなに特別な相手なのに「運命」ではないということ・・。フェロモンという本能的な繋がりがないことで自分達の関係が不確実で不安定なものに感じられて悩む二人が切ないです。それでもきちんと気持ちを伝えて愛を確かめ合う二人にウルウルしました。
穏やかで素敵な作品でした。
泣きながら何回も見ちゃいます!
ネタバレ
2024年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当にいいお話でした。皆さんのレビューを見て読みましたが、レビュー通り涙が止まらないし、読み直しちゃいます。
バース性の話でこの目線はなかったです。でもこれこそが現実ある話で、運命というわかりやすい名札があればと、どうしようもない事に少しの希望を見出したり、嫉妬したりする2人に胸が詰まりました。
劇的な事は起こらないけど、このままならない世界を幸せに生きていこうとする2人のこの先の安泰を願わずにいられません。ほんと、オススメです。
刺さるー!!
2024年6月1日
オメガバ世界のβ男同士の恋愛、普通の世界の男同士よりもさらに足枷が増えた感じになるんですね。男女でもなく、番にもなれないのになぜ、と。周りに普通に祝福されて結婚もできる男同士のカップルがいるっていうのは、確かにキツいですね。でも羨ましく思えるΩにも悩みはあって、みんな隣の芝生は青いんだなっていうのもすごく共感できました。他人に迷惑をかけていない限り、互いの幸せを認め合える社会にしたいなと思いました。
好きな話
2024年5月28日
オメガバースの世界だけど二人はβ
αとΩなら…
二人のやるせない思いがとてもよく現されていて読んでいて途中切なくなりました。
でもそんな性別関係なく幸せになれた二人に祝福を。
読後が爽やかで好きです。
素敵
2024年4月4日
オメガバースとは今までαとΩの話しか読んでなかったんですが、これはβとβのお話です。いつも見るような熱烈な求め合いや「運命」などがなく、βには特有の悩みがあり、受け入れられないなど、悩んですれ違って話し合ってなど、とても現実的で素敵な話でした。作者さんのオメガバースを経験していないのにそこにある新しい「性別」からくる悩みを表しているのがすごいです。
もうそれは運命
ネタバレ
2024年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ バース性に翻弄される事が多いオメガバ作品ですが、今作品は別の意味で苦悩するβ同士の恋人達。運命の番で無い事に傷つく二人ですが、そうでないなら尚更、それでも惹かれあってここまで一緒にいたことが「運命」なのでは無いでしょうか。実は自分たちも判定ミスで一件落着…とかじゃ無かったストーリーなのも良かったです。
買ってよかった
ネタバレ
2024年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ まさに自分が読みたかったオメガバース世界のお話でした。アルファとオメガの「運命」のような強烈な結びつきを持てないベータの同性2人…相手のことが本当に大事で失いたくなくて、永遠を約束したいからこそもっと確かなつながりが欲しくて、切実さと相手を思う気持ちの深さが心に沁みました…
ここで再検査して片方ベータじゃなかったとか、実はアルファとオメガだったとか後から発覚系にはならない、特に当て馬も出てこない、ずっとお互いへの気持ちと向き合い続ける真摯さがとても好きです。あとは個人的に響が幸史郎のことを「こうし」って呼んでるのが毎回可愛くてキュンでした、、、そこで略すのねという 人を思う気持ちが優しく心に沁み入るオメガバースです……
や〜でも一目惚れして相手もそう思ってくれて、オメガバースの世界だったら「この人が運命なんじゃないか」って思ってしまうよな〜…そういうベータのカップル、実は密かに多かったりしないのかな 個人的にこういうお話をもっと読みたい!
お互いの葛藤が悲しい…
2024年2月10日
運命になりたいのにβな2人のそれぞれの葛藤、悲しくて涙が出ました。
オメガバース作品の中でもβ同士という新しい切り口で素晴らしい作品でした。
βの悩み
2024年1月30日
オメガバースはよく読みますが、β×βで成り立つストーリーは初めてでした。どうしてもΩやαの葛藤に焦点がいきがちですが、たしかに、βはβでまた別の視点でではあるけれど同じだけ悩みがあるよなぁと考えさせられました。とても良かったです。
良かった
ネタバレ
2023年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ β同士というオメガバースの世界観ではあまり見ないけれど、あってもおかしくない話で葛藤や羨望があるよねと読んでてしみじみ思いました。
変に拗れることなく読了後は幸せな気持ちになります。
タイトル買い
2023年12月17日
タイトルが絶対に私の好きな感じだ!と思い購入。
オメガバースは元々大好きですが、β同士だからの葛藤が
すごく丁寧に描かれていてめちゃくちゃ良かったです。
王道のα×Ωももちろん好きですが、これも良かったです。
ドラマチックな運命
ネタバレ
2023年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前提のオメガバース。
空想の世界とリアルなゲイカップルを上手く混ぜ合わせているから辛さが共感しやすく、2人のちょっとした不安が解るからこそ小さなもやりの積み重ねに苦しむ2人がもどかしい。
確証がなく、答えが無い、個々の心に問うそんなラスト。
温度感が良い
2023年11月25日
オメガバースの世界だからって全てが劇的ではないって所が凄く良い!この空気感というか温度感というか。とても心地よいです。内容はもちろん紆余曲折あるんですが、その描写も素晴らしい。なんというかキレイなピアノの音のようという感じがなぜかしました(自分だけかな?)
考えさせられる
2023年11月24日
同性β同士の恋愛の切なさ、苦しさにじーんときました。確かにどちらかがΩなら世間に隠すことなく結婚できるのに、β同士だとそうではない理不尽さ。つらいけどそれを乗り越えた二人の未来は明るいはず!
ベータ同士の恋
ネタバレ
2023年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 会った瞬間から相手が気になって、お互いに好意を持って…自分たちはきっと運命の番だって未来を約束できる番だって思わずにはいられなかったから、そうじゃなかった時の謂れもない不安とどうしようもない気持ちは大人になったら更に大きくなっていった。学生時はまだ自分たちだけ信じれる若さがあったけど、社会人になって周りが結婚して勿論本物の運命の番たちも見て…今幸せな生活がいつまで続くのか、ベータで同性で何の保証も持てない自分だから「運命」に縋りたくなるんだろうな。淡々と、2人のささやかな幸せが描かれています。攻めがロマンチスト、受けは頑固で男前な感じの印象。ごく普通のカップルの恋物語。
「それでも一緒にいたいよ」泣けるな
ネタバレ
2023年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ だいぶ前に読んでいて、特集で見かけたので読み直したら、レビューなかった(笑)
オメガバ世界のβ同士の物語。αとΩなら同性でも結婚できる。でも、β同士はできない。単なるゲイカップルとなる。運命の番だと思ったのに。切ないね。「この世界は少しだけ寂しくなる」と思うけど。高校生から付き合い始めて、卒業して一緒に暮らして10年。変わらずに愛しくて大好きだけど、世界に取り残された気分が残る。それでも一緒にいたい。変わらずに送る日々の楽しさ豊かさ。喧嘩しても、やっぱり一緒にいたい。そういう相手に巡り会えたことが幸せだよな。
きっと誰にも当てはまる。
ネタバレ
2023年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日々目にするニュースやネットで話題になるようなドラマティックな話。次から次に消費していくように流し読みしてしまうけれど、実際には身の回りにはそんな劇的なことは起こっていなくて、彼らのようにどうにもならない感情を抱えながら毎日を過ごしている。淡々と展開していくストーリーなのに、二人がちゃんとそこに生きている熱量を感じます。自分の中に湧き上がった感情に、明確な何か確証が欲しくなる心の機微が丁寧に描かれていて、物語に引き込まれてしまいます。読了後、二人の幸せを願ってやまない他のレビュアーの方々の気持ちが痛いほどわかります。この作品に出会えて良かったです。
とても良かった
ネタバレ
2023年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何回目かのセールでようやく購入。もっと早く買えば良かった…
オメガバと言えばαとΩのお話ですが、こちらは主人公がβ同士。わりとΩが苦しむ話が多いですが、この作品はβの悩みに焦点が当てられています。
響と幸史郎は学生時代からお付き合いしている名良しカップル。自分達は運命の番だと信じてバース検査の結果を見ますが…結果はβ。でもお互いを思う気持ちに嘘はないし、一番大事な事には変わりないのに漠然とした不安が付きまといます。
リアルな悩みにこちらも苦しくなります。お互いが好きならそれで良いのに、世間の目などがそれだけでは認めてくれない。βでなければ…とずっと2人の中に燻る不安が辛かったです。全編通して優しい時間が流れているようで、細々と切なさが漂うお話しです。
後書きで作者さんが何か1つ心に残るシーンや台詞があればと書かれていましたが、1つどころか沢山ありました。2人のことは2人にしか分からない。これからも躓く事があるかもしれないけど、響と幸史郎なら乗り越えていけると思います。ずっと幸せに過ごして欲しい。
すきです
2023年7月5日
泣きました
ベータ同士の生きにくさ、お互いだいすきだけどな気持ち、日常に寄り添った素敵なお話でした
実家のお話の様子も読みたかったです
幸せのカタチ
2023年6月23日
この作品を読んで、改めて、幸せのカタチって人それぞれなんだよ。大丈夫。って思えました。自分勝手になって、自分たちだけが感じる幸せで良いんだと思えました。
お互いがかけがえのないパートナー
2023年6月5日
βカップルの作品が少ない
‪α‬Ωではないいつもモブガチなベータだとゲイになるのか
ファンタジー
一目惚れ強いな
オメガバース性では‪α‬×Ωカップルの番がつかいがちです
運命のただ1人なんて1/70億確率
ファンタジーだけどねBLの最果てが受胎できるという
人間以外には雌雄同体が存在するの
2000万年後くらいにはオメガバースも夢じゃないかも
これはこれでよい…
2023年5月26日
当たり前の様に日々を過ごして、恋をして。
性別に翻弄されながら生きていく。
ただ、何も無いだけ。何にも感じないだけ、βだから…
オメガバースの世界で、βが出てくるのは珍しくないですか、お互いがβなのは初読みです。
多分、オメガバースの世界か現実だったら、殆どの人がβで、響と幸史郎の様に過ごすのかなと思ったら、とてつもなく悲しくなりました。
幸せは同じはすなのに、と…
運命の番、運命に抗ったり、色んなオメガバースがありますが、是非この作品もその中に入れて欲しいです。そしてオメガバース好きさん達に読んで欲しいです。
ジーンくる素敵なオメガバ
2023年5月23日
α‬×Ωがオメガバの中で普通であたりまえと思っていたけれどβ同士でしかも同性の恋人。番になれないけれど2人が寄り添い築いていく切ないけれど素敵なお話でした。2人が好き同士、愛があるからそれでいい!ジーンとくるけれど心温まりました。
βが主役のオメガバ
2023年5月22日
βが主役だからオメガバって感じはあまりないけど、Ωとαが主役のオメガバと違う視点の切ないものでした。βの同性同士が恋愛や夫婦になるのは世間の目が気になる、同性同士がパートナーとなっているとαとΩだと必然的に周りはそう判断する、辛いよな…。αとΩじゃないと同性同士は認められないのかって思うよ。完全に吹っ切れてめでたし!な感じのラストではなく、きっとこれから先も多くの壁や嫌な思いするんだろうな、でもこの二人はそれでも前向きに一緒に乗り越えるんだろうなという読後感が良かったです。オメガバの世界でも、運命の番はαとΩだけで成り立つものじゃないんだよ。
優しく切ないお話
ネタバレ
2023年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ すっごい波乱が起きず(再検査でやっぱりオメガとかアルファだったとか、会社のオメガの後輩に反応してしまうとか)あっさりと優しくお話が進みます。
オメガバースの世界のベーター同士でも
普通にゲイカップルということに悩むなんて。
ちょっとした心の行き違いでヒヤリとする場面も
あったけど終始穏やかな響がこうしを愛し
こうしもそれに応え最後はこうしの家族に
迎え入れられて幸せになって良かった。
確かに大きな事件は起きないけど
ゆったりじんわりしたい方にオススメです。
β同士の
2023年5月17日
青梅先生があとがきに書かれていたように、きっとオメガバースの世界ではなかなかスポットの当たらないβ同士のカップルのお話。互いに運命の番はいないけれど、自分たちも運命ではなくて不確かな繋がりなんだとそれぞれに悩み苦しみながらも、それでも共に過ごした今までもこれからもあなただから幸せなのだと想い合うふたり、、、、、推せる。へたれ攻め(営業マン)と強気受け(花屋さん)っていうのも推せます。αのモブお姉さんとΩのギャップ後輩が出てきますが良い人たちです。幸四郎と響の胸中以外は基本的に平和な世界線です。
なんかいい
2023年5月16日
運命の相手じゃなくても
ほんとに2人離れられなくて
オメガバースによくある、激しい何かがあるわけじゃない。
静かに深くずっと一緒に居る2人なんだなと思って、ひっそり涙した。
目から鱗…(泣)
ネタバレ
2023年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバ、そこそこ読んできたけど、今の今までβ同士のことには思い至っていなかった…目から鱗でした。…現実世界で、赤い糸が見えたら…なんて、思ったこともあったけど、実際は見えない。つまりそういうこと。αΩだったら同性でも祝福されるし実子も持てるのに…運命の番だという目に見える証拠があれば安心できるのに…なぜ僕たちはそうじゃないんだろう…オメガバ世界ではβは多数ゾーンでモブやサブ扱いが多いから、βのこんな視点は結構衝撃でした。お互いを大切に想い愛しているのは間違いないのに、β同士ゆえの葛藤が痛くて苦しくて。でも、この作品世界はそれさえも優しく包み込まれていて。切ないのに暖かくて愛しくて、じわっと涙が滲んできます。納まるところに納まってホッとしました。響と幸史郎の2人にはお互いを信じて歳を経ても一生幸せでいてほしいです。
切ないけど
ネタバレ
2023年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバース作品ではαとΩで運命の番などあるけど、こちらは珍しくβ同士の恋愛でした。高校生の時に人目見た瞬間から惹かれ、お互い好きになり付き合いだした。てっきり運命の番だと思っていたけど性別検査ではβ。ショックを受けながらも、自分達はこの先もずっと一緒にと、それぞれの思いがかくとうしながらも、2人で進んでいく。番じゃ無くても良いんだよ。
β×β
2023年5月6日
β同士の恋愛なので、オメガバではなく普通のゲイCPのお話に近いかもしれません。
ただ、オメガバースがある世界線でのβ×βCPなので運命の番になれなかった葛藤や、世間体、二人の将来への不安…などが表現されています。
なので、ヒートや受けが襲われる…など大きな事件などはありませんのでわりと淡々と話は進みます。
ほのぼの寄りではありますが、若干ネガティブで暗めなストーリーかな?
でも優しいストーリーだと思います。いい意味で普通のゲイCPのお話。
特に大きな盛り上がりはないですが、オメガバースが苦手な方も普通のBLストーリーとして読めると思います。
オメガバースの世界だからこその
2023年5月3日
オメガバースですが、主人公はアルファやオメガではなくベータです。ベータ×ベータは私は初めて読んだのですが、男同士でも結婚ができる(子供も産める)という世界観だからこそ、多数派で際立った特徴のないベータ同士の感情の波立ち、心の機微が、丁寧に優しい視点で描かれていて、とてもよいものを読んだ充実感がありました。アルファやオメガが主人公になるオメガバースは波瀾万丈型ドラマチックなものが多い(そしてそう言えのも大好物です!)ですが、普通の中に波立つドラマチックもとってもすてきです。
大好きです
2023年5月1日
オメガバースの世界観を逆手に取った、完璧なBLです!もう、ど真ん中。清く正しいBLですよ。ほんと、こういうの。出会えてよかったと思う!
オメガバースのβ同士の苦悩
2023年3月19日
αとΩの話は当たり前にありますが、主役2人がβ同士という設定が面白かった。この世界のβで同性同士の恋愛は当たり前なのかと思いましたが、簡単ではないんですね。運命の番という言葉に、自分達はなぜβなのか?なぜ運命の番じゃないのか?と悩み翻弄されていく2人が悲しくて苦しくなりました。
お互いに愛してる好きという気持ちがあれば充分2人は運命の番だよ、と思ってしまいました。
初めて読んだβ×β作品です!
ネタバレ
2023年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで気になってたけど読んでなくて、最近やっと読みました。読んだ後、初めて読むβ×βの作品がこの作品で良かったなと思いました!
「オメガバースの世界で、男性にも妊娠できる人がいるからこそできる悩み」に焦点が当てられていて、切ない気持ちになったりしながらも、読んだあとはじんわりと心が暖かくなるような感じがしました。
絵も暖かい雰囲気で優しく素敵で、読んでて癒されました!
感動
2023年2月9日
β×βのお話は中々読まないので新鮮でした!
β同士も色々悩みがあってそれを2人で超えていく過程がとても感動しました。
泣いちゃった
2023年1月31日
β同士のお話。ご都合展開も無く、本当にβの2人の物語を見せてもらった。なんだか心が暖かくなったなあ。本当の愛があれば大丈夫だね。運命とか番とかそんなの無くてもこんなに好きあっててずっと居るんだからよっぽど運命よ!!!2人がずっとずっと幸せでいれますように。
素敵でした…
ネタバレ
2023年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて読む作家さんだったんですが、めっちゃ良かったです。オメガバの世界で運命の番がどーのこーのはよくあり好きですなんですがこれはβ同士で単なるゲイカップルという括りになるからこその葛藤というか……とても丁寧にかかれてて泣けました。良かったです。
運命とは
2023年1月29日
運命とは何か考えさせられるお話でした。
よくBLではαとΩは運命の番になれる可能性があるけど、βは一般人だとされていて、この作品の2人はどちらもβで運命とは無縁でした。
そりゃ運命って聞けば憧れますよね。誰だって、自分は好きな人と逢うべくして逢い、恋に落ちたんだって思いたい。でもこの2人はそうじゃなかった。
それでも"愛してるから一緒にいたい"って互いの愛を確かめあう場面、優しさに溢れてて泣いてしまいました。
これからもずっと2人で幸せに生きていくんだろうと思います。
マジで‼凄く良かった💦泣いた。
2023年1月28日
BLAWARDノミネート作品履修中😺
今ならタイミング良く値下げキャンペーン✨
泣けたわ~😩買って正解⤴
2人は間違いなく運命だよー。
出会って、恋に落ちて、一緒に過ごして、喧嘩して、愛して、泣いて、笑って。
ご両親も周りの大多数も同じβで添い遂げている様を見ているはずなのに、絶対的な結び付き=「番」を求めてしまう…😩切ない…💦
仲直り出来て安心したわ。これからも欲張りに歩んで行って欲しいな😃
こーゆーオメガバースと良いと思う!
2023年1月26日
初めてのベータ同士のお話。たしかに運命とかそんなのない普通に生きてる設定のベータたちにいろんな恋愛があるのは当たり前で、とてま新鮮でしたし、いまの自分の現実よりも諦めがつかない漠然とした悔しさとかがあるのかなーといろいろ考えてしまいました。
面白かったです!
これはステキ
2022年12月22日
Ωバースに食傷気味で、最近はdom・subばかり楽しんでましたが、このCPは良いですね。DKならそういう期待しちゃうよね!とか、共感できるポイントがたくさんありました。じんわり目頭が熱くなる、良いお話でした。
目からウロコ
2022年11月10日
運命の番って特別な繋がりであって、αとΩが中心で物語が出来上がるオメガバースの世界で、βの2人に焦点をあてるって…。とっても新鮮。そうですよね、70%がβなんだからこんな話があってもおかしくない。
静かな日常の中にある愛
2022年10月29日
淡々とした静かな日常の暮らしの中で、お互いを大事に思い合う物語…切なさと温かさで自然と涙がこぼれました。同性愛、オメガバースの要素は入っていますが、それを超えて、人として人を愛する事はどういう事か…というテーマにスポットが当たっていた気がしました。
β同士ならでは
2022年10月16日
β同士のカップルのお話です。
αとΩなら番になれるのに、どちらかがΩなら子供ができるのに…と不安に思ったりしますが、お互いを思い合っていることがよく表れてて、良いお話だと思いました。
愛さえあればのその先
2022年10月8日
オメガバース作品は数あれど、β×βカップルのお話は今回初めて読みました。運命の番と信じて疑わなかったけど、現実はままならず。愛さえあれば乗り越えられると思っていた自信が、徐々に揺らいでいくのを気付かないふりをする日々。それでも自問自答しながら共に壁を乗り越えようともがく彼らがとても切なく、微笑ましく、いつの間にか涙しながら読んでいました。オメガバースがテーマではありますが、何かを乗り越えようとする人に響く言葉もたくさん描かれていて素敵だなと思いました。切なくも優しい作品が読みたい方に、是非オススメしたい作品です。
これはいい切り口
ネタバレ
2022年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースだけどβ同士だからか話の展開は普通のBLのように男同士を悩む感じが新鮮で良かった。オメガバースはエッセンス的な感じですが、それがいい感じに活きてて劇的ではないですが読んで良かったなという気持ちになりました。
じんわり沁みました
ネタバレ
2022年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースのある世界観の中でのβとβのお話。初めて出逢った日、運命を感じたと思ったのに、検査結果は運命の番でもましてやα×Ωでもない、ただのβ同士のゲイカップルなのだという現実を突き付けた。α×Ωや運命の番のように劇的なストーリーではないけれど、バース性のせいで周りに堂々と告げられず、子供を授かることもない、運命の番じゃないからいつか終わる日が来るのでは?…日常的に感じる様々な不安が表現され、泣けてきた。ラストまで激しいストーリー展開はないけれど、じわじわ染みてくるそんなお話。読んだきっかけはセール&表紙でしたが、読んでよかったと思います。
泣ける…😩
2022年9月22日
運命の番だけが幸せなわけではない。これまでの概念とは違った、オメガバースの物語でした。

βにはβの幸せが必ずあって、だけど確かな形がないから互いに気持ちが分からなくなったり悩んだりすることも沢山あって。

もしかしたら、αとΩ以上にβ同士の恋人は苦労や抱えるものが大きいのかも知れない。

途中読んでいて胸がキュッとする場面もあったけれど、最後はほっこり幸せな気持ちでいっぱいになりました。

二人には末永く幸せでいて欲しい☘
出会って良かった作品
ネタバレ
2022年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 買おうかどうしようか悩み、セールを待ち購入。結果、定価で買っても良かった作品!オメガバース物はヒートありきのお話な気がしてそんなに好みではないのですが、これはどちらかというとマイノリティの2人のお話でした。あーめちゃくちゃ泣きました。私が好きなセリフは、「こうしとだったら何だって欲しい」です。こうしといれたら何もいらないのではない所が、2人の切ない気持ちが表れているなあとジーンときました。あぁ、思い出し泣きしそう。作品中に出てくる、αとΩのラブストーリー映画のタイトルがこちらも「君と運命についての話がしたい」なのも良かったです。
よかったです。
ネタバレ
2022年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ β同士のカップル。高校の時から付き合ってる2人、運命の番かもと思っていたけど、お互いβ。β同士はゲイカップルなんですね。周りになかなか言えない。それでもお互い好きで10年一緒にいる。結婚出来ない子供も出来ない。ケンカしながら悩みながら一緒に暮らしてきた2人。どうかこの2人の穏やかな幸せがずっと続きますように。そう願わずにはいられません。めちゃくちゃ切なかったけど、ただお互いに好きなだけ。男とか女とかαとかΩとか関係ない。切なくも温かいお話でした。
良かったです!只今値下げ中です。
ネタバレ
2022年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ベータ同士の話。読んで良かった!大きな事件など起こらず、淡々と進みますが、ベータ同士であることの葛藤(番になれない)がひしひしと伝わってきて切なかったです。アルファオメガの作品より地味めだが、細かな心情の動きが丁寧に描写されていて良かったです。オメガバースの作品でここまでリアルな感じなのは初めてかも。苦手な方も読めるかもしれません。高校から付き合っている2人は運命の番と信じこんでいたが、性別判定の末お互いベータで。ベータ同士でも大丈夫、と社会人になってからも同棲してきたがやはり引け目も感じ、その矢先に性別判定間違いのニュースが飛び込んできた。もしかして、あの時の判定は間違いなのではないか?
この作品で良かったのは、判定間違いのニュースによって再判定する→結果アルファとベータだった→番になってめでたし!とならなかったところ。
ベータ同士だけどお互いが大切でこの先も2人で過ごしていきたい、そんな2人の決意を見守ることができて良かった!ひたむきな2人に癒されました。
おすすめです!
「その他」のふたりのお話
2022年9月4日
オメガバだけど、‪α‬とΩはほぼ出てきません。
主人公のふたりはオメガバ世界において、中心から外れたβの恋人同士。
‪世間では、α‬とΩでは無いβ同士は"運命"でも"番"でもないただのゲイCP。
確かな証も約束された未来も持てない事に、焦燥感や不安を感じるふたりは、オメガバ世界に於いて主役ではない「その他」だけど、世界の大多数を占める人達。そこにはとてもリアルで地道な、普通の愛があります。
オメガバにしては、華やかさも闇もドラマチックな展開もないお話ですが、とても心に沁みる作品です。さんざんオメガバ作品読んできた方にこそ、読んでみてほしいです。
オメガバース作品にありそうでなかったお話
2022年9月1日
とても素敵な作品でした。運命って時に残酷で
でも、それを二人で葛藤もありながら乗り越えてゆく。
切なさもあり、優しさもある。お互いが思い合っているからこそ、すれ違って。何度でも読み返したくなるお話でした。
心に響くお話でした
2022年8月30日
レビューを見て、気になって購入しました。オメガバースは運命だったり、時にしんどいお話も多い中、β同士のお話がとても新鮮でした。幸せな反面不安も大きくなって、二人で乗り越えて行く姿が本当に良かったです。
優しいお話😄
ネタバレ
2022年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ それぞれの思いもあって異性でも同性でも同じように悩むけどオメガバのβ同士だからのお話。こんな視点もあるんだ面白い。
こんなにお互いが惹かれあう出逢いなら運命なんだろうと思える。優しいお話におもえました。ハピエンなので🖤
現実的なオメガバース作品
ネタバレ
2022年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ αβΩなんて性別があったら同性異性かかわらず好きな相手と自分はαとΩで運命の番であって欲しいと願わずにはいられないんじゃないでしょうか?同性かつβ同士なら尚のこと思うだろうと、オメガバースではあまり焦点を当てないところを題材にしたのが新鮮でした。
この作品は男性かつβ同士の純愛が描かれています。10年間一緒にいてお互いを想っていても、運命の番ではないということに不安を感じている描写はとてもリアルでした。
最後受けの「俺と番になりたかった?」のセリフの後の攻めとの会話にお互いへの深い愛と切なさを感じ、読むたびに胸が苦しくなります。ふとした時にこのシーンだけ読み返してしまうほど心を動かされました。オメガバースが苦手な方にもおすすめできます。
新たな視点に気付かされる
ネタバレ
2022年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローさんのレビューに惹かれて読みました。
β×βのお話私ははじめてかも?
βカプ目線のオメガバの世界がこんなに切ないなんて...2人が抱える不安や怒り...今まで想像もしなかったです。新鮮ですがとてもリアルでオメガバの世界がグッと近く思えるストーリーでした!
バース性に翻弄されながらもその本質に気付いていく流れもすごく納得して読めました。
本能でもなく運命でもなくただ愛し合う姿がとても眩しかった。
そしてすれ違った2人が出す結末に涙が出そうになります。全編通して先生が優しい目線で描かれているのを感じますね〜泣ける〜。
絵も柔らかで作品と合っていてより胸に沁みます。素敵な2人を描いて下さって感謝です!
β同士
ネタバレ
2022年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバの世界のBLはΩの子がメインのストーリーが多く、この世界線だからこそ、男×男が皆から受け入れられているんだと思っていたのです。α×Ωの同性カップル、β×Ωの同性カップルは子供も出来るけど、β×βの同性カップルは出来ない。でもβ同士の同性カップルも存在してるよね?とずっと思っていたのです。そこで出会った本作。オメガバの世界に生きているのならば、どちらかがΩだったら…と願ってしまう気持ちもわかります。こんなに胸が高まるのは、運命の番だからなんじゃないかと浮かれてしまう学生の気持ちもわかります。バースがきっかけで喧嘩してしまうけれど、お互いの想いを伝え合えることが出来て良かったです。きっと同じように悩み苦しみ、そして好き合っているβの同性カップルがたくさんいるのではないかと思わせてくれました。心温まりました。
素晴らしい作品に出逢えました
ネタバレ
2022年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースって苦手でした。
でも、この作品は本当に本当に素晴らしかった。
そうですよね、こんなに愛に溢れてて、
そして、切なくて。
涙がとまらなくて。
でも幸せを感じる作品でした。
こんな素晴らしいオメガバース作品、心の底からオススメです。
同棲中β×β:10年目の必要な模索
ネタバレ
2022年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さん。
元高校同級生で同棲10年の27歳β同士
会社員響×花屋店長幸史郎の話。


オメガバース界でのマジョリティβって自由そうなのに、男性同士だとゲイカップルと見られ途端にマイノリティ扱いに。
運命の番がもてはやされる中で、β同士でも確かなものを求めたくなる気持ちがわかるだけに切ない。

過去回想シーンの交錯が良くて、バース性別判定前から運命を感じる程に互いを人として大好きだった二人が紡いだ十年間だから、この模索からの着地に心から喜びを感じるしこの先の幸せも願える。
静かに流れるような話だったけど心に刺さるイイ話でした〜
穏やかなのに切ない・・涙、涙でした・・
2022年7月7日
初読み作家さんでした。オメガバースのお話ではあるがαとΩの番カップル以外は同性間のカップルは少ないという世界観の、βとβのカップルのお話。(現代により近い感じのオメガバース世界観という感じ)αとΩだったら・・・堂々と番になれたり、男同士でも子供を産むことができたり・・・出来るわけだが、β同士のカップル・・・お互いがお互いをとても大切に愛しく想っている二人ですが、そんな穏やかな日々の中でもこんな切ない、優しい、どうにもならない悩みがたくさんあって・・・というストーリーです。穏やかに、穏やかにストーリーは進んでいくのですが、キレイな優しい作画と上手い心情の描写で・・・もはやずっと泣きながら読破してしまいました。。すごくすごく良い作品でした◎!!ちょっと切り口の違うオメガバースが読みたい方はぜひぜひ!!!
表紙そのままの優しいお話
ネタバレ
2022年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙とフォロー様のレビューにひかれ、割引もあり購入しました。
オメガバースの世界でβ同士のカップルのお話。新鮮でした。

10年一緒に暮らしていて、お互いに想いあっている幸史郎と響。Ωとαであれば、番になり子供ももてる可能性のあった未来。βだと知った時、学生の頃はふたりでいれば大丈夫と言っていた言葉が、時を重ね軽々しくは口に出せない言葉になっていく。
幸せなはずなのに、チクリチクリと不安が募っていく様子がこちらの胸にも痛く刺さります。

お互いに相手を幸せにしてあげたい気持ち、愛しい気持ちが溢れているのに...想い合う気持ちに涙がでてしまいます。
番にはなれなくても、運命のふたりに見えるよ。小さな幸せがふたりにいっぱい積もるといいなと思います。優しくて、あったかいお話です。静かな作風ですが、とても心に残りました。

作者様が、私がオメガバースを描くならこういう話がいいなというのを詰め込みましたと書かれていて、初読みでしたがとても優しい話を描く作者様なんだろうなと想像しました。とてもよかったです。
新しい見方
ネタバレ
2022年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他のオメガバースと違って、β同士のお話。オメガバースの世界って同性愛は普通に受け入れられてるからβだろうが一緒だと思ってたけど、そうじゃない世界線だとβも辛いよね。そういう見方もあるんだなと新鮮だった。β視点だとまた違ったオメガバースの世界になるんだと。
β同士、疎外感
ネタバレ
2022年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 女性とΩのみ妊娠出来、Ω以外は異性のみ結婚出来るオメガバースの世界。同性カップルには現実の世界と一緒だし、現実の世界より寂しい悔しいかも。お互い一目惚れで運命と思った同級生の二人。βとわかり、戸惑いつつも離れられなくて、大学時代から同棲。でも、年を重ねる度に不安が纏わり付く。オメガバースの世界だからこそ疎外感が出てて、読んでるこっちも胸が痛くなり、うるうるしました。終わりはしっかり親に告白したわけではないが、親は察していた。これからも不安は尽きぬだろうけど、頑張って二人で幸せに生きてほしいです!
運命じゃないけど😅
ネタバレ
2022年6月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素敵な作品でした😄
オメガバで、βXβのCP。こんなに静かだけど愛を感じるストーリーは初めてだったかも🖤
幸史郎がしっとりした大人受け。βなのに、すごく色っぽいなぁ、と😄
響は…同い年なのに、ちょっと年下攻めのような雰囲気のワンコで、そこがまたゼツミョーな二人🍒
お互いが運命を望んでいたけど、現実は都合よくない…💔
そうですよね。「絶対に離れない関係」って、保障のような確かなモノがあれば、将来を共に生きるのにこれ以上心強いものないだろうから。欲しかったのだろうなぁ😌
けど、絶対な関係じゃないからこそ、二人で生きることが尊いんだよ❗と、言ってあげたくなる作品でした✊
β同士だけど、二人は運命の番の心を持っているのだ😄
静かな愛、これこそ作者サマが描かれたオメガバに拍手です😄💦
β×β、確かなものが欲しい2人
ネタバレ
2022年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ お初の作家さんです。
本当にBL業界は、自分が知らないだけで素晴らしい作家さんがたくさんいらっしゃいますね。
こちらの先生も、私は初めてでしたが良さそうな作品をたくさん描かれていて、チェックしなければいけないなと思いました。

さて、お話はオメガバースもの。β×βの作品は珍しいかも。
こちらもその1つなのですが、α×Ωとは違い、番のような確かな何かがない2人の不安が凄く心に響く作品でした。

高校生の時から付き合っている響×幸史朗。
付き合いが長くなり、今の生活が幸せだけど確かなものが何もなく、まだまだ世間の目も気になりモヤモヤしている2人のストーリー。
αだったら、Ωだったら、運命の番という確かなつながりがあったかもしれない、子供が持てたかもしれない。
そうではない自分に憤りを感じてモヤモヤするβというのも、なかなかに主人公だなと思いました。
オメガバースの世界ではなかなかスポットの当てられないβですが、βなりに目に見える確かな愛に憧れるんだなぁと思いました。
オメガバースでも一風変わった作品だったので面白かったです。
βの幸せについて
ネタバレ
2022年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースにおいてのβの幸せについて描いてる、じんわり心にきてぐっとしみるお話です。
オメガバースでなくてもできる話ではあるけど、この世界線でβ同士では異性愛が多いという価値観の上でできているお話で、本人たちが重く考えてたり幸せなのに人に言えない儘ならなさがとても切ない。
運命であればよかったけど、運命でなくても幸せになれる。みたいなお互いがお互いを深く愛し合っているとても素敵な作品でした。
運命じゃなくても
ネタバレ
2022年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースの世界でβ同士のカップルはただのゲイカップルだという事。一目惚れした響はてっきり運命の番だと思い込みますが、性別検査でお互いβだと発覚。アラサーになっても結婚や子供が出来る訳でもなく、周りにも紹介出来ずにいます。それでも2人で居る事が幸せだと再認識してまた明日が来る。穏やかで幸せなお話しでした。
オメガバース世界ならではの葛藤
2022年5月31日
β×βならオメガバース世界じゃなくてもよくない?と思いつつ読んだら、なるほどオメガバース世界でなければ生じない葛藤が上手く描かれてました。あっぱれ。
一冊まるまる表題作
2022年5月31日
もっともっと評価されるべきお話
オメガバースの世界線でβ同士の恋愛
オメガバースが嫌いなわけじゃないけれど、BLの本質って周囲に理解されない不安があってもそれを上回る相手への思いだよね
オメガバースで運命がわかるのだっていいけど、そんなの関係なしに関係を築ける二人が本当に好き
周囲の人への不安感もすごく共感できる。
普段オメガバースが苦手な人にもおすすめしたいです。
じんわりと泣ける
2022年5月30日
素敵なお話でした。β同士の彼らの純愛。少しだけ切ないけど暖かくて泣ける。素敵な物語に出会えて感謝です。
オメガバース
ネタバレ
2022年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ β同士のオメガバース作品です。
β同士は初めて読みましたが、この世界線だからこその悩みやつらさがある。
最初から二人の気持ちはラブラブですが、番関係になれないことで苦しくもある。
でもこの二人はまた違った意味で運命だったのかもしれない、そんな風に思える。
泣けた…
ネタバレ
2022年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバース作品はαとΩのストーリーが多いですが、今回の作品はβ同士のお話。
響と幸史郎は高校生の時からのカップルで10年一緒に居る。
お互いの気持ちに変わりはないはずなのに…
β同士だからこそ番にはなれない( ω-、)
番になれなくても二人なら大丈夫っていう確信が欲しいんだよね…
少し距離をおいて二人の気持ちを確かめられて良かった。
その後の二人も読んでみたい作品でした。
2人で築いてゆく「日々」
ネタバレ
2022年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースのお話しなんですが、あえてのβ×βのラブを描いています(^^
高校時代、転校生としてやってきた幸史郎に一目ぼれした響。それからずっと、2人はいつも一緒に居る。「もしかして運命の番なんじゃないか」なんて思ったけれど、判定はお互いβだった・・・・・・。好きな気持ちに偽りは無い。このままずっと、一緒に居ようね・・・だけど・・・・・。と、ちょっと重ための内容ではあるのですが、画が爽やか目だし、なるべく重たくならないように描かれているように思います。(でも伝えたい所はしっかりと。な感じです(^^)
オメガバ題材ではありますが、10年一緒に居る恋人同士の「こんな時もあるさ」な感じがします。お互いに好きだけど、良い時ばかりじゃないし、好きな部分もあれば嫌いな部分もある。時にはぶつかり合って話をしようよ。α×Ωじゃなくたって、子供が出来なくたって、惹かれあって一緒に居た10年を否定しないでよ。そんな2人の軌跡を描いています(^^とっても素敵な内容です。積み重ねていく「愛」ですね✨こういうのがリアルなんじゃないかな・・・・作家さんのあとがきにも「自分がオメガバ描くなら・・・」という構想の元に描かれているそうなんですが、うん。こんなオメガバもいいよね・・✨ファンタジーじゃないトコがいい♪
優しくてとてもいいお話
2022年5月22日
オメガバ大好きで色々読みましたが、ベータ同士のお話は初めて読みました

自分の第二性に振り回れながらも好きな気持ちを大事にしている、大人カップル
タイトル通り
ネタバレ
2022年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 確かに運命の話をしてますね、というストーリーだった(笑)オメガバ好きなので色々読んだが、確かにベータとベータなら、子供も産めないし、本当にただのゲイカップルになるんですね(変な表現ですが)。そういう視点が無かったので新鮮でした。状況的には何も解決していないかもしれないけど、丁寧に2人の心情を描いていて、何気ない1日が本当に幸せということを表現した良作!でした。劇的な何かは起きないけど、ふとした瞬間に感じる幸せ、自分も大事にしたいなぁと思いました。
ベータ同士では幸せになれないの?
2022年5月20日
初読み作家さんです。オメガバースだけどアルファやオメガのお話ではなくて、焦点がベータに当たっています。バース性の世界だったら、男女性、バース性に関わらず誰とでも伴侶となることはできるのではないか‥。オメガだから、アルファだから特別に伴侶になれるというのではない気がする。でもベータへ向けられる目はバース性のない世界と同じなのかもしれない。そして、どんなに愛し合っていても彼ら二人にとって、運命の番でなかったことも心のどこかに影を落としていたのかもしれない──そう思えました。誰もが幸せになっていい筈なのにね。薄ら淋しくて、でも温かい、優しいお話でした。
β同士の恋
2022年5月19日
β×βカップルのストーリー。よくある実はΩで…ということもなくこの二人は最後までβでした。運命の番を越えた愛があるのにどうにも切ない。それは二人が運命の番というものにずっと囚われていたから。でも、そこじゃない…そうじゃないんだよってわかり合えた時、番以上の愛を見れた気がしました。
じんわりと心に沁みる
2022年5月15日
何度も読み返したくなる作品。運命の番ではなくても、二人はそれ以上に運命的な出会いをしている。想い想われる幸せが溢れて、多幸感半端ないです。
考えさせられた
ネタバレ
2022年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースの世界線で定番のαとΩの話なのかなーと思ったら、βの話でした。読んでみて、確かにその世界線だったらβ同士もあるなと気付かされました。その中でどう2人が過ごし、考えていくのかが見どころだと思います!おすすめです!
素敵な話。
2022年5月11日
よかったですー。とっても素敵なお話でした。運命ってなんだろう。一緒であることが運命なのが最善みたいな感じあるけど、そうじゃないって思える。ふたりの一緒にいたいっていう気持ちがいちばんなんだって改めて思わせてくれるお話だった。
性別による葛藤
2022年5月7日
同性同士の恋愛の心模様、葛藤が切なくもほっこりします。
非現実が多いオメガバースの作品の中で、現実的な物語でとても良かったです。
β同士
2022年5月7日
普段オメガバ作品でβ同士を想像していなかったので新鮮でした。ただ好きで些細な日常に感情が揺れ動いて離れることは出来なくて。淡々と紡がれていく物語が素敵。
良かったです
2022年5月6日
私には初めてのβ同士のお話でした。運命の番には憧れますよね。ましてや男性同士のβだとこどもも生まれない。普通の世界よりもΩバースの世界にいるほうが、少しは期待もあってつらいということが、よくわかりました。始終不安な感じで進むし、起伏の激しい感じでもないので、淡々としてるかなー。そこが少し物足りなかったかも。もう少し幸せな二人を見たら安心できたかな。
10年一緒にいた先の…
2022年5月5日
将来について考えるお話は、オメガバースでなくてもよくある設定で、じゃあ、オメガバースじゃなくても良かったのか?と聞かれたら、いやいやオメガバだからこその辛さがまたプラスされて、凄く良かったです。αとΩなら番になれた。男同士でも幸せになれたのに、β同士だからなれないのか?オメガバースは架空の設定なのに、まるで現実世界のような切なさを感じました。二人はとても愛し合っているのに( ≧Д≦)、これから先も一緒にいたいのに…。終始、胸がザワザワしながら読み進めていきましたが、読後感はじんわり優しい気持ちになれました。青梅作品、やっぱりハズレ無し!!
はぁ〜ため息
2022年5月5日
この作品読んで、オメガバースの世界でもLGBTQの人達の生き辛さが垣間見えました。この先も2人、幸せに暮らせるよう願ってます!
運命に翻弄されるのはαとΩだけじゃない
2022年5月5日
運命の番だヒートだと何かとド派手なオメガバース。笑
β同士ならどうなるでしょう?
そこにあるのは「愛してる」の気持ちだけ。
絶対的な繋がりも子を成すこともできない、いつか揺らぐかもしれない不安定な関係。
本作にはオメガバース特有の巻頭説明ページがありません。
なぜなら2人はただのゲイカップルだから。
とても切ないけれど、ある意味「真実の愛」のお話。
がんばれ!負けるな!と応援したくなる作品をお探しの方にお勧めします。
好感が持てます
ネタバレ
2022年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ αΩじゃないβ同士の同性CPに光を当てていて、βゆえに「運命の番」という確固たる関係に憧れてしまう気持ちが痛いほど伝わってきます。
αΩだったら世間的には認知され堂々とできるけどβ同士だからとある種の引け目や劣等感が時に不安となって心を支配し、だけど自分達は大丈夫だと納得させ心を落ち着かせる。不確かな関係だからこそお互いを労わり相手を思う気持ちが切実に伝わってきて何度も胸が締め付けられました。
Ωのヒートを見て憐れむβはよく見れども、自分はどう足掻いてもβなんだとがっかりするシーンが新鮮。再検査してαΩになるといった都合のいい展開も皆無、ひたすらβなところが良いです。
派手さも過激な展開もなく淡々としたβの日常が描かれていて、オメガバの世界観に一石を投じていて好感度◎。2人を応援したい気持ちになる作品でした。
切ないけど温かいお話
2022年5月3日
オメガバース設定で定番なのはαΩであり、ββはヒートや発情期も無いので苦労しないように見えてくる。
けど、逆に番関係や運命の番というものが無くてそれに憧れたり、悩まさせるββのストーリー。
2人とも運命だと信じていた分、辛さもあるけど2人で乗り越えて歩む姿に感動!
とても癒されるキャラでもあるので読みやすい!!
購入して良かった!
こんな愛は強い
2022年5月3日
オメガバースは結構好きで読んでましたが、β同士のカプは余り手を出してませんでした。α とΩの番みたなものが無くてもβ同士だからこそお互いに思いやりすれ違うこともあるがわかり合えた時の絆は番関係で無くともそれくらい強いものなんじゃないかなと思う作品でした。
うまく言葉にできないけど
ネタバレ
2022年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ベータ同士のオメガバースもの。出会った時から惹かれあっていて運命の番だと思って(期待して)いたのに検査の結果はベータ同士。それでも一緒に暮らして大人になっても一緒にいるけど、アルファでもベータでもない2人はただのゲイカップル。公にもできないし未来も見えない。それが苦しくて、、、のお話。ベータ同士って初めて読んだ気がします。オメガバースの世界線なのにゲイカップルはノーマルじゃないのか〜と思いながら読みました。ふむふむ。身近に男同士の堂々としたカップルがいたら、それは辛いかもしれない。それでも、この2人のお互いを思い合う気持ちが伝わって、だから苦しくて、なんともいえない気持ちで読みました。だって番になれない限りは、本当はハッピーエンドじゃないとも言える。それでも、2人は一緒にいたいから、少しづつでも2人の納得する形を見つけていくんだろうなぁ、と思いました。絵がきれいで、切ないけど優しい、そんな作品でした!
何度読んでも泣いてしまう
2022年5月3日
オメガバース設定は自由度が高く作者やレーベルによって設定が違い、今回は「子供が出来るのは男女、もしくはα×Ωのみ」という世界観で始まります。
一緒に暮らして10年。
βであるが故に、性的マイノリティであるβカップルの二人の心の奥底に、長年淀み続けた葛藤を丁寧に描いています。
β同士というパッと見普通のBLになりそうなお話を、オメガバースの世界観に落とし込んだ素晴らしい作品でした。
じーんとしました
2022年5月2日
何も特別じゃない普通の2人
それでも、好きになった相手だけは特別っていう、切なくて、胸がぎゅっとなるお話でした。
よかった……
オメガバースだからこそ
2022年5月2日
"運命"にこだわり、"運命"に翻弄されるβ2人。
遺伝子レベルでは運命ではなかったかも知れないけれど、魂レベルではきっと運命だった。
でも、そんな綺麗事が通じないのがオメガバースなんだな、と、ちょっぴり切ない。
確かなものが欲しいと思ってしまうのは、マジョリティの中のマイノリティだから。
それは多分、オメガバースの世界でなくても同じことだと思うけれど、マイノリティにも"運命"という奇跡が存在してしまうからこそ、手に入らない絶望が深いのかも知れない。
葛藤しながら、それでもお互いへの想いが変わらず寄り添う2人がステキです。
淡々と、静かで凪のような物語だけど、静かに心に沁みるお話でした。
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作家名: 青梅あお
ジャンル: BLマンガ
出版社: 徳間書店