大学時代の親友に長年片想いしていた高学歴エリート弁護士が、親友の結婚で失恋した矢先に声をかけてきた男の身代わり提案を受け入れたことから始まる恋のお話。
本来ならとてもしっかりしている圭ですが、失恋でボロボロになっているところに声をかけてきた穂高に絆され体の関係を続けます。真面目だからか押しに弱い圭は仕事をしている時とは別人のように乙女で可愛い人。そんな圭を狙っていた穂高は徐々に体だけではなく心もほぐしていき、二人の気持ちは近づきます。
最終的にハピエンで良かったのですが、離れるきっかけになった出来事にはちょっと疑問が残りました。弁護士の圭にとって問題なのは分かりますが、穂高はフリーランスの一時的な社員であり、会社の中核を担う立場でなければ会社の不正などは知る立場になく、言ってみれば無関係の問題に思えました。騙していたというのとも違うのに、離れる必要があるのかなと思います。
また、単話の時は違った題名だったようですが、そちらの方が短くてインパクトがあったように感じました。でも、絵もキレイだしえちも濃厚で良かったです。