好きだったところが嫌いになる。
長く付き合っていくと出てくる問題ですよね。
印象に残るセリフも何箇所かあって、とても現実的な話でありながら、さほど辛くはなく甘くてとても良かったです。
しかし、だらしなくて家事はあまりせず、連絡なしで外食してきて家のご飯を無駄にするのが重なると、いくら冷却期間をおいても熟年離婚案件ですよね。
もともと攻めが尽くすタイプで、受けも作家として才能があるからこそ続く関係な面もありますよね。
なんて現実的なことばかり思いがいきますが、作品としてはとてもよくできていて、話も絵も満足でした。
2巻を読んで尽の印象が変わりました。
1巻では頼らない感じがしたのですが、2巻では男らしくてとても頼りがいがあり、桐生のほうが甘えたでした。
だらしない桐生は1巻で描かれていたのですが、2巻の尽が全てにおいて大人な対応なために、常に守られ支えられてる桐生になっていましたが、とてもよいCPだなと思えました。