すっごい大恋愛をしてる訳でもなく、絶対に運命だ!と言う訳でもなく、ごくありふれた日常の中での出来事。
頁を進める度に鼓動が速くなり、目にうっすら涙を溜めながら読みました。
付き合いが長いからこそ言いたい事は言わなくても分かってるハズ、どう思ってくれてるか分かってくれるハズ、そんなすれ違いの日常。
こんなにも普通なのに…って思いながら。
先に尽の気持ちをフォーカスしてたので、尽の気持ちを優先しつつも、桐生の気持ちの方が読み進めていくと痛かった。
だって、指輪をずっと外さなかったのは桐生の方だったから。
最後は、すーっと出た涙が止まらなかった。
普通って、こんなにも尊かったんだ、と思わせてくれた素敵な作品でした。
最後まで読むと分かるタイトルにも震えました。
そして、神修正に感謝です❤
ここまでの修正はもう殆ど観られないと思うので貴重です!