ひょんなことから兄が出ているゲイビを発見してしまった弟の苦悩の日々。
兄のビデオで頭がいっぱいになってしまい、生活がままならなくなっていく様はかわいそうなのだが、読んでいるこちらはワクワクが止まらなかった。
来るのか!?来てしまうのか!?
わーい、待ってました!と喜んだのもつかの間、すぐに違う感情に襲われる。
お互い愛情を持っているのに、兄弟という概念が2人の向かう方向を逆にしてしまう…
10話は辛いな。
兄が弟のために愛情たっぷりで作る料理がいちいち美味しそうだったのに、これから2人は違うものを食べて生きていくのか…
弟の絶望と兄の苦しみで胸がいっぱいになってしまった。
だが、弟は絶対に諦めないだろうという希望を持たせてくれた作者様には感謝。