ネタバレ・感想ありブラーリーエッジ 【電子限定特典付き】のレビュー

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良かったです
ネタバレ
2024年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハピエンで良かったです。
ただ、あの状況で少年院送りにはならないのではないかと思いました。きちんと状況を聞いているなら有り得ない処置では?
仮に事故ではなく犯罪だとしても、子どもで、初犯、そしてあの状況で少年院に入れますか?
普段から犯罪を繰り返す、暴行暴力的な事で問題を繰り返すなどしているなら解りますが、そうではないのに…と、思いました。誰も助けなかったのか?と…。再犯も考えられないのに、更生施設に入れる必要があるのでしょうか?
また、就職収入も不安定で、無職な状況の時に部屋って貸してもらえないですよね。とか、現実的な事が気になりました。
すみません。
それ以外は、とても良かったです。
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複雑だけどハピエンです。
ネタバレ
2024年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ある出来事で性癖が手になった中津と過去に傷を抱え縛られる白瀬と多賀谷。白瀬と多賀谷の間に芽生えていたのは…?2人の関係が結構特殊で、欲情から始まっていたけれどその後はもう同情だったのか、お互いに罪悪感を消すために一緒にいた部分もあり苦しかった。ただ、家族や友達のような愛情も少なからず芽生えていたと思うし、2人が離れてしまうのがなんだか寂しかったです。でも愛があるからこそ2人は離れる決断をとったのかなと思いました。白瀬と多賀谷の関係が複雑で重くてそちらに集中していましたが、最終的には偶然にも過去に救っていた主人公(?)の中津の存在が大きいなと思いました。私の読解能力が乏しいのか、白瀬と多賀谷の心理描写が少し分かりにくい部分もありなぜこの行動をとったのか全てを詳細には理解できなかったのでそこが惜しいと思いました。多賀谷がどう感じていたのかが特に気になっていたのですが、最後バックパッカーをしていて憑きものがとれた感じがみれて良かったと思いました。何がなんであれ、幸が薄く人生の大切な時期を棒に振った白瀬と多賀谷。これからは穏やかに幸せだとよいです。主人公(?)の中津が2人に光を与えてくれた存在だったという最強漫画でした😊中津と白瀬が付き合ってからの後日談では、白瀬は陰すぎてデートの時に会話ふった方が良いかとかめちゃくちゃ共感できたけどそんなことすら気にせず包み込んでくれる中津は強いっすね〜めっちゃ陽すぎるwきっと沈黙すら心地よく感じられてる証拠では?白瀬はまた美人で幸薄そうで色気がヤバいのがそそられます。最後潮hUKIの感覚を中津にも味合わせようとしたのが最高におもろでしたし、段々年上の余裕あるセクシーお姉様感も出ててよかったです👍
身悶えするほど良い!
ネタバレ
2024年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ えー不器用な2人の絡まってがんじがらめになった絆を、主人公がじっくりと解きほぐしていく…といった視点のお話です。サスペンス色が強いのに人の心の機微を丁寧に描かれているので、ヒヤヒヤドキドキしながらもさざ波のような感動が押し寄せてきて最後は感涙。白瀬さんが自分の事を【私】と言うのは少年院の影響なのでしょうか。その辺も最後まで切ない。でも描き下ろしに愛が溢れてて全て救われた…ありがとう雪国ウム先生、作家買いします。
読み手は選ぶかな?
2024年2月5日
多分メインストリームなキラキラBLが好きな人には合わないと思います キャラの交錯する心理描写とかが結構シリアスなのでキャッキャウフフ系ではありません でもこういうグッと踏み込んで来る感じの退廃的な切り口も好き!という人にはキレイにまとまっていて楽しめる作品だと思います 探してもなかなか会えないタイプの好きな作品でした
無自覚な罪
ネタバレ
2023年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなか闇深い。光属性からの救済かな。
白瀬が性依存になったのも、多賀谷が罪悪感から抜け出せず共依存的になったのも、元を正せば面白がって悪戯した同級生のせい。彼らは罪の意識なく普通に生活しているのだろう。少年院に入った先で白瀬は地獄の日々があり、多賀谷のことが引き金になった。多賀谷も抜け出せない。白瀬も抜け出せない。そこに現れた中津。白い手の記憶と性。純粋に好きで、白瀬や多賀谷の話を聞いても引かずに、なんとかしたいと思う優しさ。2人が救われた。夢を持つことも追うこともできるようになった。純粋な温かい光。救われてよかった。少年院のアイツも捕まって、ちゃんと話も回収されている。3年経って落ち着いている。よかったとしか言わざるを得ない。幸せはみんな求めていいんだ。
試し読みから
ネタバレ
2023年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みをしてからの購入です。曖昧な記憶にあるほくろと白い手!気になった相手が過去に助けた人だった。そこで何かあったのかを知っても中津は白瀬の思いは変わらず恋人としてずっとそばに居る。幸せになってほしい!一気に読んでしまいました。良かったです。
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年下大型ワンコ攻め好きにおすすめします!
ネタバレ
2023年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ あまりにも良かった!!!!ので、作者さんの前作「お化けよりこわいもの」もポチしてしまいました。前作は初コミックスということで、作家性が濃く出た救いがない(のか?)重い世界観でしたが、今作は(やはり重いながらも)かなり読者サービスが行き届いたハピエンとなっています。主な登場人物は3人。途中までは受けの白瀬のあまりにハードな過去と、白瀬を守るように同居する多賀谷の関係が重くて拗らせてて、互いが罪悪感で締め付け合ってるようなのがツラかった。がんじがらめになった物語を解く役目は、攻めの中津でした。この攻めが本当に良き。人柄が良くて優しくて常識人でイイ体(筋肉)しててナニもデカくてセッ…が上手いという、年下ワンコ攻めの必須条件を満たした超優良物件。しかもただのイイヤツでもなくて、拘束された手に興奮する潜在S。フリーのときは年上を食いまくりとあんまり節操なさそうという、一癖あるところが色気を感じました。番外編の道の駅デートは本当に救いだった…。修正は白抜きですがエロたっぷりで満足。
一つの記憶から
ネタバレ
2023年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鮮明に記憶に残る白く後ろに束ねられた両手。記憶にある手に魅せられた中津は、大学生になった今でも無自覚にその手を追っていた。ある日、アルバイトに行くと宅配業者が渋滞に捕まった連絡を受けたが、いつも不機嫌で乱暴な店長はようやく到着した業者2人に怒りをぶつけ、業務外の事を指示し始める。
男らしく立派な体躯をした多賀谷と、か弱そうな身体で丁寧に荷物を運んでいる白瀬は、店長の言う通りにしようとするが、彼が渡そうとしてきたカッターナイフを見て荷物を落としてしまう。怒り心頭になる店長を目の前に多賀谷が謝罪と買取を申し入れ事なきを得たが、中津は申し訳無さを感じ業務後に白瀬らに謝罪を言いに行く。
その時、改めて謝罪を入れる白瀬の美貌に中津は心のトキメキを覚えたのだった…

と、導入はこんな感じなんですが…中津の手の記憶、白瀬の同僚である多賀谷、そして幸薄そうな見目にカッターナイフに恐怖を覚えている白瀬。この3人が複雑に絡んで行くのですが…
ボタンの掛け間違えで、こうにも人は転落していくのか。でも、白瀬がこんなにも病んでいるのにどこか墜ちきらないのはやっぱり多賀谷の存在があったからじゃないかな…白瀬は加害者であると同時に被害者で、多賀谷はあの事件後に目を覚ましていて、未成年という立場上、何もできなくて。だからこそ成人した後に白瀬を自分の力だけで助けたり寄り添ったりできたのは、本当に嬉しかったんだと思う。例えあの事件が2人だけの淡い恋心に強烈な傷を残してしまっても、形を変えても相手のために動けるのは余程の決意がないと出来ないよね…
多賀谷も幸せになってくれ…

中津はさ。これはもうフェチからの執念みたいなもので、幼い記憶が蘇っていってからは特に執着が凄くなったんじゃないかな…手で興奮というかシチュエーションも興奮したんだよね幼い頃、無意識に。
だからもう白瀬への心と身体へのアンテナが全振りでさ…多賀谷に嫉妬するも白瀬からの話、多賀谷からの話。2人の話を聞いて見えてきたあの事件を通じて、3人で仲良く一歩を踏み出せたんだよね。3人共にあの事件で交わり離れ、そしてまたあの事件で交わり、離れる。
先の悲しい別れじゃなく、許しを経ての別れの流れ。
悲しい話でもあるけれど、最期は皆幸せな話です。なのに、謎解きをしていったようで面白くも感じた不思議な1冊です。(致すシーンも多いよ!)
ご馳走様でした。
性癖って
2024年11月12日
怖い。試し読み読んで何となく予想はしてたけど余りにも可哀想な人生。何一つ悪いことした訳じゃないのにただ他の人と好きな人の対象が違うだけなのに少年院まで入ってそこでも辛い目にあって最悪の人生を歩んでしまう。でも年下の男の子と出会って愛して貰って今までの分取り返して貰えるほどハッピーエンドで終わって良かったです□□
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闇からの脱出
ネタバレ
2023年8月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初見の作家さん。読み終わりなかなか重い。加賀谷くんの体のところが回収出来てない中途半端な物語です。
物語の作り方やもっていきかたはダークでも魅力的で次々と読み入り世界に入って征きます。アレッ?と思っても後でサブリミナル的に描かれた場面はちゃんと回収されていて納得したものの…肝心の加賀谷くんのPSTDは?別ものでスピンオフするんですかね?ソレはそれで楽しみにしています。
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ひたすら辛かった‥
2024年5月7日
初読み作者様。ストーリーとしては面白いんだと思うのですが、BがLして幸せ〜な気分を期待してもここにはありませんよ、という感じでした。ハピエンなのにエチシーンが痛々しく見えてしまいました。
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暗い…
ネタバレ
2023年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全体的に、暗いです。理不尽なHがかなりあります。結果的にカプる2人の話は、ラブラブでよかったけど、読んでる最中の嫌な気持ちと、読み終わりの嫌な気持ちが強すぎて、楽しく読めないでした!
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作家名: 雪国ウム
ジャンル: BLマンガ
出版社: 竹書房