幸せ絶頂のはずが、幸せになればなるほどネガティブに拍車がかかる令。咲翔の世界が広がるたびに、見限られる未来の自分を見てしまう。今が絶頂だと思うと突き落とされる瞬間がかるのが怖くなる。ものすごく共感。心の半分が怖いっていう感覚、やっと突き落とされたかと安心してしまう気持ち、わかりすぎます。令が落ちるたびに引き戻してくれる太陽のような咲翔。でもこの物語でいいなと思うのは、咲翔もイライラしたり落ち込んだりするところ。それを令は引き戻そうとしたり元気づけようとしたりしないで、面白がったり、輪をかけて落ち込んだりして、結果的に咲翔の気持ちが浮上するってところ。咲翔も令もスパダリ的でないところが、キャラを身近に感じられてとても好きです。