説明にもあるように、色々真逆の2人が朝ごはんを一緒に食べるお話なんですけど、とてもとてもほっこりします。自分の朝もこんな気持ちから始められたら本当に嬉しい。
ギャグでもなく、グルメでもなく、ヒューマンドラマといえばそうだけれど、本当にお互いが普通に過ごしている日常がそこにあり、あえていうなら、朝のひと時を他の人より少し大切に過ごしているだけ。
なんてことない距離感と、なんてことのない日々だからこそ、読了後にすごくすごく穏やかな気持ちになれる一冊でした。そして、なんだかこの空気感がクセになる。
私の中では、少し弱った時、何が原因だか分からないけれど気分が落ちている時、そんな時に読む一冊に決定です。