ネタバレ・感想あり午後の光線のレビュー

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残酷で美しい
2025年5月14日
素晴らしい、まさに傑作。
でも読んだ後まじで引きずる。
綺麗で、汚くて、幸せで、辛い。
涙無しには読めない。
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切なくて泣ける
2025年5月6日
思ってたのと全然違って衝撃的なお話でした
少年たちのあるかもしれない青春の一コマかと思いきや
これは抉りますね
私には語彙力なさすぎて無理
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切なくなっちゃったよ
ネタバレ
2025年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性的な描写も少しあるけど一般的なBLではなくこの作品に関しては『ボーイズラブ(男の子の愛)』ですね。淀井君に先の人生を歩ませたかったなぁ。残された村瀬君や同級生達にもなんらかの影響が良い方向にいくといいなぁ。真里子さんも辛いけど頑張れ。
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この作品に、出会えてよかった
2025年5月1日
BL表現あるので読む人選ぶと思うけれど、わたしはすごく好きだと思った。
この1週間、数え切れないほど読み返しては、ずっと頭の片隅で午後の光線のことを考えています⋯
10代の子どもの危うさとか、恋の形になるまでの空気感とか、こんなふうに表現できる作者さんの力量に圧倒されました。この作品に出会えて良かった。心の底からそう思いました。
純文学のような重みがある作品
ネタバレ
2025年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思春期の危うさや残酷さ儚さをとても美しく描いている作品でした。家庭環境は大事ですね。お互いの持つ痛みを知り関係を深めていく過程はドキドキしました。2人が気持ち伝え合う踏切シーンは本当に良かったと思ったのですが…最後の展開は衝撃的で泣けてきます。余韻がすごく、心に残る作品でした。
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涙が止まらない。言葉にならない。
2025年4月30日
子どもにはどうしようも無い、受け止められない、起きてまった事実を思春期の少年達が傷つきながらも葛藤し、乗り越えようと、溺れながら、もがき苦しむ様を描かれていた。
言葉一つ一つが刃のように刺さり、あっさりと描かれた絵は動画のように、特に踏切のシーンは脳内でリアルに再生された。
どうかすべての子供たちが健やかに心穏やかに成長していけますように。と祈らずにはいられない。
すごく衝撃的な展開が多く……これはたぶん重厚作品の予感だと直感で思っての衝動買いでしたが、読まなきゃよかったな……と思いました。
感情が押し寄せる
ネタバレ
2025年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 話題になっていて購入。自分の安心できる居場所を探していて出会った淀井と村瀬。
傍から見たら普通の子どもだけど抱えているものに傷つき傷つけられ、怒りや悲しみに心が抉られるときがあるだろう。
死に対しての興味、生きるための理由が必要だったり…淀井くんと村瀬くんの唯一無二の関係に心が震えました。
合唱コンクールで淀井くんへ宛てた村瀬くんの言葉。
深い悲しみとともに恋しい気持ち、そして美しく煌めき一緒にいた楽しい時間があったという真実に涙が溢れました。
飯田くんと柿沼くんの存在も大きかった。
乳歯を見つけたときのみんなの表情にまた泣けちゃいました。
電車の中のふたりは穏やかでとても幸せそうだったな。
読後、いろんな感情の余韻が心に重みを残します。秀作。
泣いたというか涙がこぼれた
2025年4月29日
アメトーークでオススメされててポチりました。衝撃的と言われてたので読む時を選ぶかな、と思いしばらく寝かせてました。で、心と時間に余裕ができたので読んだところ涙が溢れました。朝読み目が腫れました。次読む時は目が腫れても良い時間にします。余韻が凄いです。
何気無く読んだのに…
ネタバレ
2025年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後の1話でかなりやられました…。
目から水がやばい…。
信じられなかったです。
村瀬が1番動揺すると思ったのに、1番冷静でしたね。
時間差だとは思うんだけど…。

私はお母さんみたいに泣き喚いて暫く床に伏せると思う。
因みに2人のどんどん距離が近くなっていくのは本当にドキドキしました。淀井の村瀬の事をどう考えているのか途中分かんなかったけど、もう友達が言う様に最後の方は分かりやすかったね。

カミングアウトしてあげたら良かったのにね。
BLっていう括りだけではなく、いじめ、再婚問題、趣味嗜好、、色々な問題がギュッと凝縮されていてとても考えさせられる物語でした。

これはドラマとかアニメとかやらないのかな!
とても良い作品に出会えたので、もっと伝われ!(笑)
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残酷で儚くて尊いもの
ネタバレ
2025年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ テレビで芸人さんが、非常に含みのある感じで面白い作品だと力説されていたのはこういうことかと…私にとっての地雷臭がプンプンでしたがレビューも見ずにネタバレ無しで読んで大正解。ただBL嫌悪の方はどう読むのか少し心配ですが。
家庭に居場所のない淀井。学校に居場所のない村瀬。特に村瀬のトラウマは大人でも耐えきれないであろうもの。
それぞれ腕に重すぎる荷物を抱えている少年たちが、手を取り合って進んでいけるかと思ったのに…
学校というのは何て残酷な場所なんだろう。母親というのは何て悲しい生きものなんだろう。
村瀬の日記があまりにも優しく思いやりに満ちていて、やるせなくて悲しくて…頭から離れません。
いつだって生と死は隣り合わせ。正気と狂気の境目なんて曖昧なもの。読み終わった後も、この作品の事を、彼らの事をずっと考えています。
良かった
ネタバレ
2025年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 重めのストーリーのbl漫画を探していたら、この作品に出会いました。
過去のトラウマ経験から変わった性癖を持ってしまった村瀬と彼に寄り添う淀井。まだ幼さが残る二人のお互いを支えたいと思う愛情が尊い。ハピエンではないのが重いストーリーを探していた私にガッツリはまりました。
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純文学的
ネタバレ
2025年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 純文学的な作品だなと思いました。男性同士について描かれているし、ハッピーエンドではないので万人受けする物語ではありませんが、刹那の煌めきを見たような衝撃と余韻が残る作品です。
ジャンル
ネタバレ
2025年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ これはBL…か?
もうそんな範囲ではないのかと。
これは…純文学…かなぁ…。
日常のような、異質さのような…それでいてリアルさと
非日常…
とにかく読み終わった後の余韻がすごい
一巻完結とは思えない重さが残っている。
傑作。
美しい、むごい、寂しい、温かい…
ネタバレ
2025年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 言葉では分類できない感情が渦巻いて、ただ本を抱きしめ、深くため息をついた。

本当のところは誰にもわからない。
哲郎の口ぶりだと、事故であることに間違いはなさそうだ。
でもその瞬間に淀井が何を考えたかは、誰にもわからない。

淀井が村瀬と共にありたいと思っていたことは確かだ。
それを生きることで成し遂げようとしていたのか、それとも。
これからの人生に微かな希望を見出していたと信じたいけれど、
ただひたすらに祈ることしかできない。

でも残された村瀬は、よろけそうになりながらも光に向かって立っている。
あの状況で引きこもるでなく哲郎にまで辿り着いた行動力。
淀井への思いを繊細な言葉で紡いだ合唱祭の挨拶。
「ガタンガタン キィーー バン!」から「タタンタタン…」に変わった電車の音。
きっと村瀬は生きていく。
二十年を経て、彼は今頃どんな大人になっているのだろう。
ネタバレなしで
ネタバレ
2025年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を、あらすじすら知らずに読めた自分は幸せものです。
胸がギュッと締め付けられて、しばらくこの作品のことしか考えられないです…。
中学生…中学生ですよ…
淀井くんの子供の頃のエピソードがまた…胸にきます…。
どうか前を向いて生きて…村瀬くん…
とにかく濃い
2025年4月25日
濃厚な内容でキャラクターの心情も素晴らしい塩梅で描かれており時間を置いて何度も読み返しています。時間を置かなければいけないのは一回一回の衝撃がそれだけ重いです。どのキャラクターの気持ちも理解でき、共感しかねるからこそ読み進める手が止まらない、そんな作品でした。
純文学のようでした
2025年4月25日
汚いと言われるものを描いても、美しいと思わせることができるのは
本質を描いているからなのか、才能なのか。

280頁程の今作を読み終えると、タイトルも装丁も
ひどくしっくりとくるのです。

今上半期、一番手の作品、お薦めです☺️
言葉にするのは難しい
ネタバレ
2025年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて読んだ時に感じた事を、2回目に読んだ時に比べてみたくてメモ的に自己解釈残します。
淀井はずっと誰かに見つけられる、誰かに必要とされる、誰かに愛されることを望んでいたと思う。それが叶わないから、自傷行為で自分の存在を確認したり、母親の気を引いたりしていた。でもそんな淀井を求めて愛して大切にしてくれる人、村瀬が現れた。最初は村瀬に対しても期待をしておらず、ただ一時的にでも求めて貰いたくて一緒に色々していたと思う。だけど、淀井と出会って成長していく村瀬と接して行く中で、村瀬によって求められる事だけでなく大切にされる事も知った。ただ一心に自分を大切にしてくれる村瀬を見て、淀井も村瀬に同じのことをしたくなって好きだと気付いたんじゃないかと思った。淀井は愛に飢えていた。でも村瀬と出会って、想いを伝え合って、少しづつ満たされていたと思う。きっとあのまま2人で大人になっていたら飢えは微塵も無くなって、ただ村瀬との愛でいっぱいに満たされてるんだろうなと想像出来た。それから、親と3人で話し合う事を決めた時には、もう既に未来が想像出来ないなんて事はなく、前を向き始めていたと思う。だから、最後はやっぱり不慮の事故だと思った。私はラストを読む前に別サイトにて感想を少し見ていたから、きっと淀井くんは居なくなってしまうんだなって気付いてたけど、それまでの2人を見ていて、淀井はもう村瀬に救われてたと思うから絶対に自○では無いと思ってて事故かなって考えてた。自○を疑うレビューを見て、少し考えてみたけど、やっぱりあれは悲しい事故だったと思う。淀井はこれからの村瀬との未来をちゃんと見ていたと思う。2人で一緒に生きててほしかった。村瀬は淀井のおかげで、トラウマを克服し始めてたし、救われてた。でもきっと淀井を失った空白は一生埋まらない、そんな気がする。悲しいよ。最後まで読んで、悲しくて辛くて涙が出たけど、それまでの2人がすごく綺麗で繊細で読んで良かったとは思った。
後、村瀬が泣く度に淀井が嬉し泣き?と聞いていたのは、嬉し泣きなら村瀬が泣いていても悲しくないからかなと思ったけど、分かんないです。
以上が初見での私の解釈でした。うーんでもここまで書きましたが、この作品は何か感じて思った事があるはずなのに、それを言葉にするのはとっても難しいです。
BLだからと読まないのは勿体ない!!!
ネタバレ
2025年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 電子書籍によってはBLに分類されていたり(シーモアは青年漫画に分類されています)、テレビでもBLと紹介されていたので捉え方は人それぞれと思いますが、個人的には青年漫画でBL要素もあるという風に捉えました。
BL漫画だと当然男同士の恋愛がメインなのですが、本作品はそれだけではなく、人の心?生き方?のようなもっと抽象的な何かが伝わってくるような感じがしました。
1回目読み終わった時、感動したしよかったとも思いましたが、何かモヤモヤするような、『?』となるところがたくさんあってよくわからなかったです。ですが、2,3回目と読み返してみると、この時こう思ったのかもしれないとか、ここはこういうことを言ってるんじゃないかなといった考えがどんどん浮かんできて、より感動できました理解も深まったような気がします。

※ここから先はネタバレなので注意※

淀井君の死について、この作品を読んだ人全員が考えたと思います。私は自〇に近い事故だったのではないかなと思いました。
淀井君は当初から自傷癖があって、自分のことをあまり大切にしていないようなところが随所で見られます。
村瀬君が自分のことを好きだと知って、それなら一緒に気持ちいいことしようと言ったのも、助けてあげたいっていう気持ちはありつつも、ある意味では自傷行為の一つではないかと思いました。
淀井君の転校を知ったとして、おそらく村瀬君は耐えられたんじゃないかと思います。
今でこそスマホやインターネットが普及しているので転校したからといってそこまで距離を感じにくくなっていると思いますが、この作品の時代ではそういったものがなく、また中学生という年齢で気軽に会いにいくこともおそらく難しく、物理的な距離がそのまま心の距離と直結してしまいそうな状態で、淀井君がどう思ったのかを考えた時に、村瀬君の心の中から自分がいつか消えてしまうくらいなら、何とかして村瀬君の心に残るような何かを残したいと思ったのではないかと思いました。
でも淀井君が本気でそう思ったのであれば、村瀬君の目の前で実践しそうな気がするので、やっぱり事故なのかな…と、色々と考えてしまいます。
正解があるのかはわかりませんが、この作品を読んで、考えて、消化することが、本作の楽しみ方ではないかと思います。
それをするのに十分すぎるくらい満足感のある作品でした。
ああ、そうか・・・。
2025年4月23日
最高に感動して、読み終わって何度も考察した作品。
淀井と村瀬の友情だったんだな。
ネタバレなしで読んで欲しい。
特に乳歯の場面は胸が詰まりました。何故何故何故・・・と違う方向を考えようとしたけど
これでしかなかったと、友人たちみなと同じ感想に落ち着きました。
寂しい気持ちになりました。
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フィクション
ネタバレ
2025年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に突然淀井がいなくなってしんどすぎました。
死は突然訪れるのは分かっています、
私自身は身近で体験したことなかった。
それをリアルに感じられました。
のこされた人たちを考えると重く苦しい。
淀井はその時どう思ったのか、母親と村瀬のことを考えただろうな。

広告でよく見かけていて、表面的に死体に性的興奮をもつというところから入っていい内容ではない…
はぁー…幸せで終わっていても、素晴らしい内容だったのに…くるしい…
どうか実は生きていて、夢であってほしいと読みながら願っていたけど窓から入り込む風みたいにふわりと淀井は消えてしまった…。うう…
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衝撃!とにかく読んで。
2025年4月22日
重くて深くてすごく衝撃的。文学作品の読後感。日記の文章が良い。丁寧に読み、すぐにもう一度読み返したくなった。少年たちの傷は深く堪え難いものであるが、主人公ふたり間の親愛と友人たちの友情に救いがある。重い、重いが、、南寝先生の描かれる人物の表情、子どもらしいおバカなやり取りや行動にクスッと笑ってしまう。
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うつい青春
ネタバレ
2025年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなか、ハードな世界線を生きてる中学生二人のお話。
BLだから歪んでアンバランスで美しいような思想を持つ、というわけではけしてないと思う。
けれど、文学的と言われるBLはそういうのも多いなと思う。あ、来ましたね、と思う。
うつい思考で悶々と脳内であれこれ長々と考え込んでだいたいいいことは起こりそうでおじゃんになり、悪いことはがつ、と怒る。最後はあまりハピエンじゃない話、というのが文学で名作と呼ばれるのは個人的には疑問がある。
だいたいそういう話に限ってなにもハードな世界は変わらないことが多いからだろうか。
こちらのお話も表紙の通りな感じのストーリー展開になっている。スッキリサッパリ甘いのとか好きな人はお気をつけ。
なんて言ったらいいんだろう
ネタバレ
2025年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 話題になってるし…って読んでみた。読み終えて、なんてレビューを書いたらいいのか分からない…ただ私は読んで悲しくなってしまった。逝ってしまったひと、残された人、どうか少しでも心穏やかに過ごしてほしいと思った。
15歳が背負っていい重さじゃない
ネタバレ
2025年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3年男子高校生っていうこの場だと多分かなり珍しい立場から書かせてもらいます。

タイトル通り15歳が背負っていい重さを超過してると思った。村瀬の少し変な性癖とかそれで発生したいじめとかこれだけでもかなりきついなーって読んでたけど、淀井の家庭事情もかなりきつい。けど、きついのは分かってるんだけど、母親初登場シーンで家汚いとか男連れ込んでるとかあったのに、息子の怪我の手当のために化粧中断して心配しつつやってるところがよくある「最悪の家庭環境」ではなくて、そこがまた生々しくて綺麗だった。
村瀬がゲイとして淀井をすきだったのかとか、淀井の方は恋愛なのか依存なのか、同情や自己を重ねてなのか、とか色々考察できるけど答えがない、というか答えを委ねられてるところが嬉しく、かつ悲しい。ただ友情恋愛関係なくお互いがお互いの1番の存在だったのは間違いないのかなー。そこがバッドエンド寄りのメリバっぽいとこだなって思った。

淀井の不慮の事故(?)を俺は自死だと考えたんだけど、なんで自死したのかって考えたとき、淀井の依存がいちばんしっくり来た。「引越しって言って悲しむ顔を見たくない」とかそれっぽいこと言ってて、それが本心なのは多分そうなんだけどいちばん嫌だったのは淀井の方だったのでは。依存(好きな)村瀬と離れる事に耐えられないし、淀井はそもそも感傷的で嫌な方に行動力があるタイプだったから、家庭環境とか将来とか、思春期特有の不安とかが全部相まって自死を選んだのではないだろうか、って思った。考察だし深夜に読んだから読み切れてない変な解釈があるかもだけど。

淀井が村瀬に性×渉を提案してそのまま...とかちょっと現実らしくないところもあったけど、BLと言われればそれが普通なのでまあ許容かな。そこがちょっと悩んだ点でもあって、普通の男子高校生から言わせてもらうと依存でそこまでできるか?って疑問になった。だから淀井がほんとに好きなのかなっていう可能性も捨てられない。重要なのに答えがないもどかしさと高揚が同時に来てこれもまた言語化が難しい。

この漫画の主題を考えたら、「対比」と「成熟」かなって思った。
対比は、だめだめの村瀬と普通っぽい淀井の対比から始まって、最後はそれが逆になったみたいに思えて儚かった。伝われ。笑
成熟はもろ村瀬のことね。言わずもがなだけど。
だんだん吃らなくなったのが嬉しかった。
この作品に出会えてよかった
2025年4月19日
うまく言葉にできないのがもどかしいけれど、この作品を読んで得た感情は何にも変え難い宝物です。紙も購入します。
凄い
2025年4月19日
まるで一本の映画を観ているような少年達の凄まじいストーリーでしばらく衝撃から抜け出せませんでした…。
生きて。
ネタバレ
2025年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ネタバレなしでというレビューを守り、読みました。
表紙からして明るい終わり方が想像できなかったとはいえ、あまりに突然で衝撃的で村瀬同様涙も出なかった。

比較するものではないけど私は村瀬よりずっと淀井の方が気がかりで、心が麻痺しているのが顔にも投影されていて、淀井は「俺が村瀬を助けるよ」と言っていたけど、まず君が助けられろ!って思った。
哲郎さん、あなた褒められた人間ではないけどどうやらそこまでクズではなさそうね?じゃあ何で、何でそれを義理の息子になる予定だった宏太に伝えられなかったんだろう。もしかしたら何かが変わっていたかも知れないのに。あまりに辛くて受け入れ難くて、八つ当たりみたいになっちゃってごめんだけど。
真里子に対しても最初は思うところがあったけど、理由を知れば同情はする…けど…母と言えど人間だから仕方ないけどでもやっぱりあなたは「母」で守るべきものがあって…ってこれも今更言っても仕方なくて、彼女に対しては複雑な思いばかり湧く。とにかく今は心配、それだけ。

読後の虚無感がすごい中、唯一の光は村瀬だった。合唱コンクールの挨拶一言もどもらず言えたんだね。
ただ一つ心配なの、まだ涙が出てこないと言うから。
中学生(よね?)なんてまだまだ子どもで大人から全力で守られなければならない存在。子どもは辛い時は泣かなくてはいけない。
神社の境内で淀井とお弁当を食べている村瀬が泣いたとき、淀井が「もう全部イヤだっ」て泣きじゃくり村瀬に抱きしめられたとき、涙のシーンなのに私はとても安心したんです。こうやって悲しみを外に出していけるというのは救われるための一歩だと思うから。
お互いそれをさらけ出せる人に出会えたのに…ああ私も時間差で涙が出てきました。

あまりに辛い現実だけど村瀬は生き続けなければならない。大丈夫飯田も柿沼もいる。
淀井に救ってもらったんだから、それを無碍にしたら淀井が浮かばれない。だから石に齧りついてでも生きて。そして幸せでいて。
一読者からの勝手な、でも心からの願い。
ザ ユナイテッド ネイションズ
2025年4月15日
将来に対する漠然とした不安のなかで少年たちは日々を送る。それはスマートでなく、愚かで、そして輝かしい。
人生って
ネタバレ
2025年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「神も仏もねーな」そんなセリフ通り人生ってなんて思い通りに行かないんだろう。淀井の母親も付き合っている男性も決して悪い人ではない。淀井の突然キレる様子は見ていて心配になるシーンではあるが愛情を確信出来ず心に溜まったものが別の形で一気に噴出しているようなそんなシーン。家庭環境に悩む淀井も次へのスタートを切る筈だったのだ。悲しんでいる母親にこっちを向いて欲しいと努める幼い淀井が不憫で泣けて。そんな子供にも感心が及ばぬ程のショックを受けていたこの母親の弱さはあれど前を向こうとしていた姿にこの結末は私もショックで堪らない。どうか立ち直ってと願わずにはいられない。
トラウマ持ちのもう1人の主人公の村瀬の何を置いても自分に向けられる絶対的な愛情を得て淀井がどんなに嬉しく安堵したことか。そして友人の飯田。キレる淀井を知っていながらもずっと近くにいた彼の懐の深さ、淀井の内なる心境を感じ取っていたのだろう。こんな友人に恵まれることは淀井も言うように幸せな事だ。
淀井も未来に希望を持っていた筈だ。
残された者は悲しみながらも前を向くしかない。笑顔で過ごせる日がきっと来ると信じて。
本当に胸が苦しくなる作品だった。
心が柔らかかった時期を思い出した
ネタバレ
2025年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中学生。あの頃のゆらぎを青春というひと言で片付けてしまうにはあまりにも短絡的で、軽率な気がする。線路で弾ける遺体を見て、性的興奮に繋がってしまう程『ちぐはぐ』で、不安定。小さな世界で起こる事が全てで、一つ一つが致命傷になりかねない。大人になってみるとちっぽけなことでもあの頃の自分にとっては心臓を抉られる出来事だっていっぱいだ。
一冊の漫画にこんなにも心を揺さぶられるのは何十年ぶりだと思う。下手をしたら学生の時以来かもしれない。レビューを書かれている『さめ』さんという方の解説が全てだと思うので、内容については多くを触れないでおく。
一コマずつに意味があって、ひと言ずつがあまりにも重くて、美しい。どんなに言葉を尽くしても、『午後の光線』を説明しようとすると、結局稚拙になる。
どの風景にも、香りにも、もう会えない大切な人が溶け込んでいる。どんなに時間が経ってもふとした時悲しみが押し寄せる。それを言葉にして、絵で魅せられる漫画家はそういないと思う。
追記:淀井の乳歯を囲んで酒が飲めるようになった3人を見てみたい。
言葉にできない
2025年4月13日
テレビで紹介されてて絶賛されてたのをキッカケに興味を持ちました。評価高いけど自分はハマるかな?と半信半疑だったけど、いざ読んでみると想像以上でした。なんか言い表せない、うまく言葉にできないけどグッとくるものがありました。読んで良かった
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号泣
ネタバレ
2025年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前オススメされたことを思い出し読んでみた。涙無くしては読めない作品。いろんな感情を抱きながら読んだ。心に重く余韻が残る最後だった。
泣いた
2025年4月12日
子供であるってことは若さという無限の可能性がある反面、自分だけではどうしようもないっていう無力さがあるんだなぁと思いました。久々に漫画を読んで泣いてしまいました。
圧巻でした。
2025年4月11日
孤独と安心、欲することと満たされること、光と闇、
様々ならメタファーのコントラストで織りなされる文学性の高い作品でした。
びっくりしました。
後半から最後にかけてのストーリーテリング(語りを織り交ぜる展開)が、どの人物の語りかというよりも、そこにある温度や音とともに、作品の空気感と一緒になって、より印象的な感覚として伝わりました。
間違いなく出逢えて良かった作品です。
余韻が…
2025年4月11日
こんなに余韻がすごいのは初めてでした。
それぞれの葛藤や苦悩を描き、展開も早いのですが、薄っぺらいこともなくどう完結するのかと思っていたら!
衝撃でした。涙が止まりませんでした。
読んでよかったです。
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乳歯で泣いたのは初めてだ。
2025年4月10日
ただのBL漫画じゃないんだこれは。
人生長いか長くないかは分からないけれど、後悔ないように生きていたい。時間というのは皆平等だから。
純文学を読み終えた感
2025年4月5日
誰しも光の部分しか見えていない。又は、見せていないのか。見ようとしないのか。だけど、お互いの光によって影が輝きだす。本当に、小説を読んだ感覚でした。最後は、賛否両論だと思いますが、狙った感が無く、逆に周りの大人たちや、淀井に対する村瀬君達の純粋な気持ちが出ていて良かったと思います。涙が出ました。
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Zo
2025年4月4日
グロテスクな物に性的興奮か、まあ世の中にはそう言う性癖もいるかもなあ。まあ周りからは、変に見られてしまうからなあ。
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やりきれない
2025年4月3日
精神年齢 50歳 本当 淀い君がすごい読んでてやりきれない気持ちになる 若い 未成年 どうしようもない そんな気持ちが溢れる
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気になる
2025年4月2日
パワープッシュ作品なので、読んでみようと思いましたが、無料分が少なく、まだ分かりません…
あらすじを見て、続きが気になりました。
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え…待って?
2025年4月1日
これはあれかな?マンガ沼で紹介されたからなのかな?この作品が「男性マンガ」カテゴリーに配されてる事に正直驚きを隠せないのだけど。。。まぁもうこの作品に関してはジャンルどうこうなどは些末な話だなという事でしょうね。確実に読んだ後の感情の揺れはあるタイプの作品です。なので気軽に読む事はおすすめしませんが、忘れられない1冊に出会ってしまう事はお約束出来る作品です。
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読んでよかった
2025年3月26日
テレビのおすすめで買いました。
とてもうつくしい、せつないおはなしでした。
中学生男子同士の性描写があるので大人むけですが、痛みとか、どうにもならない思いとかを、本当に美しく表現それていて、読んで良かったた思います。
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映像感が凄い
2025年3月24日
とても鮮烈な印象が読後の今身体中を駆け巡って
言葉にならない感動と焦燥と喪失感があります

読み始めて何となくの展開は予想してますがやはり胸が痛い、、。淀井くんの幼少期のエピソードもさらに胸が痛い。村瀬くんとの何気ないやり取りが常にいつ裏っ返しになるかとヒヤヒヤヒリヒリしながら読み進めていきました。
ネタバレはしたくないので感想だけになりますが
本が、物語が好きな方は是非読んで欲しい
こんなにも悲しく危うく清々しくそして愛おしい名作にはなかなか出会えないと思います

作者様には素晴らしい作品を作っていただきほんとうにありがとうございます
静かなる衝撃…
ネタバレ
2025年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ あれだけおすすめされたら、読むしかないと思い購入。

冒頭から不穏な雰囲気だったけど、じわじわと響いてくる2人のやりとり。
そして、一気に心臓持っていかれてしまった。
と同時に涙腺が崩壊…
正直、そこまででしょう!と思っていただけに衝撃がすごかった。
そんな事ある!?大丈夫なの!?
と思ったけど、村瀬くんは淀井くんのケアで強くなってたし、自分できちんと受け止めていたという事に感動を覚えた。
あとは、マリコさんの気持ちを考えると本当に心配だし、義父の事も心配だったけど良い部分もありそうだし、どん底まで落とされてからのラストが悲しくもあり、ほんのり心地良くもあり
メンタル持っていかれるけれど、読んでよかった
初見の衝撃は忘れない
しょっちゅう読み返したくなるわけではないけど、たまにこの2人に会いたいなぁって思う。
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悲しくも暖かいお話です
2025年3月23日
何度読んでも涙が出ます。どう表現すれば伝わるのか分かりませんが、白黒のはずなのに絵に色がついてキラキラと見える気がします。 私もこんな恋愛がしたいと、こんな風に人を真っ直ぐに愛したいと読む度に思います。
成長したのかな
ネタバレ
2025年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人とも成長出来たんだろうとは思うけど、悲しい結末すぎ。でも、読んで良かったと思える作品でした。ありがとうございます。
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喪失感で動けません
ネタバレ
2025年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだ後にいろんな感情がごちゃ混ぜになって動けませんでした。
ただ、本当に出会えてよかった作品でした。
少年2人がお互いを支えあいながら、心の傷に触れ合い前向きになっていくところがとてもよかったです。
BL好きとしても少年の初々しくも生々しいシーンはとてもツボでした。
しんどいけど、読んで良かった作品
ネタバレ
2025年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒューマンBLと仰ってる方がいましたが、その通りです。軽く楽しく読めるBL漫画ではありません。思春期男子達の危うさと初々しさが魅力的で、周りの大人達がもっとしっかりしろよ!と一人の大人として憤りを覚えたり、苦々しい気持ちを覚えつつも2人の少年が心を通わせていくストーリーがとても暖かい物語でした。
個人的に救いのある終わり方だと思いましたが、それでも最後は涙腺を刺激されてしまいました。もっともっとハッピーな結末なら良かったのにな…と思わずにはいられません。
切なさすぎる…
2025年3月20日
アメトークを見て購入。
切ない気持ちとこれから村瀬くんがどんな風に大人になっていくんだろうと気になる…
猛烈に愛おしい
ネタバレ
2025年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何も言えない

とにかく見れてよかった
見終わったあとこんなに号泣した漫画は初めてかもしれない
紹介してくれたハラ◯チの岩井さんにありがとう
いいね
0件
この作品に出会えてよかった
ネタバレ
2025年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告で絵柄と好みのBLの気配に惹かれて即購入しました。

BL描写も個人的には大変生々しくて初々しくて大満足どころかド好みすぎてそれだけでも読み応えがあったのですが、そこを抜きにしても本当に買ってよかったと心底思います。

読み終わるあたりでは、鼻の奥がツンとして気持ちの良い涙が溢れました。
村瀬と淀井のあたたかいやりとりと、登場する人たち一人一人の優しさ、柔らかいタッチで描かれるテンポの良い世界観が心地よくて、読んでいる間の時間が幸せでたまりませんでした。
作品のページ数は約300で、普段読んでいる漫画より多いのですが、読みながらずっと終わらないでほしいと切に願ってしまいました。
読後の満足感は半端じゃないです。
1人の時間にゆっくり読めてよかったと心から思います。

ただ全く心の整理がついていません。
この作品でないと得られない感情が確かにあると思います。これからは人生で一度は読むべき本にこの作品を挙げていきたいです。

何も見ないで読んでほしい気持ちが強いので一応ネタバレありで投稿させていただきます。
「生きる」ことについて考えさせられる作品
2025年3月15日
試し読みで惹かれ、迷わず購入しました。
まず、この作品に出会えて良かったです。本当に素晴らしい作品です。しかし全体的に暗い雰囲気で、軽い気持ちで読むのはお勧めできません、、笑
BL要素がかなりあり、私としてはとても満足でした笑
しかし読み終わった後は全くそれどころではなくて、胸の中がむずむずして、本当に苦しくなりました。一応ネタバレなしなので内容は言いませんが、ぜひ覚悟して読んで欲しいです。
泣いた
2025年3月14日
アメトークでおすすめしてたのをきっかけに読んでみたら、3回くらい裏切られ。
ホラー要素あるのかとビクビクしながら読み進めてたら最後には泣いてました。
余韻を…
ネタバレ
2025年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵柄が苦手なタイプだったので
避けていましたが
レビューが良いので
購入してみました。
地雷があるから
人を選ぶ作品かもだけど
1度は手に取って
読んでみて欲しい作品です。
結局最後は
そうなるしかなかったのかな…
余りにもあっけなくって
彼はどこかで○○○いる気がします。
余韻が…
ネタバレ
2025年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく良かった…。
儚く辛く美しかった。
みんないい子。
淀井、村瀬、飯田も。柿沼もいい味出してた。
2人は出会うべくして出会ったのかな。
村瀬がずっと苦しんできたこと、急に打ち明けられたらギョッとしてしまうと思う。
それをごく自然に受け入れた淀井。
本当に精神年齢50代だよ…。
お母さんの姿を見てきたから、自分のことも傷つけてきたから、人の痛みに敏感で優しい。
少しずついい方向に向かって、心が通じ合って、お互いのことが大好きだと言える関係になって本当に良かった。2人ともが救われたと思った。
村瀬、寂しくなるけど、淀井と育んだ心をしっかり繋いでやさしく育んで強く生きていけるといいな。
泣いちゃった
ネタバレ
2025年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物にホントの悪者はいなくて。いじめも親子関係もどこか救いのある感じだったので、2人の成長を期待しながら読み進めました。のに!
キラリと光る作品
ネタバレ
2025年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんとも、少し衝撃的で頼むからそうなってくれるなよ、と最後の方はページをめくるたびにドキドキしました。案外ダメダメなやつがまともだったり。一番でも異彩を放っていたのは村瀬君の詩や日記です。キラキラした美しいものに惹かれ恋焦がれるガラスのような気持ちがよく表されています。当初は自信がなくオドオドしていた子も、最後は皆の前で吃らずにしっかりと前を向いて別人のような成長。一生忘れない青春の1ページ物語。
読み終わって言葉が出ない
2025年3月10日
アメトークで紹介されたのをきっかけに購入しました。
友情と恋の、ちょっと苦い青春 そんな話なのかなと思って軽い気持ちで読み始めました。
読み終わって、全く言葉が出なかった。
ハァ…とため息が出ただけで
読んでよかった。人生の一冊と言われていたのが分かりました
深い😭
2025年3月10日
1冊の中に色々お話がギュッと詰まっていて、一気に読みました。最後は、やり場のないモヤモヤした気持ちになりました。
心に染みる作品です
ネタバレ
2025年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思春期の人には言えない悩みを抱えた少年2人の一瞬の青春
仄暗い闇の中から差し込んだ陽光が周りを照らす瞬間を切り取った漫画でした。
自分自身が解らない抱えきれない悩みを共有出来る人、友達なのか恋か興味か解らない関係、共依存?確かなのはお互いが大事だと思い会える事だけ。
BLで済ますことの出来ない深い闇を抱えた作品で評価に値する映画化されても不思議じゃ無いくらいの漫画でした。
買ってよかった
2025年3月10日
あまり課金しないようにしてきたけどこればっかりは買って損しなかった。心底買ってよかったです。紙媒体でも買おうかな、普通に泣きました。この値段でいいの?まじで??この漫画に出会わせてくれた広告に感謝感激。
絵の好き嫌いとかいいからまず買って読んでください。後悔しない。多分。
きっかけはささいでも
2025年3月10日
村瀬はえらい
淀井はえらい
飯田も柿沼もえらい
それぞれの心の内は完全には分からないけれど、どこかで繋がっていたいと思うのは人間だからでしょうか。
ここには母以外の女性が出てきませんが、そこには確かに愛や恋や友情があり、それぞれを想う柔らかさがあり、未成年の危うさがあるのです。
ヒューマンBL
ネタバレ
2025年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ また一つ素晴らしいヒューマンBLを見つけてしました。全体を通して湿度が高く、生きるのが不器用な主人公の1人を通して展開していくずっと学校という舞台の閉塞感の描写が見事です。まるで水槽に入れられているよう。けれど救いがあります。村瀬にとって淀井くんは酸素だったのかな。ずっと苦しくショッキングな展開が多いので、苦手な方はご注意ください
素晴らしい作品
2025年3月10日
心が揺さぶられます。言葉の一つ一つが丁寧で美しいです。
一巻だけなのに、物凄いボリュームの内容です。
いいね
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心に残る一冊。
2025年3月8日
アメトークで見てさっそく読みましたが、他の漫画と違って、読み始めてすぐに大切に読みたいと思いました。最後まで心に残る場面ばかりでした。
最高
2025年3月7日
最初はBL目当てで読み始めましたが、ストーリー性がしっかりしていて、blなしでも楽しめる作品でした。
もれなく、アメトークで知りました。
2025年3月7日
即買いしました。直後から頭の中で警告音が響き始めました。読むタイミングを見計らいその上で覚悟して読みました。
読後、まず、この終わり方で良いんだ。と納得する事から始めました。頭では納得出来ても心が浮かんで来ないんです。理不尽にも程が有ります。幼い頃の淀井の姿があまりにも可愛く、健気で大号泣でした。唯、皆それぞれ自分の足で前に進んで行くんだろうな。と期待が持ててしまったので、それで少し浮かんで来れるかな。
1巻完結で詰まってました!
衝撃
2025年3月6日
アメトークから来ました。
これは。。。。
本当によく発掘してくれた。。
みんな言ってるけど本当に一巻によくこれだけの物語を納めたな。
もう文学作品としか。
子供の頃のように泣きました
ネタバレ
2025年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悲しくて悲しくて

嗚咽が止まりませんでした

けれど

後味は悪くない話でした

また何度も読み返そうと思います
アメトーークから
ネタバレ
2025年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ アメトーーク観てから読んだ人多くて笑っちゃいました

日々漫画を読んでいて読まない日はほぼないかなというくらいですが、久しぶりに涙が自然と出てきました。
総ページ数274Pらしいのですが、それ以上に感じる濃ゆい作品でどっぷりと長い時間浸かったような気がします。

このふたりの信じられないくらいのハッピーエンドもどこかに存在していてほしい…!

普段BL作品は読まないのですが、特に気にせず読めました。
寝る前に読むんじゃなかった・・・
ネタバレ
2025年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 岩井さんがそこまで言うならと気になって読んでみました。名作なんです、本当に名作だと思うんです。でもしんどい。淀井の狂気を孕んだ危うさと早く大人にならざるを得なかった環境に目を背けたくなったけど、彼の優しさと芯の強さがこの作品をとおしてずっと感じられて切なくて涙腺崩壊しました。そしてPTSDを抱えながら一生懸命大好きな淀井のために頑張ろうとする村瀬にも、淀井や村瀬の理解者である飯田君にもそれぞれに感情移入してしまい・・・あ~しまったこのまま寝たら明日の目が土偶やん、絶対寝る前読んだらあかんやつやんってなりました。すごく心情描写が鮮やかで1本の深い映画を見たような後読感です。
絶対泣きます
2025年3月5日
アメトークでおすすめされているのをみて購入しました。本当に泣きました。胸が痛いほど泣いてます。午後の光線が教室とか海とかよどいくんの上をきらきら動いている情景が浮かばれて,思い出してまた泣いてます。
読んだ後の喪失感
2025年3月5日
アメトーークで岩井さんがおすすめされていたため、読んでみました。BLとのこともあり、少し抵抗感もありましたが、抵抗感が嘘かのように指のスクロールがやめられませんでした。淀井と村瀬の恋愛や飯田などの友人を通じで発展していく関係はすごく繊細に描写されていてとても良かったです。物語後半にそうなるのか、と思ってしまいましたが、そうなってよかったのか、となりました。次回作も楽しみにしております
レビューから
2025年3月5日
気になったので読んでみました。

思春期独特の不安定な感情や生き様が丁寧に大切に描かれていて、胸が苦しくなりました。

登場人物のこころの機微が切なくて、感情移入してしまいラストは涙なしでは読めません。

久しぶりにこころが動かされる作品に出会えました。

ありがとう。
すごい作品
2025年3月4日
これだけの内容が一巻にまとまっているのがすごい。
読んでいくうちに様々な感情が最後には涙になる作品。
1回だけではもったいない!
2025年3月4日
みなさんのレビューにもありましたが、これは1回だけ読むよりも、何度も読んでほしい作品でした。1回だけではもったいない!
知らずに終わる人生があると思うと怖すぎる
2025年3月4日
2人の青春を垣間見ることができて、とても幸せでした。
最初はこの2人がどう進むのか不安とワクワクでページを読み進めていました。
トラウマを上書きしようとしてくれる姿やそれを愛情なのか同情からなのか庇護欲なのか幼いながらも2人が気付き、気づかせながら進んでいく姿がとても愛おしく、大好きになっていきました。
人はいつどうなるか分からない。その日一日一日を大切に過ごしてきた彼らでさえたらればを考えてしまって、葛藤しながら前に進んでいく、そんな強く美しい青春の話を見ることができました。とても素晴らしい物語に出会うことができました。
言葉にならない傑作
2025年3月3日
アメトークの紹介から気になって購入しました。読み合えた今は心の中にぽっかり穴が空いてしまったような空虚感とこんなにも面白い作品を読むことができた気持ちととにかく言葉にうまくできないような感覚です。彼らの痛みや悩みが美しくまぶしくて最後は涙が出てきました。本当にこの物語が1冊に落とし込められてることが奇跡のようなすごい作品でした。ぜひたくさんの人に読んでほしい。
とりあえず深呼吸したい
ネタバレ
2025年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ テレビで紹介されたんだふーんと思ってなんとなく読みました。淀井の境遇が自分に重なり、逆だけど突然冬の日に友人が事故でいなくなるのも自分に重なり、読み終わったあとへこみました。こんな作品と出会うこともあるんですね。
村瀬は、飯田や柿沼と歯を探せて良かったね、いやそもそも死んじゃ良くないんだけども。こんなしばらく引きずりそうな作品は初めてです。どうしようもないのでレビューという形でこんな感想とも言えない感想を書いてしまいました。ただの1冊の漫画の話だけど、やっぱ生きて幸せになって欲しかった。危うかった2人が前に進み出そうとしていたところだったのが余計に悲しい。引っ越した後、意外なほどあっけなく疎遠になったりしたとしてもそういう展開でもいいから生きてて欲しかった。それくらい感情移入させる良い作品でした。
生きるってなんなんだろう
2025年3月3日
あまりにも感情移入しすぎて呼吸ができないくらい泣きました。
お母さんもその彼氏も本気で嫌なヤツではないのがつらい。生きるという選択を続けた結果、出会ってしまったんだろうな。
同じような境遇の子たちは、こんなふうに、村瀬くんと淀井くんのように、泣いたり笑ったり逃げたりできているんだろうか。
こんなにきつくて苦しくて、生きる意味ってなんなんだろう。
それでもこの2人が美しく感じる。今後大人になって傷ついて離れてしまうくらいなら…などと、エゴ丸出しの感情さえ抱いてしまいました。
飯田くんと柿沼くんの存在があまりにも救い。
2回目読むことは必至
2025年3月3日
アメトークでハライチの岩井さんが猛烈PUSHされていたことがきっかけで本作を手に取りました。とても深く、弱く、でも強く人間の感情や葛藤を丁寧に描いている作品でした。1回目と2回目では読んだときに感じる気持ちは変わってくるのではないかと思います。単なるBLという枠では括れない奥深い作品です。
言葉にならない。まだ苦しい。
ネタバレ
2025年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何か良い作品はないかと無料漫画のページを物色していた際ふと目について試し読みをしたのがきっかけでした。続きが気になり迷わず購入、そのまま一気読みして読後5分でレビューを書いています。
年齢の割にどこか大人びている淀井くんと何を考えているか分からず浮き気味の村瀬くん。はじめこそ何を考えているか分からないキャラクターでしたが一度言葉を発してからの村瀬くんがとにかく可愛くて、一緒にご飯を食べたりゲームをしたり、淀井くんとの仲を深めていく場面を微笑ましく読んでいました。
クラスメートの飯田くんと柿沼くんのキャラクターも良くて、ところどころに挟まれるコミカルな描写にクスッとしつつ、これからの淀井くんと村瀬くんの幸せな展開に期待が高まりページをめくる手が止まりませんでした。
私から見ればはじめから何を考えているか分からないのは淀井くんの方で、妙に落ち着いたその言動にどこか物悲しさを感じていましたが、圧倒的大天使村瀬くんの温かさに触れて淀井くんの表情が緩んでいくたびに良かったねぇとニコニコしてしまいました。
想いが通じ合い、キラキラ輝くような美しく優しい2人の関係に胸がいっぱいになり、ここからどんな幸せな思い出が増えていくのだろうと思った次の瞬間にえ……??????なんで?????本当に?????急転直下。一体何が起きたの…????
乳歯が見つかった瞬間あまりに胸が痛くて涙が止まりませんでした。
「泣くと淀井は困った顔をするから…」
優しい笑顔の淀井くんに胸が締め付けられて、読み終わった今まだ感情の整理がつきません。私はこの作品を何度も何度も読み返すことになると思います。温かくて、優しくて、切なくて、苦しい。すごい作品に出会えたと思います。ありがとうございました。
1冊とは思えない深さがある
2025年3月3日
BL枠とは少し違うかな…
子供たちが必死に考えて生きてる、頼れる人が居ないから
お互い支え合って生きていこうとしてるのがとてもリアルで大人として考えさせられます。
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とりあえず2回読んで欲しい
2025年3月2日
まず1回目を読んだ後、とても怖い感覚が強く読んだ事に後悔した。展開が急で色々追いつけなくて、ちょっとしたホラーを読んだくらいの怖さでした。(怖い話苦手)この怖い感覚を消したくて、もう一回読みたくなり2回目は感動して泣いてました。初めて読んだ感覚の漫画です。
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ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ アメトークで紹介されていて読みました。BL?でこんなに泣いたの初めてです。なんでなのおおおおおおお。でもなんかそんな気がして、やっぱりそうなんだと思わせられてしまった。亡くなった後の世界の見せ方がまたえぐいです。3人と一緒に泣きました。辛すぎるけどなんて美しいんだろ。すごい骨太なストーリーで引き込まれました。作者さん追いかけます。心に突き刺さりすぎるので、何年かに一回で読み返すことにします。
まさかのラスト
2025年3月2日
偶然読んだのですが、泣けて泣けて。
淀井君は辛かったよね。お父さんが亡くなってお母さんがもっと気丈でいてくれてたら、また違う中学生になっていて、でも、きっと村瀬君を救ってなかったとも思える。
急にキレて手がつけられなくもならなかったと思うし、お母さんの責任は大きい。だからメンタルやられても仕方ないし、貴女のせいだとも思えるけど、淀井君を愛していたのも事実。もっと淀井君が大人になってから男に溺れろ!って思ったよ。でも、そしたら、淀井君は村瀬君とここまでにはなってなかったし、飯田君や柿沼君との仲も違ってたのかも。
乳歯を探して見つけた3人はそれぞれ素敵な大人になってると思う。
本当に心に残るストーリーでした。
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こういう話が好きな人には
ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終えてまず思ったのは、こういう話が好きな人にはたまらない話だろうということ。番組でこの作品を紹介していたあの芸人さんのように、チャイナカラーや無彩色を好むような人・・・予想ですが、和山やま先生辺りが好きな人。

結末で泣いたという人が多いですが、自分はむしろそこで興醒めしてしまいました。最初から読者が感情移入してきた主人公を突然殺してしまうことで、余韻を引きずらせようとする意図が少し見え過ぎたから。ある種の既視感があったからです。それ以外はよかったです。
号泣しました
2025年3月2日
私ももれなく某芸人さんの漫画紹介で興味を持ち読んでみました
読み終わった後になんとも言えない感情になりました
美しいけど悲しく、悲しいけど温かいような色んな感情が入り混じります
思春期の子達のガラスのように繊細な内面を描いた作品だと思います
出会えて良かった作品の一つです
苦しくて尊くて仄かに暖かい漫画です
2025年3月2日
テレビで紹介されていて、期待値のハードルがめちゃくちゃ高い状態で読みましたが、それを上回る素敵な作品でした。
単純な恋愛ものじゃない、学生ものじゃない、どのジャンルになるのかわからない。絶妙なリアリティがビシビシ突き刺さって痛いのに、読む手を止められませんでした。

お友達2人、近い将来良い男になる。絶対。
読んでよかった
2025年3月2日
アメトークで紹介されていたのを観て、どうしても気になったので購入。
内容が濃すぎて何と言ったらよいかわからないけど、読んでよかった。
絵が苦手と思っても読むべき本
2025年3月2日
とにかく読んで欲しい。
テレビで紹介されてたようなので、沢山の人に読んで欲しいです。
一気に読まれる方はお家で読むことをお勧めします。
アメトークから
ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画が大大大好き。アメトークの漫画大好き芸人?この企画大ファンなんですよね。で、紹介されてたこの作品。番組まだ終わらんうちにポチっていました。ココロの内側が、ひだひだが丁寧に描かれていて、ほんと奥深い作品です。アメトークの芸人さんたちが号泣したって言ってて、読みながらとっても良いけど号泣はないなぁ。どこで泣いたんだろって思いながら読み進めると、ある場面にきたとき、不意に涙がすーって落ちた。ほんとに不意すぎて自分でも驚いた。自分の内側にアタマでは理解することなく響いたのでしょう。あぁ、人間ってこんな生き物だよなぁ。って。登場人物みんなが綺麗すぎずによかった。しみじみとすごくすごく良い作品でした。
ありがとう アメトーク
2025年3月2日
漫画を読んで久しぶりに泣きました
最悪で悲惨な結末を想像していたらぜんぜん違いました
とても切なくでもあたたかい気持ちになりました
ありがとう
良い子達だなあ
2025年3月2日
とっても心に残る作品…みんな違って、みんな良い…子供には幸せになってもらいたい!!心からそう思いました…
中学生男子たち
ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ アメトークでの岩井さんのプレゼンが良くて、すぐに買いました。野田さんのプレゼンも聞きたかったです。

可哀想なふたり。モヤモヤが止まらない。
淀井の村瀬への愛の深さが感じられるシーンが一番好きです。そしてそれを察してもからかわずに飲み込む飯田くんの友情の深さ、中学生とは思えない。

それから読んでて一瞬、淀井の父さんは、カッとなった淀井が殺したのかなと思ってしまったのですが考え過ぎでしょうか。
いいね
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生きるとは
ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいる時は、なんだか最後、2人で死んでしまったり、どっちかがどっちかを殺してしまったりといった、恐らくこれを読む人の多くが想像したであろう終わり方を私も想像しました。2人の儚くてかけがえのない日常よどうか終わらないで、、と願うように読んでいたのですが、そんな不安な気持ちが何だったんだろうと思うくらい、あまりにも呆気なく、実感もなく別れがきてしまったことに衝撃を受け、言葉を失いました。ずっと死を意識して、それに囚われて生きてきた2人が、お互いの存在をきっかけにちぐはぐに、でもまっすぐ純粋に、お互いを自分より大切に想い、死への概念が変わり、生き方が変わり。きっと最初だったら淀井くんを後追いしてしまいそうな危うさのあった村瀬くんが、淀井くんのくれた美しくて暖かい上書きされた記憶を胸に、きっとこれからも生きて行くんだろうとそう思えた最後が、1番泣けました。いつもすぐ隣に黒く染まった死があったお話が、美しい情景と共に生きていくお話になったこと、でも、2人は一緒に生きていけないこと、あまりに切なく、でもどこか温かく救われるような、とても不思議で素敵な作品でした。メリバは辛いので本来苦手なのですが、飯田くんや柿沼くん、なんだかんだで哲郎さんも、2人の周りの残された人達も素敵で、村瀬くんはきっと大丈夫だと思えるのが、救いでした。本当に読んで良かった、出会えて良かった作品です。
つかの間でした、
2025年3月2日
重たいストーリーなのかと思っていたら、面白さもあり、目の哀愁さや、儚げを感じる描写に静かに引き込まれていきました。切ない。
心が痛いそれでも美しい
ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストが衝撃的すぎて言葉にならない。
登場人物たちが淀井の死を確信できずに、淀井のいた形跡をかき集めようと淀井の乳歯を探すシーン。
見つかった乳歯を大切に抱えながら一緒になって探してくれた友達にお礼を言う村瀬と頼りない小さな乳歯が淀井がいなくなってしまったことを明確にさせる。
村瀬のことを思うと涙がとまらない。大切でずっとそばにいて欲しいけど、君が電車に轢かれてバラバラになった姿が見たい。そんなちぐはぐな感情を否定せずに聞いてくれた淀井のことが本当に好きだったんだとわかる。君と離れるぐらいなら今から電車に轢かれて死ねると走る電車に向かっていく淀井は、村瀬を庇護欲から好きなのか分からなくなっていた頃とは変わって愛する人に忘れないで欲しいという純粋な気持ちがわかる。これを見てからの村瀬の合唱コン前の最後の挨拶は本当に心が痛くなる。村瀬が電車で連想するのは、グロテスクなものではなく、淀井といた景色に変わった。もう淀井の治療もいらない。村瀬1人で生きていける。それが何よりも悲しい。人は死と隣り合わせだからこそ、その命はより一層輝かしい。そんなことを教えてくれたような気がしました。
何回も読み直す話
2025年3月2日
アメトークで紹介されて気になったので読んでみました。終盤の急展開に頭が追いつかず何度も読み返して泣きながら読み終わりました。
終わり方もその後が気になる終わり方で、久しぶりに心に刺さる漫画でした!
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作家名: 南寝
ジャンル: 青年マンガ 恋愛
出版社: KADOKAWA
雑誌: カドコミ