ネタバレ・感想あり主人公にはなれないけどのレビュー

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ずっと幸せでいて、、、
2025年6月30日
たくさん苦しい気持ちにもなりましたが、読み終わった時には幸せな気持ちでいっぱいでした。お互いが大切だからこそみんなが相手を思いやるからこそグチャグチャっとしてしまうんだな、、と、、、。どのキャラも大好きになったので後日談、続編がみたいなと思いました。
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ほん𝓶𝓸𝓷𝓮𝔂しんどい
ネタバレ
2025年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生が後書きで「読んでいてしんどいと思う話を〜」と仰っていましたが、し、しんどい…………。

柔らかなタッチですごく素敵な作風と三角関係に惹かれて購入しましたが、なんでしょう、この柔らかで暖かい作画が無防備になった心臓の柔いところにグサグサ刺さって心臓を雑巾絞りされているような苦しさを覚えました(褒め言葉)。
登場人物みんな良い子(人)しかいないだけに一方通行で回る想いが誰の視点から見ても幸せになってほしくてしんどかったです。ほんとに!みんな良い子!一花ちゃんも!諒も!!そして有島さんがいい男すぎたので、最終話のもし同級生だったら〜の回想まで切なくなっちゃって、おまけのイメチェン拗らせ有島さんで少し救われました(笑) ここまで想ってくれる人が近くにいることを結局本人に伝えることなく身を引く男…文哉に幸せになってほしい一心ですよね。これもまた愛でしかねえ。
モノローグとかセリフの言い回しとかも全てすごく良かったです。あと「行くな」って心の中で叫びながら諒のところに送り出しちゃってしゃがみ込む文哉と、寂しいって雪の中泣いてる海斗の1ページ使いが印象的でぐっときました。
海斗が帰省して、気持ちを自覚するまでの流れもめちゃくちゃ良かった…。「じゅうぶんすぎるぐらい愛だと思うな」と「海斗はまず自分を愛しな」の一花ちゃん、大好きなセリフです。幼馴染トリオ、それぞれがお互い得がたい存在すぎて。
後日談では数年後のみんなが見れて、変わらず交流が続いてること、文哉と海斗がふたりでいることに感涙の私です。みんな一生一緒にいてくれや…。

涙がぽろりとこぼれてしまうような、なんか本当にまるっと「愛」だな…とBLとかそういう垣根も忘れて刺さりました。素敵な話だった。
みんな片思いだけど?
ネタバレ
2025年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三角関係ものは無理。な私ですが、表紙を見てわかるようにきちんとハッピーエンドのお話です。
気になって気になって読もうか悩んで、表紙がそうだから大丈夫!とドキドキしながら読みました。
結果ドキドキし、悲しみもありましたが良きお話でした。
ただ、1話のカイトの涼を好きっぽい感じはなんだったんだろ?あの時は気になってた?の回答は後半にあります。好きではなかった。
カイトはずっとふみやが一番だったのかな。
他の漫画でもあるけど、「名前をつけない関係」なのかな。ふみやからカイトは恋だけど、カイトからふみやは恋よりも名前がない、ただそばにいたい、幸せにしたいという。
男を好きになった!とかではなく、人間的に好きなのかな。言葉にすると難しい…
すごくいい作品に出会いました!!!
心に沁みる話でした。片想いの頂点
2025年6月27日
Xでお見かけして、冒頭の試し読みで完全に引き込まれ、買わせていただきました。大満足です。最終的には寂しいような、それでも暖かい気持ちを貰いました。
寂しくなったらまた読み返そうと思います。

絵柄がとても暖かくて素敵でした。日常風景がどのシーンも引き込まれます。
登場人物ひとりひとりを好きになりました。みんな、頑張って生きていて、その時の自分なりに最適だと思う選択をしているんだなと思いました。過去の描写も丁寧に表現されており、皆に感情移入してしまいました。
それぞれが自分なりに葛藤して、相手とぶつかって、最後まで残ったもの、見えたものが何よりもの宝物だったんですね。
心理描写の移り変わりがあまりにも読者の心を打ちます。みんなの感情が露わになっていて、涙が出ました。恋愛の難しさ、それでも恋愛が何故溢れているのか、少しわかった気がします。

素敵な作品に出会えました。みんな幸せに過ごしてますように!
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作家名: 桃子すいか
ジャンル: BLマンガ
出版社: 徳間書店