何から何まで素晴らしいのひと言に尽きます。それは、古典の原作が素晴らしいので当然ではありますが。原作はずいぶん昔に対訳で読みましたが、ほんとうにわくわくどきどきしたものです。古典を読むには現代語訳より対訳の方が原文そのものも味わえて(翻訳ものでもそうですが原文はやはり読んでおきたい)よいです。こんな話だったかなと思うところは改変されていたようです。それでも、とても面白かったです! 原作で好きだった BLっぽい場面(古文なのにとっても色っぽい)が省かれている……!と残念に思ったけれど、ほかの点で(絵などで)十分BLっぽいどきどきも随所にあり楽しめました。素晴らしいです。