ずっと前から気になっていて、最近読み始めたらおもしろくてとても好きな漫画になった。ちひろさんもこの絵柄もとても好きだ。
ちひろさんに会ってみたくなる。安田弘之先生があとがきでおっしゃっていたようにドキュメンタリーなわけで、本当に実在しそう。
読んでいると、いい人仮面しないそのままの自分を肯定されるような、あたたかく緩やかに元気になれる漫画だと思う。
シンプルな線の絵柄、微妙な表情が描きわけられていて、感情や気持ちが伝わる。そして、ちひろさんがいて、海や街中や森を背景にした1ページもののコマのシーンがとても素敵で、空気や音やにおいまでしてきそう。ちひろさんの原画展とか画集があったら欲しいと思った。