「食べてしまいたい」となる程に魅力的な本がこちらです。この本は私の糧であり、私を形づくる要素となりました。電子でない書籍も持っているのですが、噛んでも噛んでも味のするスルメのような作品ですので、電子も買ってしまいました。1回目の購入時、書店に並ぶ本の中から表紙にドキリとしたのを覚えています。BLは嗜み始めた頃で、ポップな恋愛モノを読んでいた頃でした。表紙の艶やかな湿っぽさに惹かれました。露出は無いのに、胡座を組んだ足先の靴も靴下もない素足、足首が見えている。似た構図で画面中央では首を絞めるかのような仕草。表紙買いをしました。表紙から裏切られることのない内容はもちろんのこと、雨隠先生の作品との初邂逅がこの本であったことは至福と言えましょう。電子で購入して、しばらく経ち、ふと思い立ってレビューを書いています。また読み直しに来るのだろうな、ずっと好きな作品です。あと、こちら続編もございます。『青い鳥より』に収録されております。併せて是非。