全寮制男子校に転校してきた男とその学校で目立った存在の先輩が恋をするお話。
閉鎖的空間で男同士惹かれ合うという設定はよくありますが、節が桐嶋を受け入れる過程が思ったよりもすんなりで、節の気持ちがちょっと上手く掴み取れないところがありました。それでも、節のエロさが徐々に高まっていったのはスムーズに受け止められ、そのエロさにドキドキ感が増しました。
そんな展開に+αでお金持ちで頑固な養父という展開でしたが、節は多少の反抗はしても、その環境を逆手にとって前を向く姿は、転校当初とは違った逞しさがあり桐嶋に出会ったことでの変化なんだと思います。節のお母さん、義父に意外と強く言えるならはじめから強く出て欲しかったなぁなんて思いも過ぎりましたが、安住という手助けもあって上手く追いかけられて、良いハピエンでした。
また、「三上くんのおもちゃ」番外編が最後にのっています。相変わらずのラブラブな二人が見れて嬉しかったです。