ネタバレ・感想あり明け方に止む雨のレビュー

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作家さん買い
2025年5月16日
作家さん買いです。短編集ですが、どのストーリーも深くて良いです。特に表題作の2人が良かったです。他のストーリーも時代や国が違ってて面白かったです。
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他レビューどおりの、素晴らしい短編集
2025年3月2日
レビューを読んで、短編でも先生のならではの深みと良さが満足感高いとの事で購入。
読了、いやぁ、素晴らしかったです。
短編と入っても2話ずつくらい世界観が繋がっていますし、しっかりと知りたかった事が解決されて、作者様の後書きを、読むと、登場人物への愛が深く感じられてスッカリ先生のファンになりました。
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ほっこり優しい気持ちになれる
ネタバレ
2024年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作、タイトルと表紙がとても素敵で惹かれます。青を基調にスーツの紳士と散らばる薔薇が色っぽい。ちょっと湿り気のある内容にぴったりです。お話はなかなかに解釈が難しく、何度も読み返しました。もしも弟に気持ちを告白されていたら、自分(里村兄)は気持ちに答えたはずだと証明したい。今更だとわかっていても…。この難しい感情にカタルシスをもっていくのが大胆で…凄いなー、と。
改めて単純ではないのがこの作者様の魅力だなぁと感じる作品でした。

初めて描かれたという外国のお話は、とても初めてとは思えない美しい風景描写でした。洋装も素晴らしい。ストーリーも文学的で大好きです。
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よい
ネタバレ
2023年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3作品収録されていて1つだけ全く関係ないストーリーですが表題作と雰囲気が似ているからか1冊の本としてまとまりがあって良かったです。
表題作と3作目のじめっとした独特の空気が好きです。
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素晴らしい
2023年5月14日
作者さま買いですが、素晴らしい…としか言えません。どうしたらこういうストーリーを作れるのか。ちょっとした設定ですが1話目のお話で、やかんに水を汲んでの水やりにクスッとしました。こういう細かい描写も大好きです。
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作者買い
2023年5月4日
短編ですが、どの話も深い。そして登場する男達がなんと魅力的な事か!もっと語りたいけどオススメだけにしておきます。これだからblは止められない。
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伝えるのが難しい…
ネタバレ
2023年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ついに買ってしまったこの作品。タイトルにも惹かれるし、表紙も素敵ですよね〜。
一つ目と二つ目のお話が関連性ありますが、時系列は逆のようです。
里村さんの弟のことがあっての、山田次官を弟のようにかわいがることに繋がります。
その山田さんは正しい人という表現がピッタリな人で、高天さんを疑って先走ったことを後悔し、結果何事もなかったことで安心する山田さんを好きになっちゃう高天さんの優しい眼差しですよ。山田さんがとにかく可愛いです。
里村さんと結城さんのお話は…なんとも難しい。頭の整理がつかないというか、里村さんの気持ちがやりきれないんですよね。弟の件の担当が結城さんで良かったんじゃないかなと思います。これはもう少し読み込まなくては!
最後のアーサーとジョゼのお話が一番好きです。日本人の設定でも合いそうですが、これは断然外国の話にしていただいて良かったな。
アーサーの置かれた状況が過酷で、それゆえ街に出て好きな絵も見られないなんて。そんなアーサーの心の支えとなり、一緒に街を出てくれたジョゼ。アーサーは自覚してなかったけどジョゼを好きだったんですね。それが最後にわかって良かった。
誤解されたまま別れ別れになってしまったポールとも、いつか会えそうな余韻が残されてて泣きそうになりました。
草間先生の作品はどれを読んでも、単純な関係の人は出てこなくて、何か複雑に絡み合って解くのが大変だけど、読み終わってみるとCPの幸せを願いたくなるような、温かい気持ちになります。
沼というか罠というか
2022年9月19日
草間さかえさん作品は2作品目ですが、見事に草間さかえさんワールドに引き摺り込まれました…!!
甘美というか、耽美というか、人間の感情の美しさがぎゅっと詰まっている短編集です。オムニバスというのか…?それぞれのお話が重なり合って線になっていって、2倍も3倍も美味しい作品です。
どのキャラクターも愛おしくて、絵もとても綺麗で、台詞の言い回しも好きです。漫画なんだけど同時に小説も読んでいるみたいな、シーンの切り取り方が素敵だなと思いました。
草間ワールド
2022年8月15日
3CP入ってます。表題作CPが好きです。草間ワールドお決まり?の素直になれない拗らせ受け、ほんと可愛い。3作目の受け(?)は生い立ちは辛いけど、一番マトモな人間かも。後書き?にも書いてあらましたが、珍しい海外時代モノでした。
アンニュイな空気が心地良い
2022年7月15日
雰囲気のある短編集です。ちょっとユーモラスだったりアンニュイな空気とかが魅力的な作者さんですね。最後の外国が舞台のお話は何だか童話のような感じもする一風変わったお話です。短編だけど語りすぎず、足りないところもなく。タイトルも作品に合っていて良かったです。
短編集、良かった。
2022年6月27日
181p、3つの恋愛譚が7つの短編になっている。あとがき、カバー下あり。レストラン厨房で働いてる隣人×裁判所事務官。刑事と裁判所書記官。画家×画家。どの短編も面白い。続きが欲しくなる良い作品。この短編の中でこれだけ余韻をもたせて足りないところが無いって素晴らしい。特に隣人CPと刑事CPは世界線が同じなので興味深かった。短編で終わるのは惜しい程、良かった。
タイトルが素敵
2022年6月20日
3編あります。
1作目と2作目(表題作)が同じ世界線の話、3作目は全く別のお話でした。
私は2作目が好きです。
1作目『夜更けに花降る』で山田書記官を見守る職場の先輩として出てきた里村さんが2作目『明け方に止む雨』にメインで出てきます。
こういう繋がりって好きです。

1作目では落ち着いた大人の雰囲気に見えた里村さんが、2作目では意外と熱くなったりムキになったりしている様子が伺えました。
後半に、弟さんが残したメモについて刑事の結城さんが話している言葉とモノローグが正反対でドキドキしました。
そこに優しさと独占欲のような強い意志を見た気がします。
タイトルの【止む雨】というのがこれからの2人を思わせるような前向きで素敵な表現だと感じました。【明け方】というのも艶っぽくて好きです。

それぞれ話は長くはないですが、その中に人物の性格や行動の裏付けが無理なくストーリーに組み込まれていて違和感のない内容でした。
とても面白かったです。
全181ページ。
(30%値下げセールで購入)
ミステリアス
2022年6月11日
3作の短編集です。草間さかえさんの作品は、ストーリーが凄く良いですが、短編集でも然り。私は3作目が好きでした。
3作とも、何かしら隠れているような、「えっ、なに?」という思わせぶりな雰囲気があるのに、ちょっと笑いたくなるようなやり取りがあったり、短いのに読み応えがありました。
里村さん!素敵
ネタバレ
2022年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1番目の、まじめすぎる山田くんと怪しげだけど、キチンとした高天くんのお話も好きでしたが、2番目の里村さんと結城さんのお話がとても切なくて素敵でした!時系列てきには2→1なんだと思います。
弟さんが亡くなったのは本当に悲しいし切ないし、当事者でもどうすることも出来ない事でした。
結城さんが担当にいてくれて良かった。

三番目の絵描さんのお話もとても良かったです。
みんな幸せになってくれたら良いな〜
って祈らずにいられません。
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す~っばらしい短編集です。
ネタバレ
2022年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良かったぁ。すんごい良かったです。面白かったですよぉ。短編集ですが、どの作品も深い!謎めいた空気感に引き込まれて、読みごたえのあるものばかりでした。流石のストーリーテラー・草間さかえショーです。
一組目の話は、裁判所の事務官・山田が持った隣人・高天に対するある疑惑。その疑心暗鬼が、読んでるこちらも(どうなんだ?)と引き寄せられてドキドキです。次第に触れる人柄で、高天に対する印象や、罪悪感が生まれて行く気持ちの変化がよくわかります。高天の言う『正しい人』は山田の誠実で真っ直ぐな心を指すと同時に、優しさも感じているように思います。とにかく山田が可愛い気のある人で、アニメの歌をイントロから歌うって笑ってしまいました。そんな山田だから惹かれるのもわかる気がします。一つの疑念が導いた恋の誕生。お見事でした。
二組目は表題作で、山田の同僚で書記官・里村の物語。自死した弟の真相と足跡を、刑事・結城と追うことで浮かび上がる事実。
現場で発見した弟の自筆のメモをとっさに隠した結城が一瞬不可解でしたが、読み進めると見えてくるそれぞれの背景にすごく納得出来ました。この二組目の話の中でも「正しい」という言葉が使われていますが、結城が正しくあろうとするという事は…
刑事が証拠を隠すという重大な事は、職務よりも里村が受けるであろう衝撃から守ろうとした事の方が重要なことだったのでしょうね。
弟が死を選んだ原因は、弟自身も誰も悪くない。けれども、里村は自身を責める気持ちがそうさせたのか、自分を罰するかのような結城との行為が、理解するのが難しい思いでした。それとも、自分の身をもってして弟の性癖を受け止めようとしたのでしょうか…
哀しい話ではありますが、そこは草間ワールドなので重苦しくないちょっとライトな部分もありながらの展開でした。きっと、結城はメモは隠し通して、里村の心を救っていくのだろうね。いつの間にやら手中に落ちてるお互い同士、なんだかいいな。
あとがきで、里村が山田事務官を可愛がってる理由が『疑似弟』とあり、なるほどと大納得。弟を大切に思っているんですねぇ。
三組目は異国の絵描き。祖父のせいで孤独に生きる絵描きアーサーと、その絵と絵描きに魅入られる青年ジョゼの逃避行物語。運命のような二人の恋も良かったし、アーサーと少年ポールの年月を越えた絆が素敵でした。出来る事なら再会して欲しかったですねぇ。
さすがです。。
2022年4月7日
草間さかえ先生の作品は本当にその世界に引き込まれます。正直、理解力が乏しいので…一回読んだだけでは追い付かない所もあるんですがwでも読めば読むほど面白くて、何回も読み返したくなるんですよね…。3作入ってましたが、どれも魅力的な人物と雰囲気のある作品でした。
短編集
ネタバレ
2022年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きです。草間先生の世界観。余白を残すストーリー。サラッとしてるのか、湿度があるのか…。人の心を知るのは難しい。多面体の一部分しか見られない。そんな当たり前のことを画面に描いているように思うのです。後半の絵描きさんのお話が凄く好きです。何度も読み返してしまう良作。ぜひ、読んで欲しいです。
文学的で面白い
2021年12月5日
初作家さまですが、新刊配信セールにて、先ずは3CP短編集の此方から購読。
作者さまの作風なのか、タイトルのイメージなのか、何れも短いお話なのに、ゆっくりした時の中で静かに読み込ませるような雰囲気のあるお話。
大人の男の敬語使いや、文学的な表現なども素敵。
見て、読んで、思考を巡らす、という色んな視点で楽しめました。
度々使われる「正しい人」という台詞も印象的。
私的には、里村書記官も魅力的なんですけど、1作目の山田くんが好き。。
不器用で真面目で正しく生きる彼が可愛くて、、

3作いずれも余韻がありもう少し先も見たかったです。
また他作品も読んでみます。

(12月9日までセール)
満足度が高い
ネタバレ
2021年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1話目と2話目で主人公が入れ変わる連作と2話+後日談からなる短編の二本立てです。
草間先生の描かれる男達は本当にカッコいい。
男臭い男らしい男がいっぱいで眼福でした。いい男感が漂っているのに時に可愛らしさが垣間見えるのがすごく好きです。

「夜更けに花降る」思い込みが激しい生真面目男と色気たっぷりの怪しい男の組み合わせが面白かった。コミカルで可愛い話で楽しかったです。

「明け方に止む雨」自分が信じていたことが覆された時の、惑いともがきの描写がすごく上手い。ストーリーはシリアスだけど重くはならず、悲哀や遣る瀬なさなど人間らしい感情を描いているのが良かった。
1話目もだけど、出会った人によって今までの自分にはなかった新しい価値観を知るのが面白いなと思いました。

「歌わない鳥」「風景画家と肖像画家」前の2つに比べるとわかりやすい、ドラマチックで優しい話です。
窮屈な場所から抜け出した、思い切った逃避行に胸がスッとしました。逃避行の先に落ち着いた穏やかな暮らしがあったのも良かった。救いのあるあたたかなラストが好きです。

短編集ですが物足りなさは全くありません。草間先生の世界を堪能できる満足感の高い作品集でした。
スーツ最高
2021年11月28日
表題作と巻頭の作品は裁判所事務官&書記官が受ということもあり、スーツで目の保養になります。ストーリーは草間先生なので間違いないです。予定調和とか、そういうのを超えた、大人な色気に満ちた世界にひととき旅立てます。
そのほかに、海外ものが掲載されてまして、こちらも良いです。色々つらい環境にあったせいで、こじらせている受くんを攻めさまが窮屈な世界から連れ出していく、全力でいっしょに逃げてく解放感みたいなのにやられます。
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三者三様のお話が楽しめる!
ネタバレ
2021年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ シーモア島で「読まず嫌いをしていたけど読んだら凄い良かった作品」について尋ねた時に、こちらの作者さんの別作品をお勧めして頂いて、ちょっと覗いて見たら結構好きな絵柄かも!ということで、お勧め頂いた作品は複数巻あったのでとりあえず1巻完結のこちらからお試しにと購入してみました。本作品は、短編3つが入って合計181ページ。1つ目と2つ目のお話は、別CPのお話ですが登場人物の勤務先(裁判所)が同じなのでお話自体は繋がったような感じでした。まず1話目は裁判所勤務の山田事務官とアパートの隣人で調理師の高天さんのお話。直接的な描写はないですが、山田さんが受けかな。短編なので好意を持った経緯とかはかなり端折られてます。お互いを好きになる経緯をがっつり知りたい人には向かないかもですが、あぁ元々好意があったんだなと自分でベースの部分を補える人は楽しんで読めるかと思います。2話目は警察官の結城さん×裁判所の里村書記官のお話。弟の自/殺の真相を知った里村さんが、男同士での行為ができるかどうかが弟の死に結びつかないことを証明するために、結城さんに抱いて欲しいと迫る場面は、結局自分を罰するためだった?その辺りがちょっと分かりにくかったかも。3話目はガラッと変わって、農場主の息子・ジョゼ×人殺しの孫・アーサーのお話。偏見を持たず自分の中身をきちんと見てくれるジョゼに、アーサーは救われたんだろうなぁ。逃避行という形になってしまったけれど、少なくともあとがきでポールとの繋がりを残してくれて良かったです。絵柄は少しガサガサした感じなんですが、雰囲気がありました。作者さんの他の作品も折を見て集めていきたいと思います。
咲く花、止む雨、ネズの木の下にあったもの
ネタバレ
2021年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『夜更けに花降る』生真面目な山田事務官は、隣に住む高天(たかま)の吸う煙草を怪しく思います。山田は調理師の高天の部屋で食事をご馳走になるのですが、煙草の吸い殻を手に入れようと入ったベランダで、山田のベランダから侵入したバラが丁寧に世話されていることを知ります。
『明け方に止む雨』山田の上司•里村書記官は、弟の死の原因を知りたいと現場の捜査をしていた結城とともに弟のスケジュール帳に書かれていた店を周ります。結城は、遺書とは別に「兄さんが好きだった」と書かれたメモを見つけていました。
『歌わない鳥』20世紀初頭、農場主の三男•ジョゼは絵を描くのが好きですが、家人の反対で思うように描けませんでした。ある日ジョゼは、領地の外れに住むアーサーの描いた絵を見て夢中になります。人殺しの孫であるアーサーは、街にも出られず、仕事も墓掘りの手伝いしかありません。それぞれに息苦しいけれども絵を描くことが大好きな二人が出逢い、ある絵にメッセージが遺されていることを知ります。
『風景画家と肖像画家』生まれ育った街を出て海辺の町で暮らすジョゼとアーサーが、お互いをパートナーとするまでが描かれます。
『鳥と木』後年になって、墓掘りの手伝いをしていた頃のアーサーのたった一人の友達•ポールを探し当てるお話です。
ストーリー構成がすごい
2021年7月31日
ドラマを見ているようなストーリー展開で、引き込まれます。BLが根底にあるものの、BLなしでも成り立ちます。スピン的なつながりもある2話と全く別の1話。一応一区切りあるとこで終わるんですが、BLとしては続きが見たい…。
作者さんの後書きも好きです。独特の絵と、間と、素晴らしいストーリー構成。ストーリー重視の人にオススメです。
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味わい深い
ネタバレ
2021年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 淡々とした雰囲気でありながら、しっかりと血が通った人間模様が描かれていて、とても心地よい作風でした。
ラブラブと言う感じでもないけれど、可愛らしく感じる雰囲気もあるし、人間臭さと言うか……。甘すぎず、身構えすぎず、程好い塩梅でBがLしている感じです(笑)。
短編集と言うことで、物足りなさを感じるかな?と懸念しつつ購入しましたが、満足の一冊でした。
絵描きの話もギスギスした部分はサラッと表現して、主役二人のやり取りが心地よい作風でした。
どのカップルも、続編や番外編など、もっともっとみたいなと思える人物で、短編で終わるのはもったいないと思いますが、このサラッと感がよいのかもしれませんね。物足りないののではなく、程好くて、名残惜しい感じです。
連作集
2021年7月10日
1作目は怪しげなシェフ高天×正義感強い裁判所職員山田。
怪しげに怪しい人の話で短編なのにドキドキします。オチに笑えてびっくり。草間作品なのに!
表題作は山田の先輩で裁判所の書記官、里村と刑事の結城。本当ならもっと重く違う後味にもできたであろうところを、何とも言えないユーモアらしきものでちょっと包んであって、とても好きです。
外国の風景画家と肖像画家の話はなんだかロマンティック。始まりが不穏で、主人公2人も身分差や育ちの違いからか不思議な不協和音が最後まで鳴り続けます。でもこれ結局ハッピーエンドなんですよね。一応。

表題作の里村は最初に出てくるcpの馴れ初め(ひとつ目の話)に登場した時とは全く違う立ち位置なのでちょっと戸惑います。最後にページ裏載せてあって、4人の男の初対面が描かれてますが、笑ってイイのか?いや笑える!里村さん、そんな面倒見てんの?
やっぱり好き
ネタバレ
2021年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ また草間先生の世界に引きずりこまれて心を持ってかれました。3カプのお話。やはり表題になっている「明け方に止む雨」が1番好き?というかキました。裁判所の里村書記官の弟が自死したことからお話は始まります。刑事の結城は弟の自死現場にやってきた里村を見て弟のメモを隠します。里村は弟の自死の原因を探ろうとし、仕事のつながりから結城もそれにつきあうという「面倒なことになって」しまいます。「明け方にー」の扉絵でたぶん弟の後ろ姿が描かれているのだと思いますが、里村よりも背が高く「モテ」て、自慢の弟だったんだろうと察せられます。紙の裏表紙では弟が里村の靴を脱がしていて、ググると出てくると思うのですが、なんともいえない感慨が湧きました。もういないのにすごい存在感です。シーモアさんこれも電子に入れていただきたかった!草間先生のお話は登場人物が生きてるというか、そうくるかって予想を越えてきて、真相に近づいた里村の行動が、!ですし、結城の最後の独白は里村を守りたいんだなって、頭の中では賛否両論ですが腑に落ちました。時系列でいうと、このお話が先で「夜更けに花降る」が後です。「夜更けにー」の高天と山田事務官もよかったです。先入観がひっくり返るところが秀逸でした。3カプ目の外国のお話も素敵でした。ジイちゃん一体どういう顛末でヤっちゃったの?って思いましたけど。それぞれ味わい深くてよかったです。
2013年10月 総181ページ 修正=見えない構図、一部白抜き、アウトライン。
草間さん大好き
2021年6月30日
草間さんワールドの漫画。
こういう漫画はなかなか描けないと思う。
大々好きです。
しっとり
2021年4月29日
しっとりと大人の雰囲気の作品でした。

うーん。どれもとてもよかったのでそれぞれもうちょいラブいシーンがみたくなります。
お兄ちゃんの話はちょっと重たくて辛い気持ちになりますが、それでもよかったなと思える読後感でした。
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気怠い感じが好き
2021年4月26日
草間さんの作品って全体的に倦怠感というか湿っぽい感じがするんですが、そこに独特の色気があってハマってしまいます。
今作も、あからさまではなく想像力を掻き立てられるような描き方をされているので何度となく手にとってしまうのですが、個人的には外国のお話が好き。前半切ないけど後半には救いもあって、しっとりまとめているところは本当にお見事でした。
穏やかで深みがあって余韻もある、やっぱり草間作品はいいですね。この作品も大好きです!
よかった!
2021年4月24日
2つのお話が入ってます。映像化してもおかしくないと思わせる雰囲気のある絵とストーリーで、とってもよかったです。
里村さんと弟がどんな兄弟だったのかも読みたかったな。
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作者様のファンになりました~
2021年4月21日
フォローしている方のレビューでこの作品がセールになっていることを知り即購入。作者様の作品を読むのは3作目になりますが、どれも好きでした~。絵も文学的作風も、もっといろんな作品を読んでみたいと思いました。
この作品は3CPのお話でしたが、私は山田×高天CPが一番好きです。高天さんの大人な余裕ある攻め感と生真面目過ぎて可愛さ溢れる山田くんがホント好き~。ベランダでイントロからって件がもう堪らんですね、山田くん可愛い過ぎますよねー。最後に4人が集うシーンが本当に良かったので続編がどこかで見られたらなあと思ってしまいます。外国のお話は、長い年月を経て幸せな今があったからこちらまで幸福感をお裾分けしてもらった気分です。フォローしている方々のレビューで素敵な作品、作者様を紹介していただくのは本当に有難いことだとつくづく感じました。
好きだなぁ。特に山田君が好きだなぁ。
2021年4月20日
フォローしている方のレビューで知った作者さん。2作品目ですが、この作品も好きです。表題作の前に1話(厳密には2話)入っているのですが、話毎のあとがきによると時系列的には表題作より後のお話です。そうであるなら、と、里村書記官が立ち直れていることにホッとしました。そして、山田君、最高です。好きすぎる。表題作は、何とも言い難い読後感ですが、里村書記官の取った行動は、理解の範疇にはなくとも、受容はできます。まともな思考すら働かなかったのであろう衝撃を思うと、苦みが残りますが、雨は上がるんだなあという、救いのようなものを感じます。最後のお話は、趣が変わって異国のお話ですが、流れる空気感のようなものは壊れないので、すんなりと入り込めます。3年かけて育まれていた想いに尊さを感じました。書下ろしの再会(未満)には、結果として布石を打たれていたことになるなと感心して、布石箇所へとページをめくり返しました。作者さんの親心が温かいです。巻末の、最初の2CPのその後を描いた「初対面の宵」が面白すぎたので(里村書記官を憂う必要はなかったと思い至りました笑)、この人たち、もっと読みたいと思いました。
作家買いしてます
2019年3月31日
絵が線とかなんか独特の雰囲気で大好きです。お話もしっかりしてて読み応えがありますね。正直、たまに好みに合わないキャラも出てくるのですがそれ以上に魅力がある作品を書いて下さる作家さん。印象に残るシーン、セリフが良いですね
哀愁漂う作品たち
2019年1月22日
読み込む程に味の出る小説のような漫画でした。表題作は身内の死から始まるので苦手な方はご注意を。かなり物悲しく進むけれど救いはあり、それが読み応えになってます。後半はとても情緒のある外国のお話です。逃避行が凄くいい!草間作品の愛の中にあるちょっぴり切ないスパイスがとても好き。そしていつも荒れた心を癒すように穏やかに読み終えられます。
リンクしていく3話かと
2018年12月30日
勘違いしてました、けど読み終えさすが草間先生ならではの話力だなーでした。弟を亡くした里村が亡き弟の様に気にかけている山田のそれぞれの話と過去の外国の話でした。草間先生が画く個性的で少し難しい受けが好きです。
好きです
2018年12月25日
作家買いです。草間さんの作品には、兄弟や擬似兄弟の人間関係の中でそれぞれの感情が育っていくお話が多くて、ド直球の描き切るBLではなくちょっと余白のある文学的なところがドツボなのですが、この本の表題作は特にそのエッセンスがストーリーの中にギュッと詰まっていて大好きな短編です。推しはドノンケの筈なのに色っぽくて可愛可哀想なお兄さんの里村書記官です。
表題作が好き。
2018年8月20日
かつてレンタルしたことがあったのですが、表題作がまた読みたくて購入。やはり好きです。草間さんの作品はほぼ読んでますが、ことごとく受けの容姿が好み。ちょっと儚くて神経質な感じの黒髪。最高です。他収録作もいいですが、とにかくわたしは、ちょっと切なくて余韻のある、でも救いがあって…前を向いて生きていくこのお話が好きです!
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独特
2018年7月11日
草間先生の独特な雰囲気のストーリーが大好き!どれを読んでも外れなしで今回も良かったです。欲を言えばもっとなが~く、読みたい!
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雰囲気は良い
ネタバレ
2018年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ だけど内容はいまひとつさらっとしすぎている気がする。弟の話は尚更重いのに、兄はそこで男との関係を試してみたりするべきじゃなかった。完全に何もかも裏切ったよね。やらないとBLにならないってこともないのに。弟も死ぬくらいなら告白しろよ。できない人も多いでしょうね。画家の話は良かったです。髭はいらなかったけどなー。
3カップル。とても好きなお話です♪
ネタバレ
2018年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 草間さんの作品は好きな物が多い中、これが一番好きかも。素晴らしい構成とミステリアスな展開のお話はどれもスーッと心に入り込んで。3カップル六人みんな好き。

形は異なるけどどれもギリギリに追い詰められた心の苦しみを相手が受け止める事で始まる関係はドラマティックです。

高天×山田は。強烈な三姉妹を姉に持つ堅物の山田くんと、優しく包容力ある高天さん の二人は互いに補える関係の和やかさがとても心地良かった。

結城×里村は、出逢いも付き合うきっかけもかなり特殊な二人。第一印象はクールビューティで色気のある里村さんが読み進むうちに豪快な性格とわかり、結城さんも苦労しそう(笑)結城さんのおかげで里村さんも潰れないで済んで良かった。

ラストの描き下ろしの初顔合わせが最高〜♪四人のキャラがよく出ていて…自由な里村さんと必死の高天さん(笑)

ジョセ×アーサーは、洋画の様な世界観に浸れ。長く連れ添った二人の心残りがもうすぐ叶いそうな…( *´艸`)
繰り返し読みたい
2018年3月8日
草間先生は行間を読ませるのが本当にお上手ですよね。その辺も詳しく描いて!!っていう方には物足りないのかもしれませんが、私は草間先生の読者に想像の余地を残した表現方法がとても好きです。今作も然り。隅から隅まで語り尽くされていないので、何度でも繰り返し読みたくなります。で、相変わらずイイ男の宝庫!!個人的には里村書記官推しです✨その色気に悶絶😍
大人の絵です
2018年1月28日
堅い仕事の「正義」への思いや、芸術を追い求める境遇の異なる二人の気持ちを独特の絵で伝えてくれました。キーとなる「海」の絵は誰の作品だったのでしょうか。
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2作品
2017年8月3日
表題作関係4話+同時収録作3話。両作品とも全体の雰囲気はユーモアたっぷりで暗くない(悲しい事情はある)です。表題作関係4話はふたつの恋の話が絡んでいておもしろいです。同時収録作3話は外国の話、切ないけど可愛くて味わい深いです。
ドラマにしたい
2017年7月28日
短編なのに満足の奥深さ。裁判所の事務官繋がりのお話で2カップル、外国物で画家のお話で1カップル。どれもちょっと変わったきっかけで出会って関わるうちに恋に落ちるお話ですが、短いのに短いと感じさせない深イイ物語。事務官のカップルのお話は時系列が逆、後で警察の知り合いってこの人だったのねーとわかります。どちらのカップルも惹かれてそうなる過程が自然に思える、素敵!の一言。最後の表紙裏のおまけマンガも面白い。
画家の2人のお話は映像にして欲しいくらいステキなストーリーでした。
草間さかえ先生にハマったきっかけ作品
2016年10月3日
表題作の里村書記官(ばりばりのノンケ現実主義者)の色気に参りました!
短編なのにてんこ盛り!
2015年5月14日
1話目と2話目は繋がりあり。1話目はほのぼのと、2話目の表題作は切ない。4話目は3話目の続きです。1話目以外少しツラく切ないです。でも最後の4話目でホッとします。短編とは思えない読後感の満足さです!3年経ってから結ばれる2人に涙です!ストーリー重視の人には特にオススメ!!エロもありますが。
好きな作家さん
2024年8月5日
生真面目な裁判官と怪しげな隣人、亡くした弟の死の真相をさぐる兄と刑事、肖像画が得意なお屋敷の次男坊と日陰者の風景画家の3つのお話。どこか影がありながらもコミカルさのある独特のキャラクターたちが魅力的でよかった。弟の話も読んでみたかったな。
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う~ん
2023年9月21日
3CPのお話が入っていますが、一番最後の外国のお話がなぜか心に残りました。全体的に幸せにはなるけど、どこか閉塞感の漂った生きづらさを感じさせる人たちの物語でした。
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ミステリーぽくて
2023年5月11日
好きな感じでした。草間先生の作品では幸せの条件が今のところ一番好きなんですけどこの短編集も良い。最初の山田くんはなんで好きになるかちょっとよくわからなかったけど、里村さんと結城くん、ジョゼとアーサーは悲しみもあって良かった。そういうのが好き。
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本当にストーリーに引き込まれる
2022年11月13日
草間先生のストーリーは引き込まれます。
人間味があると言うか、登場人物が外見じゃなく人として魅力的だと思います。
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3つの物語
2022年10月17日
隣人、兄弟、そして友人のお話しです。私は兄弟のお話しが一番好きでした。何故弟はあんな事をしようと思ったのかしら?最後の最後、兄への甘えとしても、残酷。そして切ないです。やるせない思いの兄の心情を思うと胸が締め付けられるようです。
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なるほど!
2022年7月3日
お安かったです。ずっと気になっていた作者さんで、短編だということでお試しに。ちょっと展開早すぎて置いてけぼり感あるのですが、萌ポイント多数ありました。良かったです。優しい攻さん達ですねぇ。
表題作が良き
2022年5月5日
自死した男の捜査で出会った刑事の結城と裁判所書記官の里村。亡くなった男の兄である里村は自死に納得せず、弟の手帳に記載されていた店に結城と話を聞きに行く。

弟の部屋で見つけたメモを咄嗟に隠した結城。弟の性的指向を知り、話を聞き、弟の秘めた想いに驚愕して暴走する里村。短い話なのにぐっと引き込まれ、一番好きな話だった。


『夜更けに花降る』と『歌わない鳥』もいい話ではあったけれど、『明け方に止む雨』ほど心に残らなかった。『風景画家と肖像画家』でジョゼとアーサー、ポールのその後が見られたのは良かった。
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短編集
2022年2月6日
3CPのお話が収録されてますが、外国を舞台にした「歌わない鳥」がすっごく良かったです。
絵描になりたいのになれない攻と一族のことを言われるのを気にしている受がしがらみから流れて海の見える家で絵を描いて暮らすラストが好きです。
独特の世界観
2021年12月7日
レビュー評価高いので読んでみた。モノクロフィルムのような、わちゃわちゃと全部伝えるのではなく、読み手に想像させるような話の進み方。自ずと引き込まれるけど短編なのでそこが若干物足りない。ラブラブしていないけど、じっくり読みたい気分の時に。というか、まだレビューほどの良さを感じていないので時間空けてまたら読んでみたら感想違うかな、と期待して。
まあまあでした
2021年7月3日
3つのカップルのお話が入っています。どれもキャラが魅力的。でも短いから私的にはちょっと物足りなさがありました。最後の外国のお話が1番いいかなー。みんなハピエンだし、絵も個性的でいい感じ。
短編集
2021年7月2日
少しずつ繋がってるんですが検察官?の後輩の話と先輩と刑事の話。外国の絵描きさんの話。ちょっと私には分かりにくいように感じますが、湿気のある雰囲気でアンニュイで感じよかったです。
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ハマると深く
2021年2月9日
『マッチ売り〜』のときも思ったのですが、激情というよりは、しとしとと降る雨のようなさりげないのに存在感をあとで知るよなお話でした。
1話で止めることも、ずっと無意識にページをめくることも出来るような…
独特
ネタバレ
2020年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ さかえ先生独特な感じの話でした。
先生の書く絵が好みなのでとても大好きです。
暗い感じの雰囲気がまたいいです。
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大きく3つのストーリーに分かれてますが
2019年5月21日
個人的にはラストの画家のお話が好きでした。草間先生の作品は、多くを語らないけれど読者に考えさせるような奥深さがあるものが多いですが、今作も短編集ながら味わいがありました。
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出てくるキャラが全員ステキ^_^
2018年6月12日
作家さん買いです。
出てくるキャラがとてもステキで、皆大好きです。ストーリーは切ない部分もあるのですが、キャラが個性的で面白く楽しく読めました。気負いなくサラッと読めるお話しです。
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☆3.5
2017年9月21日
絵が独特。スーツ男子が色気があっていい感じ。短編集で、どれも大人の男の人のお話。さらっと読むのにはぴったり。
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憂いがあるのがよいのだけれど..
2017年8月4日
草間さんの作品は、憂いというか情というか独特の空気感に惹かれるのですが、セリフ運びがけっこう飛んでいて、スムーズに話の流れに乗れないのが毎回気になります。
読み手の方で間を補ったり、どっちのセリフか確認しながら読む感じ。
そのためもあってか、途中で1回離脱。
購入してから読み終わるまで少し時間がかかりました。
一度通すと2回目は流れに乗れます。
私だけかな?
甘めの★4です。
総181ページ。
作者さん買いです
2017年7月14日
短編集なので当然ですが、1冊に3カプでは、やっぱりどの話も短くて物足りない感じが…。とは言え、3話どれも独特な雰囲気で面白かったです。画家二人の話も決して悪くはなかったですが、表題作とそのスピンオフがキャラも設定も凄く好きだったので、この2カプだけで丸々1冊が良かったなと思いました。
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どれも良かった
2015年10月15日
3カップルの話です。1つ目と2つ目は裁判所の同僚なので繋がっています。どの話もミステリーな展開となっているためドキドキします。各話その後の話も描かれているため読後感もスッキリしてます。
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ちょっと暗め
ネタバレ
2020年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3作品の短編集。1作目は隣人同士の話。2作目が暗い。弟が自死したため出会った刑事×兄。傷付くだろうけど弟のメモは隠さず兄に渡して欲しかったなー。気持ちも伝えられず、自分がきっかけで兄が男と付き合うとか報われない。3作目は昔の外国、領主の息子と人殺しの孫と言われてる画家の話。一族の呪いでヒゲって何w
雰囲気が良いです。
2020年1月10日
表題作よりも、絵描きのお話の方が個人的に気に入ってます。どちらも、心地よい作品です。
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絵は好みによりますね
2018年10月8日
一冊全て表題作関連の話しで読みたかったです。里村書記官個人的に好きなタイプ、刑事とのその後読みたくなる。画家の話も良いけど好みではなかった
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面白かったですが
2016年7月5日
BL的にキュンと来なくて。短編集だけど、それぞれのお話もしっかりしてて進み方が淡々としていて自分の好きな部類に入ると思うんですが、何か上手く入りこめませんでした。評価が高い作品だけに感じ取れず残念。
好みの…
2022年7月31日
オムニバスと言っていいのかな。
お話しも絵も、独特で雰囲気がある。
でも1冊読了して結局、私はあまり好きじゃないんだなと解った。
ストーリー展開は全てを詳らかにせず余韻を残す手法なんだろうが、物語世界の醸成に繋がると言うより、随所に唐突感があり興がそがれた。
絵柄とストーリー展開の両方で、私は物語の世界観に浸りきれなかった。
厳しくてごめんなさい。あくまで好みの問題です。
作者買い
2022年6月15日
草間先生の明言を避けたような行間を読むような独特な空気感が好きです。登場人物は華やかさはないけれど個性的で生きづらい不器用なキャラが多く、お話も文学的。そこを踏まえて購入しましたが本作は想像以上に地味でふんわりし過ぎて合わなかった。
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作家名: 草間さかえ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 徳間書店