ノンケが、受けの気持ちに絆されて、『好きな人ができるまで1年に1度デートする』という日を作ってもう10年目。
いい加減に恋心にケリをつけようと、受けが「好きな人ができたから』とノンケにウソをつき、今まで会ってくれていた事に感謝を告げて、これで最後と離れようとする。
受けが自分を好きだったことにアグラかいていたノンケはなぜかモヤモヤ、、、
オレを見てればいいのに!と泥酔したり。よくよく考えたら自分は受けが好きだったんじゃんと気づくストーリーです。
まあ王道ですよね。
わりと早い段階で両思いになります。
その後にお互いの気持ちの持ち方とか、周りの目とか、ノンケ攻めの受けへの接し方が微妙に変化した事への違和感とか、ちょっとしたすれ違いが起きたり。
両思いになったからハイもう幸せ〜〜ってスンナリいかないところはリアル。恋が実ってから次のステップをどう上がるか。
受けが泣き虫で健気です。でも時に大胆だったり。そんな受けが恋を捨てきれず泣くところは切なかったです。
攻めは両思いになってから一途。堂々として隠しません(さすがにそこはファンタジーでしたw)。
これはホントに私の超個人的な感想で恐縮なのですが、受けの髪型が(汗
なんて言えばいいか、、、前髪が変だなぁ、と。コロネパン?縦巻きロール?ワカメ?みたいな。いつもべったり顔面にかかってて気になって気になって…
それはさておき、程よいリアルさと程よい切なさとでサクッと読めました。