愛し
」のレビュー

愛し

くれの又秋

"切ないほどにいとしくかわいい"

ネタバレ
2021年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 辞書で「愛し(かなし)」の意味を調べたら、定義のひとつに↑こんな説明があって、ああ、翔真くんと翔くんの関係や心情をすごく切実に表している定義だなあと思いました。本当に素敵なタイトルです涙。読後に改めてタイトルの意味合いを考えてみて、とても切なくなりました。すごく好きな作品です。
翔真くんと翔くんの関係性、もどかしくて胸につっかえるものがまだある気がするんですが、僕はそんな彼らの関係性がとても好きだなあと感じました。どちらの気持ちにも納得できるんです。。
多くのレビュアーさんが書かれてますが、確かに表紙帯の「BL史上最高のリバ、誕生」というのは全然必要ないなあと僕も思いました。リバ主張激しく書かれてますが、作品の趣意とかなりかけ離れている気がします…勿体ないなあ。それとは対照的に表紙のデザインはとても好きです。彼らの表情が…切ない。
こちらで完結してますが、肯定の意味で物足りなさ過ぎます!えーーそこで終わるの?!という場面でENDになっていたので…悔しい!もっと2人のその先を読みたかったな〜。
いいねしたユーザ24人
レビューをシェアしよう!