鯛代くん、君ってやつは。
」のレビュー

鯛代くん、君ってやつは。

ヤマダ

もう、サクッと合体してくれてええんやで

ネタバレ
2023年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 基本的にどの作家様にも幸せに機嫌良く執筆していて欲しいと思う。そして自分の望んでいる展開と違うのを理由に酷評するのも違う気はする。途中何巻も脇道にそれる漫画など世に沢山ある。
しかし4巻を読んでから何日も何回も鯛代くんのことをぐるぐる考えてしまうのは、やっぱりその内容にショックを受けたから。
推しの同人作家が他ジャンルに行ってしまったようなこの寂しさ…。ページ数の割き方からしてあからさまに熱量が違う。そりゃ読者(鯛蛯ファン?)はザワザワするわ。(自分は☆の数にめっちゃ悩みましたが低評価レビューには同意のもの多数でした)

めーサムを描くヤマダ先生の画力冴え渡ってる。どの画面も美しい2人のアップでキラキラしい。でも、別にこの2人、非凡ではないんだよなぁ…BLによくいるタイプの美形。
鯛代くんと蛯原くんのモダモダ、伴内・マル・シカクとの優しいやりとり、そういう世界をあの画力で描いてくれるから、たとえB(笑)どまりで3巻まで焦らされたとしても、先生ついていきます…鯛代くんが蛯原先輩の下半身に手を伸ばすまであと3冊くらいかかっても耐えます…という覚悟で読んでました。そこに与えられた4巻のお色気展開よ…肉じゃが完成するの待ってたら急にフランス料理並べられた的な。
めーサムの靴下脱がすとこの色気とか、ただ事じゃないなと思いましたが、その熱量をぜひ鯛蛯の方にも振り分けて頂きたい。なんなら鯛蛯はもうサクッと合体してくれてもええんやで…。とにかく口が肉じゃがの口になっとるんじゃよ!
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