プリフェクトの箱庭【電子限定漫画付き】
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プリフェクトの箱庭【電子限定漫画付き】

左藤さなゆき

激重執着囲い込み愛作品の最!高!峰!!

ネタバレ
2024年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ いや、ほんとまじでこのジャンルでこの作品を超えるのは今後100年は出て来ないです、断言できます。
良家の子息だけが通う全寮制の高校が舞台です。校舎もはや城です。制服もなんか多分色々パターンあってよくわからんけどスリーピースです。この制服がまた性癖ささりまくりです。この閉鎖的で浮世離れした雰囲気がまたいいのよ!!以下まあまあネタバレしております、ご注意を。
【攻め様】いわゆるgifted。なーんでも出来ます。見た目もパーフェクト☆いつも御光がさしてます。学園で神と崇められ、精エキ求めるヤバいやつ多数。(飲んだら御利益あんの!?)。ただ、感情が欠落してます。(若干サイコパス気味なのよ。)しかし、受け君と出会いいろんな感情を知っていきBLあるあるの受け君欲しい欲しい症候群を発症します。受け君を手に入れるため、受け君を監キン・強カンの大暴走を我々にみせてくれます。(それ犯罪デスカラネ。。。)序盤からギア全開の振り切れ感が清々しい。みおたんとの仲を邪魔するものは容赦なくぶった斬っていく、終始パイセン無双状態です。個人的にはパイセンのちょっと乱れた制服姿がたまらんです。澪斗以外には口から冷凍ビームを発射します。
【受けのみおたん】パイセンの容姿・キャラが際立ちすぎてそっちに目が行きがちですが、この子もなかなかの肝っ玉の持ち主です。大好きです。亡き父方の金持ち祖父母(←クズです)に引き取られ学園に編入。パイセンに見初められてしまい上記犯罪まがいの大暴走の被害にあうのに、あぁ、この人俺がいないとダメだなってなっていきます。パイセンの愛は激重ですが、彼の包容力・慈愛もマリアナ海溝よりも激深です。そう、まるで聖母です。そしてパイセンの望み通り、大事な家族とすらも別れて、パイセンのためだけに生きていくことを受け入れます。大学卒業後北欧の豪邸でほぼ軟禁エンドって解釈であってますか?みおたんのヘアカットなんかもパイセンがしてるのかしらぁと想像してみたり。ふふふ。あの豪邸の使用人求人でてねぇかな。花菱先輩がこの豪邸を、“神様の箱庭”、と表現してタイトル回収になります。兎にも角にもこの作品を嫌いな腐族はいないと思うんで、もしまーだ読んでない方いらっしゃったらぜひ読んで欲しい!わたしゃもう何度読み返したか覚えておりません。致しているシーンも非常に美しいぃぃ。愛読書は?と聞かれたら迷わずこコレと答えます(笑)!!
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