明日もきみに会いに行く
」のレビュー

明日もきみに会いに行く

熊雪ふる

きゅんスナイパー多数出没。防弾ベスト必須

ネタバレ
2024年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューに溢れかえるきゅんにいざなわれてやって参りました。「おぉぉ、ここが噂のきゅん王国かぁ。楽しみだなぁ。」ってカメラ片手に呑気に観光しようとしたらね、ところがどっこいヤッベー国でしたよ。5ページに1回(←ちょっと盛りすぎ)、きゅんヒットマンがこっちの心臓狙ってくるんです。それも的確に。えぇぇぇぇ!?そんなとこからも出てくんのぉぉぉ!?みたいな。カメラどころか防弾チョッキ着用必須王国でした。ほんと、皆さんも読むとき着といた方がいいですよ、防弾チョッキ。油断してたらすぐにズッキュュューーーーン☆、グッハァァァァァァってやられます。

あらすじは大学生同士のお話です。トラウマ持ちで本気の恋愛してこれなかったイケメンバイ&恋に恋焦がれ恋に泣いてきた光属性イケメンボーイのカプです。冒頭受け君が彼女に振られるシーンからはじまります。受け君は恋に理想を抱いたちょっとメルヘンチックな可愛いやつです。イケメン陽キャなので周りに人は絶えない人気者タイプです。そしてキャンパス内で攻め君に出会い仲良くなります。で、お互い惹かれあっていく感じのストーリーですね。受け君目線で話は進んでいきます。読んでたら皆思うと思うんですが、恋ってね、しようとしてできるもんじゃないんですよね。気がついたら恋してるんです。あれ、、、俺、もしかしてあいつの事、、トゥンク☆的な。今まで恋に恋焦がれてきた受け君が、攻め君自体に恋に落ちていくのが良かったです。そして攻め君のトラウマも受け君の光魔法が容易に跳ね除け、晴れて2人は恋人同士になります。そして遂にラスト、きゅんヒットマンの追撃を必死でかわしてきた読者へのご褒美、2人の濃厚セーック。。。。。とは残念ながらなりませんでした(笑)いや、ベッドシーンはあるんですけどね。でも海王社さんだしそこは期待しちゃうじゃないですか。でも「Oh☆マリンキングカンパニー!ブラボー!」ってなるのは1コマだけでした(笑)あくまできゅんに特化した作品です。今日はエロよりキュンだな。って日は誰だって絶対あると思うんですよ(あれ?私だけ??)なので本棚に絶対あっていい作品だと思います。でも続編がもしあればもうちょっとマリンキング感出していただけると嬉しいです(笑)
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