なつめさんは開花(ほころ)びたい
」のレビュー

なつめさんは開花(ほころ)びたい

マミタ

2人の未来を確信.壁(私)の顔もほころんだ。

ネタバレ
2024年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった!!でもビックリした!!
何がって………………

まさかの、"2人とも恋愛偏差値が低い"という事実。

なつめさんは真面目で繊細で、経験値も少なそうだし、なんとなくそんな気はしていた。(タバコの匂いとか2人分の食器の件とか、なつめさんももう少し気を付けられたら良かったよね)
でもまさかの。……鴻、お前もか……。
「…嫉妬かあ〜これがうわさの…(初体験)」て。嫉妬もした事なかったんかい。そんな百戦錬磨の見て呉れで。
あ、嫉妬する必要もないくらいモテてきたってことか。
鴻に初めて嫉妬という感情を教えたのがなつめさんで良かった。

当て馬登場か…!?と思った胡桃さんも、ただただなつめさんのことを大切に思っている幼馴染で、全くストレスになることなく読み進められたので良かったです。第三者に引っ掻き回されたり傷付けられたりする事なく、きちんと2人が向き合うことで階段を上れたのが良かった。この2人ならきっと、この先もずっと上手くやっていけると確信できる、幸せに溢れた素敵なラストでした。

前回に比べてエッチなシーンもレベルアップしていて、大変やらしくてよろしかったです🖤念入り過ぎる修正には少々物申したいですが。
特筆すべきは描き下ろし。エロい下着を履くことで、形状がハッキリする上に修正も甘くなり攻めのみならず壁(私)も美味しい思いができるのだ……!!という気付きを得た描き下ろしでした。ご馳走様でした(合掌)。
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