このレビューはネタバレを含みます▼
アナコンダが好きな人はそうそういないだろう。
これは自らのアナコンダを持て余している小林くんと、そのアナコンダを愛してやまない山本くんのお話。
「このアナコンダは俺のだ!」
修正はあるがアナコンダの形がうっすらと…これは絞め殺されるレベル。
山本くん、君は本当にすごいものを持っている…。
そして重い実先生の致しシーンは何故こんなにエロスがあるのか。
愛があるのはもちろん、受け氏の表情(特に横顔)が良く、下の液体ではなく、涙やヨダレなどの描き方が上手いんだよなあ。
大学のサークルで出会ってから社会人へと成長していく2人の日常。
そこに大好物の両片想いの甘酸っぱさやライトな執着、エロ、シュールな笑いがバランスよく加わっているため、いつまでだって読み続けられる。
酒造りや、津ギョウザなどのその土地ならではの名物も出てくるのも興味深い。
巻数が多いので、少しずつ読み進めていく楽しみを味わっている。