愛しのXLサイズ
」のレビュー

愛しのXLサイズ

重い実

「アナコンダ」をBL用語たらしめた名作

ネタバレ
2024年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ つい、2つ前のTL作品レビューで、当然のようにXLサイズの代名詞として「アナコンダ」を使ってしまったワタクシ。フォロワー様を検索に走らせてしまい、申し訳ありません。

そうでした、本来、アナコンダは蛇の種類…なんだけど、もうアナコンダそのものを知るより先に、この作品で「巨〇=XLサイズ=アナコンダ」とインプットされてたものだから、つい何の注釈もなしに使ってしまったのです。
某TL作品を読んで、TL作品とBL作品のXLサイズに違いはあるのか?が、どーでもいーと思いつつ気になっていたんですね。何なら、ちょっとTLの方が大きいのかも、と思っていたのですが。本作では攻めの小林君は、アナコンダが原因で彼女に振られ、同じサークルの山本君の漢気によって、初体験を達成して、そこから山本君に惹かれて行くのです。…ということは、男同士の方が、より大きくてもOKなのか…?と、自分の中で決着がつかなくなってしまいました…。

それにしても、改めて読むと、攻めの小林君が、自分を身体でも精神面でも受け入れてくれた山本君を溺愛する姿も、受けの山本君の何気ない包容力も読んでて心地よい。「このアナコンダを受け入れるんだもんな、それ自体包容力の現れじゃよ…」と、ベストCPを眺めながらつぶやくのでした。

もうアナコンダはBL用語、ってことでいいですよね、皆様?

*今回、レビューを書く際に「そういえば、アナコンダの画像とか見たことなかった!」と思い、ググってみて、実物の大きさやら凶暴さにビビりました…。とっさにアナコンダに例える山本君(中の人=重い実先生)のワードセンス、痺れます(・∀・)!!
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