匂いとか思い出の消し方とかわからないから、上書き保存できたらいいのに
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匂いとか思い出の消し方とかわからないから、上書き保存できたらいいのに

ますだみく

あのカフェ。あの香り。あの笑顔を思い出す

2025年5月17日
【読み放題】
タイトルから推測するとブルーなお話かな?なんで予想しちゃいますけど、短編が4本入っていてそれぞれのエンドがありました。
読んだ方は多かれ少なかれ遠い昔の自分の心の記憶に重ねることがあると思います。

山崎ま〇よしの曲のようにいるはずのない場所にその人の面影を見るとか、鼻腔をくすぐる煙草の香りとか、空気の冷たさとか。
そういう空気感のチクリと痛むようなふんわりと薫るような4編のお話でした。

※ミフユさんのお話の続きは「もし好きと言ったら~」に収録されています。

**149ページ**
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