悪癖と悪食
」のレビュー

悪癖と悪食

左藤さなゆき

さあ溺愛執着の舞台は整った!

ネタバレ
2025年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやぁ~おあずけの後の幸せいただきました。
あの衝撃すぎる終わり方の1巻からはや数か月・・先を読みたすぎて何度発売予定日の確認をしたか・・・

円は言い寄ってくる奴みんな、俺、ヤル。のスタンスで束縛しない、全部言う事聞くなら付き合ってやる、のクズ野郎。そしてそんな円に一世一代の一目ぼれをしてその条件を忠実に守ることで恋人の座をゲットしていた氷緒くん。
いや~健気ですね~かわいそうですね~なんて同情してたら、円の兄、暁を一目見た時から釘付けになり、数時間一緒にいるだけでそのどタイプの顔面に告ってしまう氷緒くん・・・・まてまてまて、こいつもやべえぞ??仮にも恋人の兄ちゃんだぞ。2人の間に突如として現れたスパダリ枠決定の暁により、もはや混乱しか起きね~!!という中で終わった1巻だったので、単話だろうがなんだろうがそれはもう見悶えながら待っていたのですよ。

表紙が示唆するようにベクトルは転換するのか、どんなざまぁ展開がくるのか、はたまた暁も実はヤバい人なのか!わくわくが止まらない中2巻を読みましたらですね、きましたきました~!
やっぱり氷緒ちゃんとんでもなかった!!円に対して本気で何の恨みもなく純粋に顔だけが好きだった、そして円以上に暁の顔が好きだからさようなら!という面食い癖がカンストしてるだけの天使で悪魔なヤバい人でした。悪意0でニコニコしながら円のことめっちゃ刺すやん・・・私のかわいそうベクトルもむしろ円に転換しそうだよ。

そしてお兄ちゃんの「氷緒ちゃん気に入った」宣言!
これはもう私の脳内では円の氷緒への粘着開始宣言へと変換されました。ざまぁはすでに遂行されたし、今後は円と兄ちゃんの関係も気になるしでますます目が離せない!先生ありがとうございました。続きもお腹すかせて待ってます!
いいねしたユーザ18人
レビューをシェアしよう!