このレビューはネタバレを含みます▼
高橋さんは、高校の同級生女子です。おだんご頭の。
母は強し!気持ちのわかる素敵な女性です。
オメガバ。特級という世界観はときどきある。
ただ、バース提供というのはそうないような。
βがなぜか機能不全者が増え、子どもが産めなくなり、Ωが代理出産するという世界観。
怖いような、凄いような。
特級αは注目の的。
その中で癒しがあったのに。
ある日、突然に癒しのΩがいなくなった。
特級遺伝子は誰もが欲しがるが、自分の遺伝子は残さないと宣言した特級α。それは、愛したΩがいなくなったから。
10年後再会。
いなくなった理由を初めて知ることとなる。
高校生のとき、教師に襲われた。
以後、発情もしなくなったことから、身体が妊娠できる状態になかったが…
10年分を取り戻す2人。
絵本作家となっていた司。サイン会で例のクソ教師がのうのうと現れ司の身体が固まる。
そこで、レイではなく、高橋さん登場!
かっこよく一発くらわせた!
2人は結婚し、子どもを授かるハピエン。
神波先生の作品って、アンノウンしか読んでなかったけれど、飄々とした中に物凄く心の機微が詰まってる。
エチ、一応あり。襲われシーンもあり。