2人の、心の機微が葛藤が、手に取るように伝わってきて、苦しいくらいでした。そして最終章で、もう決壊。涙止まりませんでした。よくあるBLのように、肉体交合がメインではなく、繊細に心を描写していて、それが臨場感を、切なさを増します。司が姿を消した理由が明らかになった時、私、自分の事のように苦しかった。男であれ女であれ、暴力で意に染まぬ支配をされるのは、本当に苦しい。どんなことをしても癒せない傷になります。絶対許せない。それから、脇役の女子がかっこいい。すごく素敵。こんな子になりたいな。涙涙で一読してすぐ、最初から読み直しました。あとで重要になる人が、ここで説明されてたんだ、とか気づくことが多く、じっくり楽しめました。ぜひみなさんに読んで欲しい作品です。