センチネルバース 水底の虹【イラストあり】
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センチネルバース 水底の虹【イラストあり】

安西リカ/松基羊

これ大好き。ヘキにハマったセンチネル

ネタバレ
2025年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、センチネルバースは漫画で一作、小説では初めて読みました。漫画でももしかして、、と思ってたけど、この作品で確信した、発見してしまった。完璧に私のヘキだわ、この設定。リカ先生書いてくれてありがとうだわ。読んでからずっとふたりのこと考えてる。

警察官の吉積が放火疑いの現場で再会した高校時代の先輩の中条蓮、特殊任務につく彼にいきなり自分のガイドになってほしいと言われて、困惑してしまう、、という始まり。
感覚が異常過敏で生きていくのが困難なので専用の施設で隔離して育てられるセンチネルは弱くて強い。センチネルが感覚に沈む時に、揺るがずサポートできる唯一無二のガイド、このふたりが共に生きていかないわけないよね、そうよね?!?!ほんと大好きよ〜こういう設定。

情緒が成長に追いついてなかったから気づいてなかったけど、蓮は吉積のことを一目惚れでずっと片想いしてたんだろうな〜。誰よりも鋭敏で強くて弱い蓮を、細かいこと考えないおおらかな吉積が、ああもう守ってあげたい、、って気持ちになる過程が、センチネルとガイドの感覚描写と重なってわかりすぎるほどわかる。リカ先生さすが。
単巻で完結してるけど、続き書いてほしいなー。彼らのこともっと読みたいよー。
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