針鼠とコントラスト
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針鼠とコントラスト

ほとなか

光と陰とハリネズミ

ネタバレ
2025年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ “恋の幽霊”に癒されたので作者様買い。“恋の~”とは全く違う作風ですね😲美麗な絵柄にも惹かれました。
主人公はネカフェでバイトを始めた大学3年生・明石陽太。
超ビビりな性格を直すための初バイトだったが、なぜか同僚たちの間で“女癖の悪い遊び人”という根も葉もない噂が立ってしまう。本当はボッチでコミュ障の童貞なのに…。
そんな中、バイトリーダーで陽太の教育係・影井零斗(大学2年)だけは彼にも気さくで優しく接してくれる。次第に零斗を信頼し始める陽太だったが…!?

美しい作画で描かれるコメディです。その対比が何だかとても良いんですよね、ギャグ絵も様になっている。
陽太の独白が結構笑えるんですが、ちょっとその気持ちわかるかも。
ビビりを隠したくて強く振る舞ううちに、次第に弱さがバレるのが怖くなり。やがて人付き合いが上手くできなくなったという陽太。零斗曰く、まるでハリネズミのようだと。
全てぶっちゃけた陽太を元気付ける優しい優しい零斗ですが…。陽太に対する不穏な噂を流したのは彼かも?という疑惑が。

普段はキラキラした光属性の零斗、実は陽太のことが好きで執着している陰のあるヤンデレ。1巻で半ば強制的に二人は付き合うことになりますが、陽太は常に振り回されっぱなしです。
私は相手を追い込むタイプのヤンデレって苦手な方ではあるんですが…。綺麗な絵柄と陽太のビジュアルが好みなこともあり、読み続けられました。
当初はヒヤヒヤしたけれど、零斗と陽太の仲も次第に深まってきて良い感じになってますね。
そして、何と言ってもはりぃくんがめちゃくちゃ可愛かったです😆癒しをありがとう…😊
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