このレビューはネタバレを含みます▼
河内くんが推しの松本くんに認知されてからの、DKのわちゃわちゃした普通の日常をただ愛でるお話。
友情でも愛情でもない、フェイバリッツか。
お互い自分を持ち、リスペクトし合う一定の距離感が素敵である。
試し読みでは関西弁のノリについていけるか不安になったが、杞憂であった。
2話で見事に爆笑。
毎回オチや小ネタが上手いので、2人から目が離せなくなりあっという間に読み終えてしまった。
漫才のようにテンポよく終始楽しいが、漫研部の話には感動してしまった。
他人が一生懸命していることは決して笑い飛ばしたりしないし、あるがままを受け容れる。
その懐の深さはなかなかできるものではない。
新入部員2人も魅力的で、特に創作に目覚めたリキヤの作品は引続き読んでみたいところ。
こちらが先生の初コミックとのこと。
先生のお人柄が表れているのだろう、登場人物が(必要悪はあるが)良い子ばかり、よい具合に力の抜けたふんわり優しい雰囲気で、読んでいて大変心地がよい。
ビジュアルもモデル並みのイケメン揃いで眼福ではあるが…いつもかっこよく前髪を決めている河内くんが、入浴後に髪がペタンとなっていたところが個人的に大変なツボ。