このレビューはネタバレを含みます▼
表紙のインパクトもさることながら、レヴューの列があつい。初デビューなのに超長蛇の列。レヴュワー様の嬉々とした内容がキラキラしていて、気になり購入。
そして賞味。もうもうもう、後ろに倒れる衝撃。脳天にじんわり、身体にさざ波のごとく広がる糖度。出だしのお出迎えは濃厚なはじまり。そしてうっとりと見つめる眼差しに恋のとろけ具合を感じた。
ユキとハルの幼い思い出は素材となり、時間をかけて精製されていく。押し殺していた気持ちの過程があり、恋をゆっくりと研いでいく。それ繰り返すと滑らかで口溶けのいい糖ができあがる。純度の高さを保ちながら、コクがあるふたり。堪能しました。
みがかれた甘さが売りの新規オープン。千年愛される賑わいをよろしくおたの申します。