このレビューはネタバレを含みます▼
切なくてみぞおちがギュウッとなる感覚が好きです。
本作、めっちゃ切なーーーい!
「俺が先に好きだった!」ってタイトルどおり、高校生で出会って26歳までずーっと好きだったのに、突然知らん男に奪われてるの。
大好きな親友が、知らん男とラブラブになってて、自分の方が2人の間に割り込むお邪魔虫になってるの。親友はイケメン高身長に抱かれてるの。
かわいそうで泣いた。
で、どうなるんだこれは…とぐいぐいと読み進めますと、今度はイケメン高身長の方がなんかかわいそうなことになってきて、これはこれで切なーーーい!
2回も切ないの山が襲ってきて、なんて罪な男なのアヤト。
描き下ろしで待望のエチシーン、よかったなマコトよ…と思いつつも、イケメン高身長によって先に開発済みなのほんま気の毒…嫉妬に狂った初エチはどんななんだい(ワクワク)とページめくったら、すんごいゴリゴリの刺青出てきて、そこに意識持ってかれてしまい。渾身の合体シーンに唐突に存在感を発揮する刺青…。
そう思うと、マコトの犬歯も気になってきて、高校時代もなんであんなに喧嘩してたのかも謎で、読後感がなんかとっ散らかってしまいました。
しかしながら喧嘩っぱやかったマコトが、恋人同士の2人を前にして色々グッと耐えてる姿は切なさが増してとても良かったので、我慢する元ヤンに好感度がグンと上がったのでした。