あやし道連れ
」のレビュー

あやし道連れ

はなぶさ数字

ここで終われるわけない

ネタバレ
2026年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者がはなぶさ数字先生でなかったら、あらすじチラ見した時点でスルーしていたと思います。人外に興味が持てずほとんど試しても来なかったので…。それがおそるおそる試し読みしたら一気に心掴まれ、読むスピードも上がり、試読終了と同時に指の第一関節が反り返るほどの勢いで購入ボタンを押してました。はなぶさ先生だからなのか、実は人外もいける口なのか、分からないけどこんなに夢中になっている自分に自分が一番驚いています。
それでもなかなかグロテスクな描写にヒッとなることも多かったです。第1話と2話で現在を描いてくれたことは大きかった。今のゆきとナギの甘い生活や、依田くんがどうやらいい奴だと分かっていたこと、これらを心の支えに最後まで読めたような気がします。でなけりゃ過去編怖過ぎて断念していたかも。構成に感謝。
結局1巻ではまだまだ現在までは追いつかず、高校3年になったゆきはナギの存在を自分の妄想だったと思うようになっていた。出会いが未就学児とかならそうなるのも分かるけど、中学1年の時の出来事を幻だったと思えるものだろうか。でもお父さんとのことで小さい頃から傷つきっぱなし、ナギとも辛い別れ方をして、高校生でメンタルクリニックに通うゆきを見ていると、心が疲弊し混乱するのも無理ないかなとも思う。
ナギとの生活は摩訶不思議だったし怖い場面も多かったけど、2人が寄り添っている姿は間違いなく幸せそうだった。ゆきに甘えるナギはとても可愛くて、突然環境が変わり心を閉ざしていたゆきにとってもナギはかけがえのない存在だった。
で。その存在はやはり幻ではなかったのだと悟るシーンでContinue。しかも血みどろになりながら。何というところで終わるんだ。
ああこれは完結してから一気に読むべきだったかも。あれもこれも気になる。本当にあの幸せな「現在」まで辿り着いてくれるのか。それはいつか。それまで何があるのか。辛い思いをする?痛い思いはしないでetc.
続きを待っています!!!
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