兎太と烏堂
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兎太と烏堂

tacocasi

中華風ファンタジーBL

ネタバレ
2026年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。ようやく単行本出ましたね!

中華風の世界観。嵌められて失脚した文官・烏堂と変わり者の第四皇子・宇斗、宇斗の護衛・兎太のお話。
仙人に弟子入りするという宇斗様のお供で辺境の霊峰に行くのだけれど、宇斗様も兎太も自由で社会性なくてなかなか多難な珍道中です。
それぞれのキャラが立っていて掛け合いも面白い。
計算高くて裏表のある烏堂が徐々に打ち解けて本性を曝け出してくるのが可愛いし、無表情で何考えてるかわからないような兎太が無自覚に烏堂に執着してるのも良き。
サクサク展開し過ぎてテンポが速いし説明不足な感じもありましたが、その説明し過ぎない感じやファンタジー感がかえってすごく御伽噺のような印象でした。
BL要素は少なめ。お互いにはっきり気持ちを言葉にする訳じゃないけど、関係に名前をつけなくてもずっと一緒にいるという感じなのかしら。「好き」とは言わないけど忠誠は誓っちゃう独特な関係だよね〜。
のちに偉大な仙人になった宇斗様も見てみたいし、兎太と烏堂のその後やこの国の行く末も見てみたいけど、御伽噺としてはこのくらいのフワッとしたラストの方がいいのかな。
兎太が烏堂より9歳年下っていうのが良い。やっぱりワンコは年下じゃなくっちゃね。烏堂の急なかわいがりも良い〜。
描き下ろしと電子特典必須です!
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