レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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推しに没落させられたので仕返しする所存~悪役令嬢は辺境の町で溺愛されて困ってます~
おしい!キュンキュンも見たかった!2024年7月29日絵柄は割と慣れます。
お話も結構面白いです。ただ、個人的には2人のキュンキュンさをもっと見たかった……。
前半は割とラブラブしたシーンも多かったですが、後半はいい雰囲気になったら次のシーンに移るという少女漫画としてはまさかの展開。
ストーリー自体を見せたいのはわかりつつも、個人的には溺愛されている2人のキュンキュンしたシーンをたくさん見たかったです。いいね
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最強の当て馬同士の幸せな恋2022年6月14日ふと手にとったんですが、ほんっっとうに最高に尊くて素敵でした……!
過去に色々あった胡桃ちゃんですが、間違いなく少女漫画界における最強のライバルキャラでした。
そんなくるみちゃんのはじめての一方通行じゃない恋愛模様に見ていてキュンキュンが止まりません。
物語の都合上、ライバルは魅力的で、でも報われないストーリーになることが多いです。
誰かを愛情深く愛せるのに、傷ついてしまった2人。
そんな2人の、今度は報われる(であろう)恋に嬉しさと安堵を感じます。
そして、本作の大学生の恋愛っていう感じもまた大変に良いです。
高校の時みたいに自然と好きになるのではなくて、最初から異性と意識して恋に落ちていくのがリアルだなと思いました。
こういう赤星みたいなずるい行動をする相手に翻弄されて、携帯の着信を待ってしまったりするのも「ああ……!青春……!」となり愛おしさが止まりません。
くるみちゃん、今度は全力で幸せになっておくれ!!
応援せずにいられない漫画です。 -
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2000年代初頭の空気感2019年4月16日賛否両論ありますが、個人的には好きな作家さんです。
2000年代初頭までにご活躍されてる女性漫画家さんは、どこか人生を客観的に淡々と描いている印象があります。
(安野モヨコさん、桜沢エリカさん、矢沢あいさんなど)
少女漫画で「あー、ようやく付き合えてハッピーエンドだけどこの2人いつか別れそうだなぁ」というカップルがいたりしますが、それはそれとして物語はハッピーエンドで終わります。
けれど、原田梨花さんの作品はそれで終わりません。御伽噺には続きがあります。
片思いの人と付き合えても、別れる時は別れるし、また新しく好きになることもあります。
それは良い悪いで決めつけるものではなく、そういう弱さが人間にはあるねと。逆にそれが強さだとも。
そういう「黒さ、Black」さが描かれたパワーのある作品だと感じました。 -
英国貴族社会、そしてミステリー2018年9月6日読み出したら止まらず、一気に出ている10巻まで読んでしまいました。
英国文化と貴族社会を丁寧に描き、その中でのミステリー要素がたまらなく面白いです。
高慢と偏見などの女流作家の英国文学が好きなら、これも楽しめるのではないかと思います。
全体的に面白いのですが、個人的にはウィリアムとミス・ブレナンの嫌われているのか、それとも好意なのかという絶妙な関係が大変ツボでヤキモキさせられています。
Honey roseでは2人の関係に一種の結末が描かれているのですが、今作ではどう落としてくるのか気になります。
続巻が1年ペースのようなので、早く出てくれと願うばかりです……。 -
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今さら言うまでもなく2017年9月2日映画化も決まったそうなので、言うまでもなくですが、面白いです。
この作者様は等身大でリアルな恋愛を泥々させず、爽やかに描ける名手だと思います。
同じ北海道出身の荒川先生もそうですが、地に足がついている感じがします。いいね
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おもしろい2016年1月9日登場人物たちの個性や問題がリアルで興味深いです。
例えば花乃ちゃんは陽大への想いは恐らく恋愛感情なのですが、どこかこじらせてしまっており、想いや自分の性に蓋をしてしまっています。
陽大にしても、真の目的は何なのか、また、誰をどういう風に想っているのかはいまいち掴めません。
さすが大御所のくらもちふさこ先生というだけあって、伏線のはりかたやミスリードが巧みです。
最初にこの「花に染む」だけを読んだときは花乃ちゃん視点ということもあり、そことくっつくのかなーとも思ったのですが、別作品の「駅から5分」を読むと、陽大の相手は水野ろうらなのか、鄒なのか、どうとでもとれる作品だなと思いました。
まだ、花乃ちゃんは自分の想いに自覚はしていませんし、陽大と水野さんとの期限とはなんなのか?また、兄の存在や鄒の母など謎な部分が多くあります。
続刊が楽しみです。 -
ツボです2013年9月24日哲学的な要素があったりと、難しい部分もありますが面白いです。
台詞が時代と人物にぴったりあっていて、それがまた人間らしいのですが深い台詞も多いです。
時代背景もしっかりと描かれていて、勉強になることも多いです。
時代物として読んでも十分な面白さなのですが、少女漫画的要素もしっかり入っていてトラと千越の恋愛も見所です!
トラの普段の三枚目っぷりと、クレバーなんだけれどでも千越に対する葛藤っぷりがもう堪らなかったです。千越の段々変わっていく様子がまた可愛くて可愛くて!
その他の登場人物達も皆個性的で物語に膨らみを持たせてくれています。
少し難しいと感じる所もあるかもしれませんが、それも面白味のエッセンスです。
本当にお勧めです!歴史物が好きで、大正、明治文学が好きな人ならばこの作品はかなり面白いと思います。