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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 孤高の人

    坂本眞一/鍋田吉郎/高野洋/新田次郎

    最高の作品でした
    2021年5月31日
    イノサンを読み始めたのがきっかけで、同じ坂本先生の作品で完結しているものをということで読み始めました。物語の最終盤で孤独と人との関わりとを行ったりきたりする、一貫して生を渇望する主人公の姿には(ここまで極端ではないものの)共感できるところもあり、一気に全巻読んでしまいました。また坂本先生の画力もものすごく、特に後半はイノサンに通ずる精緻な書き込みが絵に重厚感を与えすさまじい迫力でした。シリアスな話が好きな方にはぜひお勧めしたいです。
  • コウノドリ

    鈴ノ木ユウ

    最高のマンガです
    2020年10月23日
    読んでる間に第一子、第二子の妊娠出産を経験し絶賛育児中です。とにかく妊娠、出産、産後に起き得るいろんなトラブル(命に関わるようなものからマイナートラブルまで)が網羅されていて勉強になりましたし、パートナーはじめ家族との関係も考えさせられたり、すんなり結婚してすんなり妊娠出産するというノーマルの当事者だけでなく、未婚、非婚、未成年の妊娠、不妊といろんな当事者の視点から妊娠や出産を描いていたことも印象的でした。いずれにしても、他人同士から新しい命が産まれることの奇跡、そうして産まれた命のかけがえのなさ、いま当然のように生きている自分や周囲の人もそのかけがえのない命そのものであるということを、これほどリアルに表現した作品を他に知りません。ただストーリーが面白いというマンガとは一線を画すもので、これを最高と言わずして何というかという感じです。
    最初のうちはなんで産科医がピアニスト?と謎に思ったりもしましたし、絵も当初上手くはなかったですが、読み進めるうちにこなれてきてストーリーも絵もどちらも楽しめるようになってきました。
    毎巻楽しみにしていた作品が完結してしまって残念な気持ち半分、見届けられた満足感半分といった感じですw
    これからも応援します!
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  • リウーを待ちながら

    朱戸アオ

    作品のトーンが秀逸
    2019年11月14日
    パンデミックという、普通に扱えばパニックもの、あるいはSFチックになりがちなテーマを、淡々としたトーンで描いた名作。ペストについての知識が増えるのを期待して読み始めたが、死に向き合う人々の内省する姿が詩的に描かれていることに引き込まれた。超名作と言っていいと思う。
  • 深夜のダメ恋図鑑

    尾崎衣良

    爽快!
    ネタバレ
    2017年9月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ダメ男たちの、よくある(けど冷静に見ると奇妙な)言動をロジカルに全面否定!
    (と思ったけど言えなかった)という展開かと思いきや、ほとんどの場合ハッキリ言ってスッキリします。涼くん回はいつも「なんでこんなダメ男と別れないのか」と思わされますが、家事分担は夫とダブるところもあり溜飲が下がる思いですw
    次の巻が楽しみですー!
  • 昭和元禄落語心中

    雲田はるこ

    落語という芸術。
    2017年8月9日
    3巻まで無料だったので読み始めましたが、10巻まで購入して一気に読みました。人なつっこいふたりの助六と気難しい八雲を取り巻く人々の2世代3世代に及ぶ、さまざまな落語愛、人間愛のかたちを描いた秀作です。
    落語に興味がない人にこそおすすめ。真に芸術的なものなのだということが作品からひしひしと伝わります。
  • セブンティウイザン

    タイム涼介

    親の年齢にはかかわらない、普遍的内容
    2017年5月2日
    設定は突飛ですが、描かれているのは親の年齢にかかわらず普遍的な内容だと思います。
    妊娠中の不安や心配、先々のことまで考えるようになる妻とイマイチ気の回らない夫、産婦人科の先生とのやりとりなとなかなか描写がリアルですが、けして美談すぎたり愚痴っぽすぎたりせず、ユーモア交じりに描かれているのがとてもよかったです。泣ける箇所も笑える箇所もありました。
    妊婦さんやその家族にもオススメです。
    2巻がとても楽しみ。