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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ドッグスレッド

    野田サトル

    テンポが良くメリハリがある
    2024年2月19日
    リブートというように劇的に改善されてます。まず、話が全然辛気臭くなく、感情移入しやすくなっています。それから試合展開もテンポがいいですし、展開にもメリハリがでました。アイホ、フィギュア双方の描写も細かくなっていますし、前作にあったあまり試合展開に引き込まれなかった問題点も見事に解消してくれてます。今後も楽しみな作品です。
  • Happy! 完全版 デジタル Ver

    浦沢直樹

    浦沢が本当に描きたかったYAWARA!
    2023年1月7日
    一言で言えば、かなりシビアなYAWARA!です。ですが、一般的に女子ウケが悪く、主人公曰く「汗臭い柔道」を下敷きにしたYAWARA!に対し、女子ウケが良いテニスをテーマにしながらも、とっつきにくい程にシビアな社会の闇、人間関係を描くことで、よりリアルに満ちた世界を描けているという点では此方が洗練されているように思えますし、まるでYAWARA!と好対照です。また、猪熊柔より海野幸の方が共感しやすいです。イノタケの『リアル』とかが好きな人向けです。
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  • アオアシ

    小林有吾

    群像劇
    2017年6月19日
    プロユースという学校とは異質の環境でプロを目指す青井葦人の成長譚が下敷きになっており、周辺を取り巻く人物も決して善人ばかりでなく時に理不尽な仕打ちを受けたりと順風満帆じゃない波瀾に満ちた展開が繰り広げられます。だからこそ、すごくリアリティを感じられる仕上がりとなっており、すごく生き生きとした、血の通った人々の群像劇を楽しめる作品です。また、試合のシーンもすごく緻密で、キャラクターも可愛らしくもっと世に知られても良い作品ですね。
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  • ハチワンダイバー

    柴田ヨクサル

    考えたらいけないのかも知れない
    2017年5月9日
    この漫画を一言でいうと、狂気です。そしてその下敷きとなっているのが将棋に生きる人たちで、作者もアマ五段といわれるほどの実力者だけに、その何かに取り憑かれたような描写には不思議と吸い込まれるものがあります。また、将棋の描写も凄く本格的なのですが、それを知らなくても楽しめ内容ですね。むしろ、理論より感覚で観るべき作品なのかも。
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  • ハリガネサービス

    荒達哉

    異端派のバレー部青春譚
    2017年4月23日
    ハイキュー!が本格派だとすると、こっちはかなり異端派で、どちらかというとファンタジー路線寄り、個々の能力が超人がかっています。ですが、作者は経験者なので、そこまでバランスを破壊するほどぶっ飛んだ設定でもなく、これぐらいならまだ許容範囲かなというぐらいの崩し方です。また、部員同士の微妙な上下関係から生み出される人間関係の方はこっちの方がリアリティ感じるかな…と(やや闇が深いですが)。
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  • 弾丸タックル

    佐藤由幸

    レスリングに興味があれば必見
    2017年4月20日
    確かに最初は使い古された展開で、目新しさはなく、平凡なのですが、他の作品にはないアドバンテージが。それが経験者ならではの、リアリティ溢れるレスリング描写で、これまで、ここまでしっかり試合や競技の特徴を描いたレスリング漫画は他になかったのでレスリングに興味を持っている人なら必見の価値はありますね。
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  • DUEL!

    藍井彬

    ヤンキー漫画家の裏芸フェンシング漫画
    2017年4月17日
    まずこの作者ですがチャンピオンでTWO突風というヤンキー漫画を描いていました。なので劇的な画風の変化はともかく、いわゆる萌え系のように見せて凄く芯の通った強い女性たちがリアルに描かれており、特にいじめられっ子の主人公が後にいじめっ子を救う展開などは爽快感さえ感じられます。青春スポ根とはまた違った切り出し口で競技に打ち込む姿を是非その目に焼き付けて下さい
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  • 火ノ丸相撲

    川田

    圧倒的な熱量
    2017年4月14日
    これぞジャンプ漫画、漫画の言葉を借りるなら国宝と言いたいですよ。流れるようなテンポの良さに
    加え迸るような熱き情熱と血潮、読んでいて快感とカタルシスを感じる傑作です。作者も色んな格闘技に精通していてそれぞれにリスペクトを持っている点も好感度倍増、大人が見ても面白い、むしろ黄金期ジャンプ作品に一歩も引けを取らない作品です、みんな男なら特に一度読もう!
  • 送球ボーイズ

    フウワイ/サカズキ九

    発展途上の意欲作
    2017年4月13日
    珍しいハンドボール漫画です。そしてこの作品ですが、実は作者が以前webコミックで連載していた作品の事実上続編にもなっています。最初の方はまだルール解説やドラマが中心ですが、後になると迫力のある試合シーンも描かれていきますよ。本当に面白くなってくるのはコーチが来てからです。
  • ベイビーステップ

    勝木光

    テニスという競技の深奥
    2017年4月3日
    いい意味で女性作者らしくない作品です。テニスという競技を感覚的ではなく、戦略的、知略的に描いており、競技の奥深さ、面白さが存分に伝わって来ます。そこにマガジン作品らしいスタイリッシュさも加わって凄く読み易い内容で、するすると続きを読みたくなりますね。路線も本格的でファンタジーさは皆無なので大人が読んでも面白いです
  • DRAGON JAM

    藤井五成

    交差する人々のリアル
    2017年3月22日
    ただのカッコいい演出だけの漫画ではありません。ストリートバスケという世界を通じて、様々な人たちの込み上げる想いが赤裸々に描かれており、その描写が恰も写真を切り取ったかのようにリアルで、高い作者の観察力を窺える作品です。
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  • ALL OUT!!

    雨瀬シオリ

    コーチが来てからが本番
    2017年3月22日
    少しラグビー部員たちに落ち着きがなくて騒がしい感じがしますが、そんな子供っぽい部員たちをまとめる籠コーチが実にいい働きをしており、作品の展開も締まっていきます。そして作風も段々野太く、雄々しくなっていき、試合の描写も洗練されていきます。特にラグビー漫画はどれも今までヒットせず、難しいと言われているジャンルですが、その熱量と迫力が感じられる作品といえます。
  • はねバド!

    濱田浩輔

    4巻から本性を剥き出しにする
    2017年3月22日
    1巻から3巻までのノリで見るのをやめてしまった人はきっと後悔します。4巻から試合描写も本格的になり、迸るような汗と息遣いが聞こえるような、緊迫感に溢れた描写に吸い込まれていくことでしょう。そして、後になれば性格が豹変した(本当は…)理由が分かり、人間ドラマとしても秀逸な出来となっています。
  • BLUE GIANT

    石塚真一

    紙面から伝わる情熱
    2017年3月6日
    作者の技量と表現力の高さを窺い知ることが出来る作品だと思います。BECKやピアノの森といった名作に負けないぐらい演奏者の息遣いとソウルが伝わってきますね。大人が見ても楽しめる極上の逸品です。
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  • ちはやふる

    末次由紀

    少女漫画×少年漫画
    2017年1月17日
    少女漫画の繊細な情景描写に加え、少年漫画のような躍動感と壮大なモノローグが描かれた傑作。少女漫画はちょっと苦手・・という読者にこそ一度読んでみて欲しい。
  • 少年ラケット

    掛丸翔

    コミカルな画風からは想像できないドラマ
    2017年1月11日
    可愛いらしい画風とは裏腹に、作品の世界観はすごく深い、児童向けコミックの皮を被った青年誌のような内容です。そして作者がかなり卓球に精通しており、卓球という競技の魅力や奥深さにぐいぐいと引っ張られていきますね。もっと皆さんに知って欲しい作品です
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  • 神様のバレー

    西崎泰正/渡辺ツルヤ

    雄のバレー
    2017年1月11日
    自分を神と名乗る傲岸不遜な阿月コーチばかり目立つようですが、子供達が自主的に、勝ち上がることの歓びを知り成長していくオスの生き方を標榜した描写こそがこの作品の真の魅力でしょう。友情も努力もしっかり表現されており、そこに大人がどう働きかけるか、そしてどう影響を与えていくか色々考えさせられますね。そして読み進めていくうちに、もっと壮大で凄まじい展開に驚き、感嘆することでしょう。
  • バガタウェイ

    古日向いろは

    女子ラクロスの世界
    2017年1月11日
    マイナースポーツ作品を扱う漫画はいかにそのスポーツを面白そうに見せるかが共通命題だと思うが、その
    点この作品はうまく見せ場をまとめている。キャラのノリがユルい男性向け学園ものっぽいのが気になるが、しっかりスポーツ漫画としての熱量は感じられる。
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  • マネーフットボール

    能田達規

    オーレより更にリアリズムを追究
    2017年1月10日
    タイトル通り、選手としての生活から、クラブ運営、戦術論までデータでサッカーというものが動いているということを実感させてくれる作品ですね。夢物語や理想論を語っていた同氏のオーレより更に現実的な内容です。ジャイキリとか神様のバレーなどが好きな人には合うかも
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  • スピナマラダ!

    野田サトル

    つくづく打ち切りが惜しまれる
    2016年12月12日
    いわゆるスポ根の泥臭い部分も残しつつ、それに対するアンチテーゼも折り込みながら、アイスホッケーという競技の迫力と魅力を詰め込んだ傑作。キャラクターもストーリーも設定も凝っていて、もっと早く作品を知り、応援したかった。