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ラブラブなふたりがうらやましい(≧∀≦)
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ちょっと変わり者のマイロと一見軟派そうなギデオンのほのぼのラブラブな恋のお話です。2人ともお互いに自信が無くて、相手からの好意に最初は気が付かないのがもどかしく感じますが、ちゃんとくっついたので良かったです。お母さんに対するあけすけなマイロの発言には赤面です。
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シリーズ3作目
意味がわからないと思ってしまったコールが、読み進めて行くうちにどんどん可愛らしく思えてきました。
2人で今後仲良くやって行くんだろうなと思うと、ほっこりした気持ちになります。
シーモアさんはシリーズの巻数がよくわからないんどけど、このシリーズはすごくわかりやすくて嬉しい。全部こうして欲しい。
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HIV感染により恋人を亡くした中年の回想録
ネタバレ
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片想いしていた親友がクラブで怪しい男にトイレで体を許してしまい、怪しい薬も使われていたとは言え、ショックを受ける主人公に胸が痛みました。梅毒をうつされ、しばらくは小康状態を保つが体調が一気に悪くなり肺炎を発症し、HIV感染していた事が明らかになり(主人公たちは薄々、というか、かなり分かっていた)、恋人になった親友は姿を消します。この後の展開は分かりきってましたから、驚かないですが、泣けました。感染させた男は確信犯っぽいけど、こういうことはザラにあったのかも。今は立派な犯罪なはず?
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読み応えのあるいい読み物だった
いい塩梅のバランスで話の内容も面白くてテンポもよかった。もう一回記憶消して読みたいって思った。いいねぇ~!こういうの読みたかったんだよね。
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読めて幸せ
これで終わり?ホントに?いや、わかるんだけど、寂しい😓
ここまで長かかったけど、あっという間でした。2人の幸せな日常と、ちょっとした事件。この番外編が読めて良かった❗時間を空けて、もう一度最初から読みたいです☘
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シェービングローションの香りがしました!
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ついに読みました、フェア・ゲーム。
モダモダしてるの、よかったです。ことあるごとにタッカーを思い出すエリオット、なんかかわいい。
タッカーは不器用な人ですが、結局は自分の気持ちを表現してくれる誠実な人でした。
犯人はまあなんとなくあの人かなという感じでしたが、エリオットが1人で行動してるときは大丈夫かなと勝手にヒヤヒヤしました。
電話のやり取りもよかった。そして、ピンチの時に助けてくれるタッカー、エリオットも惚れてまうやろ~。
絵も草間さかえ先生でステキでした。
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シリーズ二作め。前作で少し出てきたローマンの話でした。前作は、血統的に純潔のクイック(ランス)が主役だったので、設定と会話ややり取りが斬新かつ新鮮で「とにかく面白い」という感想でした。
それが、今回主役のローマンは自分の代からの、ある意味突然変異なので…重大事件の前後で降りかかる何もかもが不憫で仕方なく、ジェイムズとの別れのシーンではローマンの気持ちに感情移入し過ぎて、悲しさに泣けてしまいました。
DEAのマットが町に来てから暫くの町の秘密絡みのアレコレは、前作同様に面白かったです。インフルエンザがどうのとか、映画館での出来事とか、本人達が大真面目なだけに行動と言動のあまりの落差に吹き出してしまうくらい笑えました。
あと原文を読んでいるわけではないので(物理的にも能力的にも)実際のところは分かりませんけど、とても文章力が高いと思いました。それでいて難解ではなく読みやすいです。
例えば「マッドクリークの秘密」について聞かれたローマンが「答えようにも何か言えば《真実に近すぎるか、支離滅裂かだ》」と考えたのは、これ以上ない上手い表現で、的のど真ん中を突いてると思いました。
他にも「《すべての不可能を排除して残ったものが、たとえどれほどありえなくとも、真実なのだ》」という表現、これは、超有名などこかの探偵が言っていたような気もしますが…この時・このシーンの心情にシンデレラフィットする名言だったと思います。
高評価も全面的に納得の内容でした。この後の三作も楽しみです。
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独特の設定と個性豊かなキャラ達が魅力的
高評価から予想はしていましたが、それにしても予想を上回る面白さでした。小説を300冊くらい(?)読んできて、星評価4.4以上(レビュー数が二桁以上ある)作品は好みの傾向がどうあれ、ほぼ間違いなく面白い事が多いです。それが、今回は4.8ですから…間違いなかったです。
犬の設定は斬新ですが、それだけで面白いわけではなくて、犬と人間の心の中の鬩ぎ合いとか、人間とのやり取りとかが楽しかったです。アメリカンジョークも面白くて、何回も吹き出してしまいました。海外の作家さんは二人目ですけど、どちらも文章自体は真面目だし、内容も至って真剣です。なのに,会話のチグハグ感や濃いキャラの言動・行動がぶっ飛んでいて笑いを誘うんです。
特にランスの母親(リリー)は強烈で、いくら悪気がなく愛情しかなかったとしても、これは…と思うような仕打ち(と言えると思う)には目をむいてしまいました。とにかく最初から最後までアグレッシブで肝っ玉母ちゃんみたいなキャラが光っていました。
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アダムはタッカー(フェア~シリーズ)の元カレでした。サム(殺しのアートシリーズ)も登場し、本筋以外でも楽しめました。
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1つ目はメインCPのお話。本編で約束した事を実現する後日談。夏と海と温泉。ほぼ2人しか出てこないバケーションですね。
2つ目は1巻の東屋のシーンに出てきた色子のお話。あのキャラからこんな展開があったんだと。色子の主人もほんの少ししか出てきてなかったのにこんなに広げられたんだと。イチャイチャほぼないですが止まらずに読んじゃいます。
3つ目は他の方も書かれている通りチャールズ視点のお話ですが、本編後の世界でメインCPがお忍びで旅するお話でこちらもサラッと楽しいだけではなくて色々あって、そしてチャールズは本当に善良な人です。最後にみんなが思った通りのオチがついてスパッと終わります笑
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ビタースウィート…大人のすれ違い
何とも言えない苦味の残る別れ方をした二人が、思い出の場所で不意打ちとも言えるタイミングで再会する…作家さんらしいビタースウィートな大人のすれ違いストーリーでした。お互いに想いはあるのに、仕事柄もあり社会的立場もあるが故に、同じタイミングで同じように引いてしまったら…そりゃ物理的にも精神的にも距離は開くばかりですよね。
その辺の心理描写はさすが個人主義のお国柄、日本人とは違う思考なり文化なりを感じました。でも、そんなビターなやり取りの中にも可愛げみたいなのもありました。それは、ノートンと再会したシェインが、偽名を使われていた事に怒りと皮肉を込めて(?)何度も「ノートン(ではない男)」と言っていて、冷静に振る舞っていてもノートンの仕打ちに全然納得できてない様子がありありと伺えて、クスッとなりました。あんまり同じセリフを何回も言うので、その往生際の悪さに私も楽しくなってしまって、何回出てくるか数えてしまいました(笑)そしたら、似たようなのも含めて16回も言っていて、どんだけ…と若干引きつつも可愛く思えました。他にもキレ気味にぼやくセリフが多くて、ついつい笑ってしまうシーンが多くありました。
短編ということもあり、恋愛話だけで終わるかと思いきや、ちょっとした犯罪もあり(シェインがFBIなのでやはり多少の期待はあったから)面白かったです。
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翻訳ありがとうございます
海外M/M小説の新作です。
海を越えての書籍化、良作揃いです。
特に2巻は衝撃でした。こんな(Rシーン)があったなんて・・!
他の兄弟の続編も期待しています。
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読後は良い映画を見たような満足感
短編とは思えないくらい展開も早くてでも感情描写はしっかりしていて、いいものよんだわーという満足感でいっぱいです。かなりオススメ!
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2人の死者を出した交通事故現場でトラックが乗っかった車体から少女を救助した救命士のドリュー、現場を取材した報道記者のポールはドリューのインタビューをとりつけます。ドリューがゲイだと知って惹かれながらも、クローゼットゲイのポールはストーレートを装います。隠して生きるために恋人を作れず、ずっと孤独なポール。LGBTの人って大変なんだなってつくづく思いました。なかでも家族からの否定がやはり1番堪えるのかもしれません。男前Χ男前だったので、朝チュンなのがちょっと残念(劣情~)。これから先が読みたくなるお話でした。挿絵がとてもよかったです。
2021年2月 挿絵2点。
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物語の世界に引き込まれる
ずっと気になっていた作品でしたが2巻もあるので購入を迷っていました。思い切って買って良かったです。読み始めると物語の世界に引き込まれて、思わず徹夜してしまいました。お休み前に読むことをおすすめします。
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夜更かし必至
シリーズ一気読みしてしまった、おかげで仕事中もあくびが止まらない。どのシリーズも、展開のエンジンがかかる前の前半は少し退屈なので眠る前はここまでにしておいた方がいい。話が動き出したら止められない。気取った海外翻訳も、いいアクセントになっていてそれも楽しみの一つ。
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これはレビュー読まずに、ネタバレせずに読んでほしい。
あっという間に3巻読んでしまったし、続きは!?続きが読みたい。骨太肉厚のファンタジーなので、読み応え十分すぎます。ご馳走様でした。
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おじなのにかわいいがすぎるんだが
ミステリー的要素も良かったけど、2人のもだもだ感が、はぁ~何歳なんですかって、こそばゆい感じが好きすぎました。ここからはひとり言です、カタカナの名前が苦手なのでたくさん読んだわけでは無いけど、なんとなく外国ものってゲイって、はっきり主張する描写がある気がするんです、なんとなく馴染み無くて、いつも戸惑うんですけど、そんなに主張することかな〜って、少し気になったのでのべました。
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完結?続いて欲しい!
「フェア~」シリーズ第3弾。やっとここまで読めました。「殺しの~」のサムも名前だけですが、登場します。場所と事件は違いますが、同時間軸のFBIモノ。上司は同じくモンゴメリー。ジョジュ作品をシリーズを超えて楽しめそうです。
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本編の『アドリアン イングリッシュ』が響いた人には是非読んでもらいたいですが、注意事項が2つあります。本気のネタバレもあるので気をつけて下さい。
1…本編と関係のない別作品が二作入っています。しかもそれらが最初に来ていて「雪の天使」「Another Christmas」と「欠けた景色」がそれにあたります。なので、『アドリアン イングリッシュ』の番外編(というか続き)である「Christmas in London」「So This is Christmas」から先に読んだ方が混乱がないかもしれません。私は順番に読んで「いつになったらアドリアンが出てくるの?」と思いながら一作目を読み終えてしまい、そこで初めて他の方のレビューを読んで↑事実を知ったので多少なりとも混乱してしまいました。
2…地雷がある人は気をつけて下さい。リバがあります。私は地雷ではありませんが、全く予想もしていなかった展開に驚きましたし慌てました。
一冊丸ごと番外編でなかったのは多少なりとも残念でしたけど、別作品も短編なのに人物設定や心理描写がしっかりしていて読み応えがありました。番外編でアドリアンとジェイクの(他の皆も)その後が知れたのは嬉しかったです。今までの経緯を考えると幸せ一辺倒ではないと思っていたけど、アドリアンにも読者にも理想の未来だったのではないでしょうか。だけど…ナタリーの事だけは、もう少し踏み込んで語ってほしかったです。ストーリー的に枝葉とはいえ、アドリアンとの関わりを考えるとめちゃくちゃ気になります。更なる番外編がほしくなる、あと引く面白さでした。
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海外ミステリー
「フェア~」シリーズ第2弾。父ローリーは元思想活動家?このあたりの感覚が良く分からず(1960年代?)読むのに時間がかかってしまいました。
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4作目。犬シェルター責任者とトラウマ犬。
小説、1冊ごと主人公が変わる連作シリーズ、現在5作品。
〈1:月への吠え→2:ヒトの世界→3:星に願い→4:すてきな命→5:狼と駆ける→6:??〉
どのお話も読み応えがあって、大好きなシリーズです!
今回は前作星に願いをかけるには、で出てきた犬シェルターのラブのお話。
トラウマで人間の男が怖くて引き取り手のないサミー。。
ラブの暖かい心づかいにじんわりきます。。
一生懸命であどけないサミーが愛しい。。
ラブの意外な一面に、、、、びっくりでした(笑)。
頼もしくてシリーズ一番のスパダリさまでは。。
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3作目。未知のウイルス。学者となりたて
小説、1冊で一つのお話の連作シリーズ。
〈1:月への吠え→2:ヒトの世界→3:星に願い→4:すてきな命→5:狼と駆ける→6:??〉
舞台は同じで、背景のお話はシリーズでつながっています。
どのお話も読み応えがあって大好きなシリーズです!
今回は両親世代からヒトに変身できる生まれながらで地元に戻ってきた学者と、ホスピスの元癒し犬。
堅物高学歴と一方はヒトになったばかり。
相反するように見える2人の距離感が、、、ニマニマしてしまいました。
純真なマイロに心打たれます。。
どうなることやらとドキマキしながら読みました。
本作で登場する犬シェルターの人物が、次作すてきな命の救い方のお話になります。
次を読んで、、、いろいろ意外でした(笑)。
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キートンの兄オーブリーとそのメイトのマットのCP。
1作目だけだと、オーブリーのよさがわからないけど、この作品で彼の弟や、家族、会社、群れに対する気持ちなどがほりさげられていて、そしてマットへの愛がえがかれていて大変よかったです。
1作目は読んでおいたほうがいいです。
今回の事件の犯人にも関係があるので。
もっと、シリーズ読みたいくらい好きです。
その後とか、新しいCPとか読みたい。
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オーストラリアが舞台です
翻訳モノなので、海外特有の言い回しが面白いです。
日常を描いてありますが、日本とは文化が異なるため、新鮮に感じます。
おススメです。
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良かった!
単純に面白かったです!情景が思い浮かべて、アメリカン映画を見ているようでした。短編ながら内容が密で上手くまとまっています。何より、麻々原先生の挿絵がお話にピッタリです!
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映画のよう
前半の葛藤が痛いほど突き刺さって、後半は立場が逆転していくのが説得力があったなと。心情が丁寧に書かれていて、家族の気持ちとか関係とかあり方がリアルで良かった。山でのランドやキャンプで2人の距離が近づくのもなんだか映画のようで外国作品ならではの描写でこのシリーズは好きになりそう。
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タイトル最高…!!笑
1904年英国、怪我で退役した元大尉カーティスはある事件の真相を探るため知り合いの別荘へと向かっていた…。時代も舞台も大好きな雰囲気で、しかもミステリーとは嬉しい。タイトルから勝手に少しシリアスなお話を想像していたら「そこかっ!?」と大爆笑してしまった。2人のキャラや掛け合いも魅力的。予想外に濡れ場の描写もしっかりあり読み応えがあった。とにかく面白かった!
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のめり込むくらい面白い
【ヨミホ】海外BL小説。作家読み。
ドキドキハラハラの連続で先が気になって気になって一瞬で読み終えました。
大部分が謎解きですが、運命…いや必然の恋っていいよなぁと思うラブストーリーでもありました。
この2人が今後どうなるか、かなり気になったので続き読みたいけど、これが余韻漂うオシャレな終わり方なんでしょうね。でもやっぱり読みたい!それ位面白かったです。
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短編とは思えない深みと読み応えがある
今までのパターンから考えると、珍しく(全作品を読んでないので分かりませんが)行為描写のない作品でした。始まりの特徴的な一文もあって、いつも文学的な高尚さを感じせる文章が、今回は哲学的でもあったように思います。パーカーの過去に何があったのか、その時どう感じたのか、あまり具体的だったり事細かに説明はなく、行間を読ませることで実際の文字数以上の読み応えがありました。
短編ながら、正義とは…愛とは…深く考えさせられる濃い内容で、パーカーの心にというより魂に刻みつけられた癒る日が来るかも分からない傷を思うと、やるせない気持ちになりました。そんなパーカーの致しかたない不安定さを、さりげない優しさと確固たる愛情深さで支えるスタッグ警部補の安心感・安定感のあるコンビは、本人たちだけでなく読者にも明るい未来を予感させるものでした。
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good!
もっと続きが読みたい!!物語の始まりは寒々しいのに、どんどん暖かくなっていきます!主人公二人がその後、どのように暮らしていくのか気になるところ😄おしゃれな映画を見ているような作品です😊
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(M/M短編小説)
初読み作家さん。お馴染み冬斗さんの読みやすい翻訳です。
気の毒な生育環境にいる少年二人の、5年毎の華やかではないクリスマスイヴを追った20年間の軌跡なのですが、短編とは思えない読み応えがある壮大な愛の話だと思いました〜!!
スコットとマルコの話。
始まりはカルフォルニアの寒空の下。
何も欲しがらず日々の暮らしが精一杯の二人は、子どもらしい生活とは無縁の険しい現実を歩み、離れていても互いが心の支えで想いあい懸命に生きて。切なかったクリスマスが大人になり幸せなクリスマスになるまでのクロニクルで、タイトルのアラスカへの夢を軸に温かでロマンチックな尊い愛の話でした。幸せな余韻が凄い!!
BLジャンルにしておくのは勿体無い短編小説ですね
読後に藤さんの表紙を見てウルッと…掠れ感がなんともいえずイイ◎
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ページ数が多くないためさっくり読めますが内容はしっかりあり、出てくる登場人物(犬)皆がとても魅力的でかわいらしいです。アンナやローラ目線での文章の際の彼女らから飼い主への印象というか認識の仕方(人間を従えてる等)や、色々なことを考えているかと思いきや目の前の嬉しいことに飛びつく様子が犬らしく大変かわいくて愛しいです。勿論ショーンとオースティンの人間2人も魅力的で落ち着いた雰囲気もソワソワした空気感も(それを時には後押しする犬達も)読んでいて微笑ましいです。読み終えた後にまたこの2人のいつかの日常を覗いて見たくなるそんな作品でした。
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個人美術館のキュレーターであるピーター•キリアンは何者かに襲撃されて頭部を強打、その前後と一部の記憶を失います。ピーターは意識の戻る直前、誰かとベッドを共にする夢をみます。その相手をコールと呼んでピーターが幸せな気持ちで目覚めると、傍には厳しい顔つきの刑事がいました。強盗殺人課のマイケル•グリフィンは、ピーターの勤める美術館で盗難が続いていたこと、2日前にピーターが美術館の庭園の奥で貴重な壁画を運び出そうとしている泥棒と鉢合わせして殴られたことを告げます。そしてグリフィンはあからさまにピーターを犯人扱いしてくるのでした。どうやらピーターは美術館の創設者の孫で雇い主であるコール•コンスタンティンに学生時代から片思いをしていたようなのですが、美術館の盗難とコールに関することの一切が思い出せません。記憶が戻り切らないままにグリフィンに追い詰められ、ピーター自身が自分を疑いかねない情況にハラハラしながら解決の糸口と恋とを手繰り寄せてゆくミステリーロマンスです。主人公ピーターの繊細な造形やスパッと終わるエンディングは作者さまの他の作品と共通する味わいです。恋愛下手なピーターですが、ロマとジェシカという元気いっぱいの温かい友人にほっとします。
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バイクのオイルと革ジャンの匂いの人狼もの
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『狼を狩る法則』の続編。前作で後天的に人狼となった消防士のレミングトン•ラシターと、レミのメイト(伴侶)である私立探偵ジェイク•ロメロのお話。普段生意気なレミーは、実は部族警官である父親のDVに支配されており、両親と暮らす弟のスターリングに暴力の及ぶことを恐れています。スターリングを守るためだけに生きていると言っても良いレミを、ジェイクは陰日向に見守ります。やがてメイトという魂の繋がりもあり、レミがジェイクに心を開いてゆくと共にレミの封印された過去が明らかになってくるのでした。前作ではほぼ触れられなかった、群れを形作る役割としてのアルファ=統率者、ベータ=副官、オメガ=調和者の役割がクローズアップされます。新たな群れのリーダーとなったジェイクと群れの仲間たちがレミとスターリングの為に動くのですが、レミの内面が深く掘り下げられていて前作とはかなりイメージが違います。父親からの暴力による支配に苦しんでいたレミが、ジェイクとの間に支配と征服という関係を求めるのが何とも切なく、また納得でした。求めても得られなかった父性をジェイクに求めているのかもしれません。ジェイクの相棒の寡黙なリースと天真爛漫なスターリングという新たなカプも生まれます。次の『狼の見る夢は』の主役はジェイクの事務所で働くちょっとお間抜けな9人兄弟の長男マットで、彼のメイトはなんとキートンの兄で南部の大富豪の御曹司•オーブリーです。
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とてもおもしろかったです。
主人公2人も魅力的だし、設定も良かったです。
ぜひ日本での事件などの続編が読みたいです!
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前作「ロング・ゲイン」が大好きだったので期待して読みましたが主人公ザックのキャラが受け付けず1度脱落しました。でも再チャレンジしたらいい話じゃ〜んとホクホク。挫折された方、安心して下さい、途中からちゃんと改心してイイ奴になります、ザックが。
モノクロームは総じて人間味あるキャラがいて共感ポイント多め。いい奴なんだけど残念だったりポンコツだったり、甲乙がちゃんとある人間が描かれているので読み応えがあります。今作のザックも人生を諦めて無気力だったのがトムとの出会いで心躍りつつも蔑ろにされている事に気づかないふりをして諦めきれない。恋に落ちた盲目具合は誰もが知るところなので人間臭くて見ちゃいられない…けど共感できるんです。また、それを客観的に見つめるアンジェロの気持ちも分かる。ザックとアンジェロの2人の想いが交互に綴られているので共感しまくりだし心の変遷も分かって楽しく読めました。
中盤から1作目のジャレドとマットも出演し良いトスを送りまくるので前作必読です。
リバってますが普段受ポジが攻ポジになった時、ようやく自分のものになったと呟くシーンが身に染みました。攻め厨なのでそういった実感は特に刺さります。やっぱり男の子だもの、受けでも征服欲はあるよねぇ。素直な心境にキュンとしました。
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自然なリバップル
【ヨミホ】M/M小説、初読み作家さん。
19世紀、生きることに絶望している元軍人とお喋り好きな男娼の話。舞台がロンドンなので若い男娼はとっても皮肉屋です。
面白かった。まず19世紀とかそういう設定が好きだし、あらすじ情報のように少女を救出に向かうとか普通のBL小説とは違って読み応えがある。主人公の陰と陽の対比と救済も良かったし。
海外のM/M小説読んで思うことなんですが、リバ多いですね。でも愛し合ってるからこそ自然だなーと思います。それでも読んでて受け付けないリバップルはいる中、この2人は自然とそうなるべき2人だと思える描き方が良かったです。
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5作目。次作有る!訳本が待ち遠しい!
小説、各巻で主人公が変わる連作シリーズ、現在5作品。
〈1:月への吠え→2:ヒトの世界→3:星に願い→4:すてきな命→5:狼と駆ける→6:まだ??〉
どのお話も読み応えがあって大好きなシリーズです!
舞台は一緒なので、背景のお話はシリーズでつながっています。
今回は人見知りする大型犬と、違う地域の美形。
舞台はアラスカまで広がり、シリーズ5作目だけにだんだんと背景のお話にも奥行きが出てきます。
弱気だけど穏やかで心の広いジウスがいいヤツ。。
閉鎖的な群れで好奇心の強いティモ。
強気な態度が魅力的で、まったくタイプの違う2人の関係がステキでした。
病弱な妹や陽気なサイモンも良かったです。
3作目の学者ジェイソンが再び本作でも活躍。
あぁ~、読み終わってしまった。
続き(次作)は!?
と思わず読み終わって作者さん検索してしまいましたが、ないですね。。
もしや、終わりじゃないよね。。
ぜひとも次作が欲しいです。
その後のマッドクリークの皆が知りたい!
〈追記*次作 How to love thine enemy〉
作者さん名で検索したら、原本は2023年に6冊目の発刊がありましたよっ!
原題名ではHow to〜シリーズのようで、それぞれ電子発刊の作品名と5冊は合っていて、この敵を愛する、というタイトルだけまだ電子にはない。
ということは今訳しててこれから発刊でしょうか??
出版社さん、首を長くして楽しみに待っております!
早い出版をお願いします!!
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1冊で1事件。続刊も翻訳を強く希望!!
MM小説、現在2巻まで翻訳。原作(〜ionシリーズ)は全9巻+番外編ショートもいくつかある様子。
アメリカの医薬品事情を背景にし、スリルある事件がメインにハードな男性sの色事情のお話です。
久々にモノクロームロマンス文庫!
海外の等身大のメンズ恋愛が絡むお話の翻訳作品で、どれもガツン!とした読み応えのものが多いです。
もう大好きで、小出しにしながら読んでます(笑)。
初の作者さん。
ずいぶん前に購入し本棚であたためていましたが、やっと読みました。
1巻表紙絵があまり見栄えしないせいか、スルーしがちになるのがもったいない。。
読みはじまりもとっつきにくい感じもあるけど、そんなことはなかった。
1/3も読むとそのお話の世界にどっぷりつかり、もぅ、先が気になってワクワクしながら1巻読了。
めっちゃ面白かった〜。
医薬品の絡んだ犯罪事件がメインストーリーで、その合間に雄々しい主人公達の色っぽい話がある。
露悪的で下品な態度が得意の主人公と、軍上がりで学歴も高く、見目も中身も最高のスマートイケメン後輩。
2人の険悪な凸凹っぷりが見ていて楽しく、仕事を通しての関わりが、、、ちょ〜良かったです(笑)。
一つの事件が終わり、2人の関係性も区切りの良くなったところで1巻終了。
そして、嬉しいことに次の巻では新しい事件と共に深みのあるお話になっていきます。
気になる方はとりあえず1冊読了し、好きなら続刊を買うこともできます。
アクション映画の好きな方には、特にオススメ。
主人公の言い回しも独特でクセがあるけど、テンポ良いジョーク混みのツッコミは日本人にはない気質で、等身大なリアルさが感じられます。
2冊目も良かった。
できることなら、さらなる続編が読みたいですが!
ずいぶん前に2冊の発刊がある。
原作では続きがあるのだろうか。。
〈原作を検索して追記〉
あった!ありましたよ、原題でチェックしたら続刊が!
シリーズタイトルは全て語尾が〜ionがつき、なんと最終巻が9巻だそう。
間に番外編ショートが2つはあるのは確認。
日本語でのレビューもあってめっちゃ良さそう〜巻を追うごとにラブ度も増してるようです。
くぅ~〜、めっちゃ読みたいよぉ(泣)。。
冬斗さん、編集部さん、お願いですから、続刊全て翻訳して下さい〜。
冬斗さんは沢山の作品を手掛けられててきっとお忙しいでしょうけど。
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短編映画のよう
時代背景が第二世界大戦末期のドイツ軍ということもあり、全体的に重苦しい感じがしました。日本も同じ敗戦国なのでかなり感情移入して読むことが出来ました。なので、少し読むのが辛かった・・でも最後は、一筋の光が見えるような終わり方で良かった。余韻が残るお話です。
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ニューメキシコに住むチェイトン•ウィンストンはネイティブであり人狼です。男性にだけ発現する人狼は、ヒトとオオカミ、2つの形態を取り、細菌にもウイルスにも感染しない発達した免疫システムを持ち、群れを作ってひっそりと市井に暮らしています。冒頭、獣医師であるチェイの元に銃に撃たれた白狼か運ばれてきます。匂いから人狼であること、さらにプラチナの毛並みに青い瞳の美しい狼がチェイのメイト(ただ一人の魂の番)であることがわかります。ストレートのチェイは、その人狼•ジョージアからやって来たキートン•レイノルズが男性であることに驚くのでした。大学で歴史学の教鞭を取るキートンは小柄で可愛らしい見た目に反して3形態を取れる群れのリーダークラスの力を秘めており、ヒトとしても人狼としても高スペックです。このキートンと皆に愛される明るいチェイの二人が運命を受け入れ、周囲に受け入れられ、さらにキートンの命を狙う何者かを追い詰めてゆきます。オメガバ発祥だけあって狼とBLは非常に馴染みが良く、訳者の力量もあってとても読みやすく面白いです。呆れるほどエロシーンが多いので、発情期は無く人間っぽく年中発情期のようです。それを適切にカットして、かつ原作に忠実なコミカライズをイラストの麻々原絵里依さんが描かれているのでそちらもお勧めです。このシリーズはこの後主人公を変えながら『狼の遠き目覚め』『狼の見る夢は』『恋する狼』と続きます。
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うわっ!もっと読みてー!
【ヨミホ】海外BL小説。作家読み。幼馴染もの。
面白くて一瞬で読み終えてしまいました。面白かったので、もっとこの2人がこれから送る日常生活の甘々編も読みたかったです。でもしっかり纏まってました。
初めてジョシュさんのミステリーが関わってない作品を読みましたが、こちらもやっぱり良かったです。
あと、絵も素敵でした!好きな絵。
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二人はもだもだ、事件はスッキリ解決
同性愛が犯罪になる社会情勢を生き抜くアラフォー男性の愛と友情、あまり堅苦しくなく気軽に読めておもしろかったです。
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一夜にはじまる恋の話
あらすじを読んでもらえればわかると思いますが、日本だとありえない設定です。ドライブシェア。なのでことのほか海外の世界観として楽しく読めました。
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最高です。
現在と複雑に絡み合う過去が少しづつ解明されていくのに追い立てられるように、
息をつく間もないほどに一気に読みました。
BLの枠を超えるストーリー展開やキャラクターの個性が素晴らしいです。
ほかのキャラのサイドストーリーがあったらいいなあと思います。
続きも期待大。
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仕事でアッシュビルに移住し、そこの群れに入ることになった人狼デヴリン•ジョーンズが新しい群れのアルファ(リーダー)から指定された場所に行くと、華奢な男が5人の男に襲われていました。襲われていたのはオメガのレイン•キャンブルで、群れの調和をはかるオメガを大切にしろと教えられてきたデイヴは迷うことなくアルファをのしてオメガを救けます。美しい赤毛のオメガ•レインはデイヴのメイトでした。思ったことは何でも口にしてしまう、一度に二つのことができないドジっ子レインにデイヴはあっという間にメロメロになってしまいます。そしてレインに執着し、デイヴにコケにされたと恨む群れのアルファ•ヴィクターの魔手が二人に襲いかかるのでした。これ以前の人狼シリーズよりぐっと短く読みやすいですが、その分物足りません。「外伝」 と併記されているように、今までのお話の登場人物はいませんが、デイヴのベータ(副官)コールと妻のキャロライン、レインの祖母、レインの営む花屋のスタッフら明るく楽しいキャラ達が物語を彩ります。愛くるしいレインには癒されました。
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オーストラリア。一晩のつもりで出会った2人。一晩では終わらない気持ちが芽生えてしまった。ドラマが始まるんです。マイケルとブライスのそれぞれのターンで描かれます。互いに気持ちがどんどん高まってく様が。読むこちら側もとてもドキドキするのです。2人のやり取りがとってもキュートだし、ラブダダ漏れなんです。あなたが好きでたまらない。そんな気持ちがよく伝わってくるのです。それぞれが、名前も知らないままでいようとしたけれどできなかった。そうよ、それは愛っことです。タイトルも最高に好き。だって、ボッシーだもんね!
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主人公のルーベンは感情に沿った言動や行動が苦手。そのルーベンが自分の気持ちに気づくまでが短い中にぎゅと詰まっていて面白かったです。
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ラストがにくい
【ヨミホ】海外BL小説。作家読み。FBI捜査官×宝石泥棒。10年越しのクリスマスの日の再開ラブ。
ラストがおしゃれだった〜〜にくかった。強面捜査官と天使のような顔の宝石泥棒というビジュが想像できてその対比が良かったし、後からなるほどねー、そういう理由かーと分かるストーリーが良かった。
外国物が好きな自分としては、ジョシュさんの作品全部面白いです。痺れます。
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物足りない!
短編小説なので仕方がないのですが、最後がもっと読みたかった!後日談でもよいので、その後の主人公二人のお話が読みたかった〜
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読みやすい
さらっと読めて読みやすいお話でした。いくらアパートの住人とはいえ、他人が留守中に部屋に入るなんて嫌だな。
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物足りない
お話自体はとても良かったです。ただ、もう少しミッチの10年前の心情や、どうして二人で故郷でやり直したいと今思ったのかを説明されていたら、もっと感情移入して読めたのではないかと思いました。
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ちょっと分かりづらいかな
明るいお話てすが、全体的に分かりにくいです。訳の問題ではないと思うのですが、感覚が違うからなのか・・
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薬の取引が行われているSMクラブに潜入しパートナーとしてプレイをしていた二人。指定のカウンセリングや聞き取りを受けてお互いに接近禁止命令が出ていてもう会うことも無かったはずの二人。事件解決後しばらくして受けが攻めの家を訪れる。二人のやり取りと過去の回想が交互に挟まれる構成。特殊な心理状態と関係性で半年も過ごしていた二人なので素直に肯定するのも難しい関係性でした。描写されなかったプレイ以外の時の二人の関係性次第かな。
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コメディというほどのユーモアは感じられず、死人はなく窃盗のみなのでミステリーというほどでもなく、群像劇というのは大袈裟な感じで、これはどういうカテゴリー?何に向かっているの?と、着地点を見たいという思いで読み進めました。読後感からいうとよかったです。長いドタバタの後に事件が解決しカップルが成立してめでたいねっていうお話でした。作者はユーモラスな筆致とキャラクターの活きのよさに定評のあるMM小説の人気作家らしいです。あまり面白さは伝わってきませんが、翻訳の問題というより日本とツボが違っていたり、ニュアンスが伝わらないのかなと思います。ニューヨークのアートシーンやケータリング、美容、アクターなどの、~事情が書かれていて興味深く、主人公の家族の関係がイタリア系の移民3世とか4世ですが結びつきが強くてよかったです。続編が書かれているそうですが、続きは翻訳されないのでしょうか。この本で相関図が頭の中に入ったので楽しめるのは次からっていう気がします。キャラに愛着が湧きました。エロは海外ものにしては結構エロかったです。犯人が最後までわからない(私だけ?)のもよかったです。
2013年2月 挿絵あり。
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