言うに及ばず

　(5)

将棋マンガというより、羽海野マンガという感じ。将棋の知識は無くとも楽しめます。 この作品は男性向け雑誌で連載されているんですよね。私は、最初、(ハチクロのイメージが強かったので)羽海野先生の作品が男性誌に載っているというだけで変な居心地の悪さを感じたりしました。が、「面白い」は正義。一読したら気にならなくなりました。 可愛らしく、切なく、甘い絵柄と、若干の残酷さ、強かさ、闘争などが混ざり合い、魅力的な世界観を作り出しています。 アニメも素敵でしたし、実写化も控えていますが、マンガ版も素晴らしいです。モノローグの使い方とか、マンガならでは。 一読の価値のあるマンガです。

by moa　(女性 40代)

「無駄に怖い」作品が多い中、きちんと

　(5)

最近、ホラーモノはやたら残虐だったり、意味もなくグロいものが多い。 でも、これは「曰く付きのものとの付き合いかた」を描いている。 大抵の作品は「破壊して終わり」だが、この作品は、「破壊したなかで、どう関係を作り直すか」も描かれていて読後が悪くない。 怖さの意味や再構築がある物語が好きなかた向き。 破壊やグロい、殺伐だけ求める方は不向き。

by トラノ　(女性 40代)

男女とも楽しめる

　(5)

太公望達が、どう考えてもマジで無理ゲー！という中をくぐり抜け、成長していくのを見守るのが楽しかったです。 兄妹揃ってお気に入りの作品で、男性にウケていたのを覚えています。色んなキャラクターがいたからでしょうか。主人公の性格がわりとよろしくなかったからでしょうか。そんな太公望も私は好きでしたが。

by ゆきひらせい　(女性 20代)

おもしろい！

　(5)

絵が美しく、ケイト グリーナウェイや東逸子の世界観。人物描写も瑞々しく、主人公は好奇心に溢れ可愛らしいです。読み終わるのが勿体なく、続きが待ち遠しいです。サイズ、装丁を変え絵本にしても素晴らしかったです。

by 暁。　(女性 20代)

ひたすらに後ろ向きな前向きさに惹かれる

　(5) 【注意！ネタバレあり】

主人公は特撮オタクで周囲にはそれを隠しつつも、ひたすらに好きな事に邁進しています。私は特撮オタクではありませんが、とても楽しく読んでいます。それは特撮に限らず、どんなジャンルのオタクでも共感できるネタが描かれているからでは、と思いました。 職場や親には特撮オタクという事を必死に隠しつつも、好きな事に邁進し、現実世界のあれやこれを特撮ネタで乗り越える、後ろ向きだけど前向きな主人公。 細かいネタも満載で、小さなコマの小さな書き込みも面白いので見逃せません。

by mo　(女性 30代)