ネタバレ・感想あり金緑の神子と神殺しの王のレビュー

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ハルカも頑張ってたんだね!
2023年12月4日
「黒耀の厄災は…」のハルカ視点。
ポヤッとしてて神殿で守られて…なんて風に見えてたハルカですが、視点が変わればこんなにも違うとは( ゚ロ゚)!!
とんでもないな!竜蛇神!!
今まで語られなかったハルカの過去が淡々と語られる状況が、心の傷の深さを物語っていて、今のハルカを形成した基になってるのが哀しいな…と思いました。
色々な視点で読んだ後、またアキト視点の話が読みたくなりました(^^)
神子ハルカのターン
2023年10月14日
めっちゃ好き!本編レンアキのお話も好きだけど、こちらのルシハルのお話もすごく面白かったです。明るめ受けちゃんが好きな方はこちらの方がいいのかも。それにしても異世界に飛ばされてもめげずにとんでもない野蛮な世界で生きていく2人にスタンディング・オベーション(拍手)一番の厄介者は蛇神だったなと苦笑しました(笑)それにしてもみつみ先生の物語ってどれを読んでも本当に面白い。
秋&レンしか勝たん…とまでは思わない人に
ネタバレ
2023年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読者さんだけでなく先生自らも(ファンレターから人気キャラが分かるからでしょう)ハルカの低評価に言及されていますが、私はこちらも好きです。ハルカはアホの子と言うより、ただアホを演じているだけだと思いました。そりゃあ知識や知恵は少し(んー大分?)足りないかもしれませんが、辛さを押し隠して明るく振る舞うのは生きる術だったのだと思います。「空元気だって元気のうち」です。だったら無理に明るく振る舞うのだって、落ち込んだ状態から浮上するには必要なスキルじゃないかなと。
ハルカと秋人、それぞれの視点からの物語を読んで強く思うのは、結局「隣の芝生は青い」ってことだねという事。秋人は実際に何度も命の危機に晒されて、ハルカの境遇を羨んでしまう気持ち…秋人・レンドルフ編の時は私も秋人に寄り添う気持ちでいっぱいでした。でもハルカ編を読んだら少し気持ちが変わりました。ハルカの受けたレイ◯まがいの仕打ちは、人によっては死を意味する場合もあると思うんです。「魂の殺人」とも言われますしね。精神を病む人、結果的に死を選ぶ人もいるかもしれない。見方によってはハルカの方が辛いとも言えなくもない。それに結局秋人はハルカの実状は知らないままだったようですし、ハルカも言わないと思います。私は、ハルカの方が実は強いのかもと思ったりしました。
秋人編、レンドルフ編、ハルカ・ルシアス編と視点を変えただけで軸のストーリーは一緒ですが、重複する場面や会話は最小限で、三作ともそれぞれに別物のように楽しめます。シリーズものが好きな人、秋人・レンドルフしか勝たん…とまでは思わない人にオススメです。
黒曜~を読んでからの購入
ネタバレ
2023年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 黒曜2作品を読んでからの購入です。

こちらは、春夏視点でのお話し。
黒曜の方では、あまり出てこない春夏が
どう生活していたのか・どういう扱いを受けていたのか、
その中で、

望まぬ性行為の強要
(1人ずつの面会で時期はズレますが、好きな人以外の複数人との行為
←暴力で無理やりとか、薬を使って無理やりとか)

その他、
異形との性行為(触手、媚薬での強制快楽)
など。


黒曜の秋人視点の時は、
黒髪黒目が見つかれば問答無用で即処刑という生死に係わる問題で、
対比して、
命の危機も無く能天気な春夏にイラッとしちゃう所もありましたが、

今回の春夏視点を読んでいくと、
実は、
命の危機は無くても、人としての尊厳がズタズタにされていき、
好きな人とはすれ違いが起きていって、
自分のツライ気持ちにワンクッション付けて気にしない方法でやり過ごしていた春夏でも、
王を選んだ後の自分が、異形(神)に嬲り者にされる事に絶望して
(自分の好きな人から愛されず嫌悪されるなら死んでしまえばいいのか、
という考えに希望を見ていた。後ろ向きに前向きという感じ)

、、って。
もう、
どっち視点もしんどい!
と思いました。


最終的に幸せになってくれて良かった。。。

※※※
1巻に収録されている、黒曜に導かれて~のお話しは、
黒曜に導かれて愛を見つけた男の話、の冊子の方と同じ
内容っぽい?ですね。
レビュー低いなぁ
2022年11月6日
作者買いですが、こちらも私は好きでした。
主人公がおバカ…たしかにそうだけどそれだけじゃないように描かれていると思うのだけど。
ずっと施設で育つのと、何年も家の中で無視されながら育つのとどちらが辛いのかしらね、なんて事を考えていたら主人公がこんな感じになるのも無理はない気がして考えなしに思える行動もなんだか可愛い気がしました。
ずっと自分の方が辛いと思っていたアキちゃんが、実際の春夏の実情を知って、もう少し優しくなってくれるところが見たかったな。
おもしろかったです
2022年7月8日
今回ははるか編でした。もともと楽観的なところがあるから乗り越えていけたんだろうけど、内容は割とエグいです。直接的な表現はそこまでないけどはるかも傷を抱えて生きてきたんだなって思うと不憫でした。おバカなハルカが行き詰って『うーーー』って言うのが可愛かったです。割と酷いことされてたのに何故か笑えましたました。
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黒曜〜を2冊読んだ方、オススメします
2020年9月23日
黒曜〜シリーズが面白かったので、購入しました。
黒曜〜では春夏にちょっとイラッとしたので、どうかなー?と思いながら読みましたが、春夏は思ったより良い子だし不幸な子でした。
ストーリーも春夏の方はこうだったのねー、と思いながら読む事ができて良かったと思います。
黒曜〜の方が好み、ではありますが、こちらも読むとより楽しめます。是非2巻まで読んで見て下さい。
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おもしろかったー
ネタバレ
2019年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ お顔がきれいで、自他共に認めるおばかキャラな人気者の男の子が、いろいろ(かなり)ひどい目にあいつつ、最後には、自覚してるコンプレックスを解消し、満たされてしあわせになる話。
淋しがりやのハルカと溺愛ルシアスが、なんだかんだいいつつ、破れ鍋に綴じ蓋っぽくてよかったです。
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次巻が楽しみです。
2016年6月15日
次巻が楽しみです。文章は口語的だけど、内容は普通に面白いです。
ただ文章で好き嫌いが分かれるのかも。
初めは主人公の性格はバカって言う設定なのに、進むにつれてなんか賢くなっていく様に感じるのは私だけでしょうか。
でも終りの方に色々次巻に続く様な伏線が出てきて早く次が読みたくなります
全部読むと同じストーリーを4周しちゃう
ネタバレ
2024年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 薄々気づいてましたが、4周なんて想像を超えてた。何故こんなシリーズにしたのだろう。黒曜の2冊を先に読んでたので、本作のレンドルフ視点2周目が耐えられなくて、2巻読むのも放棄しちゃった。ハルカごめん。ハルカは好きだけど、さすがに飽きてイライラしてしまった。
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ハルカ
2022年7月2日
「災厄」をハルカ側の視点で読めました。アキ側視点の「災厄」は涙無くしては読めず、辛すぎるあまりにリピできていません。ハルカはハルカでしんどかったんですネ~。脳天気なおバカイケメンと思っていたのに、海のように大きな心でいろいろな想いを受け取っていたんですね。ル王と幸せになってください
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思ったより面白かった!
2021年7月11日
あまりレビューが良くなかったので、期待せずに読んだら意外と、と言うと失礼ですが面白かったです。
ハルカにもそんな心の傷があったのか〜。「黒曜の災厄は愛を導く」でアキ目線で見るハルカとはちょっと違った印象を受けました。
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シリーズの1つとして。
2019年8月25日
前後の作品からするとライトな感覚で、黒曜の受けにくらべ恵まれていて楽なばかりだった友達が実は大変だった、的な別視線からのお話ですが、重要なポイントも含んでいるので、この巻無くしては語れないですね。ただ、他の巻ほど再読したい感が薄いです。場面の3D読みは面白いです。
ハルカ視点の異世界トリップ
2018年6月16日
ハルカのことをわかって、なんていうか、最後はハッピーで良かったと、安堵はしたものの、このハルカの言葉は受け入れがたいのが気になりますが、
この壮大な憎らしい異世界トリップを考えたものだと、、ちょっと、ひどすぎて、キツイなという部分もありますが、グイグイと揺さぶられまくりました。
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作者、春夏のこと嫌いでしょ
ネタバレ
2024年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界アヴァロニスの次王候補ルシアスと、召喚された神子春夏のお話。

「黒曜の…」の主人公秋人の友人春夏サイドのお話。

秋人からはお気楽キャラだと思われていた春夏でしたが、実は色々とトラウマ持ち。
淡々と語られるところは元来の性格か、そうでもしないと辛すぎるからか。
おそらくどちらもでしょうが、一貫して春夏のおバカそうな口調で語り進められるため、いまいち彼の心情が伝わってきません。

春夏サイドのメインイベント4人の候補から次王を選ぶ1回9日間の「特別な交流」、その後の竜蛇神との○○。
エロい方向に持っていこうと思えばいくらでもできるエロエロ設定なのに、エロに傾くわけでもなく、かといって状況が辛いと嘆くシリアス方向になるわけでもなく。
どうにも中途半端な印象でした。

恋愛的な側面から見ても、ルシアスに惹かれる描写があまり無いまま春夏が好きとか言い出して正直共感できず、いつの間に? という感覚しか持てませんでした。

後半に入っても続く「特別な交流」。
とりあえずルシアス、レンドルフ以外の2人が最低すぎます。
曲がりなりにも一国の王候補なのに、そんな最低野郎で良いのだろうか…と考えてしまいます。

色々ありつつ(別にいらない展開が多かった)即位式へ。

黒曜ではよく分からなかった春夏サイドの顛末が判明します。
ここでもまた磔にされたルシアスに見られながら…というエロ展開へ。なのにやっぱりエロくない。そして無駄に長い。要らない。

春夏口調だと本当にいまいち必死さが伝わらないというか、シリアスになれないというか…損してるなぁ。
こんな感じだから秋人にも誤解されたままなんだろうな、と思うとちょっと可哀想。

秋人サイドで語られる春夏のイメージを大いに覆すきつい試練を乗り越えて来たのに、今までの誤解を解き秋人から「ごめん」の一言をもらえる展開くらい欲しかった。報われない感が凄いです。

さらに不満なのは最後のラブラブが全くなかったこと。
最後のエロが蛇神と、とは何事だ!!(笑)

結構トラウマになりそうな案件なのに、ルシアスからの慰め展開も無いとは…。
不満でしかないのですが。
作者の春夏に対する愛が感じられません。

未来で秋人と普通に楽しそうにしていたのは良かったのですが、見たかったのはそこじゃない。
アホの子は誰だ??
ネタバレ
2023年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 春夏視点の黒曜シリーズ!
秋人編を読んでる時は春夏にイラっとしてましたが、視点が変わると変わるもんですねー。
秋人編よりも色々と考えさせられました。
秋人は自身の存在の軽さに苦しんでいたけど、春夏は自身の存在に価値が見出せ無いまま大きくなってんですよね。
軽さに苦しむ秋人は、自身の存在の重さの自覚がある。それは、自尊心とか自己肯定感とかって言葉で表されるものなんだと思います。そしてそういうものがきちんと育ってるのは、幼い頃のお母さんとの生活で育まれたものなんですよね。
対して春夏は大多数の人が当たり前に享受している愛情というものを多くは受け取れずに生きてきたわけで…。
生まれてこの方ずっと己の存在の軽さに慣れ親しんでたのでしょう。
凧みたいにふわふわとこの世と自分を繋ぐ糸が細いものでしかなくて、生きる基盤みたいなものが作られて無いんですよね。
だから、生きることへの執着が薄くて希死念慮が強い。生きる意味とか、理由とか、存在意義が持てずに生きてる。
何かを望めば、叶わない事に苦しむ事をよく分かっている。
煩悩を捨てれば生きることが楽になるって事を、悲しきかなよく知ってる子ですよね。
子供っぽいのに、酷く老成してるアンバランスな子ですよね。

そんな春夏のことを理解してるルシアスですが。。
読後の感想は、アホの子はルシアスなんでは??の一択です
アラサーのルシアスが思春期の高校生に対してなんでそんな大人気ないんだ??
そして最後まで読んでも、ルシアスの春夏への執着が納得できなかった。
一目惚れね。うん。まぁ、一目惚れだよね。
中身も好きだって言ってたけど、なんか取ってつけた感が否めませんでした。

最後の締め方はとても良かったです
どうか国民の識字率が上がりますように。。
うううん
2018年5月12日
黒曜を先に読んでしまったので、そのギャップのせいか主人公に愛着があまり湧きませんでした。ただお話自体は面白いですし、こちらの主人公も不憫だとは思いますが、やはり先入観が、、、。
黒曜を含め、全巻読んで一つの作品として考えるのなら、このお話も必要ですし、納得ができます。
ただ好きか嫌いかは個人差が出そうです。
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スピンオフだけど全く異なる雰囲気
2022年2月11日
黒曜〜を先に読んで面白かったので購入しましたが、こちらはあまり好みではありませんでした。キャラクターに魅力を感じず。いい子なんですけどね。苦労人だし。エロは多めなので、その辺重視の方にはオススメです。グロくはありませんが、無理矢理もあるのでその辺りはご注意ください。
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上手く行かなすぎてちょっと…
2019年8月21日
春夏のお馬鹿ちゃんなのはよくわかったけどルシアスとの関係がややこしくて両思いになったと思ったら終わってました😌後で秋人の話も読みましたが物語的に王道ヒロイン?的な立場はみんな秋人にもってかれたなと思いました。2人とも頑張って別々の辛さだったけど苦しみを乗り越えたから私的には中立的に幸せって思える感じが良かったかなと思いました🍒
人を選ぶかな。
2020年9月12日
私には合わなかったです。
無理やり描写が苦手なので、それが分かってたら読まなかったな。なので途中でギブアップ。
なんというか
ネタバレ
2019年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 黒曜の主人公達がとても好きだったので比べてしまって悪いんですが…主人公の性格がちょっとあいませんでした…この子なりに大変なのもかわいそうなのも分かるんですが話し方や空気読めない感じがちょっと受け付けませんでした。なので新しい世界の神子がアキくんだったのにはそうだろうなあと自分としては納得してしまいました…
読むのが苦痛
2019年5月5日
主人公のハルカは、おバカキャラで、つける薬がなく、呆れ果てるばかり。
生い立ちには同情するけれど、あまりにもひどい。
読むのが苦痛になり、途中でリタイア。
2巻とも買った私がバカでした。
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