ネタバレ・感想あり薔薇色じゃないのレビュー

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【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

よかったです
2025年5月13日
あそだと積本になってたの忘れてて引っ張り出して最後まで一気読みです。BLなのに男女関係なくちょっと実生活と重なるところがあって辛くなった…けど、2人がどうなるのか心配?笑になって最後までイッキ読み。一安心して読み終えました。基本文章は読みやすいのでスラスラいけます。
恋愛はこんな風であって欲しい
2025年4月22日
凪良ゆう先生作品はなにかと購入しがちです。すごくいいです。こうゆう恋愛でいいんです。恋愛というのは、ただ盛り上がって好き好き好きってだけじゃないんだから。生活があってその傍らに恋人がいる。それが幸せってことよ。はい。やっぱりいいですね愛って。こちらは配信終了です。新しい方を買ってください
アイス の演出
ネタバレ
2025年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 文庫版が出る円陣先生の美しいイラスト 挿絵 どうしよう 文庫版も買うか すごく 迷う凪良先生の作品は文庫待った方がいいか旧版のものが シリーズ化されてるようで 買い直しするか悩む
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16年発売貴重なBL小説販売終了もうすぐ
ネタバレ
2025年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 16年発売のBL小説。もうすぐ販売終了になるそうで、終了前に、もったいなくて積読だったこの作品読んでレビューしなきゃーと急いで読んだ。
愛がありすぎるのでレビューになってないから要注意。

ゆう先生最高最高、マジ最高。
販売終了になる前に読んで、みんな。挿し絵なしなので外でも読みやすいよ。
こういう衝撃の単巻ものBL新作、また書いてほしいーーーーーーーーんだけど、まずこういう展開は、先生は16年当時のあとがきで、お別れエンド以外はどんなネタでも書けるって書いてるけど、25年のBL小説出版界では避けられるんじゃないかな。そいで、ゆう先生の一般小説のネームバリューで期待されるほど売れないんじゃないかと思うので、もう永遠に無理なのかな。。。。ああああBL界の至宝に旅立たれてしまったわ。。。

でもね、もしドラマ化するなら、かなりイケると思うのよ。販売終了も、もしかしたらドラマか映画化のプランがあって、それを機に新装版出すからではないかと予想。喧嘩の原因も性別超えて普遍的だし、職業フードスタイリストなんてすっごく映像的だし。あのラスト近くのアイスクリームのシーンとか。最高ね。

そいで、できればネタバレなしで読んでほしいんだけど、
倦怠期BLを通り越して容赦なさすぎる展開、あの1行で凍ったね。。。迷って迷ってうろうろするふたり、いやそっちじゃないよ、右ですか左ですか、違うよずっとそのひとの隣だよ!!!っつー15年間。映像が浮かんでくる文章の上手さと相まって、途中苦しいとこもあるけど最高の読書体験だったわ。つかやっぱ悩んで悩んでBがLしてるの眺めていたいじゃん!!!ありがとう、ゆう先生!!!そしていつか単巻BL小説の世界に還ってきてーーーーー

追記
キャラ文庫からもうすぐ紙書籍で挿し絵作家さんも変わって新装版発売されるそうですね。電子版もそのうち出るのかも。映像化されるのではないようで、予想外れた、残念〜
長い長いとき
ネタバレ
2025年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作品、とてもよかったです。
甘い時期だけじゃなくて、長い間の二人が描かれていて,色々合って…。
生きてるなぁと感じます。やはり私は凪良先生の作品が好きですねぇ…。
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題名通り、本当にそうだと思います
ネタバレ
2024年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人の15年間、出会い、別れ、再会が書かれていますが、それに現実味がありとて良かったです。すれ違ってしまう様子とかこれだけは言ってはいけない一言を思わず口に出してしまいそれを事ある毎に思い出してしまうとか。息子の幸せを願う母に孫の顔を見せたいが為の結婚、誰がこれを責められるでしょうか。それを同性の相手に言っても傷付けるだけ、でもつまらない喧嘩別れでも相手をとても傷付けてしまう、良い選択肢なんて無い、辛い選択しかない現実。再会しても自分は既婚者、家庭が上手く行かなくて離婚してもお相手には素敵な彼氏がいるとか、タイミングって合わないものですよね。で海外赴任でまた離れ離れになるとか。でもお互いの交際相手がお付き合い始めてしまうっていうのは出来過ぎ?まぁそういう事もありますけど。やり直したいと言われて好きなのにきっぱり断るシュチュエーション良かったです。何にせよ別れたのには理由がある訳で、復縁ってそんなに簡単なものではないはずですから。でも土下座って両想いの場合は効果あるんですね(笑) ベッドの中で相手の過去の男の影など見付けてしまうとか、これも大変お味のある事ですこと(笑) 長い間に色々な事があり、でも再会後どんな形でも離れなかった彼ら、だからこそ2人の絆はとても強いものだと思わせてくれるカップルです。
久々に読んでやっぱりいい
2024年7月8日
こういうすれ違いやタイミングの合わなさって、男女間でもあるよね、と展開にハラハラしながら再読しました。性格が合っているのは間違いないのに、タイミングが悪くて「また付き合おっか」には至らない関係というか。自分がフリーになったら相手には別の恋人がいて、その逆もあって。もどかしいし苦しいけれど、お互いに付かず離れずの関係が崩せなくて、会うとやっぱり楽しかったり。脇で出てくる人たちも魅力も欠点もあって、でもそれがよくて「もうそっちとくっついてもいいか?」と思わせました。情熱が引いた後の穏やかさと反面の必死さが人間臭くてすてきでした。
長い年月を経て
ネタバレ
2024年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 積み木の恋、おやすみなさい、また明日に続いて読む、凪良先生の作品。おやすみなさい〜にかなりどっぷりハマり辛かったけど、この作品ははまり込みすぎて生活に支障が出るほどではなく良かったです。攻め受け両方の視点で展開されるので、読む前にレビューを読み懸念していた突然の別れや女性との結婚なども、その時の攻めの選択として究極の選択だったんだなぁと受け入れる事が出来ました。才の大将やアシスタント君が良い仕事をしてくれたし、最後はなりふり構わずの土下座で、攻めの必死さが伝わってきたし落ち着くところに無事落ち着いて良かったです。
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出会ってから長い・・・。
ネタバレ
2024年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出会って別れて、再度また恋人になるまでの時間がとても長いです。
10年近く友人としている間に、結婚したり、恋人ができたり、転勤したりと波乱万丈。
まあ、人生いろいろあるけど、同じ相手と長い年月を経てやり直すとか、縁なのかなと思います。
あのとき、こうしていれば、なぜもっと話し合わなかったのか、若さゆえというのももちろんあるけど、タイミングってありますしね。
表題の通り、薔薇色じゃない人生。本当にお互い苦しい感じです。
互いが根底には好きあってるのに、もどかしい。
居場所がここだとわかってるのに、ままならない。
20代でもつらかったのに、30も半ばで、また同じような別れをと思うと、もう耐えられないという言葉が心にささりました。
確かに、年々、恋愛の始まりはいいけど、終わりがくるたびに、打撃が大きくなっていきますもの。でも、最終的にこちらのCPはうまくいってよかった。
それだけが、救いでした。
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最後まで読んで正解でした!
2024年3月5日
阿久津が余りにも不憫でした。昔気質で不器用、一言足りないし。
水野との相性は良いのにタイミングの悪い事悪い事(泣)
途中、中弛みしちゃいました。も~又ーって。(ストーリーは色々起こって来てます。面白い。)
で、もう最後。
ここは最高に良かった!!長かった~。多幸感貰いました。
もしかしたら途中の中弛みは、この最後に向けての先生の計算ずくな罠?
もし同じ様に思ってらっしゃる方がいたら・・絶対最後まで読んで❗
繰り返し繰り返し
ネタバレ
2024年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人の出会いから15年間をリアルタイムで観ているようにドキドキハラハラしました。たかが味噌汁で…と思ったけど、味にこだわる阿久津にとっては当たり前な事で人生そのもの、そして1人抱える孤独さや母親の為に決意した理由を知った時は涙出ました。
お互い仕事に余裕もなくなり言葉にも敏感になって、さらに思いやりや気遣いさえも足らずにすれ違って、あっちこっちにフラフラしてしまった長い15年だったけど、やっと大事な事に気づいて恥やプライドを捨てた阿久津の男らしさに感動しました。
間違えたらやり直して壊れたら修理して何度でも繰り返し繰り返してという文章に、そう人生は簡単じゃないし薔薇色じゃないよね〜といろいろ考えさせられる深い話しだなと思いました。
薔薇色ばかりじゃないリアルな愛の物語
ネタバレ
2023年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同い年の阿久津慧一と水野光流の20歳の出逢いから15年間の紆余曲折の物語。大学2年の阿久津と水野はゲイクラブのイベントで出逢って意気投合します。全てに気の合う二人は早速付き合い始め、大手食品会社に内定した阿久津とフードスタイリストを目指してバイトする水野は同棲しお互いを支え合います。卒業から2年後、水野は念願のフードスタイリストのアシスタントになりますが、不規則でハードな生活に少しずつ二人の歯車が狂い始めます。そして阿久津の25歳の誕生日に些細な諍いから阿久津は家を出て行ってしまいます。いつものようにしばらくして仲直りのアイスを買って来ることも無く、3日後に帰宅した阿久津は水野に別れを告げるのでした。突然の別れにボロボロになった水野は一時期大切な味覚さえ失ってしまいます。それでもなんとか立ち直って2年後、二人は仕事を通じて再会しますが、阿久津が1年前に結婚したことを聞き水野は涙も出ない苦しみを味わうのでした。二人は友達に戻り、田舎の母子家庭で大切に育てられた阿久津は母親のために結婚して失敗し、水野はカメラマンの彼氏に浮気されます。出逢いから14年後、34歳の阿久津が、アイスを買って帰らなかった25歳の阿久津に動かされるクライマックスが素晴らしく、長いモダモダが一気に昇華されます。二人の仲直りのルール•マカダミアンナッツのアイスクリームのように、9年間凍りついていた二人の関係が最後に優しく甘く溶け出します。
世間の色々なカプに当てはまる話だと思う
ネタバレ
2023年12月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは…相手の性別関係なく、結婚や同棲・同居をしたことのある人なら大部分の人が多かれ少なかれ経験しているのではないかと思います。そして水野と阿久津、どちらかの気持ちに寄り添って感情移入してしまうのではないでしょうか。そんなありふれた日常会話や感情に振り回されてすれ違ってと、山あり谷あり最後まで二人がどうなるのかハラハラしながら読みました。
味噌汁の話は、読みながら唸るほどよく分かる話でした。味噌汁以外にも様々なパターンがあるから理解できる人が多い気がします。私は完全に水野サイドで全面的に肩入れしていたので、相手(阿久津サイド)の理屈に一応の理解は示せても、混ざり合うことのない水と油のごとく納得はできませんでした。
阿久津もだけど、亭主関白タイプの人って基本「相手がやって当たり前」と思っているから感謝の気持ちがないと思うんです。だから当然労う気持ちもない。挙げ句の果てに謎の上から目線で「手伝う」「助ける」とか言うんですよね。痛いほど水野の気持ちが分かって、いちいちブツブツぐちぐち、時々ボヤきながら読んでいました。
こんな…言ってみれば日常的な何でもない、ちょっとした(何なら相手を思いやっているつもりで言った)言葉ひとつで、突然切れた糸のように長かった関係が途切れてしまうなんて、二人とも思いもしなかったでしょう。特に水野の心理描写の掘り下げには半端なく感情移入してしまい、二人を通して自分の心を見ているような気がしました。世間の様々なカプに当てはまるだろうし、他人事とも思えず、色々と考えさせられる奥深い作品でした。
十五年の紆余曲折物語
2023年10月28日
凪良先生のお話にしては評価の分かれる作品のようで、読むのを躊躇っていましたが、とても良かったです。みんな人間臭いキャラばかりで、BL的ご都合主義とか甘々な物語を期待すると痛い目を見ると思います。私はリアリティのある話が好きなので、シビアでビターな世界観が大いに共感できました。多分20年くらい前に読んでいたら、すごくつまらないと思ってただろうと思います。ある程度人生経験を積んで、過ちを許せる、人間誰しも間違いがあるということを認められるようでないと、共感はしにくいのかなと思いました。キャラクターのことでいうと、私は阿久津みたいな亭主関白タイプは好きではないのですが、後半の行動で好感度が上がりました。カッコ悪いところがカッコ良かったです。水野も特殊な仕事のわりに普通過ぎる印象でしたが、キャラ萌えではなく関係性萌えというか、話している時の二人の空気感が好きでした。それと、才の大将とのやり取りが特に面白かったです。
15年越しの
ネタバレ
2023年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。以前から凪良ゆう先生の作品はいくつか拝読していたので、気になり購入してみました!
やはり凪良ゆう先生の作品は難しい言葉を使っていないのでとても読み易いです。
付き合って5年、別れて10年、トータルで15年
15年越しでも流れて流れて行き着く場所が変わらないのは2人の気持ちの強さとか苦しさとか色々な感情があってこその、安心感とか信頼度なのかなと思います。
2人ともお互いになんとなく気づいてて、でも言い出せてなくてそんな関係がもどかしかったです。またいつかどこかで別れても、きっと戻れると思います。お互いが必要とし合ってるいるならまた流れて流れて巡り会えるのでしょう。
良いんだけど
ネタバレ
2023年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 値段は作者のせいではないけど高い!凪良先生なのでしかたがないのか。前半眠かったです。頑張って読みました。すれ違いが多すぎて両片思いってこれでも言うのかな?ウダウダすっ飛ばしたい気持ちでいっぱい。読後は安心できたので良しです。でも時間がもったいないよなーとも思います。別れた理由が主婦だと共感すぎて嫌ですね。奥様の時も。
よかった‼︎
2023年1月20日
もっと辛いお話だと思って覚悟して読みましたが、これが恋愛では自然な流れで2人とも付き合っていない間も友情のような思いやりがあり辛くは無かったです。この作家さんの中で一番好きかもしれないと思うほど、自然な感情の作品でした。他のBL作品のファンタジーというか夢みがちなのに慣れてしまっていると物足りなさは感じますがこれが普通の感覚だと思いました。確かにお互いに他の人と付き合ったり結婚などありますが、他の人との性的なものが具体的に書かれていないので嫌な感じにならないところが先生の上手いところだと思いました。15年あれはば色々とあるのは普通だし逆に15年もこれだけ執着して近くにいる事の方が異常ですよね!
もちろんハッピーエンドです。
すごくいい
ネタバレ
2023年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読みおわって、余韻がすごくいい。
15年、とても長い時間。二人に必要だった時間だなと思いました。
なんとなく、数年後に早坂さんは捨てられる気がしました。
行き先はいつも回り道だった。
ネタバレ
2022年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大変面白かったです。
かの有名な先生の作品の様にラブコメではなくぶっ飛んだキャラが闊歩するわけでもなく、普通の二人の人生が交差してすれ違い、また寄り添うまでの長い15年のお話でした。

阿久津と水野。
阿久津と言う男を八つ裂きにしたい気持ちになるくらいに久々のめり込みました。
与えよう、守ろうという意識した愛情はエゴなのでは。己が満足するだけのエゴなのではないか。その先に達成感があるならばなおさらだ。
と、阿久津を通して感じてしまった。
優しさの上に成り立っているとしても、本質を見誤ってしまっていては空回りするばかりなのだろう。
そんなことを考えながら読み進みましたが、はたして見返りを求めない愛情は成立するのであろうか…。
難しい…。

水野が受けた傷の深さに涙が止まりませんでした。
ストーリーのほぼすべてに水野の傷の深さがにじみ出て、最後にはより良い方向に向かうであろうと思いながらもチクチクとコチラの心を刺してきました。
阿久津という悲しみの根源から壁や溝をつくり分厚い鎧をまとった水野の一人立つ姿を思い浮かべ、ふたたび三度、阿久津を五右衛門風呂に放り込みました。

ほんと、薔薇色じゃない。
でも、薔薇色である必要はない。

今回も出会えてよかった作品でした。
いつも心を満たしてくれる作品を届けてくださって感謝です。
最後は涙
2022年7月22日
何度も読んでいます。何度読んでも心から良かったな、と思えます。二人の気持ちがとても身近に感じられて、そうだよね、そうだよね、と思いながら読み、時には、あんた何言ってんのよ、もうやめときなよ!と肩をどつきたく思ったり。でも、最後は共に涙が出そうなくらい嬉しいです。お話しは淡々と進んでいきますがどの章も山場でなくてはならないお話しなので、飛ばし読みをするところがなく、一度読み始めたら最後までやめられません(鶏捌くところはとばすかな)。他の有名になった同作者様のお話も好きですがこちらのお話の方が私としては好きです。これからも読むと思います。
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重くて、深くて…。
ネタバレ
2022年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良ゆう先生の名前を見て興味本位で買って読みました。

出会いも別れも、とにかくリアル!
それに重たくて、愛が深くて、それでも喧嘩して別れてしまった時に「別れないで!」って想わず言ってしまったぐらい……。
でも!別れてもちゃんと想い合っていてなんやかんやでまた2人の距離が縮んでよりを戻した時は「良かった〜」って肩をなでおろしてしまうほど……。笑

2週して読みました。
ですが、凪良ゆう先生の他の作品にも目を通してから3週行こうともえました!素敵な作品に感謝です‼
長い間
ネタバレ
2022年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 慧一と光流。出逢って恋人になって。同棲して、別れて。再会して。ずっと。ずっと相手を忘れる事ができなくて。友達なのは本当なのか。そんなことも考えたくないくらいに互いがいる事が大切だったんですね。でも、肝心なことは言えない。失いたくない。怖い。そんな感情を抱えながらも迷いながらもそこにいる。誰もが相手の気持ちが分からなくて、悩んで苦しんで。この2人は言葉が足りなかった。慮る事が足りなかった。それは最初はちょっとの、小さなものだったのに。タイミングがズレて、逃して、膠着して。あぁ、もう!おねがい!と、読みながら訴えたくなるくらい2人は苦しみます。それを打開できたのは、ちょっとの勇気。迷ってどっちへ行こうなんて考え過ぎて逃したタイミング。迷うのをやめて欲しいものは欲しいと口にした事で、2人の気持ちが同じだったことに気がつく。こんな自分みっともないと、理解されたい、一番に理解されたい、したい相手にも隠していたホントの気持ち。それを伝える事が大切だったんです。怖くても、勇気を出して。やっと。苦しい心のうちを描く作品なので、読み進めるのが辛い方もいると思いますが、最後まで読むべし!素敵な作品なのです。
どきどきハラハラです。
ネタバレ
2022年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく仲のよい2人がちょっとした喧嘩で別れることになり、片方は女性と結婚し、片方は、恋人ができ。。ある日ひょんなことから、恋人でなくて友人として付き合うことになり。。という大変痛い話から始まります。読んでいる方も気持ちが引き裂かれるというのか、昔の馬鹿な自分の愚かさを観ているような心を鷲頭紙されるような気持ち悪さを感じながら、どうなるねんこの2人。お互いに心を残して、それぞれにパートナーがいる状況で、友人という仮面をつけて自分の心に嘘ついて。。相手に対して気持ちのマウントを取っているのか、離れがたいのか正直な気持ちを押し殺しての嘘つきごっこなのか。それぞれのパートナーも、そんな隠れた嘘を感じるんですね。この人の気持ちは自分には向かっていないって解ってしまう。多分、どこにでも転がってそうな話です。未熟がゆえに相手を思いやれなかって傷つけあって、そして周りも傷つけるパターン。年齢とか関係ないかもしれませんね。この物語の面白いところは、そういう自身に気が付いてどうやって再生していくのかというあれやこれやです。ほんと、ハラハラしましたけど、愚かで素直でなくて意地っ張りだけど、かわいい2人の愛の物語です。
細く長く続く顚
ネタバレ
2022年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男同士の長い恋愛。
大学生での出会いから別れまでの5年間はあっという間。別れてからの薔薇色じゃない人生こそが本筋なんですよね。
甘々じゃないって最初からわかってて読むわけですけどそれでも人生って重い。
凪良先生のあとがきに「スパダリでも健気受けでもない普通の人たちの恋愛」みたいなこと書いてありましたけど、このcpかなりすごく素敵な人たちでした。

攻め受け両側の視点で代わる代わる語られる彼らの道のり。母1人子1人で育った阿久津が何を思い何に形作られて育ったか。水野が阿久津と別れた後、どれ程の絶望を味わったのか。
阿久津が女性と結婚するのですが、普段ならそこで読むのをやめたくなる展開なんです。でもこの作品はそれでも全然大丈夫でした。
長い年月で彼らがどんな人に出会っても、変わらない部分もあれば変わったところもあって。「才」の大将が1番良い仕事してくれましたね笑。

年齢が章タイトルになっているのでそりゃ我慢して我慢して最後まで読みますよね。面白いんですもん。
途中で挫けそうになってる方が万が一いらっしゃったら言いたい。「もう少しで山頂見えてくる〜!」って。

途中からなんだかもう辛いし「ドキはムネムネ(死語)」だし涙出るし正直イライラもしたし。
で、やっとやっとのえちシーンで多分「ナカ○キ」してる水野とダラダラ涙流してる自分が重なって15年、長い〜。。。

読み終わってしまえば、細く長く続く絶頂のような2人の恋愛を一緒に旅してた気がしないでもありません。

さすがです〜。
マカダミアのアイスが食べたくなりました
2021年11月20日
阿久津と水野の切っても切れない腐れ縁、と一言で言ってしまえないほど、長くて深いつながり。いつもタイミングが悪い二人がそれでも会っていたのは、半分意地のような、お互いを無視できない何かがあったのだと思います。フードコーディネーターの先生が離婚の原因は味噌汁、と言っていたのが、本当に納得。
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ストーリー重視の方に、どうぞ。
ネタバレ
2021年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 深い。重い。苦しい。しんどい。辛い。…読んでる間、ずっと感じてたことで。タイトルの「薔薇色じゃない」そう。本当にその通り。恋は、珊瑚礁のように淡く夢見る薔薇色であるかもしれないですが、人生や誰かと生きるということは、それだけではない。上手いこと言うなぁと、読後、つくづくそう思いました。
2人が同性でなければ話は違ったのかもしれません。25歳の誕生日の喧嘩は、もしかすると結婚のキッカケにすらなったのかもしれない。でも、阿久津さんは自分がゲイであることへの負い目がある。阿久津さんのバックグラウンドも考えると、どの道、2人の別れは避けられなかったように思います。阿久津さんの母親に対する罪悪感はいずれ何かの形で噴出し、水野さんに降りかかったでしょうし、仮に阿久津さんが自分の理由を全て水野さんに話たとして、水野さんが別れない覚悟を持てたかどうか…。
回り道をしなければ辿りつけなかった境地。2人にとって必要な別れであり、長い時間ではありましたが、必要な時間だったのではないかと思いました。綺麗事だけで、生きては行けない。リアルな心情が丁寧に描かれていただけに、読んでいて心が苦しかったです。小骨がずっと喉に挟まっている感じ…。取りたくても取れないもどかしさ…。
私はどちらかと言うと水野さんよりの考えだったので、たびたび阿久津さんに腹が立ちましたが、阿久津さんの〈分岐点〉の件には共感しました。私も同じことをよく考えます。どちらへ進もうかと。それだけに、アイスクリームを買い、九年前をやり直そうとした阿久津の発想の転換にはびっくりもしました。彼が変わった瞬間なのだろうと。
アイスを2人で食べるくだりは、本当に胸の支えがとれました。ずっと喧嘩してる2人を読んでいた感覚だったので、まるで自分が喧嘩した誰かと仲直り出来た気分で、心が軽くなりました。雪崩れ込むように体を重ねあったシーンは本当に甘くて。読んでる私も幸せでした。
最後「才」で水野さんから経緯の説明を聞いた久地くんの台詞が、この2人の真実なのだろうと思いました。嫌いであれば会わない方向に人は向かう。途切れなかった縁は、意識の底で互いにつないでいたかった縁である、と。本当にその通り。
回りに回って辿り着いた居場所。「どうぞお幸せに」と言いたいです。
良かった
2021年9月12日
途中が攻にイライラしたり、切なかったりして、最後にはハッピーエンドで2人とも幸せになってくれて、良かったでs。
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薔薇色じゃない。ホントだ。
ネタバレ
2021年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 二人がすれ違っていく様が本当にリアルです。ちょっとした態度・言葉のニュアンスに『…ん?』って思ったりする場面が描かれていて、誰しも経験あるから余計に苦い。お互いに思い合っているのにタイミングが悪い。絶望的に悪い。そして驚きの展開へ。タイトル通り、二人の薔薇色じゃない15年は必読です。
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作家さま買い!
2021年8月14日
凪良先生買いです。
20歳での出会いから15年の恋愛模様。
良くも悪くもすごくリアル!
ケンカのきっかけ、別れた理由、再会してからの付き合いもリアル。
大事件は起きないけど、その分心情表現が豊かで読んでてトキメキました!
面白かった〜
2021年7月24日
この作者さんは本当に上手いと思う。
攻めが酷いって思うけど、許された事でこの先何度も最初の別れを後悔していくんじゃないかと思う。
途中すれ違い過ぎて、叫びたくなっちゃったけど仲良く暮らしてくれるなら良かった。
星5じゃたりない
ネタバレ
2021年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです。2人の15年が丁寧に描かれています。劇的な展開やエロが豊富という小説ではないですが、最後の関係修復のシーンでは思わず涙。
迷ってる方は是非読んでみてほしいです!
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ボタン
2021年6月7日
小さなことを積み重ねて一度ボタンをかけちがっただけで、こんなに何年もタイミングがずれてしまうのだなと思いました。水野の気持ちは女性的だから凄くよくわかり、阿久津は、あー男って本当にこうだよなと思いました。お願い!はやくどっちかが折れてやり直して!って願うけど、プライドや罪悪感、諦めが邪魔をします。こんなに引き合う運命なのに!ただ長い間拗れたからこそ、素直にお互いだけをもとめられたんだな。泣きました!
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酸いも甘いも噛み分けたからこそ
2021年4月29日
大学生で出会って恋をして社会に出て、人生の選択を盛大に間違えた後のことも、年齢を刻みながら両視点で追ったストーリー。蓋をした想いや迷いと後悔を抱えて別れてからの10年は複雑で長いですが焦れったさはなく、復縁という機が熟すまで見守った感覚です。薔薇色とは言い難いが間違いなくハッピーエンドです。
身につまされる
ネタバレ
2021年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 水野のセリフや思い、阿久津の不器用さや弱さ人間臭さ、どちらにも共感し、自分自身を振り返り身につまされた。はからずも最初ゲイ仲間達が話してた「色々と経験して納得して35歳あたりで生涯のパートナーと」なったんだなぁ。答えのでない中、間違えもがきながら、観念してではなく、かけがえのない大事な人として。とてもよかった。
紆余曲折っぷりが素晴らしかった!
2021年1月2日
非常に引き込まれて一気に読みました。
色んな意味で成長した2人ですが、
お互いを想う気持ちはずっと変わらず純粋で。
別れてからもたくさんの事に迷い相手を想う気持ちを見ないようにしたり。
お互いに別の相手がいる時は読むのが辛いところも
ありましたが最後は収まるところに収まって良かったぁ〜とホッとしました。
ほんと凪良先生のお話は読んだ後に素敵な余韻を残してくれて大好きです。
すごい満足感
2020年10月29日
非常に読み応えがあり、いろいろと考えさせられた。本当に薔薇色じゃない、綺麗事じゃない、誰かと人生をやっていくことは。
凪良先生の作品に出てくる登場人物は本当に生身の人間らしいなと思う。必ずダメなところ、嫌なところがあり、でももがきながら懸命に生きてる。そんな人たちだから共感するし感情が揺さぶられる。回り道と言えば回り道なんだけど、人生なんてそんなものだし、2人が辿って来た道が愛しいとさえ思えた。結局ずっとふたりは並走していたんだなぁと何だか涙が出そうになった。
読んでる最中は、2人の人生の一端を一緒に歩いているような気持ちになりました。凪良さんの作品の中でも特に好きな一冊です。
焦れったすぎました……
ネタバレ
2020年10月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ やきもきしすぎて、焦れったすぎて本気で何度もお互いのパートを無理矢理読ませたい衝動に駆られて大変でしたww読みながら何度も心の中で「あーもう!!!イライラする!」と叫びました……
攻め様もモテるの大好きなので、光琉ばっかりモテててちょっと不服でしたが攻め様は受け様に最高に愛されてるのでイーブンですね!
お互い10年経って大人になったのでもうきっと大丈夫でしょう……もう周りをやきもきさせないでちゃんと幸せになるんだよ??欲を言えばもうちょい35歳時のラブラブを見たかったな泣
総評:神!!皆さんもぜひ!!
完璧じゃない二人の人間らしさがステキ
2020年9月20日
出会って恋をして付き合って別れて再会してやっぱりお互いを忘れられなくて。と、そんな二人のありきたりで、どこにでもあるような恋の話が、凪良先生の心情描写や心の動きが伝わる生き方の描写に、最後まで息をつく間もなく一気に読めてしまいます。忘れられない人との恋心だけでは片付けられない心の繊細な部分が丁寧に綴られているので、心情的に共感もしやすいです。こういう、どうということない二人の心のやりとり、いいですね。途中のいろいろも終わり方も登場人物それぞれの心の在り様も何もかもとても納得のいく形で描かれているので読後感も爽やかでカタルシスを感じます。ステキなおはなしでした。
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砂時計の世界
2020年9月17日
凪良さんの本を読み出して、初めて最初から最後まで泣かずに読み切る事が出来ました。
他の作品はどうしてもカタルシスを起こして色んな感情が溢れて苦しくなるのに、この話は完全にエンターテインメントとして楽しむ事が出来ました‼︎

BLでこんな話が読めると思っていなくて、
グズグズな展開にゾワゾワしてましたが、
読み切った後は人生ドラマを見た後の心地よい余韻に包まれました。

唯川恵さんや、村山由佳さんの描くような、どうしようもない恋愛や生活への葛藤が描かれていて、
でも、どっちかというと昼ドラにもなった「砂時計」を思い出しました。

ドラマは見てなかったんですが、漫画の砂時計が好きだった人ならこの本はハマると思います
迷いの先の幸せ
2020年6月14日
20歳から35歳までのふたりの迷いの軌跡。別れるキッカケになったケンカと慧一の母が倒れたことなど少しずつズレていく思いから別れに至るまで、その後の迷いやスレ違い重ならないふたりの気持ちなどすごくリアルでわかりすぎて切ない。現実ならそのままフェードアウトするところ、凪良先生のインタビューで知りましたがBLはハピエンのお作法があるとのこと(良かった!笑)どんなハピエンを用意するかが作家の技量でしょうか。腹をくくった慧一の必死さと光流があふれさせる思いに納得のすごく素敵なハピエンでした。
初めてのBL小説
ネタバレ
2020年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まではコミックのみの購入だったのですが、書店で表紙をみて立ち読み→シーモアで購入しました。今までノベルを読んでこなかったのが悔やまれるほど惹かれる内容でした。『間違えたらやりなおして、壊れたら修理して、何度も何度も繰り返す』 2人の間には複雑に絡み合った、赤い糸が確実にある。現実的な2人の描写に読みながらドキドキしましたがハピエンでよかったです😄買ってよかった!
素晴らしい
ネタバレ
2020年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんとに薔薇色じゃないお話でした。じれったくて、苦しくてもどかしかったですが、失わないと気づかないものなんだよなぁ人間て…としみじみ思いました。夫婦、カップルのやりとりにリアリティがあり、共感が持ててそこがまた苦しかったです。でも最後はやっぱり運命だったんだと思えるハッピーエンドで満足できました。作者さんの作品の中でも好みの作品で、おすすめです!
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しんど…!
2020年3月16日
とにかく何度も何度もしんどい波がきます。攻めがクソすぎる…でも人間て弱いもんね、と繰り返し思い直しながら読み終えました。攻めがやっと判断に自信を持てた瞬間に震える! ちょっと高くて迷ったけど買って後悔なしです。表紙もかっこいいし。
成長?熟成?
ネタバレ
2020年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人の別れのシーンは最初ヒカル目線だったので、慧一のキレ具合?にはこっちがキレそうというか呆れましたが、あとから慧一目線で語られて理由がわかりました。納得はしませんでしたが笑。そして始まる微妙な距離感の9年…。慧一は結婚したり、お母さんがなくなったりプライベートが印象に残ったけど、ヒカルはアシスタントから売れっ子フードスタイリストになって、成長度でみるとヒカルの方が男前だった。完全にヒカルの味方になってしまっただけですが。土下座で復縁を迫った慧一は偉かったと思います。こんなに長い間誰かを本当に好きなのに、それとは別の次元で誰かとの縁を結んだり、なかなか人間臭い物語でしたが読み応えがありました。
リアルなBL
2019年12月5日
リアルで切なくて面白かったです。読み終えるのがもったいなかったです。
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味噌汁
2019年11月17日
男前受け最高だった。ほんの少しようこうくんが出て来たけど、ニーナも欲しかったです。
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凪良祭
2019年11月12日
コレも良い♪マジで♪気持ち悪い彼(美しい彼ねww)を読んでwwあとがきに「気持ち悪いのがいい」とww薔薇色じゃないどんなキモ彼が出てくるのかとwwキモ彼は無しww決して薔薇色じゃないカプの15年愛が描かれています♪薔薇色じゃないけど薔薇色だったなぁ~と余韻に浸れる素晴らしきかな人生な作品♪
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タイトル通り
2019年11月6日
お値段が高かったようなのですがお安くなっていたタイミングで即買いしました。
受けと責めが交互に視点切り替えされていたので心情が分かりやすかったです。
出会い~別れ~再会の15年物ストーリー。
読み手として、これってどうなのよ?と節々ある二人の選択に唸ったりモヤモヤしたりしましたが、紆余曲折ありきの二人だったのかな。
人生は薔薇色じゃない、ホントにその通り。
とてもいい作品でした!
攻めの成長物語
2019年9月9日
安心の溺愛攻めの物語が溢れる中で、このお話は展開が現実的で心に迫ってきて本当に胸が苦しくなるほどだった。やっぱり凪良先生のお話は外れなし!(>_<) 途中までの攻めの亭主関白感にはイラつくし、マザコンだし、そのために結果として誰のためにもならない結婚を選び、お前さえそこで間違わなければ15年も遠回りしないで済んだのにと思うけど、100%そうとも言えないのが人生だし、そこがリアル。これは攻めの成長物語と言っていいと思う。受けの苦しみを軽く凌駕する幸せ成分だけでできた受けのための番外編が付いてたら最高だった。てか、読みたかった〜
学生から大人の恋になるまで
2019年9月8日
凪良先生は本当に心理描写が上手。長い年月をかけて緩やかにストーリーが流れます。今まで凪良先生の小説を読んでガッカリしたことは1度も無いってくらい、先生の小説は全部素敵です。
購入してよかったです😄
2019年9月8日
クーポン利用で購入しました。レビューがよかったので期待して読ませてもらったのですが、見事に期待値を越えていました。
一筋縄でいかない様子が現実味があったし、登場人物がほんとに生きてるみたいで、すっごく魅力的でした。
購入してよかったです。買って損しない作品だと思います!
運命、なのかな😍
2019年8月25日
きっと、一緒になる運命のふたりなのかな、と。
お互い思い合いながらすれ違い、離れる選択をし、苦しみ…と切なさ満載です。
とくに光流くんがとてもひたむきで真っ直ぐなぶん切ない。
でも、最終的に良い方向に行ったのでとても満足🖤
なにか劇的なことがあってとかではなく、日常が流れていく感じですがとてもおもしろかったです。
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切ない
ネタバレ
2019年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当にリアルで感情移入してしまう。学生時代から5年間、結婚同然に愛しあい、暮らしていたが、普通の共働き夫婦の様に些細な生活のスレ違いと気持ちの行き違いで別れてしまう。数年後に再会するも、友人として関係を保ち続けるが、互いの気持ちの根底には互いへの愛があるのだが状況やタイミングが合わず、何年もの長い間虚しい想いを抱えつつ友人関係を維持しているのが辛い。でも、最後はハッピーエンドで良かった。
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作者買い★5
2019年8月21日
もう!レビューで語れない程の良作です。長い道のり、障害や回り道。そこにたどり着けない人達もいる。涙した、傷つけた分、二人で幸せになって欲しい。
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とてもよかった!
2019年8月20日
切なくてリアルな話でした。ぐいぐい引き込まれ、長くても中だるみすることなく、夢中で読みきりました。何度も読み返したい作品です。
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すれ違うにも程があるけどね
2019年7月12日
あっけなく 破局した後は 見事にタイミング悪くすれ違う二人にやきもきしました。 そう簡単に心の傷は癒えないってことを感じさせてくれました。 ハッピーエンドで終わって良かった〜
やられた😊
ネタバレ
2019年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラブラブだった2人が擦れ違うのはよくあるパターンかな?とは思ったけど、まさか別れて『結婚』するとは、、、
思わず「嘘だ」って声が出ちゃいました。
好きな気持ちを残したまま友達を続けて思いやりをもった家族になれて良かった。
遠回りしたけど意味ある遠回りだったと感動しました。
やっぱり 凪良ゆう先生はハズレなしです。
かなり余韻に浸りそう🖤
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ジーンときた
2019年5月25日
購入してから、温めてやっと読みました。
1日もかからずに読んでしまう自分に・・・( ;∀;)

気持ちが色々と交差して、切なくて切なくて
じれったくて、大人になるにしたがって、
人は憶病になるから、ごまかしたり見ないふりしたりしてしまうけど
それがたとえ遠回りでも、最後には自分に勇気が持てたらいいなって
人と違うって大変だけど、別に男女だけが恋愛じゃない。

そんなしみじみとした気持ちが広がりました。

エロいシーンは少ないけど、人間の機敏な心情の表現がうまくて
好きだなっーて大人思う。

値段が少し高かったけど、購入してよかったです。
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むっちゃ好きなやつだった!
ネタバレ
2019年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙版がハードカバーということで価格が少しお高め。なので、大好きな凪良先生作品にもかかわらず未読だったのですが……もっと早く読めばよかった!すごい好きなやつでした!!長い期間の話で、攻め受けとも、他の相手との恋愛もあるのですが、私は、ずっと両想いだったような、お互いに片想いしていたような、というお話として読みました。もっと現実的でビターな展開なのかなと思っていたのですが、想像していたより、お互いにずっと相手を意識し続けていて、甘めのお話だと思うので、凪良先生ファンの方はぜひご一読ください!
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10年愛
2019年4月25日
長いスパンのカップルの話は大好物です。大団円までに色々あって、やはりおさまるところはここだった。大好物です。さらに10年後20年後の話が読みたかった。
タイミングがいかに大切なのか
2019年4月21日
286ページでこの値段は少し高いかな。しかし内容についてはお値段以上、ページ数以上のボリュームでした。十五年という時間をお互いの目線で描いてありながらもダラダラとする事もなく一冊にすぱっと収めてありテンポよくあっという間に読み終わってしまいました。タイトル通り決して華やかな物語ではないしトキメキといった要素は少ないながらも全てが終わった後にドッと一気に押し寄せてきました。それぞれの感情の機微がひしひしと伝わってくる素敵な作品でした。
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じっくり
2018年12月3日
他の方のレビューにもある通り紆余曲折合って人生は登ったり下ったり、平坦ではありません。
そんな中に人生があって出会いがあって、じっくり読みました。
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ほんとに人生は薔薇色じゃない
ネタバレ
2018年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLはファンタジーだというけれどこの作品はひどく人間的でそして現実的でした。別れる原因ともなった問題は夫婦間にもありがちな永遠のテーマで、私は水野の言い分にはすごく共感できたし身につまされる思いでした。結婚は契約でもあるので簡単には別れられませんが、まだ若いゲイカップルでは目の前の生活に手一杯で相手を思い遣る余裕まではないかもしれませんね。それにしても2人が別れてからよりを戻すまでの10年の間に何人の人を傷つけた事か。親孝行のために結婚した元妻、子供の幸せを願い死んでいった母親、水野の面影を見つけ付き合った若い恋人。阿久津はBLには珍しく完璧でもなければ器用でもない人間味のあるマザコンですが共感はできました。くっついたはいいけどこの先大丈夫かなというBLが多い中、2人の間には揺るぎない安定感があり、家族という在り方を選ぶラストも良かったです。
紆余曲折の15年
2018年10月4日
20歳で出会って恋に落ちてから35歳になるまでの、長い長い物語。15年という年月よりもずっと長く感じられます。
あとがきでも書かれているように、主人公はスパダリでも溺愛系でも健気でもない、ごく普通の男性二人。そして異性間に置き換えても実際にありえそうなお話です。
読みながら、「Life 線上の僕ら」(常倉三矢先生)を思い出したりもしました。
お気に入りの作品になりましたが、気に入ったBLラノベは続けて二度三度と読み返すことも多いのですが、この作品を最初から読み返すのはしんどいな~。
Good 👍
2018年5月7日
この作者さんの作品が好きで購入しました。終始飽きることなくわくわくと最後まで読ませてもらえる作品でした。
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良作です。
2018年4月23日
読んでて心臓がギューギューなってしまいました。きゅんきゅんではなくて、ギューギュー。お互いの心理描写がリアル(実際にありそうという意味ではなく)に伝わってきて、感情移入して読んでしまいました。BLとしては勿論、小説として本当におもしろかったです。普段BL小説は萌え重視というか萌え目的で読んでいるのですが、一般小説を読んでる時と同じように楽しみました。凪良ゆうさんの作品は読んだのまだ2作目ですが、大好きな作家さんになりました。さすがベテランな人気作家さんです。紹介文でピンときた方、すごくおすすめですのでぜひ!少し値ははりますが、お値段以上の価値のある作品だと思います。本当読んでほしい。
大人の恋愛
2018年4月22日
好きどうしなのに、一度こんがらがるとなかなかほどけないんだなー。最後また一緒になったときはほっとした。土下座頑張った!
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大人な作品
ネタバレ
2017年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出会い、別離、再会、そしてお互いの大切さを再確認して再び付き合うまでの長いスパンで書かれた、甘いだけではないビターテイストなお話です。薔薇色じゃない、正にその通り。人生の酸いも甘いも経験して、再び再会し、お互いをただ一人のパートナーと気づけた。紆余曲折ありますが、BLを超えた秀逸作です。
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「普通のひと」のための教科書。
2017年9月18日
「人にはそれぞれ事情がある」。
あの人にも、この人にも、ここに至る事情がある。だけど、無自覚な身勝手さや言葉足らずや、それに気付かない傲慢さが邪魔して、そんな当たり前のことに思い至らない。思い遣れない。
すごく「普通の」ふたりと一緒に、泣いて笑った一冊です。ふたりがそれぞれに、反省と後悔と理解(!)をするたび、「あぁ、私も家族を大事にしよう」と思いました。
泣ける
ネタバレ
2017年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 二度三度と読み返していたら、じわじわ涙が出ちゃって...。最初、みつるの言い分が女々しく感じてなんとなく共感できなかったんだけど読み返しているうちにじわじわと辛さを感じてきました。ちょっとしたすれ違いやタイミングのズレが破局に繋がるんだよなーと自分の経験と重なり涙が(TT)この話の本当のおもしろさを知るためにぜひもう一度読み返していただきたい。
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素敵です❗
2017年9月12日
読みながら、とても共感した作品です。BLじゃなくても、異性同士でも普通にありますよね。付き合ってる間のお互いの不満や、選択したことの後悔…あの時、ああしていれば今頃は…など些細なことでボタンをかけ違ってしまったりすることも。そして、大人になるにつれ、痛みに敏感になって前へ進めないことも…阿久津も水野も、どちらの視点でも共感、共感で、とても人間臭く、現実的な話でした。もうこの年になると、運命なんて言葉は信じてないのですが、二人はやっぱりこうなる運命だったのね、と、幸せな気持ちになりました。きっと、25才の時、あのままずるずる付き合っていたら、もしかしたら惰性で一緒にいて、お互いの必要性に気付かなくなってしまうこともあったかもしれません。回り道に見えるかもしれないけど、二人を成長させる大事な10年だったのだろうと思わされます。あいだ、あいだ、とても読んでて苦しかったですが、それを、越えた春の訪れに幸せを感じます。
ボリュームある
ネタバレ
2017年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 買って良かったー。付き合って分かれて、片方に恋人できて…肝心なところでタイミング合わない二人だけど、大将のナイスアシストで収まるところに収まって良かった!それぞれの視点で、関係が変わっていくので内容が盛り沢山に感じ、読み応えがありました。買って良かった!
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流石です、凪良さん。
2017年8月26日
相変わらず細やかな感情表現や描写がとても素敵で、内容も胸にグッさりきたりじんわりきたり、思わず涙してしまう所もしばしばで一気に読んでしまいました。
20~35歳のふたり
2017年8月8日
気持ちや振舞いを両サイドで綴られた展開に何度も涙..。練り上げられた、実在しているような人物像にハッとさせられます。腐れ縁というのは無意識下で互いを求め合う気持ちがつなぐものなのかも..人生の深遠だなと、また涙。星5以上確定。
重く大きいテーマではありましたが〜
2017年6月14日
最後はハッピーエンドで、本当に良かったです。正直途中で読むのが辛くなって、やめようかと思ったりもしました。…BLに限らず小説しかり現実もしかり、人生は選択と後悔の続きです。
涙あり
2017年1月9日
現実的なお話です。同性だけでなく異性でも同じことはあり得るだろうという、どこか自分と重ね合わせて引き込まれる作品です。さすが凪良先生の作品です。
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一筋縄ではいかないストーリー
2016年12月28日
寄せては返す波のような作品でした。
読みながら一文一文で針を刺されるような切ない苦しさに見舞われ、ラストで刺さった針が一気に抜かれると共に「良かった、良かったね…」と涙が溢れました。
過去作を読んでいると「あっ!!」と思う描写もあり、先生のファンは読んでより一層楽しめると思います!
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迷える人たち
2016年11月4日
地に足のついたまっとうな人たちの話でとても共感しやすかった。家事問題で揺れる関係のBLは珍しい気がする。
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とても良かったです。
ネタバレ
2016年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人生においての選択の岐路。様々な場面、その時その時は、最善の選択をして自分を信じて進んでいる、と思って渦中を過ぎるものですが、振り返ると何度も間違えていたり失敗していたり、後悔もあり、けれどそれがまたひとつの出逢いにも繋がっていたり。結局は現在あるものは過去の選択の積み重ねなのですが………。そんな中、たった一人の運命の相手に出逢い、別れ、けれど完全に離れることなく←これを腐れ縁といいます(笑)付かず離れず互いに成長していく過程で、どうしたってこいつでなければダメなんだ、ってところに10年かけて漸く行き着く。それが良い。懐かしいような切ないような、堪らない気持ちになりました。
凪良先生のお話は殆ど読んでいますが、私の中で上位ランクインです(笑)
ただ、キャラたちがちょっと良い子過ぎるかな?とは思いました。もしもこれが木原作品だったら苦しくて途中放棄になっていたかもしれない…などと思ったり。余談ですが(苦笑)
リアルにありそうなタイミングの悪さ
ネタバレ
2023年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普段は流せても、その日その時その瞬間は駄目だった。攻:阿久津×受:水野がそんな瞬間を迎え、タイミング悪く阿久津の母が倒れたため二人の歯車は狂い別れてしまいます。母に孫を見せようと攻は見合い結婚するも子供ができず3年で離婚。離婚が決まった日にいつもの居酒屋で受の新しい彼氏を紹介されと、お互いが相手を必要とし寄りを戻したい時に状況がそれを許さず恋人に戻るまで9年かかります。決別の瞬間を後悔し相手に気持ちを残している様が両視点でその時の年齢と共に綴られていきますが、リアルなタイミングの悪さあるあるにまたかよ!まだ復縁しないのかよ!と途中から焦れてしまいました。切なさとページ数の多さは必要だけどもう少し早く復縁して最後にもっと二人のイチャイチャが欲しかった。ごくあっさり書かれてますが、攻が妻と致したとわかるシーンや受が新しい年上彼氏と最初に致す時の描写もありますので地雷の方はお気をつけ下さい。
しみじみとくる
2023年4月18日
いやぁ、しみじみとくる作品ですね。別れるまでのふたりの思いも、すごくていねいに書かれています。そこからが長いこと長いこと・・・最後のハッピーエンドがとっても嬉しいです。幸せな気持ちになりました。
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良かった〜
2023年2月20日
2016年発行。一般書ジャンルに読者がいそうな仕上がりで、「冷静と情熱のあいだ ブルー/ロッソ」がBLになったら(視点の転換で一冊に纏める)、て感じでした。換骨奪胎は嫌いじゃない、というかむしろ好きなのですが、換骨奪胎までは行っていなかったかな…。
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本当に先生はすごい
2022年7月15日
もうこの話はBLじゃなくて、普通の男女におきかえても成り立ちますね。
一般小説で賞をとられるだけあります。
現実的な話なので、萌はあまり感じられないですけど、先生の筆力に改めて感服しました。
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好スタートだったのに…
2022年4月4日
順調なスタート、相思相愛、息もピッタリ、身体もピッタリ…言うことなしのカップルが…
ほんの少し、言葉が足りなかったり、相手の気持ちを考えることが足りなかったり、その積み重ねで脆くも壊れてしまった。そこに残るのは、想いの分だけの哀しみではあるが、納得出来るものが無いだけに、更に募る想いに、哀しみも増していって、まさに死にそうなおもいをしたことになる。その痛みを知ってしまうと、そんなおもいはもうしたくないと考えますね。ほんの一時の快楽だけで済むような相手となら、そうは思わなかった、深く愛するからこその踏み切れない想い…。同性カップルの社会背景も、もっと良くなるといいですねーー。今は、その時に出来る、精一杯のことを考えて、出来ればいい。
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10年の歳月
ネタバレ
2021年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ をかみしめる、1つの映画を見たような読了感。イチャイチャは少ないけれど、満足です。
人生にはタイミングがあって、家族や仕事があって。大人になると「好き」だけじゃ恋愛できなくなる。色んな柵の中で、少しずつ近づいて離れて、でも心はずっとそばにいる2人の生き様が良かった。

「長くつきあういうのは、相手に自分の心を少しずつ明け渡していくことだ」というフレーズがストンと落ちてきた。
ほかの作品も読んでみたいと思ってます。
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おいおい
2021年4月27日
薔薇色を汚したのは明津君、君でしょ。
長年付き合って話し合いせずに別れるはきついよね。結果別れるにしても勿論良いけど。
現実ならそんだけ好きな元カレと友達って地獄だよね。色もなにも黒を通り越して無色になりそう。
でも、読み物として面白く読めました。
リアルでビター
2020年8月17日
このお話は、10代20代ではがっつり共感できないかもしれません。でもある程度経験を経た30代以降なら、このリアルさに胸が痛くなると思います。それくらいほぼ全てがリアル。レビューを見ると、受けに共感する人が多く、攻めに反感ある人が多いけれど、私は攻めの気持ちもわかるかなぁ。同性愛者でなくても親に孫の顔を見せて安心させてあげたいと思うんだから、片親でマザコンなら尚更だよなぁと。それに、本当にかけがえのないものって、失くして初めて気づくことありますよね。それもよくわかります。だからこそ読んでいて本当につらかったです。最後がハピエンで本当に救われました。でもつらい期間が長すぎて、これはちょっと読み返せないかなぁと。てことで☆4つです。小説自体は本当に素晴らしいと思います。
長いお付き合い
ネタバレ
2020年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ の二人、ふとした一言で決裂してしまう場面では、どちらの心情も伝わるだけに、ヤキモキ…。
復縁後のアイスに2人の絆が象徴されてます。
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リアル寄りなおはなし
ネタバレ
2019年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同性カップルとしての悩みがリアルに感じられるこの作品ですが遠回りをしても結びつく確かな絆を感じられました。
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大人な恋愛
2019年8月15日
今回の作品は、タイトル通りビターで大人向けです。普段は甘めの王道を好んで読むのですが、凪良さんの新作とあらば読まないという選択肢はありません!
紆余曲折
ネタバレ
2018年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 符節を合わせたような相性の二人なのにすれ違い、間違え、回り道をし年齢を重ねお互いが取りこぼしていた大小の欠片を拾い集めてもとの鞘に収まるというような物語でした。これでもかというぐらいタイミングがずれる二人にヤキモキしながらも楽しく読ませていただきました。
作者買い
2017年5月17日
受け一人だけを一途に愛してと言う作品が多いなか、ゆらゆら揺れるカップルで、現実はこういうカップルが多いと思います。年を重ねより深く結びついたカップル。良かったです。
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好みの問題なんでしょうけど
ネタバレ
2023年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大学時代から付き合っていたけれど別れた二人が10年掛かって元サヤに納まるお話。
別れてから攻めは結婚してたし、受けは彼氏もいたし。
本当はお互いしか好きではないだろう二人が違う相手とえっちしながら過ごしてるその10年間がストーリーの大半を占めているので、けっこうしんどかったです。
恋愛前夜といい勝負のしんどさだったかな。
まあ別れた二人が紆余曲折もなしに簡単にまたくっついたら小説にならないのは分かるんですけどね。
そういうやきもきはやっぱりけっこうストレスだったので、こういうストーリーには自分には向いてないと改めて認識しました。
作者さんに、だから薔薇色じゃないといってるでしょうがと言われたらはいすみませんと申し上げるしかないです。
題名ぴったりのストーリー
ネタバレ
2023年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1度別れた2人。それぞれに相手が出来て、別れ、といろいろな経験をして、最後は。というお話でした。タイミングが合いすぎなのと、阿久津の別れた理由とその後の行動にモヤモヤしてしまいました。
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すごい話なんだけど…
ネタバレ
2023年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく考えられた話でお互い紆余曲折はあったけどくっつけて良かったと思うけどその紆余曲折が私にとっては長すぎました。タイミングが合わなくてお互いに相手が変わったりっていうのが多いしその間が何年も経つしで物語としては深いのかもしれないけどなんかしんどくなりました。別れた夜の続きとして仲直りのルールのアイスを渡して復縁っていうのも練った設定で良かったと思いますがすれ違いが長すぎたのと年数が経ちすぎて読んでるこっちが疲れてしまったので読み返しはしないかな〜と思います。それに私はどっちかというと初期の受けの方にイライラしてしまってダメでした。急な別れを切り出した攻めを責める人も多いけど辛い時や誕生日にただ好きな人の手料理が食べたかったのにそれがなくて仕事だったんだから逆に責められて落胆してしまう気持ちもわかったしあそこで攻めが折れてアイスを買って帰れば良かったのかというとそれはそれで違うと思いました。攻めも別れたことを後悔したけどそれを受けに言わずに誠実に友人として過ごしていたところはとても好感が持てたので私は攻め擁護な感じです。受けももう少し攻めの抱えてるものとかそういうものにも目をかけて欲しかったけど攻めがそれを打ち明けることも知られることもなかったから仕方がないのかなとは思います。それができていたらこんなにすれ違った話にはならないだろうということでそういう話なんでしょうけど。読み終わってどっと疲れた。
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面白かったけども
ネタバレ
2022年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったけど、キャラクターはあんまり好きになれなかった。特に攻め。嫌な人ではないんだけど…うーん。
相性はいいのにタイミングがことごとく合わない二人で、読んでてヤキモキしました。
あと途中攻めが若い彼氏を作ったのに引いちゃった…あれさえなければ攻めへの好感度はここまで下がらなかったのに…
色々書いたけど話自体は面白かったし読後感は悪くなかったです。
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……
2022年3月2日
友人にお薦めしてもらい購入。値段が少し高かったですが、期待して読みました。途中から攻めにイライラしてしまいその気持ちを作品の最後まで引きずってしまい不完全燃焼で読了しました。水野が良いのなら、幸せならそれで良いんだけどね。という気持ちになりました
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心理描写が丁寧で読みやすい
2022年1月2日
ゲイ2人の長いお話でしたが、文章が読みやすくて一気読みしてしまいました。とくに大きな事件等は無くキャラの個性もある訳ではないのですが、楽しく読むことができました。
心理描写がていねいでリアルなのが良かったです。
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読みやすい
ネタバレ
2020年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ すれちがいの話が多く、もどかしく思いましたが、ハッピーエンドで、読みやすかったと思います。
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面白かった
ネタバレ
2020年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ けど、受けがかわいそう。。。
文章力のある作家さんなのですごく引き込まれ、一気に読めましたが、読後感はさほどかな。。
人間の感情の複雑さと生々しさを感じました。
攻めは成長したと思うけど、でもやっぱなんかだめ。
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作家名: 凪良ゆう / 奈良千春
ジャンル: ライトノベル BL小説