ネタバレ・感想あり積木の恋のレビュー

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作家さん買い
2025年4月13日
作家さん買いです。恋愛詐欺師の蓮の過去が悲しいです。加賀谷との恋が実った後のストーリーも、リアルな部分もあり切ないですが良かったです。おすすめです。
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ぜひコミックスも一緒に!
2025年1月18日
コミックス版で感動した勢いそのままに、ラノベ版も読んでみました。コミックスでは描かれなかったその後も知ることができ、とても良かったです。内容は知っていたにも関わらず、文字で読んでまた同じところで泣いてしまいました!
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人生を変える恋
ネタバレ
2025年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 詐欺師の蓮と真面目な加賀谷さん。出会った時は詐欺師とそのカモだったわけだけど、そこから本当の愛が芽生えるってステキだなぁと思いました。でも加賀谷さんにも言えない過去があったんですね。それを知ってしまった蓮の気持ち、複雑だろうなぁと。蓮は捕まって良かったよね。ずっと待っててくれた加賀谷さんと新しい人生を歩んでほしいです。
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タイトルの意味
2024年11月4日
泣きました!!!!『美しい彼』が大好きだから、これも期待して読み始めたら(寝る前に)朝まで余韻に浸りいろいろ考えちゃって一睡も出来なかったくらい感動しました!もちろんコミックも好きだけど、やっぱり最初は小説がいい!
心に突き刺さる恋物語
ネタバレ
2024年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋愛詐欺師として生きてきた透。報われない恋心に囚われてる加賀谷さん。2人のヒリヒリとする痛みとその痛みをじんわりと温かく満たされるハッピーエンドで、何度もくり返し読んでいます。
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切ないけれど羨ましくもありました
ネタバレ
2024年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公蓮を中心に物語が進むので自然と蓮の気持ちに共感しながら読み進めました。傷つくのが怖くて期待しないでおこうとする気持ちは誰もが持っているものだと思うしだからこそ何があっても愛し続けてくれる存在である加賀谷のような恋人を持つ蓮が羨ましくもありました。ずるいことを言えば加賀谷の家庭環境や財産があってこそ成り立つ愛情もあるように感じましたが、ひたむきな愛情に何度も涙が止まりませんでした。もしかしたらこの関係はもうだめかもしれないと思うたびに加賀谷が真っ直ぐな愛情で迎え入れてくれたり愛情をぶつけてきたりすると涙腺がゆるくなってしまいます。こんなふうに愛されたいのは皆んな同じでしょうから。もっと早く出会いたかったです。
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これ、難しい
2024年7月13日
変わった設定だなー。ってくらいの軽い気持ちで購入したのですが、考えさせられました。その人の立場立場で色んな考えがあって当然な設定で、誰一人多分間違って無いのに、読み手は自然に主人公で犯罪者の蓮に気持ちを置いて読むのでバイト先の店主夫婦や加賀谷の母親が勝手に悪者になってしまうと思います。これは誰が悪いのかという話ではないです。取り敢えずハピエンですが、この先この2人には色んな苦難が待ち受けているだろうと思います。どうか無事に乗り越えて人生を積み上げて行って欲しいです。
心をつかまれました
2024年5月20日
作風が純文学作品のようだなと思ったら、作者様は文芸も書いておられるんですね。もう正直、BLと純文学を分けなくてもいいのにと思ったりしますが。聡と透(蓮)の心理描写が素晴らしすぎます。映画を見ているように情景が浮かびます。雪の、あの場面も。ラストに見える希望の光にホッとさせられますが、それでも2人の未来は、前途多難でしょう。聡の親はどうあっても透を受け入れないでしょう。でもほんの少しの光くらい、期待したっていいよね。作者様の丁寧なあとがきにも好感が持てました。素晴らしい作品をありがとうございます。
微かな光を守ろうとする二人にジンときた
ネタバレ
2024年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックと小説で新装版が出たタイミングで「ん?」と思って確認したらば、旧版を積んでいた事に気づきました。ちなみに、新旧でイラストの先生が違うだけかと思いきや、ラストに付いているSSの内容(タイトル)が違う…?ような気がします。
本編も細かい改稿はあるかもしれませんが、旧版も十分な読み応えがありました。ラストに至るまでに、自分なりに「タイトルの積み木って、そういう意味があったのね」と理解していましたが、あとがきを読んで独りよがりの解釈だったと思い知らされて、良い意味で驚きました。
私は「積み木」に一方の考え方しかしていなくて、先生は真逆のイメージを持っていたそうなのです。私は自分の事を「ネガティブシンキングタイプ」と思っていたけと、そういう意味では先生の方がネガティブで、まさか自分がポジティブシンキングの持ち主とは思ってもいませんでした。そして、タイトルには両方の意味があると知って「なるほどなー奥が深い」と、感慨深いものがありました。
あとがきで先生は「拙い文章」と仰っていますが、全然です。確かに最近の作品と比べると読みやすくはありましたけど、軽さはありませんでした。物語のテーマは身近であるのに、他人や時には家族でも手・口を出し辛く、出した所で正解もなければ解決もしないような問題ばかりで、キャラと一緒になって考えるけれど、共感しかできない苦しさやもどかしさがありました。そんな中、真っ暗闇に灯る蛍の光程度の灯りを大切に守ろうとする二人の姿にジンときました。
切ない恋愛小説
2024年3月25日
凪良ゆう先生のファンなので期待して読み始めましたが、全く期待を裏切らない切なく甘い珠玉のラブストーリーでした。胸が締め付けられるようなシーンと可愛らしくほっこりするようなシーン。様々なシーンがあるけれど、物語全体をしっとりと優しい甘い霧雨の中にいるような雰囲気が包み込んでいるように感じました。一気に読んでしまったけれど、もっとゆっくり味わいながら読めば良かったな〜、ずっと2人の物語の中にいたかったなー、と思わずにはいられませんでした。
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「美しい彼」の原型を読んだ気分
2024年1月27日
美人な受けと地味な攻め。2人を心から
応援したくなる…まさに「美しい彼」と
同じ読後感でした。ホロッとさせられる
シーンもあり、とても素敵なBL小説でした。
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真逆のようで同じ寂しさを持つ二人
ネタバレ
2023年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 華やかな容姿を持つ男専門の恋愛詐欺師•21歳の五十嵐蓮は、大病院の御曹司で32歳の医師•加賀谷聡にロックオンします。真面目で話し下手、見た目も地味な加賀谷は、あっという間に蓮にぞっこんになり二人は逢瀬を重ねます。蓮は自分が母子家庭で母の病から借金があること、中卒で工場勤務だと仄めかし、加賀谷は力になりたいと言ってくれます。実は母子家庭と中卒は事実で、蓮はネグレクトの母親に捨てられて施設で育ち、中卒で就職したものの美しい容姿のせいでクビになってしまい詐欺を働くようになったのでした。身体を張ってコツコツ貯めた銀行通帳を見ながら、いつか小さな家で雑種の犬を飼うことを夢みる蓮の幼さが痛々しいです。蓮の為に大金を用意してくれる加賀谷の不器用で真摯な態度が、蓮の根っこにある子供のような寂しさと純粋さを呼び起こします。蓮は自分が欲しくても手に入らなかった優しさ、憧れていた温かさを加賀谷との時間に見出すのでした。親ガチャに外れるという思春期にはどうしようもない不幸から転落してゆく蓮の、純粋さと頑なさ、真っ直ぐさと安いプライド、相反するようで表裏を成す要素が蓮の憎みきれないキャラを形成しており、それを補完する恋人とのストーリーにハラハラします。あっという間に崩れてしまう積み木の恋、それをまた一つずつ積み重ねる二人のお話です。
よかったです。
ネタバレ
2023年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 騙す男に、騙される男。
でも、そこには騙したくない、騙されたなんて思わないという気持ちがあって、育ってきた環境も違う。時間的には二部構成で、はじめは出会いと別れ。次は、罪をつぐない、再会してからの2人のその後が描かれています。
まさか、離れて2年も経過してとか思わなかったですが、お互い言いたいことを言い合える関係がよかったです。毎日、2人でつみかさねていく幸せと、自分達を理解してくれる人がいる幸せ。
微笑ましいラストで安心しました。
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ストーリーが面白い
ネタバレ
2023年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白くて夢中になって一気に読んでしまいました。
五十嵐蓮が詐欺をするが本当の恋へ移りゆく様がよかったです。刑務所から出た時に加賀谷が迎えにきた場面はジーンときて泣けました。
好きな作品です。
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せつない
2023年4月17日
何度も読み返している小説です。迎えに行ったところと、家族にしてくれた所が印象的でした。
また同様な小説に巡り会いたいな
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望みは小さなお家とワンちゃんだけ‥
2023年3月15日
恋愛詐欺師の若者と純朴な医師の純愛物語。作者買いですが、やはり良かったです。二人とも不器用で純粋で可愛くて… 何度も感涙し、結末が不安で心が揺らぎましたが、最後は笑顔にして貰えて幸せでした。
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一つずつ積み重ねて
ネタバレ
2022年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 嘘から始まって。本当を知り。心を隠さないようになるまで。たくさんの時間が透には必要だった。愛された記憶があまり無いから、聡に甘えられない。2人は気持ちが通じ合っても、その先に進むのがとても不器用です。不器用な2人が一緒にいる事で互いに成長して行く。切ないシーンもままありますけれど、透の心境を感じ、涙が出てしまうことはとめられませんでした。哀しみから幸せを知るまで。透の人生に訪れた福音の時間。この幸せを見守りたい。そんな気持ちになる作品です。さすが、凪良せんせ。イラストもとても良いです!タイトルには二つの意味がありますよね。そこもいいです。
幸せを心から願います。
ネタバレ
2022年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ とっても素晴らしかった。せつなくて温かくて美しい物語でした。先生の作品は3作目ですがどの作品も読後に物語とわかっていながら世界の何処かに彼らが存在している様な気がして…2人の幸せを心から願ってしまう…そんな気持ちにさせられます。加賀谷が良い!地味だけどとっても素敵な人。透に出逢ってくれてありがとう。愛してくれてありがとう!!涙。と言いたくなります!!最終的には良い友人になった女性CPもとても大切な存在としてこれからも彼らの側にいるんだろうなぁ。4人で初詣の場面は本当に好きで何度も読み返してます。あの夫婦が謝罪をしない事がどうしてもモヤモヤイライラしてしまい、星⭐️4にしたいのですが物語が素晴らし過ぎてできないので!!やっぱり星⭐️5つです!!イラストもイメージ通りで素敵でした。加賀谷の透に向ける笑顔が可愛らしくてほっこりします。本当に皆さんに読んでいただきたい、おススメの物語!!
面白かった~
2022年5月3日
一気に読んでしまいました。やはり、凪ゆう先生の小説は、一味違いますね。満足しました。
凪ゆう先生の小説は「流浪の月」「美しい彼123、番外編」そして、「積み木の恋」読ませて貰いましたが、今のところ、はずれ無しです。良かったです。
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2人の幸せを願って♦
2022年3月25日
読む前は暗くて重い話ってイメージだったけど、意外と大丈夫でした。明るいか暗いかって聞かれたら暗い寄りだけど、暗い中にも優しい光が灯るような心温まるエピソードが出てくるし、読み終わった時には自然と明るく、前向きな気持ちになっていました😊あとは続きが読みたい!とも思いました。続編はないのかな?残念…💦でもその分、2人の幸せな未来を願います☘✨
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買って下さい
2022年2月8日
コミカライズされたのを機に原作買ってみたのですがBL超えてもう社会派ドラマ。うまい言葉が見つかりませんが文章が素晴らしい。ハズレのない作家さんて本当に凄いと思う。ずーっと表紙の白馬は避暑地や牧場での思い出の...って感じの馬なのかな?思っていたのですがあの場面の馬だったのか...とそこを選んで描いた理由も知りたくなった。
タイトルの意味
2022年1月23日
さすが凪良先生!それに尽きます。
2011年刊行の作品ですが、やっぱり好きな作家さんだと痛感。
少し悲しく、辛いけど愛があるお話です。
最後のあとがきにタイトルについて書かれた内容がありました。
この物語そのものなんだな〜と思いました。
まだまだこれからの2人が読みたい作品です。
一気読みです
2021年12月11日
攻めと受けの格差がありすぎる切ないお話でした。社会の底辺で生きてきた受けの所業がひどく、それがそのまましっぺ返しとなり後半の切なさに繋がります。派手さのない実直で真面目なお坊ちゃまの攻めは、グイグイすくい上げてくれるのでは無く静かに向き合ってくるタイプで表紙のイメージにぴったり。作者様らしい沁みる表現もたくさんあり、物語も面白く、楽しめました。
不器用な2人の恋愛
ネタバレ
2021年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不器用で生真面目な2人の恋愛が上手に描かれています。
詐欺師な時点で生真面目では無いんだけどね。きちんと捕まっている所で安心しました。罪は消えないけど、でも2人は幸せになって欲しいと願える作品。
5年後ぐらいの2人を描いて欲しい。
切ない
ネタバレ
2021年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんなに切ない気持ちにさせられるとは。
様々な要因から恋愛詐欺師を生業としていた蓮が、最初はかもだった加賀谷と接していくうちに、段々と恋心を自覚するまでの過程、自覚してから離れなきゃと思いながらも離れられない蓮が、もう切なくて。詐欺師は許されることじゃないけど、幸せを願わずにはいられない。
なので、本編後のクリスマスとお正月のお話はすごく良かった!安心しました。
もどかしいのが愛おしい
2021年10月13日
ささやかな願いだけを抱えて孤独に生きてきた青年が、初めて愛し愛され幸せを手に入れる。しかしそんな透が見ている幸せは今にも消えそうで、永遠どころか少し先のことさえも信じられない。想い合う気持ちは本物なのに、言葉足らずなせいでなかなか上手くいかない。簡単にはハッピーになれないのが切ないけどリアルだ。恋は一瞬で全てを変えないし、愛は魔法ではないんだと改めて気付かされた。
でもそんな2人を追う物語は優しい。
愛を知らず、一番欲しているはずなのに信じられない透が悲しいけど、そんな透を見守るような応援しているような優しい筆致に心安らぐ思いがしました。
加賀谷が全然スパダリでもカッコよくもなく、ただ誠実なだけの男なのが良かったと思う。医者ではあるけど口下手でなかなか透の心を溶かすことができない不器用さが人間らしくてなんだかほっとした。
臆病でもどかしい2人の恋がたまらなく染みた。一生かけてじっくりとわかりあい、幸せになっていけばいい。
地の文の自称を大切に考える作者さん
ネタバレ
2021年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良先生のBL小説です。一気に作者買いしてしまいました。ある程度まで読んでから一般小説へいくつもりです。
先生の後書きによると、仕事として書かれたものでは2作目、「恋愛詐欺師」というタイトルで雑誌に掲載され、その後2011年に文庫化するにあたってその後話が2編書き下ろされたそうです。書き下ろし2編があってよかったというのが読後の感想。すぐにふたりの生活が上手くいくわけないですものね。特に最後のお話は加賀谷(攻め)目線で地の文が僕、彼、呼びだったのが素晴らしい。地の文の自称を大事に考えてるという先生の言葉を読んだことがあって、いつ蓮が自分を透と思うようになるのかな、最後のお話では透と思ってるのかなと考えたりもしました。
やっぱり一気読みしてしまったこの作品。身を切る痛さはありませんが加賀谷の包容力と優しさ溢れる良作です。
タイトルが2人に合っていて素敵です
2021年1月22日
BL小説ですが絡みはそれほどなく、どちらかというと劣等感と疎外感を感じている蓮(受)をただひたすら加賀谷(攻)が信じてじっと待つ、という感じでしょうか。身体ではなく心が繋がっていく過程をそっと見守っていくような作品でした。
個人的に凪良作品は余韻が酷くてたまに放心状態になってしまうこともあるのですが、こちらはそこまでではなかったかも。とはいえ、この作品も心理描写が丁寧なので切なくなる場面がそこかしこにありますが、BL特有のものではなく社会的・世間的に弱い人間が持つ切なさなので読んでて堪らなくなりました。
最後に加賀谷目線の話も入っていますが、加賀谷の優しくて温かい気持ちがいつか蓮に伝わるといいなぁと思いながら読み終えたので読後感は良かったです。後書きを読んでタイトルの深みが増したので、是非最後まで楽しんで欲しいです。
最高傑作
2021年1月13日
男を騙す詐欺師の主人公はバーで出会った男をカモに。自分を信じて愛してくれる男だが、ある日自分によく似た男の写真を見つけて、というお話。この本は私の保存版の一冊。でも、そろそろ電子に買い替えどきなので一旦レビューします。正直言うとBLで塀の中行く?って思ったりしたけど、寒い冬が暖かく感じるそんな終わり方だった。最高だ。
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作者買い
2020年12月19日
もう文句なしの良作。受けが攻めにいつまでも愛されて、ずっと幸せでいてくれるのを願わずにいられません。
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全体的にモヤモヤする話……(いい意味で)
ネタバレ
2020年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今回の話は切なかった……この前に読んだ凪良作品が「全ての恋は病から」だったのでギャップに苦しみましたよね!(笑)
結構ちるちるで評判を見たり、レビューを読んだりしてから読んだのであらすじも内容も分かっていたのに、泣かされました……圧倒的な表現力のせいですね、、
蓮が加賀谷にしたことを心の底から悔いてるところは時を戻してやり直させてやりたい気分になるし、バイト先の店長にあらぬ疑いをかけられた時には殴ってやりたい衝動に駆られました。でも、自分は読者として俯瞰できてるから言えることであって、実際自分の奥さんの実家に前科者が出入りしてるって知ったら事情を大して知りもせず、知ろうともせずに同じことをするんじゃないのかなと思いました……。だからこそ、この本の中だけでも、これからも世間も目は厳しいだろうし物凄い苦労もするだろうけど、二人で支え合って頑張って生きていって欲しいなと心から願いました。
ハズレなし
2020年6月21日
切なさがよく描かれています。さすがというしかない文章の巧みさ。この作家さんの本は、どれを読んでも素晴らしい
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恋愛詐欺師
2020年4月29日
元々「恋愛詐欺師」という題名で雑誌掲載されていた話。凪良先生のデビュー後2作目の話を加筆修正し、その後の話の短編2編を加えたものです。

恋愛詐欺師の蓮が次のターゲットに決めたのは、大病院の長男で大学病院に勤める加賀谷。うまいこと近づく事ができたが、どうも勝手がいかない。今までの相手のように、相手の考えや行動が予想できない。蓮の嘘に容易くお金を出すが、その代償とばかりに抱いたりはしない。優しく誠実な加賀谷と過ごすうちに、蓮の中で何かが変わってきていた。

雪のシーンがすごく感動的で涙がでます。蓮の生い立ちや詐欺師として罪を犯してきた事が、その後の劣等感へと繋がるのですが、それをきっと乗り越えられる、と希望を持てます。ゆっくりと蓮の自分を卑下する気持ちが解けていってくれるだろうし、笑顔が増えていくだろう、と。

不器用な積木
2020年4月2日
蓮と加賀谷の関係は不器用さ、拗らせ具合が「美しい彼」のふたりを思い出します。蓮と加賀谷が再会するシーンは静かな緊迫感と切なさで涙しました。蓮が「透」を捨てて「蓮」として生きるまでの背景など人物像がしっかり掘りさげて書かれていて物語は単純なのに単純にできない人の生き方、不器用さにすごく共感できます。普通に生きていても自分をさらけ出すのは難しいもの。全てじゃなくても相手が知りたい、知ってほしい気持ちに応えられるぐらい寄り添っていってほしいなぁと思いました。本文にある子供の積木に例えた一文とあとがきに書かれていた積木に対するイメージの違いの話は考えさせられました。
良い
ネタバレ
2019年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けが場所から出てきたとき、攻めが一発殴るような展開かと思いましたが殴ったりはしませんでしたね。攻めは終始優しいなぁと思いました。
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今さらですが・・・良かったです。
ネタバレ
2019年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今は亡き朝南先生のイラストやタイトルが妙にしっくりくるお話しです。主人公の詐欺師である蓮の歪んだ感覚と、欺される側の加賀谷の優男なのに芯がしっかりしている匙加減が絶妙でひとひねりもふたひねりもさせた物語の進み具合に時間を忘れて読み切ってしまいました。
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加賀谷の懐の深さ…
2019年8月30日
加賀谷がとにかくいい人過ぎて…仏様かよ!と言いたくなりました。笑 ありがちな話ではありますが文章から滲み出る雰囲気、感情の機微が分かりやすかったりと凪良先生らしく読みやすい作品でした。一冊以上の読了感があり濃い内容にもなっています。そして、イラスト。とくに表紙に関してはこの作品の全てが詰まっていてレビューなんて不要な程に表現されていますので表紙をみて好きだなと思えば裏切られる事はないと思います。
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楽しかった
2019年8月27日
全186ページ。イラスト有り。32歳×21歳。現代日本が舞台で恋愛詐欺から始まるストーリーです。展開は早く序盤は唐突に感じる部分もありましたが知らずに引き込まれ読み応えも十分でした。作者様の初期の作品のようで書籍化にあたり加筆修正、88ページ以降のクリスマスとニューイヤーは書き下ろしのようです。特別に刺激的な出来事や見せ場的な事件が中心の内容になることなく、日々を積み重ねるヒューマンストーリーをみたような余韻が残る作品でした。付き合うまでをゴールとしていない、付き合ってからの二人もしっかり描写している展開が良かったです。
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自分の家
2019年8月18日
今作は『恋愛詐欺師』の改題・改稿作品だそうです。表紙の白い馬は二人を結ぶものの象徴です。3話構成で、1話と2話が蓮視点、3話が加賀谷視点です。話の内容にも展開にも目新しさはないけれど、凪良さんの文章の巧みさと詳細な心理描写が、ありきたりな話のままに終わらせていないです。
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うん‼︎
2019年8月16日
これも間違いないッ‼︎面白いッ‼︎読み始めたら一気に読んでしまった。
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作者さん買いです。
2019年7月19日
不幸な生い立ちから詐欺師になった蓮とカモにされながら蓮を思う聡。何事も思い通りにならない二人の関係を懸命に守ろうとするところは涙です。
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詐欺師の話ですが・・・
2019年7月5日
恋愛詐欺師の話ですが 大体お決まりの騙す側が本気になっていく話です。 でも騙された側の気持ちや、服役後の話などグッと来て涙が出そうでした。 とっても良いお話でした。
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ずっとうるうるとしながら
ネタバレ
2018年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中からずっとうるうるとしながら読んでいました。主人公の蓮は王道的な生い立ちではあるのですが、やはり凪良さんの描写がお上手なので、相変わらずすごく感情移入してしまいます。丁寧に描かれているし、本当にキャラが立っているんですよね。切ない感情がひしひしと伝わってきました。主人公の蓮も好きでしたが、攻めとなる加賀谷もかなり好きでした。普段結構、俺様でSでスパダリ系が好みなんですけど、加賀谷みたいな穏やかボンボン系で、でも頼りになるみたいな、やさ男攻めも良いな~と思いました。それに、蓮とは違った環境で育ってはいますが、恋愛に関して同じように悩んでるのもすごく良かったです。お互いにに恋愛初心者 な感じがもどかしいっていうかうずうずしてしまいました(笑)ただ1つ、蓮のバイト先での出来事が悔しかったです。前科があるというのは勿論そういう事ではあるけど、あれではあっちが最低人間な気が…。前科を隠してたなら仕方ないけど、バイトもおばあさんと仲良くなった件も、どちらも何1つ蓮は悪くないのに、働いた分のお給料もちゃんとあげないなんて。働いた分は押し付けてでも払って誠意を示して欲しかった。出来れば誤解を解いて謝って欲しかった。前科もちだと知ってて雇ったのにあれはない。あんな母親に育てられたくないな~と、思ってしまった。そういう理不尽はつきまとうとは思うけど、きちんと働いたことには感謝を示して欲しかった。なぜかそこがどうしても気になってしまいました。わかる人だけわかってくれればいいとも思うけど…。あのバイト先の女の人大嫌いです。疑うことも怖がることも正常で悪くないけど、「あ~怖い、怖い目にあった、自分は被害者」みたいなのでハイ終わり、っていうのがな~。 おばあさんだけはきっと、蓮の人柄をわかって、心の中でゴメンねって思ってくれると信じたいです。物語のレビューのはずなのに関係ないこと書いてしまってすみません。でもどうしても悔しかったっというか腑に落ちなくて…すみません。前科もちの大変さを表すエピソードだと思うので、こんなに悔しくさせられる文章がすごいんだと思います。物語、素晴らしかったです。加賀谷さんと透くん、ずっとお幸せに!
幸せを願う
2017年11月26日
人を信じず不幸な生い立ちの受けが自分の居場所を作ろうと恋愛詐欺を繰り返し、不器用だけど真っ直ぐに愛してくれる攻めと出会い(詐欺師とカモですが)少しずつ心を取り戻していく。攻め目線の話もあり、2人の幸せを願わずにはいられない。そんな作品でした。受けのバイト先のその後の反応も読みたかったなあ。
加賀谷の懐の大きさに感動❗
ネタバレ
2017年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 並大抵の恋愛じゃ騙された恋人を刑務所まで迎えに行かないですよね…本当に凄いと思います。どれだけお互いが必要としているのか…最後にやっと少しずつだけど、れんの心の氷が溶かされて、幸せな方向に向かってくれて安心しました。ただ、バイト先の人!れんの誤解がちゃんと解ける描写があると期待してたのに、それはなくて残念でした!れんがいい子なだけに悔しい!でもそれがリアルな社会…
愛しい君。
2017年8月17日
好きでたまらない気持ち..読んでいてホロリと来ました。恋に落ちて行く二人ともが不器用で..どうしようもない出逢い、別れ、そして再会..気持ちを通い合わせてからも不器用に..深く愛し合っている素敵な作品でした。
良かったです
2017年6月29日
小説は苦手ですが、読み始めると一気に読んでしまいました。洋食屋の夫婦の誤解がわかり、後悔や反省のシーンが何処かで出てくるかと読み急ぎました。主人公は諦めていると言うのに、私は納得できなくて。。。世間てそんなもんですよね。話の流れも良く心にゆっくり浸透していく物語でした。
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とても良かった〜
ネタバレ
2017年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他サイトでも高評価の理由がわかりました。受けの子の今までの境遇と、詐欺をするに至った考えに胸が痛くなりました。攻め様の方も一目惚れかと思ったらちょっとひねりがあったんですね。受けの子がこれから幸せになれるといいなぁ。2人が暮らし始めた後の、バイトの話がとても悲しかった。誤解、とけないかなぁ。
ずっと幸せであってほしい
2017年5月8日
加賀谷の愛の深さが凄い。蓮の生い立ちからくる寂しさや諦めが、丁寧な心理描写や言葉回しで、小説なのに表情や情景が目に浮かんで、胸が締め付けられる思いでした。
読んでいてワァワァと泣くというより、ポロポロと気付いたら涙が溢れているという感じでした。
蓮が少しずつ幸せに慣れてもっと甘えられるようになるといいな。加賀谷ならそんな蓮を気付かれないように微笑みながら、いつも横で待っていてくれそう。
このお値段でこのボリューム感!
2017年4月30日
少し前にこの作者さんにハマって、徐々に読んでいっているのですが、
このタイトルは他より少し割安だった為、短めのお話なのかな?と思って後回しにしていました。
読んでみたらなんのなんの。
時間軸的にも長い、テーマも重い、ボリュームある一冊でした。
泣けるお話をたくさん書いていらっしゃる作者さんですが、五本の指に入る涙量でした。
きちんと書かれてる。
2017年2月27日
主人公は恋愛詐欺師と騙されやすいボンボンです。当たり前ですが、詐欺師は犯罪者です。なので、絶対にその罪の部分がうやむやにされないよう、始めは見張るような心持ちで読み進めました。
良かったです。ちゃんと、ちゃんと、描かれていました。
主人公が落涙を堪える場面が多々あります。私もシンクロするように、でも見守るように、グッと堪えてました。
読後、わだかまりや引っかかる部分が残らないのはさすがのひと言です。何故凪良さんの作品は一冊にまとまってるのに、何冊もかけて読んだような、長いドラマを見たような満足感が得られるんだろう。不思議です。
すごく良かった
2017年2月4日
あとがきでタイトルの意味を読んで改めてまた最初から読みました。あまりタイトルを意識して読んだことはないのですが、1部と2部では明らかに違うなと思いました。
蓮を想う加賀谷が優しく愛に溢れとても素敵でした。蓮も少しずつ幸せに慣れていくといいです。
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切ない…
2017年2月1日
無料立読みのイラストを見て、主人公・蓮に起きる出来事は予想がついたのですが。









蓮に感情移入し過ぎて、切なくて泣けました。









作者さんの文章力と言うのでしょうか、蓮の考え方に無理がなくて、うんうんわかる…と思いながら読み進めました。








胸にずーんと来る作品で、きっとこれからも困難に直面するんだろうな…どうか幸せに…と願わずにはいられません。








エッチシーンが多くなくても大満足な作品は久しぶりでした(笑)
良かった…
2017年1月18日
別サイトで高評価だったので購入。
タイトルからよく考えられてて、読み終わって納得感がありました。
内容も現実離れしてなくて、受けの詐欺師が可愛くて可哀想でたまらなかった…
本編では泣かなかったけど、収録されてる小話の方でうるっときました。
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はぁ~
2016年8月28日
読み終わってもため息しか出ない。
攻め目線になってしまってずっと抱きしめたくなる受けです。
はぁ~切なかった。
ドラマチックで安定の凪良先生
ネタバレ
2023年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買い。
ドラマチックでいつものように安定の凪良先生で面白かったです。
ただ、序盤で攻めの受けに対する反応が、誰かの身代わりというおよそ想定通りであってちょっと期待を上回らなかったのと、表紙にもなってる思わせぶりな「東山魁夷」の絵や受けの学校、おばあちゃんといった事柄が少し気になりました。勝手にもう少し掘り下げられるのかと思っていたので。
あと、最初に挿入されているイラスト駄目じゃない?と初っ端からそこは残念でした。あー主人公は詐欺で捕まるのね…と盛大なネタバレだったので……。とても綺麗で雰囲気のある絵ですが。
でも何だかんだ言いましたが、やっぱり物語にぐいぐい引き込まれるし、主人公の感情が丁寧に綴られてるので共感でき購読して良かったです。
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タイトルが素敵
2023年2月25日
タイトルにひかれて作者名を見て安心して購入しました。
凪良先生の初期の頃の作品なのかとあとがきで知りましたが流石だな~とまた他の作品を手に取りたくなります。
生い立ちが不幸な透が出会ったはじめての恋が実って良かった‼️
タイトルにある通り積み木を高く積みたいし 積んだら壊れるのが怖いし
そんな心情は2人から零れる場面が沢山あって 切ない気持ちで読みました。
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よかった…
ネタバレ
2023年1月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。さすが凪良先生としかいいようがなく、ストレスなく読める文体でした。ただ、バイト先の夫婦の誤解がそのままなのか、おばあちゃんは受けが前科持ちだと言うことを聞かされたのか…そこが消化不良でした。
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不器用な受けが可愛い
2022年12月18日
都合が良いだけだった攻めに、気持ちが傾いていく描写が見事でした。
初期の作品とは言えさすが凪良先生。
一途に想ってくれると言えば良いのかもしれないけど、こんなに都合の良い相手がいるか?って気もしたけど…それを差し引いても良いお話でした。
ずっと泣きっぱなし
2022年9月23日
大金持ちの冴えない男✕男専門の恋愛詐欺師。
2人ともとても純粋で愛情深くて、読んでいる間ずっと泣きっぱなしでした。ずっと受け視点で話が進むのですが、最後の攻め視点もすごく良かったです。
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仲睦まじいばかりがいいわけじゃないのか〜
2022年4月2日
序盤から、逮捕や服役があって、どうなるのか…そこから両想いになったのに、それだけじゃ進んで行けないものがあって、両想いがゴールじゃなくて、その先、心の繋がりは想いとは、同時にいかないんですね。
この話の心残りは、アルバイト先の誤解が解けていない?こと。何も悪くないのに、事情も分かってもらえず、ちゃんと聞いて欲しい…分かってもらいたいと思いました。
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主人公の心情の変化から目が離せない!
2020年4月3日
恋愛詐欺師とお金持ちが恋する話です。恋愛詐欺師の主人公は最初誰も信用せず、攻めのこともただのカモとしてしか見ていませんでしたが、少しずつ心を開いていきます。様々な障害を乗り越えて二人が結ばれたときは本当に感動しました。
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加速度的にはまりました
ネタバレ
2019年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作者さんで、キャンペーンをきっかけにレビューの高さとイラストの美しさで決めました。読み初めはなんとなく硬さのある文章だなと思ってしまい、淡々と読み進める感じだったのですが、蓮が加賀谷への好意を自覚したあたりから加速し加賀谷が誰かの身代わりに自分を求めていたことを知ったときにはどっぷりはまっていました。過去にしっぺ返しされてる、という蓮の言葉が悲しくて、そりゃ罪は罪だけど蓮の心根の綺麗さを象徴するセリフだとも思いました。加賀谷が愚直すぎるけどだからこそ蓮を丸ごと包めるのでしょう。レストラン夫婦やおばあさんや加賀谷のお母さんとのこととか、続きを読みたいです。で、少し甘えられるようになった蓮と甘々な加賀谷を見たい。
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しんどい
2019年11月26日
孤独でつらくてしんどい話しかないのかなと、その方の本は数冊しか読んでないけれど思います。うーんしんどい。後半は乗り越えて向き合う話だけど、結局おばあちゃんとかバイト先とかのことは解決してないような…
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攻めと会えてよかった
2019年9月17日
せつなさが全編を通して漂うのだけど、攻めの器の大きさにすべてが救われて胸が熱くなりました。凪良先生の初期作品ということでしたが、それはなんとなく文章などからも感じられたかも。描き下ろしはよかった。
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良かったぁ~
2019年4月8日
詐欺師となり生計を立てる蓮。ターゲットの加賀谷と過ごすうちに、気持ちが変化していく様が丁寧に書かれておりお話の世界にどっぶりはまりました。
加賀谷の愛が蓮に届いて良かったです。
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切なくて愛しい物語
2019年2月20日
作者さん初期の作品です。あちこち手を入れられているようですが、本編自体より、半分を占める書き下ろし2編が良かったです。
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一途な攻め
2018年1月11日
おやすみなさい、また明日 を読んでとても良かったので他の作品も購入してます。暗い過去を持った詐欺師を一途にまじめに思い続ける攻めが切なかった。
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ネガティブ詐欺師
2023年5月7日
主人公が詐欺師にしてはネガティブ過ぎで違和感が残りました。けれど物語的には上手いですね、透の育った環境を省いても性格上詐欺師はストレス溜まった所に 聡の溢れんばかりの愛情に触れターニングポイントを掴むことが出来てー聡との年齢差も良かったと思います。私も「積木」は欠片を重ねて何かを造り出すーと考えました。
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じんわりと温まるストーリー
2022年10月24日
このタイトルの秀逸な事!!そうそう愛は段々と積み木のように互いに積み上げていくものだなと納得。攻めが終始敬語なのも良い。しかしバイト先のごたごたは解決してほしかったです。
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結構読み飛ばしちゃった
ネタバレ
2022年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです。
ちゃんと腰を据えて読めば面白いのはわかっているのですが、受けの幼少期のエピソードとか詐欺師に至った経緯とか、善人な攻めを騙しているところとか、結局逮捕されて服役して、その後勤めたところで誤解から不当解雇されたりとか…
…しんどい。読んでてしんどくてかなり読み飛ばしてしまいました。かなり読み飛ばしても後半喧嘩のところでは感情移入して泣いてしまったしさすがの文章力だと思います。ただ今後しっかり読み飛ばさず読める日が来る気がしないのでこの評価で…
主人公にとって都合が良すぎる相手
ネタバレ
2020年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良先生の作品が好きで読み進めましたが、ちょっと期待外れでした。悩みながら詐欺を働いていただけで、誠意のある言葉や態度で接したこともないのに、わかってくれて愛してくれてお金を援助してくれて、裏切ってもひたすら信じてくれて養ってくれる…というのが、主人公にとって都合が良すぎるような気がしました。蓮は良心の呵責に苛まれてはいたけれど、自首したわけでも、加賀谷に真相を告白したわけでもなく、捕まらなければどうなっていたかわかりません。捕まったから反省したように見えるし、そのあと加賀谷が迎えに来るのも予想できて、ご都合主義に見えました。現実にも犯罪者と結婚したり、ファンになる人が一定数いますが、社会的に問題のある相手を好きになる人もどうかしていると思ってしまい、受け攻めどちらにも共感できませんでした。好きになったらどうしようもないとはいえ、まともな人が犯罪者にそこまでのめり込むものでしょうかね。「実は犯罪者と付き合ってた」とか「実は不倫してた」とわかっても、好きでいるのがドラマのお約束なのかもしれませんが、私なら冷めちゃうかも。かつて好きだった人に似ているというのはあるでしょうが、加賀谷が他のことを犠牲にしても執着するほどの魅力や価値が蓮にあるということは伝わってこなかったので、消化不良でしたね。「厄介な相手だとわかっていても、やっぱりこの人しかいない」というような説得力が欲しかったです。
後半が良かった
2019年2月16日
始まりはあまり興味の持てない作品かな〜と思いましたが、進むにつれ良さが…心の葛藤が丁寧に描かれているところが良かったです
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詐欺は犯罪です
ネタバレ
2018年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ せっかくの凪良作品に評価下げてごめんなさい。大人げないけども私はそんなに好きになれなかったです。だってお金も生活もこんなに面倒みてもらってるのに酷い仕打ちだと思うし。
合いませんでした
ネタバレ
2024年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さん買いです。合わなかった事に自分でも驚いています。あらすじだけでハマれる予感があったのですが…加賀屋がそこまで主人公の蓮を愛せる理由が分かりませんでした。
きっかけは好きだった人に似ていたから、そして好きになった彼は本来の彼ではなく詐欺師として騙そうと作り上げられた彼です。離れていた2年の間にそれでもやはり彼が好きだと思える根拠が私には読み取れませんでした。
不遜な言葉遣いも最後まで可愛いとは思えず、恋愛詐欺で苦しめられたモブ達のことも頭によぎってしまい…
結局のところ私が主人公に魅力を感じなかったことが原因だと思います。
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