ネタバレ・感想あり銀の鎮魂歌のレビュー

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切ないお話
ネタバレ
2024年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 挿絵が神秘的で、何より吉原先生の作品だったので購入。 どんなお話か知らずに買って、内容に衝撃を受けた・・・ 銀髪の子が、タイミング悪すぎて気の毒にも程がある 。コレ、かなり昔に発表された作品じゃないかな? 今だったら編集部が発行オッケー出さない話だよな、救いが無さ過ぎて。 掌中の珠だったあの子を、激高して心身共にズタボロに削って追放したあの王は、真実を知った後&二度と会えなくなった後、どんな気分だったんだろ? まあ、後継を望まれる立場だし、あのまま あの子だけを寵愛してたら家臣達からの妨害で、いずれお別れだっただろうけど。 最後、王は現実逃避してるような? 彼にしか視えないあの子が近くに いるの?メリーバッドエンド的な?
久しぶりに泣いた
ネタバレ
2024年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界、溺愛、長い題名など同じような展開ばかりのご時世に、あきらかに古い話しなのに斬新で心に響く。本棚にあるものでタイトル見て内容がすぐ浮かぶものって意外に少ない。このお話はインパクトが強く忘れない。
ただ気になるのは陛下が2年で自分のしたことを忘れて女性の許嫁にいく心理が省かれてるから物足りない。キラに似てると妹が言うだけですっかり忘れてるのがなんともなぁ。思い出しもしないのも辛い。
こうやってあーだこーだ思う時点でこの話しのとりこになっているんだけどね。
古い方も読んでみようと思う。
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思い切り泣きたい時の鉄板
2023年9月30日
何回読んでも、涙が出てしまう…。
全体的な文章の重さも、悲しいストーリーをより盛り上げてくれていると思います。
いにしえの名作が…
2023年7月27日
遠い遠い昔、夜がふけるのも構わず読み耽った物語をこの令和に再び手にするとは…
あの頃と同じ様に時間も忘れ読み耽り、そして同じ様に切なく苦しく泣きました。あの頃の様に文字が読めなくなるほどの号泣ではなかったですが。BLと言うジャンルもない遥か昔のお話です。ですがずーっと心の奥底にずっと残っていた作品でした。昨今の様なお伽話ではありません。波乱万丈、しかしめでたしめでたしとはなりません。でもこの様な形でもルシアンが公務を離れた時、2人で馬に乗り野駆けをし、離宮で穏やかに過ごしている。と信じていたいです。そう思わずにはいられないお話です。是非みなさんも読んで頂きたいと思います。
幻影に囚われて
ネタバレ
2023年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハピエン主義なので読む前から悲しい結末だと分かる作品は買わないのですが…。あらすじやレビューでどうも気になりセール中というのもあって購入。近年のBLとは展開が異なりどこまでも受けのキラに厳しい物語でした。元凶でもあるイリスは確かに非があったのでしょうが、最初から最後まで悲壮感に溢れて憐れに思えてしまいます。攻めのルシアンは良くも悪くも苛烈です。可愛さ余って憎さ百倍とは言いますが、キラに裏切られたと勘違いしてからの言動が辛辣極まりないです。キラのいる田舎町にまで来て責め立てる所はしつこい…と思ってしまった笑 後半、イリスの手紙でキラは実は冤罪で尚且つ先が長くないと知ったルシアンは自室で荒れに荒れますが、その時の心境や如何に。ここで1度おかしくなってるんでしょうね。そして療養の為に馬に乗って離宮に行くシーン。終わりまでまだ30Pもあるのに、これが最期の対面となるなんて早いんじゃないでしょうか…。
ルシアンの結婚式の日に儚くなってしまったキラはナイアスの花吹雪が見れたのがせめてもの救いでしたね。ストーリーのラストで、あたかもキラが居るかの様に振る舞うルシアン。これからもずっと一緒に幻のキラと仲睦まじく過ごすのだと思うとメリバ的な締めくくりに感じました。そしてルシアンの妻になったマイラ。結婚も済み幸せな生活を疑っていませんが、果たしてその幸福感はいつまで続くことでしょう。彼女はルシアン達の過去を知らないし、キラに嫌がらせをした訳でも無いのでBL特有のイヤな女性キャラではありません。が、(例えば閨で)ルシアンが幻のキラに睦言囁いたりとかしちゃいそうだなぁとか妄想してしまうのはハピエン主義故なんでしょうか…。肝心の世継ぎ問題に不安が拭えない終わり方に思えて仕方ないんですよね。
代わりになるものなどないと知るのは
ネタバレ
2023年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大義の前に捨て置かれたキラ。死場所を求めて戻ってきた懐かしい都。そこで静かに眠りたいだけなのに、目立つ容貌と才能がひっそりさせてはくれなかったわけです。ルシアス本人だけが知らない本当の事情。そんなことも考えられないほどに心は乱れました。妃に迎えようとしたマイラの事が不憫です。人望もある素晴らしい人物らしいのですが、キラが絡むとただの執着にまみれた愚かな男でしかないのです。キラの不在を理解したくないルシアスが選んだ未来は救いがあるのでしょうか。自分が間違った仕打ちをした事を直視できない人です。世継ぎができたら消えてしまいそうですね…。本人にしかわからない、無二の相手を無くした王は孤独に生きることも受け入れられない。切ないです。作者様は古いジュネと言いますが、とても良い作品だと思うのです。yoco先生のイラストも素敵だし、良く合ってます。
心に沁みました
2023年2月23日
ただただ、切なくて、やるせなお話しでした。辛く悲しい思いをしたキラですが、誇り高き人だと…。真実を知った時にはもう時遅く、大事な人を失ってしまったルシアンの悲しみの物語。忘れられないBL物語になりそうです。
もうね、泣くよね。
2022年12月14日
一気に読んじゃった。もうね、やりきれなさが凄い。ただ、キラに対してやってしまったことが大きすぎたから、この結末をすんなり受け入れる事ができた。無かったことにはできないよね。辛いわ。キラが~キラが~。どの角度から見てもキラの人生キツイ。深く愛されて愛して…この言葉だけなら幸せなはずなのに。泣けちゃうよ。でも、夢の中で良いから魂の片割れに会ってみたい。次の日もう一度読み返した。二人の幸せそうな口絵を見た瞬間、凄く胸が苦しくなって涙が溢れてしまった。本文も数ページで号泣。幸せな姿が辛すぎる。再読の方が苦しい。イラストyoco 先生ドハマリです。ストーリーとイラストがピッタリだと本当に嬉しい!紙本も欲しくなりました。読んで良かったです。
星6
ネタバレ
2022年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ この抉りに抉ってくるこの感じが読みたかった…BLがハッピーエンドしか許されない風潮なのはどうにもついていけないので、JUNE風のも書いてほしいです。
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涙が・・
ネタバレ
2022年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 涙が止まらないくらいに悲しいです。数十年前に読んで衝撃を受けた私です。引越しを繰り返すうちに本が行方不明になり、また読みたいと思っていました。久しぶりに読んでやはり胸が締め付けられました。皮肉にも2年の歳月を経て、最後にルシアンはあんな風になり、重臣達はどう思っているのか・・。後悔しても後の祭り。
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何度読んでも号泣
ネタバレ
2022年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 25年いや30年前にJUNE誌上で初読み後ルビー文庫で改訂版を買い今回大幅加筆版を購入。
文字通り大号泣です。攻めの王の気持ちや護衛官のシーンがかなり増え切なさが倍々増しになっています。
初出しではキラは王宮を追い出された後は踊り子だったので最後に王に会いに来るシーンが流れる銀髪と白い肢体が闇夜に浮かんで舞い終わりふわりとルシアンに絡みつき、と言うとてもロマンチックな挿絵だった記憶があります。今回も悪くは無いのですがあの挿絵は誰だったのか、、、とても素敵でした。
悲恋だけれど失ったキラの幻を生み出さずには生きていけなかったルシアンと逝ってなお会わずにいられなっかったキラの純愛に、やはり私は読む度に涙するマイベスト1の作品です。マイラには悪いけど子を成してもキラを1番に愛したまま、周りが一生自分らの犯した罪を償う意味でルシアンを補佐してこの国を治めて行け!と毎回叫んでます。
今まで読んだBL小説でベスト5に入る
2022年10月18日
美しい文章で綴られるキラの哀しい世界のお話。魂が2つに分かれて、同じ魂の人達が惹かれ合うという作中のお話も切なくて来世ではきっと幸せな2人で…と願わずにはいられません。
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最高ランクのバッドエンド
2022年9月12日
すごい綺麗な世界観なのに…不憫受けもここまで来ると痛すぎだわー。救いも何もあったもんじゃない。号泣し過ぎて目が腫れるわ胸が詰まって喉が攣るわで。

こりゃ続編でどうにかしてもらわんと読者の心のキズが癒えないと思うわー。
輪廻転生させてハピエンにしてくれなきゃたまらん!
涙腺崩壊
2022年9月5日
これは…これは辛すぎるやろーーーー。もーーーこれは辛いーーーーーー。キラ不憫で仕方ないです。ルシアン馬鹿バカ。はああああ、久しぶりに号泣でした。誤解が解けるのが遅すぎるーーーもっとホクホクのラブいちゃを最後には…と淡い期待を抱きつつ辛い時代を読み進めましたがs、そんなっって感じで終わるなんてっ。引きずるわーーー
涙しかない
ネタバレ
2022年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中からキラが可愛そうすぎて、涙が止まりませんでした。いろんな思惑とルシアンの激情がキラをどん底まで落として、ここまでキラを追い詰めて、ルシアンはなかった事の様に・・・というわけにはならなかった最後に少し溜飲が下がりました。
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やばっ、泣きまくり
2022年3月20日
久々アンハッピーエンドのお話でした
作者様はこう言うハッピーエンドもありとおっしゃりたいのかな
もう、出だしからなんて情緒のある話し方なのだろうと読み耽り、もう途中からずっと泣いてましたね💦せつなすぎて
もう、どうかハッピーエンドにと思いながら読み進めこんなハッピーエンドは悲しすぎた〜と読み終え思い出し泣きしております
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切ない。。
ネタバレ
2022年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公キラの短く、悲劇の人生を思うと涙が止まりませんでした。。ジオという国の犠牲になったキラが不憫で不憫で・・でも、一番許せないのはキラを切り捨てた重臣達でも保身に走ったイリスでもなくルシアン!愛が深過ぎて盲目になったとはいえ最後までキラに対する扱いが許せなかった。最後の狂気は自業自得だと思いました。初作者さんでしたが、深く印象に残る作品でした。
愛が重すぎた
ネタバレ
2022年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ジオの若き帝王 ルシアン×吟遊詩人 キラ
吉原先生があとがきで書かれているように虐げられたのちに溺愛される今時BLではありません。JUNEだそうです。
先生曰く、「この作品が悲恋なのか、行き過ぎた執着なのか、それとも純愛なのか。それは受け取り方次第......」
ルシアンと4才年下のキラは乳兄弟でキラはルシアンの小姓になります。ルシアンが17才のときに伽を命じられ、それから3年間キラはその愛を一身に受けます。過ぎた寵愛はキラが窮地に陥ったときにキラをいっそう追い詰めることになり...。とても悲しいお話でした。キラを手元に置かず、距離をとったのはルシアンが王としての自覚を持ったのか、その悔恨があまりに深かったのか、これから先 魂の半分の場所を何によって埋めていくのか。ルシアンもキラも心を殺して運命を受け入れたのだなと思いました。そして共にあることを願ったのだと。それが幻であれ来世であれ。流れるような美しい文章で生きること愛することについて説かれたように思いました。悲しいお話は好きではないのですが、とても美しいお話で 思いきって読んでよかったです。1993年に出版された作品の加筆修正された最新の新装版のようです。
2021年8月 総263ページ挿し絵あり
悲恋
2022年1月27日
絵を描くように言葉を紡ぐ感じ?上手く言えないけど綺麗な文章です。
些細な誤解からの愛憎劇。受けのキラの生きざまが可愛そうで涙が出ました。
まさに悲恋といえるストーリー。
ラストはホラーのようでゾワゾワしました。天の配剤というか愛ゆえの結末というか、ああなってしまった攻めはある意味幸せなのかもしれませんね。
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BL小説で唯一泣いた作品
2021年12月8日
約10年前に読んで号泣した思い出の作品がセールになっていたので購入。覚悟はしてましたがあまりにも主人公が哀れで結末を知っていても読むのが辛かったです。悲恋ものBL小説としては最高傑作だと思います。ただ、今回の挿絵より前の耽美で鬱くしい挿絵のほうがこの作品には合っていると私は思いました。血の滲んだ指先を琴に添え目に涙を浮かべる主人公の表紙が恋しいです。
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懐かしい~!
2021年12月3日
雑誌掲載で読んでから、何年たつのでしょう?
とても懐かしく読ませていただきました。
印象が微妙に違うと思ったら、少し(というかだいぶ)加筆されてたのですね。
今どきのBLではあり得ない悲しい結末ですが、これはこれで有りだと思います。
滅茶苦茶泣きました
2021年11月9日
泣きに泣いてしまった~。BLってハッピーエンドだと思い込んでたので心を根こそぎ持っていかれた~。辛いです。可愛そうで可愛そうで。受けの人生で自ら選択できたことがあの結末とは!不憫で遣る瀬無い!攻めが激情をぶつけた分、自らに跳ね返ってきた現実も取り返しのつかない悔恨も遣り切れない。美しい文章に完璧な結末ですが涙があふれるので多分読み返さない~。素晴らしいイラストと共に忘れられない作品になりそうです。
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美しい悲恋歌です。
2021年8月14日
吉原理恵子先生の作品の中でもとても大好きな物語です。私がこの物語に触れたのは、2年前に購入した2007年にKAREN文庫から発行された初版ものでした。今回、yoco先生の挿絵で加筆修正があるとのことで再度購入しました。何度読んでも心打たれるし美しい詩を読んでいる感じになります。
前回にくらべより人物の感情や背景がわかりやすくなり、yoco先生の挿絵で又違った世界観を感じさせていただきました。現在のBLと違いハッピーエンドとはいきませんが、二人の哀しいくらい強いつながりが、どうしようもない現実の中で昇華されていく様をみてやはり最後には切ないけれど魂の幸せを願わずにはいられないと思いました。今のBL傾向をみると、この作品は白黒はっきりしないところで好き嫌いがはっきりとするかもしれませんが、私の中では、大切に心にとめておきたい作品の一つです。
涙無しでは読めません。
ネタバレ
2021年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後の終わり方は…。でも最後に誤解が解けたことが救いでした。遅すぎでしたが(;_;)
私はハピエン好きなので悲しい終わりの物はあまり読まないのですが、読み始めたら最後までいっきに読んでしまいました。
二人が生まれ変わって結ばれることを祈らずにはいられません。
泣く
2021年7月28日
詩の中のような美しい世界観です。あとがきにありましたように、悲恋であり、行き過ぎた執着愛であり、純愛です。受け様が、散々攻め様に虐げられ、死ぬ一歩手前で攻め様が自身の過ちに気付き、以降は甘々の溺愛ハッピーエンド!がありがちなBLですが、これは一味違います。だからこそ、ずっと心に染みるのかも。箱ごとティシュが必要でした。
哀しくも耽美的なバットエンド!
ネタバレ
2025年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品に出会えたのは某動画配信サイトで公開されていたBLCDを視聴したおかげです。主役2人のcvはキラ・石田彰、ルシアン・森川智之。このキャストは声優に関する知識がある人には垂涎の超豪華キャストです。二人の熱演に物語世界にすぐに引き込まれ、最後は号泣。すぐさま原作本をさがしましたが、、20年以上前に出版された初版本は入手できず。イラストも一新された新装版を電子書籍で購入しました。
 新装されて出版された事だけでもわかりますが古典的名作です。現在のBLラノベとは一読して雰囲気が違う耽美的で哀愁に満ちた世界観です。
 ルシアンは一国の国王です。世継をもうけるために女性を娶らねばいけません。二人の関係は最初から引き裂かれる運命だったと言えるでしょう。けれどもその過程があまりにも哀しく残酷で救いがありません。
 それでも、二人の愛の重さには形容し難い感動を覚えます。読み手によって評価が別れる物語だとは思いますが、禁じられた愛の哀しくも美しい結末に涙する名作です。
心が痛くて泣けますので覚悟が必要です。
ネタバレ
2023年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の読んだ中ではマイベストの号泣の物語でした。他の方のレビューを読んでたので、読むのをためらっていたのですが…
今までBLってなんやかんやでハッピーエンドでイチャイチャなのが普通と思っていたのでこれは、打ちのめされました。
3.5☆
ネタバレ
2023年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただただ可哀想で哀れで...感動ではなく同情の涙が止まらなくてしんどい。この作品は人を選びそうです、地雷注意。
最後にルシアンが気付いたから不幸中の幸いであり、メリーバッドエンドと言うかもしれないけど、だからって誰も報われないお話だと思う。真実が明るみになっても時すでに遅し、散々な目に遭い、最後は復縁できるでもなく、間近で愛する人と寵愛された女性との結婚見届けるなんて...ルシアンたちは結婚して時間がたてば幸せになる可能性はあるけど、キラの気持ちを考えたら辛過ぎる。悲恋でありアンハッピーエンドだと思う。とは言え、だからって作品自体の良さが消える訳じゃなくて、夢中に読めるくらい素晴らしい。キラが吟遊詩人だからか、詩的で美しい流れがあり良い。イラストはyoco 先生です、割りと好きな絵師さんだった記憶なのだが、頭とかのバランスとか色々気になり過ぎて、この作品の挿絵は好きになれなかったのでマイナスポイント。雰囲気は作品に合ってて良いだが顔とかがな...。挿絵って全てのイメージに直結するから重要。
日本の作品には珍しいサッドエンディングで読後のダメージが大きい作品ですが、好みの問題なので好きな人にはオススメです。評価は3.5☆
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切ない
2023年1月18日
もう本当にこの一言です。キラはそれは酷い罰を受けました。でもこれ程までに過酷な罰を受けた彼の罪とはいったい何だったのでしょう?周りの人達の保身と思惑に翻弄されてしまった彼はとても可哀想です。
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なつかしい
2022年2月4日
いわゆる、やおいだの耽美だのでこの作家さんの名前を知りました。ルビー色の書棚の前で、ため息をつきながらタイトルを目でなぞったのを懐かしく思い出します。その頃、レビューなんぞ発表する場もなく、良い時代になったなあと胸中ホカホカします。
レビューにはなっておりませんが、言いたいことが一つ。
マイラとイリス、あんたたちは大嫌い!
あー、スッキリした。
悲恋というか…
ネタバレ
2021年11月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終エンドの様から私は悲恋ではないのかと思います。唯々いつの世でも国は王1人で治められない、大事の前の小事に然り 忠臣たちや血を分けた妹イリスごと王ルシアンを憚るわけですから。被虐者キラの1度目の魂の死は愛するルシアンに信じて貰えなかった時、そして2度目の心の病にて身体の死は魂の復活の様でした。キラの死を以て2人の邂逅が済み、心穏やかなルシアンが残りの王としての義務人生を終えるのを待つばかりーと、指針が決まった様なエンドに思えました。玉に出る作者サン独自の会話文に苦笑い、無ければ☆5でした。
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涙涙
ネタバレ
2021年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語の終わりがみえ始めたあたりから涙が止まりませんでした。あの結末がこの物語では最高のハッピーエンドだったのかもしれませんが共に生きる未来も見たかった。読了後も涙が止まりません。
これこそBLではなくJUNE。
ネタバレ
2023年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様もあとがきでかかれていますが、これこそがJUNEなのだなぁと久々に抉られました。
攻めの愛が強ければ、受が執着的に愛されてハッピーエンド。というのが昨今のBLですが、この作品は攻めの愛が強すぎるが故に少しのすれ違いも許せず、愛がある故に執拗に受を虐げ、傷つけ、追い込み、そして自らをも破滅に追い込む…。これがJUNEなのだろうなと、読後呆然としながら思い至りました。
どんなに受ちゃんが許してあげても、受ちゃんを信じない攻が何よりも嫌いなので、私にとっては鬼門の作品ではありますが、これはこれでハッピーエンドだとも思います。
誰1人悪人が出てこないのに、こんなに健気で静謐で、美しい受がなぜこんなに不憫な目にあうのか…。BLが主流となり、精神衛生上良い時代になったなと改めて感じました。
表現は美しく、キラの銀髪の輝きや優美な動きが目にみえるように感じました。だからこそ辛い…。辛すぎる…。
鳥肌が立つ読後…
2022年4月7日
国王のルシアンと乳兄弟のキラ、幼少期からずっと一緒に過ごしてきた二人の悲劇。
バッドエンドよりのメリバの真骨頂のような作品だと思います。
終わり方が痛々しくて面白い作品だけど☆3つしか付けれない・・・
残額な結末
ネタバレ
2021年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受け以外の全ての人々が欲に忠実すぎて受が不憫すぎた。国のためとはいえ2人を離してしまったことで残酷な結末を迎えてしまった。1人ひとりはそこまで悪い登場人物ではないと思いますがそれにしても罪が重いと思いました。結局は王様としては今後やっていけない感じになってしまったとは思うのでそこも現実的な感じがしてすごい作品ではあるなって思いました。ほんとはハッピーエンドが良かったです。
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暗すぎて読んでて不快。
2022年3月28日
主人公2人が好みではなくて、キラはうじうじしていて、ルシアンは性格悪すぎて不快。
内容もそんなに面白くはなくて、淡々と暗いだけです。あと体言止めが多すぎて読み辛いです。
残念
ネタバレ
2021年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語としてはありだと思うけど、あまりにもバッドエンド。買わなければ良かった。
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作家名: 吉原理恵子 / yoco
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫