だいぶ前に購入していたものの、買ったばかりの頃は読み始めても内容の硬さになかなか読み進めることが出来ず、しばらく放置していました。
再び手に取った経緯は忘れてしまいましたが、エルンストが皇太子を廃されたところを越えたら面白くて面白くて手放せなくなりました。
ラノベにしては文字数が多いので、ページ数に対して読み応えがすごいです。
濡れ場もしっかり多いけど、メイセンを建て直すという第二命題も細かく書かれており、エルンストとガンチェの一生がまざまざ目に浮かぶようでした。
もう、至るところで涙です。もちろん、ラストのガンチェとの別れからお迎えまでは号泣でした。
この二人を追っていたのは数日間のはずなのに、もっとずっと長いこと並走していたような気分…
イラストも美麗でした。しばらくエルンスト&ガンチェロスに悩まされそうです。