ネタバレ・感想あり雪原の月影のレビュー

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早く読み進めたいけど、読み終わりたくない
2025年6月12日
主要人物たちのエピソードをもっともっと読みたい!
脇を固める人物たちも!
独創的な設定で引き込まれました。
満月
ネタバレ
2025年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公達の側で、一番支えになった人
強くて賢く、ても子供みたいな騎士様
皆んなの隊長にまた会えて嬉しかったです
ティスとの恋が、二人の晩年を輝かせて
死という別れさえ、お互いへの理解が深まりました

満月ー懸命に生きた人生の終わりを
こんなに素敵に描いてくださって
ありがとうございます
引き込まれました!
ネタバレ
2024年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 月夜先生の世界観にぐんぐん引き込まれました!エルンスト様とガンチェのあまりの愛の深さに涙しました。しかし、もっと二人を見ていたいのに、完全に完結してしまいました…素晴らしい完結っぷりでした。エルンスト様のご病気がご病気なだけに、最初は読み進めていいのかと躊躇しましたが、すぐに引き込まれました。二人の愛の深さと、隊長を初め周囲の人々があまりに素敵なので。エルンスト領主様のもと、メイセンに住みたくなりますね。イラストもとても素敵でした。次作も楽しみです。
良かったです
2024年11月18日
架空の人物ですが、まるで伝記物。歴史小説のようでした。冒頭、人形のようなエルンストの感情が、話が進むにつれてよく分かるようになります。表現力なのかな?上手いと思いました。
圧倒的な世界観と愛。国とは生きるとは愛と
2024年10月19日
あまりの素晴らしさに号泣しながら書いています。辺境に追いやられた元皇太子エルンストとその伴侶になったガンチェの二人の深い愛。とにかくお互いを愛しすぎる点は目を塞ぎたくなるくらいイチャイチャで微笑ましい。お互いがお互いを信頼していて時には静かに佇み、微笑み、優しく寄り添う。エルンストが、誰にも背負わせないようにと領主として非情な決断を下す時もガンチェはそっと見守る…なんて素敵な関係なんだろう。
読んでよかった
言葉が見つからない
ネタバレ
2024年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読後、あまりにも苦しくて切なくて、掻きむしりたくなるような感情が怒涛のように押し寄せ、暫くは立ち直れないのではないかと思った時、エルンストとガンチェ、お互いを必要とし、唯一無二の伴侶として一生懸命に生き抜いた証としての約束事、
『共に行きましょう』
『共に生きましょう』
『共に逝きましょう』
という言葉を思い出し、読み返しました。
やっぱり涙なしではいられませんでしたが、ガンチェがエルンストに遺したもの、そして二人が私に遺してくれたもの、言葉では言い表せないものに救われたように思います。

この作品を生み出して下さった作者様に感謝を捧げます、ありがとうございました。
終わって欲しくない
ネタバレ
2024年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめて出会う設定でもないのに、種族が違うっていうのはこんなに切ないものかと泣いた。2人の生きる時間の差が切なくて切なくて思い返しても涙が出てくる。すべてが輝かしくてあたたかくて愛しい思い出で、それを胸に生きていこうと、前を向こうとはするけど、そこにあなたはいない。読み始めたときから、最期はちゃんと書くんだろうな、わかっててもつらいな、と覚悟はしてたけどやっぱりつらかったです。泣きすぎてのどが乾いた。各キャラへの感情移入の深さはもちろんのこと、私この僻地のこと好きすぎだろと笑ってしまうくらい設定が素晴らしいしそれぞれの成長が愛しい。棺桶に入れてほしいくらい好きなお話でした。みんな読んで!
読み応えあり!
2024年4月18日
久しぶりに読み応えのある長編ファンタジーに出会えました。主人公の王子が伴侶と共に苦難にめげず成長していく様子は微笑ましく。別れは悲しく読んでいて涙が止まりませんでした。そして伴侶のお迎えに微笑み二人が永遠に離れる事がなくなる。文章の描写に引き込まれました。購入して良かった!満足です!!
ジャンルを超えた愛すべき長編小説
2024年4月1日
壮大な歴史小説を読んだような充足感があり、改めて政治や産業、民の幸福とは?と現世界時勢をも想起させられる深みのある小説だと思います。
むしろBLの入口からではない人が出会って感銘を受ける上質なノベルなのでは…とも思います。
主人公エルンストが立ち向かう姿に勇気を貰い、ガンチェとの心の結び付きに、性別を超えた愛情に涙してしまいました。
間違いなくBL小説史に残る名作の一冊だと感じます。
表紙の稲荷家先生の立ち向かい前進するエルンストの姿絵にさえ励まされた読者も多いはずです。
大好きです!
2024年3月19日
繊細な描写から浮かび上がる世界にうっとりと耽溺してしまいます。何度も何度も読み返しています。登場人物の一人一人が愛おしくてたまりません。続編でみんなの満月が読みたいです。
号泣
2024年2月9日
だいぶ前に購入していたものの、買ったばかりの頃は読み始めても内容の硬さになかなか読み進めることが出来ず、しばらく放置していました。
再び手に取った経緯は忘れてしまいましたが、エルンストが皇太子を廃されたところを越えたら面白くて面白くて手放せなくなりました。
ラノベにしては文字数が多いので、ページ数に対して読み応えがすごいです。
濡れ場もしっかり多いけど、メイセンを建て直すという第二命題も細かく書かれており、エルンストとガンチェの一生がまざまざ目に浮かぶようでした。
もう、至るところで涙です。もちろん、ラストのガンチェとの別れからお迎えまでは号泣でした。
この二人を追っていたのは数日間のはずなのに、もっとずっと長いこと並走していたような気分…
イラストも美麗でした。しばらくエルンスト&ガンチェロスに悩まされそうです。
ほんと好き
2023年10月18日
一回目読んだ時途中までは、おもしろいかもーくらいで最後の満月でガチ泣き。
二回目読んだ時もう2巻目を読みはじめてからすでに泣き。
3回目以降はもう1巻からほろほろ鳴き始めて、2巻の途中に、ちょっと気合いを入れ直さないと泣きすぎて読めなくなる始末。
何回読んでも泣ける。
初めて読んだのはかなり前なんですが、定期的に(かなり短いスパンで)読み返しそのたび泣きます
星10つけます。

作者さん、もう本ださないのかな。他のも読みたい。
愛とは、強さとは
2023年7月14日
感動しました。
泣きました。
ストーリーは勿論のこと、愛とは、強さとは、そして幸せとは何かを教えてくれたように思います。
この二人のようにお互いに愛せたら良いなぁと憧れてしまいました。
月夜先生のあとがきを読んで人柄がよく分かります。月夜先生と主人公が似ているなぁっと感じました。
素敵な本をこの世に有難うございました。
良かったです
2023年7月9日
壮大なストーリーです。購読後は走馬灯をみながら涙…涙です。ファンタジーですが国々の関係、成り立ち、そこに住む人々の生活や思考など、ものすごく設定がしっかりしています。エルンストが領主として、上にたつものとしての導き方、考え方、本当に魅力的で素敵な人です。
マイ最高傑作ランクイン
2023年7月6日
単なるBLじゃない。一冊で3冊読んだくらいの満足度。
異世界に来てチートモテ、みたいな掃いて捨てるようなありふれたストーリーじゃなくて、心躍る、心温まる、読んだことない、超オリジナルな感動作!
惜しむラクは、作者が他に沢山の作品を発表してない事だなぁ。。
涙なしに読めない。絶対読むべき良作
2023年7月3日
まず特筆すべきはその完成された世界観。国、領、種族、身分、それぞれに文化や特性、思いがあり、生き生きとまるで実在しているかのように描かれています。
人の信念や行動原理しかり、しっかりと裏付けがあるので、ストーリーに奥深さがあります。
リュクス国と対峙している時のエルンストの君主論には痺れました。
だからこそ人の動きや事件が説得力を持ち、壮大なのに矛盾なく、すんなりと読み進めることができます。こんなに骨太の作品に出会えて光栄ですらあります。
キャラクターが多く、本来スピンオフ含めて全50巻くらいあってもいいような世界観なので、是非とも今後たくさんのスピンオフを生み出していただきたい…。無限にストーリが生まれそう。
稲荷屋先生のイラストも素晴らしいです。ぜひ読むべき名作だと思います。
【追記】小説家になろうサイトを見てきました。本編に収録されていないサイドストーリーがたくさんあったので、ティスやタージェス、その他モブ視点のお話が気になる方はそちらもご覧になることをお勧めします。
最高の作品に出会えた
2023年6月30日
ライトノベルを沢山読んできましたが、これ程心を奪われた作品はありません。
それぞれのキャラクターが個性豊かで魅力的であり
ストーリーもドキドキワクワクしたり涙したりの連続でした。
私の中の友達に薦めたいライトノベルベスト3に入りました!!
出会えて幸せ
2023年6月11日
あまりつけないけれど、この作品は文句なし星五つです。思い出すだけで何度でも心が震えます。
是非後半まで通して読んで欲しい。他のジャンルであればもっと沢山の人が読んでくれるとも思うけれど、BLでなければエルンストとガンチェの結びつきはあり得ないので仕方がない。完結まで刊行されてから読めたのは本当に良かった。
完結後のお話もいくつかあるので是非一冊にまとめて3巻を出していただきたいです。
「共に行き・生き・逝きましょう」に感動
ネタバレ
2023年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世界観に一切のブレがなく、読者を優しく包み込むように物語に引き込む力のある、素晴らしい作品でした。正直に白状すると、読み始めは物語の方向性が掴めなくて(BL要素はほんの少しで、領地再生中心の話かと思い)人生2回目くらいのリタイアを考えました。その点では低評価の人の意見にも少なからず同意見だったりします。領地再生>>>BLくらいのイメージで…現代に置き換えて、世界中の国家・人種・政治経済・農工業・貿易・医療・法律・外交・軍隊・教育・死生観など、あらゆる人の営みについて考えさせられました。扱う内容が多く広範囲なので、それぞれの事象について見解が浅めであった感は否めませんが、それでもやっぱり思いもかけない黒幕や思惑・見事な伏線回収などで最大限に魅せてくれたと思います。もはやBLだけに止まらない壮大な愛(自国・郷土・人間・師弟・伴侶)の話で、ラストは分かっていても涙が止まらないくらい感動しました。エルンストに共感しすぎて、彼の喪失感の何十分の一も分かってないと思うけど、2・3日引きずってしまった程です。特にガンチェの「共に行きましょう。辿り着く場所まで。/共に生きましょう。許されるときまで。/共に逝きましょう。安住の地へ」という深い愛の言葉に胸を突かれました。こんなに素敵な「いきましょう」が3つもあるなんて、日本語って素晴らしい。色んな意味で大きな感動を与えてくれる作品ですが、主人公のエルンストが元皇太子という事で…世間知らずで擦れてないが為に(特に下関係の話で)あけっぴろげな言動で毎回妙な空気になるのが楽しかったです。世界観といいストーリーといいもの凄く骨太なので、確かにBLでなくてもいいのかもしれません。でも、BLでなくても読む価値があると思わせられる肉厚な作品だと思います。
本当に素晴らしい!
ネタバレ
2023年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただのBLではありません、壮大な物語です!読後こんなに心に残る作品は数少ないと思います。もと皇太子エルンストは、クルベール病でその座を追われたものの、決して卑屈にならず、心根は真っ直ぐ、思慮深く、潔い。そして、ガンチェを愛する気持ちを一切包み隠そうとしないその可愛らしさもまた良い!ガンチェを伴侶とし、お互いを一途に愛する気持ちが物語中溢れていて、それ故に寿命の違いは切ない!最後に再開するシーンは本当に、暖かく、嬉しく、良かった!2人を囲む人たちも皆愛すべきキャラクター。また物語の中でいがみ合い疎遠だった地域のつながりが、変化していく様は素晴らしい!どのシーンも小気味良く決して退屈しない!一気に読んでしまいました!素晴らしい作品をありがとうございました。
BL関係なく良い
2023年4月5日
この作品はBL関係なく大河です
後半はずっと泣きながら読みました
最近では1番好きです
あーでも もっと読みたいので途中のエピソード
特別編で出してもらえないでそょうか?
エルンストとガンチェ に関わる人等の物語もっと読みたいです
BL関係なく良い
としましたが もちろんBLとしても最高です
面白い
2023年3月12日
世界観とストーリーがすごくいい。BLじゃなくても楽しめるくらい引き込まれるし、BLのところもとてもいい。
最高傑作
ネタバレ
2023年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皇太子を廃されたエルンストと傭兵として生きてきたガンチェの2人の物語。WEBでも紙でも読んでいるのですが、電子でも購入してしまいました。それくらい面白い作品です。読み始めて直ぐにこれはBL?と思う程の細かい設定、緻密なストーリー。今までのBL小説をいとも簡単に凌駕してしまう作品です。勿論、濃厚なエチの部分もあるのですが、エルンストの領主としての生き様、ガンチェを愛する姿勢、それを受け取るガンチェの漢らしさ、2人を取り巻く人間味溢れる登場人物。どれをとっても素晴らしいというしかない作品です。
『三日月』『満月』の上下巻ではありますが、壮大な世界観に引き込まれてあっという間に読み終えられます。是非読んでみてください。
号泣です!
ネタバレ
2022年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後の方、マシンでウォーキングしながら読んだのですが…もう涙が止まらない…
シャツの裾で拭きながら、でも止められなくて読み続けて…
なんとか長生きさせる手は無いのか!と思いながらも、最後の時を二人と一緒に迎えました…
こんなすごい話、映画化でしょう?
もっと多くの人に読んでもらわなくちゃ…2巻あって、読むのを躊躇ってる方!
読んでください!こんなピュアな想いで心を洗ってもらいましょう!
何度も読み返しても素晴らしい
2022年9月17日
ライトノベルの時からのファンです😄
とにかく内容が素人さんではない程に深い。そして体中ぞくぞくとする展開でエルンストとガンチェのお互いへの思いがいつまでも心に刺さって抜けません。領主としての手腕などほんとに作者様素人ですか?ですよ⤴何年たっても焦がれる作品だったので見つけた時すぐに購入しました。房之助様のイラストが最高です❗(ほんとに二人が居てたんだと号泣)ありがとうございます大好きな作品です
表現できないほどの
2022年9月9日
心揺さぶられながら読み進めました。1ページ捲るごとに物語が確実に終わりに近づいていくことが切なく、かと言って読むことを止めることができず、ジレンマを抱えながら、言い表せないほどの感動に包まれて最後の一文を読み終えました。
主人公とその伴侶が互いに抱く愛に圧倒されました。そして読み終えた今は喪失感でいっぱいです。
レビューで少しでもこの思いを吐き出しさなければどうにかなりそうで。。
こういう作品にまた出逢いたい。いつまでも次回作を待っています。
感動で泣き過ぎて目が腫れてツラい
2022年9月3日
なろう小説サイトで素人の方が書いたなんてとても信じられないスケールと壮大な物語に涙涙でした。物語後半に向かうにつれて嗚咽になり、エルンスト様とガンチェの人生が走馬灯のように重なりもう耐えられませんでした。こんなに読後の満足感がハンパない小説を久しぶりに読みました。先生天才としか思えません。BL小説と言う括りでは伝えきれない感動をありがとうございます(TT)さすがちるちるアワード2022 BL小説部門11位です!!!本当に読んでよかった!!人生が潤いました( ;∀;)
再読
ネタバレ
2022年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ エルンストの賢さに胸躍り、いつか来るガンチェとの別れに切なくなり、陛下とタージェスの親交の物語に泣かされて、何度でも読み返せる。エルンストとガンチェの関係は揺るぎない。ガンチェの忠犬ぶりは頼もしくかわいいし、エルンストの世間知らずな素直さは普段の頭脳明晰もあって萌えが倍増。「...だろうか」のセリフがこんなに刺さるなんて!!
壮大な愛の物語□
2022年7月26日
人種違い、いろいろ違うはずの2人が強烈に惹かれあっている様はとても微笑ましく。最後の満月の章はもう涙なしでは読めませんでした。

物語全体としては、エルンストがその知識を駆使?して辺境地をどう発展させていくのか、国内の権力者とどう渡り合っていくのかなどすごくいろいろ考えられた人間模様が描かれてて引き込まれました。

2人が亡くなった後のことも少し描かれていて、腹に落ちて収まった感がありとても良かったです⭕️
圧倒的世界観
2022年7月10日
…と、ゲームの煽り文句のようですが…。エルンストが祖国を追われる身となり、単身旅立つところから壮大な物語は始まります。新領地である僻地を守るため、周辺国へ出向き様々な種族と接し、味方をつけ奮闘していく様は、よく作り込まれた世界と相まって、さながらRPGのよう。国を統べる者として教育を受けてきたエルンストの知識と知恵で、歴史を作っていきます。常に傍らに控えるガンチェと共に。エルンストが苦しいとき、辛いとき、ガンチェが心の拠り所となりエルンストを支え続けます。この二人のお互いへの想いは絶対です!長い苦難を乗り越え、二人の結びつきは確固たるものとなっていきます。書籍であまり泣くことの無い自分が、最後は涙と鼻水でグジュグジュでした〜。
見た目はかわいくて理知的なエルンストが、性について無知ゆえ、あけっぴろげで大胆というギャップがドキドキでした!ちょうど良い塩梅でえちシーンが入ってくるので、お楽しみです〜。イラストも最高!
読後はしばらくこちらの世界に戻ってこれませんでした…。
読み進めるほどに思いが深まる
2022年6月6日
初めてのレビューを書こうと思う程に、読後深い余韻に浸っています。歳月を重ねた後だからこそ最終章の満月は、愛しみと寂寥と天晴れな感慨を抱かせるものとなっていました。
実に風変わりな郡地に囲まれた世界観ですが、帝王学に基づく国興し物語としても楽しく読み進められました。手に取られる際は2巻併せてお読みになる事をお勧めします。
これはすごい
2022年6月4日
壮大な物語。完璧な終焉。皇太子を廃された何も持たないエルンストが、何もない国であるメイセンを、飛び抜けた智力と人としての魅力だけで建て直していきます。何手も先を読み、人の心を自分の思うところに着地させるエルンストが、ゾクゾクするほどかっこいい。清濁併せ呑む為政者のエルンストの「清」の清冽さと、「濁」の底知れぬ闇のバランスが素晴らしい。この作者ならば最期の命の果てまで描き切るだろうと思ったら、やはり物語はそこまで描き切っていました。最期の場面は涙せずにはいられないですが、この作者のすごいところはそこではなく、「タージェスと白金の小袋」というBL要素ゼロなのに、これが読みたかったと思わせる閑話をいれてくるところ。その閑話の「陛下、旅を終わらせてもよいでしょうか?」と夜空に語りかける場面、あれはすごい。何ひとつ悲しいことは起こっていない希望に満ちた場面なのに、涙がとまりませんでした。今までこういう場面を脇のキャラにやらせる物語をBLで読んだことがない。クオリティの高さがうかがえます。冷静で明晰な頭脳をもつエルンストが、愛しいガンチェのことになる時だけ、毎回突然アホになるのもクセになります。
5.0☆+
2022年5月26日
戒驕戒躁。最初に一言いうと「銀河英雄伝〇」が好きな人は気にいる作品だと思う、そんなに戦争するわけでもないしブロマンスではなくBLなのですが、何となく通じるものがある。
色々な人や獣人種で構成される思いっきりファンタジーな世界観でありながら、そこに暮らすモノたちはすごく普通で、現実的な生き方や考え方なので面白いです。
主役の男二人は、まるで運命のΩαの様な〈運命の体液適合者〉という設定で強烈に惹かれ合います。確かにBLではあるのですが、BLを求めて読むと盛り上がりに欠けてしまうかも?キュンとするような関係というよりは魂が繋がっているような深い結びつきで、エルンストの誠実さや年齢もあり、最初から結婚を前提にみたいな落ち着いた始まりで、何年か連れ添ったような大人の深い愛に近い。そして作品全体としてBLというよりはヒューマンドラマという感じです。
主人公のエルンスト、賢明で高潔な男が運命に翻弄されながらも、生涯を誓い合ったパートナーと共に領主として、愛する領民達が確実に安寧を保てるよう導いていく壮大な物語です。先が気になって気になって...という展開ではなくゆっくりでいいからじっくり読んでいきたい作品です。エルンストが魅力的すぎる、イラストはとても良かったです。評価は5.0☆
世界観が良いです
2022年4月30日
唯一無二の世界観、キャラクター性、ストーリーの重厚さ、どれをとっても素晴らしかったです。上下巻ということでなかなか手を出さずにいましたが、読み始めると案外サクサク読めて、読ませる力があるのはすごいなあと思いました。
素晴らしい
2022年4月20日
面白い世界観。
人種も独特。生きる地域も独特。

人種で寿命に違いが有るのもユニーク。
主役の二人の、必然の別離が哀しくも尊い。

壮大な物語です。
BLと括らず読んでほしい
2022年4月18日
もうこれは、BL小説ではなく、帝王学とか人生哲学とか政治学とか…でもそんな難しいことではなく、現代にも通用するような「人との関わり方」みたいなものを教えてもらった本です。

生まれた時から皇太子として育てられたエルンストが病気のために皇太子を廃されて辺境の地に赴くのだけど、決して腐らないし誰も顧みることのなかったメイセンという地をホントに一から耕していく…というようなお話だけど、彼のそばには必ず伴侶のガンチェがいてくれて、二人の絆がとにかく素晴らしい。とにかく気になった人は絶対読んでほしい。BLに興味のない人にも読んでもらいたいと思える本です。
素晴らしい
2022年4月18日
単なるBLではなく、人間模様と人生観を深く描いた作品。
余韻が残る素敵な内容でした。人を愛する、寄り添い生きていく二人の姿が丁寧に書かれていて、お互いにそのような人と出会えて幸せだろうなぁーと、羨ましく思う。
領地再生物語
ネタバレ
2022年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて作家さん。連作短編もの。人物とメイセン領地図の紹介あり。元老院・領主たちの関係図も欲しい所。名前や地名、関係性が頭に入らず一苦労。元傭兵・ガンチェ(26歳)×元皇太子で最貧領地の領主・エルンスト(公爵、60歳)。超年の差&体格差カップル。
病のせいで皇太子を剥奪され、最貧領地メイセン領の領主に追いやられたエルンスト。かしずかれる生活から自ら動くと言う慣れない生活の中、淡々としかし確実に学ぶ素直さ、賢さ、強さを感じます。
そしてエルンスト皇太子時代に湯殿で働いていたガンチェ。メイセンまで追いかけてきて早速告白!その後は両思い→甘々万年新婚状態!
さらっと受け入れられている"体液結合者"とガンチェの言葉遣いにやや違和感。それから最初に二人の関係性のみ話が進み戸惑いましたが、二人がくっついてからが本番スタート。
エルンストが領地改革着手するも貧困問題だらけ。しかし、自身が考えるメイセンの未来のため、お偉方相手に見事な頭脳戦を繰り広げます。敵だらけの中でも、敵を御したり味方につけたり頭脳フル回転で面白い。
エルンストの病の秘密……。さらに二人の寿命問題も立ちはだかります。侍従長の話からガンチェの寿命を延ばすのかと思いましたが、アステ草使われず……えぇ?!いつかは訪れる死だとは分かっていてもやはり悲しい。61年後!ようやく再び一緒になれて涙。
イラストは描き込みが細かく綺麗だと思います。鹿でかい!
壮大な物語
2022年3月20日
表紙の絵に惹かれ、皆さんの評価に後押しされ購入しました。
想像以上でした。
最後は涙でなかなか読み進む事が出来なかった。
それでもやっぱりこれはハッピーエンド。
最後まで読んでよかった。
余韻がなかなか冷めない…
ネタバレ
2022年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく読み終えたくない!と最後十数ページを残して一旦休憩した程。と言うか、泣くなコレはと確信して思わず閉じましたw
初めに早々にさっくりとBがLする展開になります(主人公と伴侶の愛に溢れた関係もとても素敵!)ですが、物語の真髄はそれだけじゃ無いです。不遇な元皇太子が為政者として成長し領地を発展させる道程の物語の読み応えがとにかく凄い。登場人物達も其々が魅力的でもっと長編にして頂きたかった!二人の終焉までしっかり描かれている(もう涙腺がエラいことになるw)ので続編は無理ですがSSや番外編、スピンオフを是非お願いしたいです。
速攻、作者様の新刊通知をONにいたしました。
面白いファンタジーBL!!
2022年3月14日
ファンタジー苦手かもと思ってた私がどハマりしてしまいました。身体の成長が止まってしまったエルンストンと強靭な肉体を持つガンチェ、王宮を追い出され過酷な土地の領主となったエルンストンと王宮時代の湯男だったガンチェが領地メイセンで奮闘する。もう国の在り方、領地を統べる領主として、その土地に住む民との成長過程がものすごいです。壮大過ぎてアメリカあたりでドラマ化してほしいぐらい。ハリー〇ッターや指輪物語よりも面白かったです。そんなファンタジーの中にエルンストンとガンチェの甘々なラブが要所要所組み込まれております。
この物語は必読!深い愛に満ち溢れてる。
ネタバレ
2022年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 会話はあまり多くなく、備忘録のように静かに語られている文章で進みます。永遠に年を取らない少年エルンストと、心優しい戦闘種族のガンチェ。このふたりが出会い、死を分つまで愛し合い、辺境で最貧の領地を変革してゆく物語なのですが、読み終わっても、じわじわとくる感動で何度も涙してしまいました。ふたりの生涯を通して、ひとりの人を愛する事も、ひとつの国を愛する事も、同じなんだなぁ、と思えました。生きる希望が湧き、力を与えてくれる作品です。
生涯読んでいたい物語
2022年3月3日
なろう版も書籍版も繰り返し繰り返し何度も読んでいますが、未だに涙なしでは読めません。私の中でジャンルにかかかわらず一生ずっと読んでいたい本というのが何冊かありますが、この物語もそのうちの1つです。BL要素がなかったとしても十分に物語として成立する魅力的なお話に、更に純愛の成分が加わっています。この世界観を2冊で終わらせてしまうのは勿体ない!というかもっと読みたい!と思わせてくれるお話です。
めっちゃ良かった
2022年2月27日
特に期待せず読み始めたのに、気がつけば夢中になり2巻読み終わってしまいました。多分何度も読み返すだろうなと思います。幸せな気持ちになれる良本でした。
読むのを止められませんでした
2022年2月26日
人気があるのをしり読み始めましたが、あっという間に読み終えてしまいました。ガンチェとのお別れは、涙が止まりませんでした。また、何度も読み返したい作品の一つになりました。
魅力的なキャラクターたち
ネタバレ
2022年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 病を理由に皇太子を廃されたエルンスト。最果ての領地の領主として旅をし、たどり着いた初めて見た領地で様々な課題をじっくり腰を据えて解消するために動きます。おぼっちゃまなのではなく、いかに民草がよりよく生きられるのかを考える。まるで父親のように。そこに、王都からやってきていたガンチェと愛し合うようになるのです。2人は体格差もあり、人種も違う。でも、同じものを見られる。そう、同志のようなものを持っているのです。ガンチェがカワイイのです。一途にエルンストに尽くし、愛する。エルンストも初めて人を愛したというのに、愛がなんたるかを知っている。身も心も捧げ合う。素敵です。沢山の予測を立てながら領主としてすべき事を選び、遂行するエルンストの強さは、ガンチェがいてくれるからこそ。領主としての命は他のものには負わせない。年長のタージェスさえもエルンストの気持ちに触れ、見る目が変わっていきます。エルンストとガンチェは常にラブラブです。エルンストは皇太子だったので、他人の目が気になりません。いや、何も恥ずかしいということはないんでしょうね。1人になる事がほぼない生活でしたので。ですから、どこでもガンチェと愛の眼差しなどなどやらかしてくれます。それが、なんのてらいもないので、清々しいくらいです。周りのものは困るでしょうけどね。それもカワイイところ。とにかく、素晴らしい物語だなって思いました。稲荷家房之助先生の美麗なイラストも最高に盛り上げてくれます!ガンチェはかっこいいし、エルンストもカワイイ!読み返し決定です!月夜先生、素敵な物語をありがとうございました。
素晴らしいです!!
2022年2月13日
物語りとしても素晴らしく、登場人物がとても魅力的です!早く続きを読みたい気満々ですo(^-^)o何度も読み返す作品だと思います。月夜先生ありがとうございます。
寿命という試練
ネタバレ
2022年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ エルンストとガンチェのお話。
2人の恋愛は最初の段階で早くも伴侶となりますが、この作品は元皇太子殿下のエルンストが貧困な領地に飛ばされ問題を少しずつクリアし豊かにしていくというストーリーになっています。

エルンストとガンチェが命尽きるまでいつまでも新婚のように想い合っていて尊い。
可愛いのに男らしいエルンスト。性格、戦闘力全てがパーフェクトのガンチェとエルンストの信頼しきっている姿にもう眼福でした。
そんな2人だけど寿命の違いという試練が付いてきます。エルンストは病気の影響で見た目は若いままだけど寿命が200歳以上という運命でガンチェは120歳?くらいの寿命の人種でした。
どうしてもガンチェが老いていくのと早く逝ってしまうことは変えられません。
ガンチェの髪に白髪が増えていくのを見るたびにいつか別れが来るという恐怖と戦うエルンストが辛かった。
ガンチェの別れのシーンではもう涙が止まらず。。

逆にエルンストが亡くなる時にはやっとガンチェに会えるねという喜びに似たような感情がわいてきました。

作者様が再会シーンを書いてくれたおかげで悲しさも少し癒えまた会えて良かったねという気持ちにさせてくれたことに感謝します。
力強い作品です
2022年2月5日
キャラの一人ひとりが愛おしくて、世界の端まで知りたくなるようなそんなお話です!
愛に溢れたえっち盛り沢山、話の作り込みもハンパじゃないですよ!!!
なにより読後は元気をもらえます!!
星5でも足りないくらい
2022年1月20日
他のBL小説が物足りなくなるほど、壮大で美しい物語です。
挿絵の作家さんそのままで漫画にしてもらえないかな。
大好きな物語
ネタバレ
2022年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 完結後に存在を知り、夢中で読み耽った物語です。
文章も作中で流れる時間もとても長い物語ですが、少しも飽きることがありません。
ファンタジー小説として非常に設定が練られていて、登場人物も皆魅力的です。全員が善人という意味ではなく、それぞれの人生を生きています。
BL的にも可愛くて頼りになる年下攻めと可愛くて頼れる年上受けで自分の好みでした。どちらかが一方的に依存するような関係でも共依存するのでもありませんが、得意分野が違うカップル。
最初のブックマークをつけた読者様のおかげで私もこの物語を完結まで読むことができました。ありがとうございます。
感動しました
2022年1月13日
レビューが高いので、面白いのかもと思いながらどうしようかと思ってました。でも、本当に読んで良かったです。面白い
独創的で壮大な極上ファンタジー
ネタバレ
2022年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 心から読んで良かったと思える極上のファンタジーです。
エルンストの抱える背景や各種族の特徴などが非常に独創的で面白い。過酷な状況に置かれながらも聡明さと強い意志でそれを乗り越え、自分自身で運命を切り開いていく壮大な一代記となっています。
BLと思って読むと最初あれ?と感じるかもしれませんが、確かな愛はあるし、緻密な心理描写と多彩な登場人物にどんどん引き込まれていくのではと思います。

語り口は淡々としていて、どちらかと言うと静の物語です。しかしエルンストの覚悟と決意を秘めた静かな言葉がどれも突き刺さり胸に迫ってきて、最後まで目が離せません。貧しく希望もない領地メイセンをエルンストがどのように変えていくのかが気になって、ページをめくる手が止まりませんでした。

世界観が素晴らしく、ファンタジーとしてだけでも充分楽しめるのですが、時折挟まれる2人の愛の交歓は、時に厳しいエルンストの道行きの中の癒しタイムとして楽しんでました。
ガンチェの安定感がとにかくすごい。頑丈な体躯、深い懐、ひたすらエルンストだけを見つめ守るブレない愛。様々な苦難に直面してもガンチェがいれば大丈夫と思える。最初は物語の序盤であっさりくっついてしまったなぁと思ったのですが、エルンストが過酷な道を突き進むにはガンチェの存在が不可欠だったのだなと思いました。
この物語はすれ違いや思い込みなどの切なさが皆無なので所謂BL的な盛り上がりを求めているともしかすると退屈に感じてしまうかもしれませんが、自分はどこまでも深く想い合う2人の愛にものすごく満たされました。
読みながらこの世界にいつまでも浸っていたい、ずっと読んでいたいと思っていました。それほど心地良く読み飽きないお話でした。終章は涙なしでは読めませんが、最後にはとても心安らかで温かな気持ちが残りました。幸せな余韻に非常に満足です。
ぜひ読んでみてください。
ネタバレ
2022年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても素晴らしい小説に出会えました!
ストーリーの壮大さや魅力あふれる登場人物たち…
エルンストとガンチェ、愛あふれる二人は
とても素晴らしかったです!
三日月、満月とあっという間に読み終わってしまいました…
なかでも満月のお話はとても心に響き、
作中、何度か寿命の違いを思うところがでてきましたが
そのエルンスト、ガンチェ二人の想いをみてきたからか
満月を読んでいるときは涙がとまりませんでした…

最後に素晴らしい小説を書いてくださった
作者さまに感謝を。
ありがとうございました!

また素敵な作品に出会えます様に。。
愛溢れる物語でした
ネタバレ
2022年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公のエルンストは、仕組まれた病気のために過酷な運命を辿ります。しかし、持ち前のポジティブというのか、聡いのか、過酷な状況を「自由」になれたと言って楽しめる懐の深さと数々の難題をこなす思慮深さに読んでいてとても痛快でした。恋愛に関しては、ガンチェという伴侶を得てとても素直で、臆さず、「初心?」というべきか周りに人がいてもお構いなしで、そこが潔くてエルンストらしくて微笑ましかったです。周りにいるキャラたちとの絡みでは、何度も声をだして笑ってしまいました。BLだけど、本当に純粋に好きで好きで、こんなにも愛し合える2人をみれて読んでるこちらも幸せになりました。ssとして、主人公たちの脇を固めるキャラたち目線のお話を読みたいです。続編でないでしょうか。
良い物語と出会えました
2022年1月5日
なんて素晴らしい年明けなんだろう!こんな素敵な物語に出会えたなんて!BLというジャンルにとらわれないで読んで欲しいなぁ。完結でとてもよいのだけど。でも、もっと物語を読みたかった。長い長い年月の物語。村々がどんな風に、人々がどんな風に育ったのか、もっといっぱいお話しが見つけられる物語でした。あー!読みたい!
ガッツリ読みたいときにオススメです
ネタバレ
2022年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中世ヨーロッパのような世界観。廃位された皇太子は極貧地域の領主となり奮闘します。とにかく国と地域と人が細かく、お馬鹿な私は途中で何度もこんがらがりました。地域の地図などがついているとわかりやすかったかなあ。主人公二人は一途に愛を貫きますのでそこは◎。
とにかく面白いので、すごくオススメです。
エルンストとガンチェの満月で涙腺崩壊
ネタバレ
2022年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 国や種族、領地や人々の生活などしっかり描かれていて壮大な世界観をしっかり味わう事ができました。
しかし度々、寿命の事について触れ、エルンストとガンチェの別れが近づくにつれ、ページをめくるのが辛く自然と涙が出てしまいました。ガンチェとエルンスト2人の愛と深さは本当に泣けますし、寄り添った人々の一生を思うと胸がジーンと熱くなります。
本当に一つだけわがままを言うなら、最期エルンストとガンチェが満月を経て再び再開したイラストを見たかったです。素晴らしい作品をありがとうございました。
壮大な物語
2022年1月1日
エルンストとガンチェの愛の物語、マイナスな領地をエルンストの頭とガンチェの支えとで大きく盛り上げていく。いやぁ、壮大なロールプレイングでした。素敵な二人でした。
面白かった…!
ネタバレ
2021年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんなに面白い作品に出会えて嬉しいです。今まで存在を知らなかったことが不思議なくらい。読み応えのあるページ数ですが、無駄なところがなく、終始読書の楽しみに浸りきることができました。主人公の「む」が大好きです。
寿命の違いはあの病気の原因を逆に利用して克服してくれるんじゃないかなぁと思いながら読み進めていましたが、そういう安易な流れにならなかったところが、むしろ良かったのでしょうね。。
心に響く作品に出会えて嬉しいです。
2021年12月23日
ライトノベルよりコミックを多く読んできた私が、ライトノベルを購入する際には特に、レビュー数やみなさんの評価を参考にさせて頂いています。なのでこちらの作品が目に留まった時は、まだレビューもほぼなかったので、何時もだったらお気に入りに入れて…暫く様子をみる…だったと思います。しかしとても気になり、試し読みをしてすぐに購入してました。お気に入りに入れたままにしなくて良かった!気持ちは早く先を読み進めたいが、じっくり読みたかったので読んでは戻りを繰り返して、読み終わりました。満足感半端ないです。ぜひたくさんの方に読んで頂きたい作品&お薦めしたいです。
書かれていない部分も読みたい。
2021年12月21日
2人のラブラブももちろん良いのですが、領地を発展させていくのがとても面白くてこの2日間暇を見つけてはずっと読み続けました。ページ数も読み応えもすごい。
はしょられた部分の領地経営も全部読みたいと思いました!
書かれていない150年分位を書いたら100冊くらいになりそうですが全部読みたいと思える面白さでした。
正直BLでなくとも面白いです…。
2021年12月20日
電子も出たんですね!紙で買おうか迷ってたので、さらに悩んじゃうー。正直にいうと、BL大好きですが、この作品はBLじゃない部分でわくわくしながら読んでました。二人の床入りシーンは流し読みする事もしばしば…。お話の続きが気になって気になって、ごめんなさい月夜先生…。いや、世界観の作り込みが凄いし、辺境の村のモブな村人のイキイキとしてること!もちろんBL関連もバッチリ書かれてるので、村のモブに萌えられない人でも大丈夫です!あと、ラストは泣くだろうなと思ったけど、泣きます。おすすめです。
泣く。
ネタバレ
2021年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 片時も離れたくないラブラブな二人。寿命の違いが障害になって、後半になるにつれ、めっちゃ切なくなりました。お互いの愛が深過ぎて泣く。受けがカッコいいし、潔い。もっと、二人の半生を読みたかったです。最近、読んだ中でも最高のお話し。是非、読んで欲しい。
レビューを信じてよかったです。
ネタバレ
2021年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久々のレビューとなりますが、この作品だけは書かなくてはと思い書かせていただきます。
ときどき、レビューを読んで購入してもなんだこれ??という作品がありますが、この作品は購入してよかったです。
涙あり笑いあり(伝書鳥の部分が特に・・)です。閨ごとがあまり好きではない私はその部分を読み飛ばしてしまいましたが、それを抜きにしても素敵な作品です。
いいね!を一番最初にしてくださった方にも感謝です。
涙が溢れる
ネタバレ
2021年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 二人の最後は分かっていても辛い。でもその最後が分かっているから幸せな時間の価値が余計に染みる(涙)こんなにお互いの事を想える関係憧れる。そして、ただのBLじゃなくて、国造り、為政者、交渉とはどうあるべきか他の本とは一味違う深い話になってます。
他のエピソードいくらでも書いて欲しい~幸せな二人の話もっと読みたい~!
領地経営ゲームみたいな面白さ
2021年12月19日
BLだけれども恋愛要素の問題はほぼ起きず、また主人公が長寿なことから月日の進み具合などが、貧乏領地に追いやられた元皇太子の領地経営シミュレーションゲームみたいで面白かったです。主人公が有能で読んでいてストレスがないです。
恋愛面でほとんど問題が起きず、領地運営の問題がメインでずーっと進むのでそこが合わない人には合わないかも?
個人的には長寿主人公と人間と同じくらいの寿命の兵士の恋愛で寿命という問題はあるものの、恋愛面ではずっとラブラブだったのが逆にやきもきしなくて自分には合っていたと思います。
寿命問題は最初から出ていたとはいえ最後はやはり泣いてしまいました。でも良い終わり方だったと思います。
良いお話に出会えました!
壮大な愛と国づくりの物語
ネタバレ
2021年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終わり、まだ余韻から抜け出せません。レビューを書いたことはないのですが、この感動を伝えたくなりました。領地を愛し、領民を愛し、自分の知識のありったけを使って国づくりをする様子や様々な人種とその国のあり様など、とても興味深く読むことができました。二人の愛情の深さにも感動し、最期の場面ではめったに泣かない私も涙が抑えられませんでした。本当におすすめです。多くの方に読んでいただきたいと思います。
何度も何度も読み返してます
ネタバレ
2021年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きな作品でなろうの方で完結まで読了済でしたが、満月が出るのをとても楽しみにしていました!書き下ろしも良かった!エルンストとガンチェの愛の物語でもあり、一領地を繁栄させていく壮大な物語でもあり、本当に沢山の方に読んで頂きたいです。そして脇役たちも素晴らしく「タージェスと白金の小袋」が大好きです。何度読んでもぐっとくるものがあり、静かな涙が込み上げてきます。三日月から満月まで読み終えた時の満足感は半端ないので超お薦めです✨
人に薦められる作品です
2021年12月18日
本当に素晴らしい作品です。読後感の圧倒的な満足度の高さに、ただただ周りに薦めたくなります。私の語彙力では表現しきることが難しいので、まずは読んで確かめていただきたいです。間違いありません。
全力で
ネタバレ
2021年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『生ききる』姿に涙が出ます。生きるではなく、『生ききる』です。本当に素晴らしい作品に出会えたなぁと思います。エルンストとガンチェの最期と再会がとても素敵です。こんなに素敵なラストシーンは初めてで、物凄い読破感を味わいました。先にちまきさんが素晴らしいレビューを書いて下さっていますが、全く同感です!色々な問題が起こるストーリーと、それを乗り越えて二人の『愛の育み』のストーリーがとてもうまく絡まりあっていると思います。じっくり読んで下さい!
どちらも最高
2021年12月16日
今までに読んだことのない壮大な物語で、攻め受け共にどちらも善人。特に受けが相手を論破するシーンはスカッとします!!作者様の考え方が素敵です。今後の作品を楽しみにしてます!
ただのBLではなく、圧巻の世界観!!
ネタバレ
2021年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただのBLと思って読むと、圧巻の世界観に圧倒されます。あらすじ読んで「綺麗な王子と人外の強さを持つ剣士の体格差BLね、好物好物」と思って読み始め、その自分の浅はかさに殴りたくなりました。これBLですよね?!と確認したくなるくらいしっかりと深いところまで世界観が造られていて、その描写も細かいのにとにかく繊細なんです。今まで色んな中世ファンタジーBLを読んできましたが、経済や地理、人物たちをここまで掘り下げて書かれているBLはなかろうと思います。唯一無二のBLです。かと言って難しすぎず、伏線の貼り方や回収の仕方も見事としか言いようがありません!主人公エルンストが綺麗な元王子ではなく、帝王学を学び抜いた賢人であるのにとても魅力を感じます。王太子として教育を受けてきたからこその洞察力と知識を持って人々を導いていく姿に、王とまさにエルンストのことを言うのだ!と思わざるを得ません。BL部分としては、受のエルンストが攻の戦闘種族のガンチェを愛しさのあまり甘やかしているのが可愛いです。こんなにも受が攻を愛しい可愛らしいと愛でているのも珍しいとは思いますが、堂々と「わたしの伴侶だ」と周りに言っているエルンストがこの作品のハイライトですね(笑)是非色んな人に読んで頂きたい作品です!
政治とか町おこし的な、でももっと複雑な…
2024年7月4日
為政者としての働きっぷりはとても楽しかったです!
人の上に立つってのは綺麗ではいられないんだなと、その苦しさが読んでて楽しかった。
BL部分はひたすら甘い。砂吐きそうになりつつ、でもこれがこの作品の醍醐味ですね!
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ひたすらに改革
ネタバレ
2024年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤で挫折し積んでいましたが、壮大で長文なお話が読みたくなって読み直しました。他の方も仰っているように、いわゆるBLを期待して読むと残念な気持ちになると思います。主人公の人格は序盤から完成しているので成長物語という訳でもないので難しい……。設定はよく作られていて世界観も壮大なのですが、根本的な問題の解決にはたどり着けていないような……。BL感とSF(とも違う……上手い表現が見つからずすみません)感のバランスが難しく、どちらも中途半端になってしまった印象です。とはいえ個人的には、今私が読みたい!という内容にピッタリだったので楽しく読ませて頂きました。物語がしっかりと完結しているので、ひたすらにのめり込みたい方にぜひおすすめしたい作品です。読み込めば読み込むほど、読了後色々な情景を想像出来ると思います。作者様の新しい作品も楽しみにしております。
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まだまだ読みたかった
2023年7月18日
最後の2人の別れからお迎えまでは思わず涙が滲み出てきてしまいました
けどまだまだ2人の話しを読んでいきたかったです
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よかったけどね
ネタバレ
2023年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL要素はちょい薄いけど、世界観の大きさがすごい。BL要素の薄さに読むのをやめようかと思った一瞬もあったけど、最後が気になり読みました。最後は涙で読み進めるのが大変だった。私的には始まりがあれば終わりが来るみたいな現実的な内容をBL小説で見たくなかったぁと。
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アステ草は? ティスは?
ネタバレ
2023年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 壮大な物語。とても興味深く読了。
ただ、あまりにも固有名詞が多くて、それがちょっと大変でした。多数の郡地、そのそれぞれに複数の国、国には数十の領、領には多数の町とそれを上回る数の村。また国ごとに激しく異なる人種、etc. etc.
その上、もちろん様々な立場・肩書の人物たち。
やたらめったら固有名詞…… 泣 (あ、ガンチェの昔の女は名前なかったな)
それぞれの人物が今後も深く関わってくるのかモブなのか、全く判らないので、とりあえず、それら全てを頭の中にメモっていかなきゃいけない。ふぅ💦
まあ、1人の人物、それも寿命200年の人の大活躍の80年以上を詳しく語る物語なので、登場人物のうち40-50人は深く関わってくるので、た〜いへん。笑
でも、それを補って余りある面白さではありました。

ただ、アステ草はどうなった?
クルベール病の原因と判って、国の機関で極秘に研究することも決まった。外見の老化を防ぐだけでなく、若返りすら望めるって話だったよね?
その研究を進める関連で、かなりのページを費やしてるし、まさかフェイドアウトされるとは思わなかったよ。クルベール病は、かなり大きなファクターだよね? エルンストがアステ草を盛られてクルベール病にならなきゃ、この物語は始まらなかったワケで。
ティスだって、それ関係で紹介されて身内になったのに、結局、医師や薬草研究者としての活躍は殆ど語られず、意外な=優れた剣士としての側面ばかりに光が当てられて終わってしまった。
最後の方で、主要人物の没年やその後の人生などが語られる所があって、ティスはそこにも出てきたのに、それなのに本来の仕事の実績には触れられない。

たとえば、アステ草は寿命を大幅に延ばすことまでは出来ないが死ぬ直前までチョー健康で活動できる、ってことで、ガンチェは健康を保ったまま長生きした、とかなんらかの形で…回収して欲しかったな〜。
こんなことならアステ草研究の話なんて出さなきゃ良かったと思う。

それと、基本的に愛情物語だから仕方ないかもだけど、後半やたらと致してる場面ばかりが多くて、ページが勿体なかった。 そんなことなら、アステ草とかティスとか、アステ草とかティスとか、アステ草とかティスとか…
生涯のお話
ネタバレ
2023年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 極貧の領地をいちから発展させていくお話。初めから相思相愛でイチャイチャしてますので、ラブ度高めです。その中で国政とか兵法メインで話は進みます。ずっと同じテンションで二人愛し合ってるので、途中からお腹いっぱいになりますけど、最後の切ない展開が消化を助けてくれます。
いまひとつ良さがわからないクチ
2022年11月1日
文章巧いけど印象に残らないというか、受が廃嫡された元皇太子で、攻が元風呂係ということしか覚えてない。
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最後は号泣
ネタバレ
2022年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作り込まれた世界観で、これ本当に素人が書いたの?と疑問になるくらいしっかりしたストーリーと文章でした。前半はハラハラとしてのめり込むように読みましたが、後半はなんというか…全てが上手いこと行きすぎてハラハラ感はなく、少しダレてしまうのとエロが多すぎてお腹いっぱい。読み飛ばしました。ですが、ですが!1番の大問題である寿命については、ご都合主義は一切なく、しかもあえてきちんとガンチェの最後を描いたことに感服。号泣してしまったけど。言葉にならない良さがありました。死別は嫌いだけど読んで良かったと思える作品です。
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作り込み方が半端ない
2022年9月28日
ファンタジーの世界の作り込みが半端ない。甘々な二人だけどそこはサラッと読みやすく、元皇太子をめぐる政治的な陰謀と、メイセンをどうしていくのかっていう、ストーリーが純粋に面白い。
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壮大な物語
ネタバレ
2022年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLというよりは壮大な国作りの物語という感じだった。穏やかだけど、芯が強く、深いお話で、強く続きが気になって一気に読んでしまいました。最後は切ないけど、イオン銀行良いお話でした。
領地の話をもっと読みたかった
ネタバレ
2022年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ しっかり帝王学を叩き込まれた元皇太子が、国で最貧の領地メイセンの領主となります。その領地をいかに改革していくのかが面白いお話です。
ただ、睦み合いの場面が多すぎな印象です。回数もページ数も多い。「え、また?」と食傷気味で、閨事のシーンは、その最中に領地の話をしている場合を除き、ほぼ斜め読みとなりました。
二人の愛は、例えば、ガンチェがエルンストを抱き上げて風を切って走るシーンだけでも充分伝わってきます。いわゆる朝チュンでもよかったし、体液適合者という便利な設定なしで、最後まで致すのはここぞという時のみ、でよかったなと思います。わたしは人並みにえっちシーンもエロシーンも好きですが、この作品では、メイセンの発展していく様子をもっとじっくりと読みたかったです。そんなわけで、閨事との割合のバランスが今一つに感じたため、☆1つ減らさせていただきました。
あらためて
2021年12月20日
懐かしい作品です、昔に大作を漁り読みまくってた頃だったので再読の為に購入します。好き嫌いは別れるでしょうが近年モノ足りなくなった方はじっくり読んでみては如何でしょうか。
それで愛って言われてもなあ
ネタバレ
2025年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半の虐げられる、自信を顧み、生き方を変えていく、その流れ良かったです。でも領地着いて視察してここからどうするのかと思っていたら、ガンチェとの恋愛問題ばかり考えていて萎えました。しかも「話す」「見る」「読む」の繰り返しで愛してると言われても、こっちはスンッです。盛り上がりません。体液適合者とか言ってくるし。そうなると本能的に求めているだけで、愛とはまた別なんじゃないの?と思えてきて、やっぱりスンッです。全然働かないくせに資源は使いまくるし、侍従長に同情してしまいます
このまま読み続ければ領地改革パートも出てくるのでしょうが、そこまで読む熱を持てなかったので、途中でやめました…
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いつ面白くなるのか
2022年4月13日
いったいいつレビューのように面白くなるのかと思いながら読み終わりました。
BLではあるけれど国起こしの物語って感じかなぁ。
うーん。
ネタバレ
2022年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 文章はとても読みやすいです。
でも、遠目から一目見ただけで、人となりも分からないまま、そこまで心酔するって、ちょっと理解できない•••
何か印象的な出来事があって根こそぎ心持ってかれるなら分かるけど、何もない。ただ、遠目から見て、一瞬で好きになった。
中高生ならそれもあるかもしれないけどね。それでも人柄分からなきゃ、全てを捨ててついてくほどの心酔にはならないよ•••
淡々としている
2024年2月4日
評価がとてもいいので買ってみたのですが私には文体も内容も合わなそうです。

文体が淡々としている上に進みが遅く、我慢して我慢して我慢し…50ページあたりまで読んだのですが、これほんとうに面白くなる???となりレビュー見直したら、いつ面白くなるのかと思ったまま終わったといってる方もちらほら見かけ、これは多分私もそうなるやつだなと思い断念してしまいました。

序盤しか読まずにレビューを書くのはどうかとは思ったのですが……また読む機会があり、面白かったら改めて書き直しに来ようと思います。
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残念無念...
2023年7月19日
説明っぽい文章書きが多いせいか淡々としていて、いつになったら面白くなるのかと下巻を読み始めたら、
ひと月会えないだけで仕事も疎かにしてしまうし、会えた途端にイチャイチャとか、もう読み進める気力も果ててしまい残念ながらギブアップです。
BLの醍醐味が。。。
ネタバレ
2023年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤で2人があっさりとくっついてしまい、その後は領地を治め良くしていく話。
正直BLでなくて良いのでは?と思ってしまいました。
話は読みやすくて良いのですが、BL小説として面白いと思えませんでした。
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いまいち
2022年5月26日
評価下げてごめんなさい、いまいちでした…
エルンストとガンチェが大したエピソードもないまま急速に惹かれあっていくのについていけませんでした。一見壮大なストーリーですが問題は単純なのでスルスル読めます。そういう意味では読みやすかったです。キャラに共感できずストーリーも無駄に装飾されたわりには薄い印象で、サラ〜っと読み終わってしまいました。
高い
ネタバレ
2024年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLと思って購入した方には多分残念な気分になると思います。そういうBLの要素を時々ぶっ込んだ箇所がありますが わざと入れてBLとしているように思います。病に罹った皇太子が廃嫡とされ辺鄙な土地の民の生活をなんとかしようとする話です。それで充分だと思うのでBLとするから納得できないし 色々と状況説明が長すぎます。上下巻をしかも高い金額で購入してしまって後悔です。
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作家名: 月夜 / 稲荷家房之介
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: リブレ