ネタバレ・感想ありBorderlineのレビュー

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この愛は
ネタバレ
2025年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結婚して何年も経つと 愛がなくても一緒にいるという あの感じに似てる愛してなくても一緒にいるということ分かるかなり分かる
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珍しくハッピーエンド
2024年12月11日
木原先生のといえば読後、ぎょえ〜〜〜…ばたっ(倒)といった感じなのですが、本作珍しく誰にでもわかるハッピーエンドでびっくり!外国の軍隊が舞台でそれも珍しいな、マンゴー食べたり恋に落ちたりヘリが落ちたりだったんだけど、受けのジャックの下半身の秘密に、は?となり、ジャックに恋するガレにやれやれ…おま、何してますのん?ってなり、で、全くラブストーリー感がなかったのに、いつの間にか???途中のはい?は?な展開は木原先生だなと思ったけど全体的に「BL小説」感が強くて、「愛」も常識の範囲内(いやガレはちょっと恋愛依存症だろうが、うざいね)で誰でも楽しめるといえばそうな気がしました。イラストがよかね〜いやらしか〜色気ムンムンです。
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二人それぞれの「愛」
2024年6月28日
始終「落ち着け、ガレ~!!」「ちょいちょい!!ジャックぅっ!!」と叫びながら、悶えながら読みました。二人それぞれの「愛」の捉え方。ガレがもう、典型的な片田舎イギリス人(個人的見解)で、ジャックがほんとに軍人らしくて、その対比と、オリジナルな世界と設定も良かったです。ふた◯◯はあまり興味ないのですが、強強受けがソレっていうギャップ萌え&ドンピシャなイラスト。ちぐはぐな二人でほんと始終「このまま二人はどうなるんだよ!?」ハラハラでしたが、ちゃんとハッピーエンドになって一安心でした。「戦争」ということもあり、グロい表現もあり、そんな中でのエチもあり、だからこそ、二人がファンタジー中でも、ものすごく「人間」でした。
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こんな設定あるんだ
ネタバレ
2024年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ と思って読んでました。
軍隊ものかと思っていたら、ガレが兵役をおえ、舞台は大学のキャンパスへと、時間の流れと共に設定も変わり、そこで再会する2人。ジャックの任務に絡めたどんでん返しに上手く話を繋げているなーと思いました。
任務遂行の為には手段を選ばないジャックとそんな彼への恋心に翻弄されるガレ。
二人の対象的な男の人生が軍隊という特殊な環境で交わる。職業軍人として優秀なジャックはガレの恋心を利用して危機的状況を乗り切るも、ガレからの暴行に対しては正当な手続きを踏んで懲罰を受けさせたり、任務の為の偽装結婚であっても2人で決めたルールはきっちり守ったりと、意外ときっちりしているところに好感が持てます。
ガレは粘着質で妄想で嫉妬するような鬱陶しい奴ですが、いるいるこんな男!と共感できるキャラでした。ジャックみたいな男の方が現実には珍しいかも。
2人の波瀾万丈な人生をもっと見たいです、続編を期待しています。
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ついていける猛者はついてこい
2023年8月18日
BL小説、木原先生らしい、ついていける猛者はついてこい!の性壁全開、商業で出していいんでしょうか。誰もが惚れる強強職業軍人と国民の義務で1年間の兵役についた動物生態研究者。普段なら交わるはずのない正反対のふたりが戦時で最前線に出てしまう、、という硬派だけど読めばわかるファンタジー設定の骨太同人誌的作品。

さすがの筆致で、作品を通して流れる感情が作りものめいてなくて生々しいんですよね。こんな強強受けキャラ、現実にはあり得ないはずなのに作品の中には確固として存在してるっていう。

奥付と後書き読んで納得。元々2010年から同人誌で少しずつ発表していたシリーズを、最後のハピエン書き下ろしを加えて単行本として発売されたんですね。ハピエン完結した今、一気に読めてありがたい。。。これ、同人誌で追いかけていた方々、ヤキモキしただろうな〜。
愛って何?を考える作品
2023年8月16日
強い!強すぎます、受け様が。
そんな超強い、カッコいい受け様ですから、惚れちゃうよね攻め様(^^)
戦闘シーンは生々しく、前線に出陣したら一般兵も職業軍人も生死の運は平等で…そこには常識も倫理も通用しない世界がありました。そんな世界の中で、生きるとは?愛とは?を攻め様を通して考えさせられました。
攻め様の理想の愛はまさに理想。だからこそ現実とのギャップに物凄く傷付き踠き苦しむ。苦しんで考えた先に最後に出した攻め様の答えが、受け様の安らぎの場になればいいと思った。
愛があれば何をしてもいい訳じゃなく、相手の気持ちがなければそれは犯罪になる。当然の事なんだけど、一番大事だと改めて認識しました。
とても深い作品でした。
2人にこの先もささやかな日常が訪れますように、と心から願います。
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愛とは
ネタバレ
2023年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛を知らないわからないジャックと、愛に翻弄されるガレって感じでしょうか。とりあえずこの設定に関しては特に抵抗もないので、最初はどんな展開になるのかドキドキしてたのですが、私の予想する展開には全くならず、なんでだ!・・と何回思ったことか。ガレが可哀想で読んでて苦しくなるのですが、でもわりと暴走キャラでもあるので同情まではならないというか(笑)。ジャックも普通に考えたら酷いよなーと思うのですが、ずっと読んでると本当に相手の気持ちがわからないんだろうなということがわかるので、愛がわからない男が少しづつでも変化していくのに感動したり。好き好き暴走するガレに対してのジャックの言動なり思考なりの変化が、最後まで読むことでようやく見れて、これはハッピーエンドだなと思えるので、途中まではしんどいことも多いけど、諦めずに最後まで読んで、なんだかんだ幸せな未来が待ってるであろう2人を見届けて欲しいです。そしてイラスト!本当にジャックに色気があり素敵です。
筋肉×2
ネタバレ
2023年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ふたなりなのかーと最初の絡みで特殊設定を知りました。思わせぶりな態度にああーってなりましたが、彼なりに堕ちて行っているのかと思えば読みがいがあるかなと思います。この先の普通になって行く生活を読みたかったな。
二人が辿り着いた先
ネタバレ
2023年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 少し前に購入していたんですが、木原音瀬先生の作品は気持ちに余裕がある時に読まないとと思っていてタイミングを測ってました。
しかし気になってちょっと覗いてみましたら、あっという間にグイグイ引き込まれ、最後までノンストップで読了してしまいました。だって先が全然読めないんだもの。ラスト近くになってもこれちゃんと納得して終われるのかなと心配になるくらい結末が見えない展開で、途中途中でこうなるのかな〜と想像した私の浅慮などは全く及ばなかった。

主人公は全く噛み合わない二人。
ガレとジャックは性質も生まれ育ちも考え方も何もかも違うから、これは交わることはないわとガレと一緒にこちらも何度も絶望してしまった。
それでもちゃんと最後は二人には確かにこれだなというエンドを迎え、読後ほんのりと心が温かくなり、不思議な幸せ感に包まれた。
木原先生の力量やっぱりものすごい。知ってたけども。

いろんなことがあったけど、一つ一つのエピソードがこの二人には必要だったんだなと思える。これも間違いなく一つの愛の形だと思った。
キラキラした素直な恋愛ストーリーでは全くない。でもこの少し風変わりな物語を見せてもらってすごく満足した。木原先生は異次元だなぁ。ああこんなBL小説もあるのかと先生の幅広さに舌を巻く思いだった。とにもかくにも非常に面白く有意義な読書時間でした。
話の折り返し地点でレビュー欲が爆発
ネタバレ
2023年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原音瀬先生の新刊!と喜び勇んでシーモアさんで検索するも、ヒットせず…。他の電子書籍会社様に一歩遅れをとった状態でやっと入手。その後、読み始めようと試みるも、何分カタカナ表記の名前嫌いにより、なかなか手がつかず…今。開くと、それは終わりの始まり。手が止まることは無く、作品の世界にのめり込みました。とにかく流石としか言いようがありません。綿密にプロットが組み立てられており、ジャックとガレのストーリーはまるでリアルのようなファンタジーでした。木原先生の代表作、箱の中、檻の外でも感じたことなのですが、主人公が再会するまで、または再会後2人が愛し合うまで、そして愛し合うようになる過程の整合性が1ミリの狂いなく取れている。本作でジャックは軍に所属したまま、任務遂行の為ガレと偽装結婚したのだ、という事実が分かった時の絶望感。「離婚」か「二度と会えないまま婚姻を継続するか」と迫られた時のガレの心境を想像すると、それだけで吐きそうなほどのストレスを禁じ得ない。そして、そこでガレが出した一つの答えで小さな悲鳴が出ました。婚姻状態を続ける。ジャックが他の人を愛したら、不倫とみなされ、僕は恨むことが出来る。死んだ時には僕のところへ帰ってくる。最後は僕のところだ。これはジャックの為だけに用意された究極の愛。魂が震えました。木原先生の書くキャラクターには味があり、それぞれが息をし始めそうなほどに人間臭い。ボーダーラインは異国の戦争(架空)という現実世界から切り離されたテーマではありましたが、驚く程身近に感じられました。あ、ふた◯◯のご都合設定もしっかりと木原先生流に活かされている。が、そう言えば程度に付け加えでレビューする程、ガレの感情にフォーカスしてしまった。
この受け最高!
ネタバレ
2023年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ この物語の受けは一般的な受けとは真逆で軍隊で鍛えられた最強の男!がさつでおおざっぱ。繊細でかなりうざい攻めとは性格が合う気がしない。受けは、1mmも攻めの事を好きでもなく、ただ、必要に応じて相手してもらっているだけ。攻めは、とにかく理不尽でも好きが止まらない。いいですね。かわいい系じゃない男男した受け最高です。最初読んでいて、どこまで行っても接点がない2人の展開が全く見えなかったし、攻めの、うっとうしい嫉妬と妄想もかなりのものだ。でも、人間的にはリアルなんだなぁ。自分のすぐそばにある黒い部分って見たくないの見てしまった嫌悪感と同じ感情なのかもしれないな。だからこの攻めの感情にも少し共感する部分と反発したい気持ちがある。でも、この攻めだからこそこの受けはある程度の距離感をもっていい関係を積み上げてこれたのじゃないかなと思う。やっぱり木原先生はすごい。途中から「こうきましたか。。参りました」とただただ拍手でした。
途中思わず「は?!?」って声でた!
ネタバレ
2023年1月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一年間の兵役義務で訓練を受けている大学講師でゲイのガレ(攻め)と、ガレの指導をする職業軍人でバイのジャック(受け)のお話。もともとジャックに憧れていたガレはジャックの相手に選ばれてますますジャックのことを好きになりどんどん歯止めがきかなくなってきて…という感じで前半はガレがかなりやばい奴なのですが、途中からジャックがさらにやばい奴なのがわかってきてガレがまともに見えてきます…。ガレのジャックへの愛は重すぎて、一方でジャックは幼年期の経験から愛されることに慣れていないしそういう関係に懐疑的で(それにしてもあまりにも無神経なので途中本気で驚いて声が出てしまった 笑)けっこう終盤まで二人の未来が予想できなかったのですが、最後は納得のハッピーエンドでさすが木原先生~!!という感じでした。なんだかんだでこの二人は老後も仲良く一緒にいそうですね~。
長い時間をかけておとした
ネタバレ
2023年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人の思いは真逆。そこから始まっていくんです。ガレはとても真面目。ジャックとは対極にあるから惹かれると、冷静に判断できてます。そう、憧れのアイドルみたいです。そんな彼と特別な任務に着く事になって。驚きの内容なんですけれど、ジャックはそこに感情を入れてないのですよ。ガレとはここでも対極です。だから、拗れる。拗れる。数年後の再会で唐突に結婚する事になったのに、ガレは推測出来る事柄から目を逸らしてます。ジャックはガレのこと面倒だと思ってるくせに…。一緒に居る事で段々と絆されるというか、人らしい気持ちが芽生えてきたんだと思うんですね。ジャックの過去は合理的すぎる感じでした。この2人最後はどうなってしまうのかと思ったのですが、安心できるラストに落ち着きそうです。首切らなくてよかったね!ほんと、木原先生の作品は先へ先へと読ませてくれますね!小野先生のイラストがオスくさい魅力爆発で作品にマッチ!ひっくるめて良かったです!
やっぱり上手いなぁ
2022年10月15日
さすがのベテラン先生と言った感じです。
強い受けと弱気なワンコ攻めですが、そんな事より受けの気持ちが分からないの。攻めがわからないって思ってる時にわたしも一緒にわからなくて、これは攻めは苦しいよねぇって、この受けは何なのよ〜って。
そうやって引き込まれながら読みました。BLならではの無茶な設定もあるけど、それはそれでBLファンタジーだと思えば楽しかったです。
みっともない愛
ネタバレ
2022年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ この間 木原音瀬先生の本を読み終わって やっぱりきはらおとせ先生はいいなあと思いながら表紙を見つめていましたところNARISE KONOHARAと書かれていて なんぞやとしばし考えて気づきました。先生はこのはらなりせ先生だったのです。恥ずっ!数ある好きな作者様の中でも霊的に愛している先生の名前すら知らないなんて、バカだバカすぎると落ち込んで、そのあと詩的で素敵なペンネームでいらっしゃるなあと浮上しました。
そんな大好きな先生の最新作、これは木原先生の「めちゃくちゃ愛しているのに相手はなーんも思ってない」パターン(パターンて言うな)です。ジャックは男女ともに好かれる自由快活な雄みの強い人物でガレはインテリで陰にこもりやすくグジグジ考えてしまう人物、ジャックは都合上受け役なのですが頭の中身はストレートでガレの気持ちはブロックされます。ガレ視点が多いので読んでいていたたまれない気持ちになります。
残りのページが少ない...これ続編あったっけ?と完結表示を確認しながら読み進めて...うんよかったです。
やっぱり木原先生すごい。
ジャックはそもそも愛って何なのかわからないのだと思います。こだわらない性格で戦場で仲間が殺されても引きずらない頭の切り替えの早さがあって人に執着することがない人。対するガレはジャックのことが好きで好きでたまらない 考えただけで泣いてしまう感傷的な人。ガレは愛は知っている、ていうか愛の渦で溺れている、そんなガレが愛について考えるところが泣けるのです。どうやったらジャックに自分を見てもらえるのか、死のうか殺そうか、でもそれって愛?自分の愛ってなんだろう?叶わない恋をしたことがある人ならガレの気持ちが痛いほどわかると思います。
戦争と愛と、どちらもスリリングで木原先生のワールドにどっぷり引き込まれました。戦いのシーンはかなり悲惨で辛くなりました。生と死は紙一重です。愛については考えさせられました。読み終わって心に栄養をいただきました。やっぱ先生すごい。最高。
小野浜先生の挿絵も素晴らしかったです。読めて幸せです。
2022年8月 総261ページ 挿絵あり
新たな性癖への扉
ネタバレ
2022年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原先生の作品でファンタジーものを読んだことが無かったのですが買ってよかった…!ふた○○設定は私的には地雷かもって思ってたんですが、実際読んでみると強強な受けにソレが付いているというギャップに萌えてしまい、その理屈は覆されました笑。あと久しぶりに先生の作品を読んでいたので忘れていたのですが、何回か(お?これは2人がいい感じになりつつある?)ってタイミングでどん底に突き落とされます。思わず「え!??」って声を上げるものですから家族に心配されました笑。でもこの一筋縄ではいかない展開が堪らないんですよね…。好きな人から愛されたいとずっと願っていたガレですが、そんなガレがジャックによってどんどん忠犬に躾されていく過程にこそジャックの愛が垣間見えていると私は思います。初めから愛がなければ他の男に切り替わっているだろうし、不器用なジャックなりの愛では無かったのかな?って思っています。最後は無事結ばれて良かったです!
木原先生の好きが詰まっている作品
ネタバレ
2022年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 忠犬好き好き攻撃ワンコ攻め×強強のふた〇〇受け、面白かったです。
ページ数が終わりに差しかかっているのに攻めの一方通行のままで、これは本当にラブラブハピエンになるのか?と思いながら読み進めました。
そんな気持ちの中読んだラストは受けの性格的には最大級の愛なのではないでしょうか、と思いました。
木原先生の書かれる「こんなに好きで愛しているのになんで愛してもらえないんだろう」という思考のキャラは愛おしく思えてしまいます。
寄生植物の設定もうまく生きていて面白かったです。
待ってました〜!
2022年10月8日
木原先生のTwitterでCM動画を観てからずーっと電子での販売を心待ちにしていました!お話のカテゴリーは「アオイトリ」と同じかなと。ワンコ攻めガレ視点では切ない片思い、受けだけど男前なジャック視点ではガレ、やっちまったな〜感の溢れる冷や汗もんな展開でジャックから見たガレのどうしようもなさが笑えたり感心したり。どんなにうざくてもガレがんばれ!と思って読みました。大満足で読後の良いエロエロでアマアマな作品でオススメです!
新しい扉が!
2022年10月8日
強強な受けとインテリへたれワンコ攻のお話です。とにかく強強受けがそれはもうドエロでして、新しい扉が開いてしまいました!さすが木原センセ!!やっぱり貴女は最高です!!!
最高でした!
2022年10月6日
女々しい攻め✕男らしい受け。
バラバラに紙本(同人誌+雑誌掲載)で所持していたのですが、読む順番が分からなくなってしまって読み返すたびに混乱してしまっていたので、1冊にまとめて下さって本当に嬉しいです。

実在しない国や兵器、動物や植物が登場する近未来SF、世界観が独特ですが流石の文章力でとても分かりやすくて面白かったです。
架空の軍事国境線の兵役についた大学講師×敵に女性器型の寄生植物を埋め込まれ「ふたなり」にされてしまった職業軍人。
基本的には攻めのガレ視点で話が進むのですが、夢見がちなロマンチスト、そしてめちゃくちゃ卑屈でネガティブ、それなのに男性同士の性技にだけはやたらと自信満々!というギャップが面白かったです。
対して受けのジャックはガレとは正反対で何事にもあまりこだわらず明るく誰からも好かれる男です。そしてこんなに男らしい見た目なのに「ふたなり」というギャップが良かったです。
木原音瀬先生独特の心理描写や予測のつかないストーリー。名作だと思います。
また挿絵の小野浜こわし先生の絵が筋肉美が美しくて色気があり、世界観ととても合っていて凄く良かったです。
考えさせられる戦争もの
2023年9月21日
ガレ(攻)は動物が専門学の大学講師。ジャック(受)は高校卒業後、ずっと生死と隣合わせの職業軍人。ガレは色々と重いワンコ。職業柄、たぶん答えが一般的な枠の中で出ないとモヤるのでしょう。軍人であるジャックは感覚的なのと、切替がうまくできるタイプ。必要性を感じるから、身体を求めるジャック。そこに愛を求めたいガレ。大学講師に復職するまでのガレが、とても痛々しいのですがそこで終わらない。
作者さまはガレにあまり好印象をもってない様子ですが、一番人間らしいと思います。イッキ読みには重すぎるのですが、じわじわ愛おしさが出てきます。戦争も終わってないし、育ってきた背景も違うので簡単に幸せになって!とは言えませんが。少しずつ進むこのペースが、2人には丁度良いと思います。
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軍人さんと大学の先生
2023年4月2日
なかなか報われなくてもずっと好きってゆうのもいいと思うんだけど、報われなさすぎて途中から悲しくなってしまった。
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マニアックな設定…
2023年2月14日
タイトル通り、マニアックな設定だな。というか気持ち悪い設定だな。って正直思いました。でもストーリーは面白かったです。作者の人、よくこんなの思いつくな。と感心しました。
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