きっかけは出版社セール。何かいいものないかなと。表紙からオメガバースかなとわかったけど、子供の話は得意ではないし、、と試し読み。2冊目、3冊目と試し読みしてレビューの多さに全巻買い。うん、すごくいい。子供の輝(ひかり、と読む)が想像を超えた人物で、子供が得意でない私でも惹き込まれてしまいました。αで旦那さんの弘、Ωで奥さんの真生、この2人の家の子に生まれたかった、とこの本を読み終わった時の感想です。途中、何度か、これは続編では?と思い最初の巻、間違えたか?と思ったけど、2人の出会いは先の巻にあるようなので、読み進むのを待つことにしました。弘の真生に対する愛情は隠すものはなくいつもストレートで、輝の両親に対する愛も力いっぱい真っ直ぐ。ストーリーは日常を描いていて、大きな事件がありません。それなのに、ものすごく心惹かれるストーリーで、宝物がいっぱい詰まっている。読後は自分を愛でてあげたくなるような、暖かく包まれた気分です。