少し前のセールで作者さん買い。「日常クライマックス」がすごく好きだったので続けて読んでます。2作品収録で短めの話なのにどちらも面白くて満足。
衝撃的壁ドンから始まる表題作は、天才子役から成長して実力派俳優となり私生活でも役になりきってしまう城之崎(コミュ力ゼロ生活力ゼロ)とドラマで共演することになったモデルのAKIRAの話。それに城之崎の女性マネージャーも良い味出してて、BLフィルターかけて思ってることすぐ声に出しちゃう。わかるよ〜右左大事。
2作目は三角関係+1の大学のマイナーな映画サークルのお話。男性部員4名のみそのうち2名が付き合ってるんだけど。。
フォローしてる方もレビューで仰ってて、なるほどと思ったのですが、作者さんの作品、いつも予想する展開から少し外れた方向にいくんですよ。それがすっごく面白い。だから短編2作なのにギュッと詰まってて読み応えあって満足度高い本になってます。作者さんの積読本全部読んでしまったので、次は何を読めばいいのかな。。