何やら賞を受賞したとのことで気になっていたので、セールの機会に最新4巻まで購入して読んでみました。
歴史物の作品は好きなのですが、江戸っ子口調がどうしても気になってしまい、物語に入り込めませんでした…
とはいえ、その江戸っ子口調もこの作品の世界観を構成する大事なポイントの一つです。
単に個人の好みの問題ですね。
時代ものゆえ言い回しや表現も少し難しいので、しっかり読み込まねばならず、気軽に読む感じの作品ではないです。個人的にはBLというよりも、男色?衆道?モノという印象です。
そして江戸の町人文化の歴史教科書だなと思って読みました。
たまたま同時期によしながふみ先生の大奥を読んだこともあり、江戸時代の雰囲気や陰間文化の勉強になりました。
どれだけの取材、勉強をされたのでしょうか。こんなに江戸の町人文化をリアルに感じた作品は仁-JIN-以来です。
絵が綺麗で、特に卍の流し目は浮世絵のようです。
江戸時代にタイムスリップしたような非日常感を味わえる作品だと思いました。